2018/09/22 - 2018/09/23
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ゆずのはさん
2018年中にアップできなかった2018年9月21日(金)から25日(火)までの九州北部の旅の続きです。
旅二日目唐津市内から、再び福岡県側に入り、大宰府天満宮、福岡県朝倉市の秋月温泉、秋月城下、飯塚市内観光までを記しました。
第一日目
9月21日(金)
自宅→羽田空港→佐賀空港→福岡県柳川市・北原白秋生家→御花→若松屋(鰻せいろ蒸し)→祐徳稲荷神社→嬉野温泉→ギャラリー有田→武雄温泉・懐石の宿扇屋
第二日目
9月22日(土)
武雄温泉散策……懐石の宿扇屋→呼子(ランチ)→唐津城→大宰府天満宮→秋月温泉清流庵
第三日目
9月23日(日)
秋月城下散策……秋月温泉清流庵→旧伊藤伝右衛門邸→嘉穂劇場→杖立温泉→熊本県黒川温泉・のし湯
第四日目
9月24日(月)
黒川温泉散策…のし湯→原尻の滝→臼杵磨崖仏→明礬地獄→大分県別府市鉄輪温泉・かんな和別邸(鉄輪温泉散策)
第五日目
9月25日(火)
かんな和別邸→宇佐神宮→豊後高田市昭和の町→杵築城→杵築城下→大分空港→羽田空港→自宅
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9月22日(土)旅二日目の午後、慌ただしく唐津観光を終えて、再び福岡県内に入りました。
この日の宿が朝倉市の秋月温泉にあるので、宿到着前に大宰府天満宮に参拝することに。 -
天満宮に比較的近い有料駐車場にレンタカーを停め、まずは大宰府駅へ。
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大宰府天満宮は私は二回目ですが、夫(カメラ小僧)は初めてなので、目に入る物全てに興味津々の様子で、ちっとも前に進みません。
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名物の梅ヶ枝餅屋さん。
帰りに焼き立てを頂きましょう。 -
この木組みの店構えが大宰府天満宮参道の新名所らしいです。
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触るととてもご利益があるといわれる御神牛ですが、長蛇の列過ぎて並ぶのを断念。
我が家には受験生っていないし、親戚にも一人もいないので。 -
鳥居を潜る時に、脱帽一礼は忘れませんよ。
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心字池と太鼓橋の立て札。
由来が書かれていましたが、ゆっくり読む時間がなくて残念。 -
赤い太鼓橋を渡り、本殿へ。
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楼門。
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本殿への参拝もご覧のような長蛇の列。
でも、参拝だけは長蛇の列でも並ばないわけにはいきません。 -
参拝も済ませ、ご朱印も頂き、あとは秋月温泉に向かうばかりです。
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そうそう、こちらが有名な飛梅です。
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錦鯉が気持ち良さそうに泳いでます。
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大宰府天満宮の参道で梅ヶ枝餅を買って食べ、久留米絣のお手頃値段のワンピースを自分用のおみやげに購入し、一路、秋月温泉へと向かいました。
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道路のところどころに彼岸花の咲くのどかな田園風景が続きます。
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大宰府天満宮を出発してから約一時間で秋月温泉に到着しました。
ここから見ると眼鏡には見えないけど、秋月にも眼鏡橋がありました。 -
宿の駐車場にレンタカーを停め、お出迎えのスタッフさんに案内されて、この日の宿秋月温泉清流庵に向かいます。
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なんとも情緒のある門構えです。
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スタッフさんが一緒なので、なかなかパチパチできず、敷地内にあった涼み処兼喫煙所を一枚だけパチリ。
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一応フロントはあるのですが、すぐに客室へと案内されたので、フロント棟は撮れず、こちらは客室棟の玄関です。
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客室棟内には内掛けが飾られていました。
というのも、清流庵さんはウェディングセレモニーもできる料理旅館だそうです。 -
予約時にお部屋指定ができるため、名前の気に入ったすみれを予約しました。
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入口前の行灯にもすみれの柄が入っていておしゃれ。
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びっくりするくらい広々とした二間続きの和室でした。
この旅、唯一の純和風の客室です。 -
奥側が居間となっているようです。
座卓に大きい灰皿が鎮座しているので、もちろん夫(カメラ小僧)はご満悦。 -
テレビ脇のクローゼットの中身。
最近、館内着を採用されたそうで、浴衣が苦手な私には嬉しい。 -
こちらがパウダールーム兼脱衣所。
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客室備え付けの温泉風呂、左側で岩盤浴もできます。
温泉風呂の方はちょっと湯温が熱め、岩盤浴はじっくり横になる時間がなかったので、効果は不明でした。 -
バリアフリー対応のトイレも広々。
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お着き菓子とウェルカムドリンクのお抹茶。
こちらの雑誌に清流庵さんが掲載されていました。 -
到着時間が予定よりだいぶ遅くなってしまったので、お着き菓子を頂いて、すぐに大浴場に向かいました。
大浴場はフロント棟にあるため、宿泊棟の玄関で下駄に履き替え、ライトアップされた庭園を通って行きました。
左がフロント、右が大浴場入口になっています。 -
客室の廊下みたいな大浴場のピカピカに磨かれた廊下。
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手前が男性用、奥が女性用となってます。
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どなたも入っていらっしゃらないので、脱衣所をパチリ。
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洗い場には仕切りがしっかりあります。
部屋数の少ない宿なのに、洗い場の数が結構な数ありました。 -
岩風呂と檜舞台の両方ある内風呂。
夕食の時間が迫っていたので、ゆっくり湯浴みできなかったのが残念・・・しかも、翌朝は利用できないシステム。 -
こちらが露天風呂。
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19時に夕食が始まりました。(部屋食)
【季節の会席料理】
☆食前酒
・梅酒
☆箸肴
・生湯葉
・南蛮漬け
・鮭の子の粕和え -
(手前)
☆吸物
・鯛の真丈
(奥)
☆お造り
.アラ、雲丹、鮪トロ他 -
(手前)
☆しのぎ
・穴子の押し寿司
(奥)
☆煮物
・豚の角煮 -
☆焼物
・かますの筒焼き -
☆替鉢
鹿児島県産黒毛和牛すき焼き -
割下がちょっと甘めだけど、お肉が柔くて美味。
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☆食事
・蟹御飯
・赤だし
・香物 -
☆水菓子
季節物のフルーツ
ミルクティーとともに。 -
今回の旅で唯一のお布団。
ふかふかで寝心地が良く、朝までぐっすり。 -
9月23日(日)朝7時前、秋月城下を散策に出かけました。
今回の旅では、朝か夜かのいずれかに必ず散策をしました。(私的にはゆっくりできなくてイヤ)
まずは、清流庵のお庭をパチリ。 -
涼み処兼喫煙所を後ろからパチリ。
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樹木の多い、緑豊かなお庭です。
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フロント棟から宿泊棟へと続く階段を下から。
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チェックイン時に撮れなかったフロント棟。
この右奥に大浴場があります。 -
夕闇に包まれ始めた前日の到着時とはまた違う風情の朝の清流庵の門。
さあ、城下町散歩の開始です。 -
郵便局も城下町仕様ですね。
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まったく人の歩いていない、時の止まったような静かな城下町の町並み。
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時々、車は通るのですが、散策している人はほとんど見かけません。
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いわゆる小京都の条件の一つが町の中を川が流れていることと聞いたことがあるのですが、この秋月もまた町の中を小さな川が流れ、九州の小京都といわれています。
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まだ7時頃なので、当然のことながら開館していない秋月博物館の門。
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瓦坂といわれる石橋。
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こちらは長屋門。
秋月城跡は今は学校になってしまっているようです。 -
長屋門前の石段を眺め、その周辺を散策したところで、宿の朝食タイムが迫ってきてしまったので、宿へ戻ることにしました。
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8時に予約した清流庵の朝食。
夕食は部屋食でしたが、朝食は広間に用意されていました。 -
薄味で、全体的に上品な感じの朝食でした。
手前右の自家製豆腐は、大豆の味がしっかりとして美味。 -
朝食後は広間から池を眺めたりして、ちょっとのんびり・・・観光詰め詰めのハードな旅なので、朝食後くらいはゆっくりしないとね。
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10時前にはチェックアウトしましたが、到着時には撮れなかったロビーをパチリ。
清流庵さん、緑豊かな広大な敷地、二間続きの広い和室に客室温泉風呂&岩盤浴、部屋食なのに、比較的リーズナブルな宿泊料金と、良い所たくさんの良いお宿でした。
この日は、北上して飯塚市を観光、午後には南下して大分県に入り日田市を観光し、熊本県の黒川温泉宿泊という、一日で三県を股に掛ける慌ただしい旅となりました。 -
飯塚市へと向かう途中に大山祇(おおやまづみ)神社を発見!
昨年の四国旅行で大三島の大山祇神社に参拝しましたが、こんなところにも大山祇神社があるなんて。 -
嘉穂劇場の看板発見。
旧伊藤伝右衛門邸を見学後に寄る予定です。 -
朝倉市秋月の清流庵を出発して50分ほどで、飯塚市幸袋の旧伊藤伝右衛門邸に到着。
大正・昭和期の女流歌人として知られた柳原白蓮の二度目の夫だった九州の炭鉱王・伊藤伝右衛門が大正・昭和にかけて自身の本邸として造営したお屋敷で、柳原白蓮もこのお屋敷に数年住んでいました。
NHKの朝ドラ『花子とアン』の登場人物である嘉納伝助のモデルが伊藤伝右衛門、葉山蓮子のモデルが柳原白蓮だそうです。 -
門は、福岡市天神の赤銅御殿から移築された物で、飯塚市の有形文化財として指定されています。
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伝統的建造物として指定されている旧伊藤伝右衛門邸。
建坪はなんと300坪!
庭園も含めると、2293坪もあるそうです。
入館料(300円)を払って、いざ、邸内の見学を。 -
旧伊藤伝右衛門邸の応接間。
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NHK朝ドラ『花子とアン』の展示物もありました。
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廊下の長いこと!
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300坪もあるから当たり前だけど、本当に広いお屋敷です。
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こちらが、国の名勝指定されている庭園(2011年9月)。
庭園の方は邸内見学後にゆっくりと。 -
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2階にあった柳原白蓮の居室。
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白蓮の部屋から見た庭園。
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1階に展示されていたパネル。
伊藤伝右衛門と柳原白蓮の結婚写真もありました。 -
旧伊藤伝右衛門邸関係年表。
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右は食堂だったかな?
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邸宅内を一通り見学して、今度は庭園を見学。
庭園についての説明板がありました。 -
庭園から見た旧伊藤伝右衛門邸。
芝が美しく刈り込まれています。 -
石の小さな太鼓橋に興味津々の夫(カメラ小僧)・・・でも、残念ながら、この橋渡るべからず(笑)
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暑くて、散策もなかなか大変でしたが、手入れの行き届いた庭園は見ごたえがありました。
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こうして見ると、熱海の起雲閣となんとなく似た雰囲気。
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百日紅?
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ミュージアムショップの入口。
柳原白蓮グッズがたくさんありました。 -
旧伊藤伝右衛門邸を約1時間かけて見学後は、同じ飯塚市内にある、現役の芝居小屋・嘉穂劇場へとやってきました。
夫(カメラ小僧)のリサーチでは駐車場がないってことでしたが、敷地内にちゃんと無料駐車場がありました。 -
嘉穂劇場は、1931年(昭和6)に伊藤隆氏により設置され、死後は娘の英子さんが引き継いだそうです。
建物は、2006年に国の登録有形文化財に指定されています。
江戸歌舞伎小屋様式(木造2階建)、客席1階450~800名、2階300~400名。
入館料400円、見学時間は、興行等が行われていない日の9時~17時。 -
ロビー内。
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日本ある花道の一つ。
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花道から。
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花道から。
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花道から舞台をパチリ。
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舞台から桟敷席をパチリ。
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舞台脇から階段を降りて、奈落の見学をします。
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初めて芝居小屋の奈落を見ました。
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立ち上がると頭をぶつけるので、中腰の姿勢で進みます。
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薄暗くて低いので、慎重に歩を進め見学します。
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ここがいわゆる「スッポン」。
早変わりした役者さんがポンと飛び出して来るのを歌舞伎の舞台でよく見かけます。 -
この階段を昇って、また舞台へ。
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数々の興行のポスターが掲示されている廊下を通って・・・
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舞台装置を見て・・・
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舞台へと戻りました。
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こちらは小道具部屋。
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こちらは舞台から見たもう一つの花道。
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この部分が「スッポン」となっていて、役者さんが飛び出して来る場所です。
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花道から桟敷席の上をパチリ。
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40分ほどの見学を終えて、嘉穂劇場見学記念に手作りブローチ(500円)を購入したのですが、バッグに付けておいたら、いつの間にか紛失してしまって残念・・・なかなか可愛かったのに。
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駐車場のところから嘉穂劇場正面を撮って、次の観光地へと向かうことにしました。
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次の観光地・日田へと向かう途中に、筑豊地方ならではの光景を見かけました。
田園のあちらこちらにボタ山発見。
九州の旅まだまだ続きますので、よろしくお願いします。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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