2018/08/29 - 2018/08/29
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ケロケロマニアさん
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前日は贅沢をしてファーストクラスでやって来た沖縄。この日は、少しシリアスな内容の旅となります。
そもそも平成最後の夏に沖縄にやって来たのは、平成の歌姫、安室奈美恵の引退が契機であった訳ですが、丁度この月には、長年基地問題を巡って政府と戦ってきた翁長沖縄県知事が亡くなられた月でもありました。
普天間飛行場の辺野古移設問題に関しても、沖縄県と日本国政府は対決姿勢を継続する中、新しい沖縄の未来の舵取りは、新知事に任されることになる訳ですが、そんな激動の沖縄を、色々なことに思いを馳せながら、慌しく巡った一日となりました。
こんな時期に行っておきたかった普天間と、普天間飛行場が望める沖縄戦の激戦地、嘉数を探訪する日帰り旅が本旅行記のメインの内容となります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
スロースタートの朝。
前夜泊まった1000円安宿では、この値段で朝食付き、を謳っていたので、胡散臭いと思いながら、朝食提供時間(9~10時となっていた)になっても、一向に提供の気配なし。本当に胡散臭かった( ´∀` )。
まあ、この値段だし、贅沢言えんわな、と、気を取り直して国際通り沿いのマクドへ。
朝の遅い沖縄時間、ここはやっぱり朝マック向きだよねぇ~。 -
で、やることは4トラ。
まあ、ある意味ルーティーンだわね。 -
その後、11時を回ったので、そろそろ本日の日帰り旅に向かおうかと、バス停を目指す途中…。
11時半から営業の筈の沖縄そば屋がもう営業しているではないか…。
前夜も”ファーストクラス明け断食”、今朝も宿の無料朝食を食べ損ね、200円マックでソーセージマフィンを頂いただけだったので、ちょっと早めだけど、ここでお昼を頂いていくことにしました。 -
変貌著しい国際通り傍で、長年シンプルな営業スタイルを貫いているよなあ~。
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という訳で、肉を食おうとロースそばをオーダー(500円)。
流石に、ソーキや三枚肉は贅沢なので、これで我慢。昔ながらの沖縄そば屋さんです by ケロケロマニアさんむつみ橋かどや グルメ・レストラン
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で、一通り国際通りを歩いて、県庁前まで出て、そこからバスに乗ることにしましょう。
沖縄県庁舎 名所・史跡
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本日の第一目的地は?
とある不純な目的から…。 -
おもろまち駅前を通過。
おもろまち駅 駅
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で、カエルりに立ち寄ることになる普天間界隈に。
でも、ここではそのまま通過。 -
スポーツ店も普天間を冠しています。
普天間なので当たり前か…。 -
財布をふと見ると、4日前の和寒駅でゲットしたJR北海道の整理券が入ったまま。
あれから4日経って、今は沖縄にいますね。
それを記念して、南北のバスとJRの整理券のコラボ記念撮影。 -
で、やって来たのは、こちらのイオンモール。
元々は米軍の司令部があった所のようで、ライカムという名前もそれに因んでいるらしい。 -
安室ちゃ~ん!
(これを記しているのは、まさに引退直後の9月18日。平成の歌姫さん、長い間お疲れさまでした。) -
で、美ら海水族館まで行く財力も興味もない(?)ので、ここの巨大水槽で、”プチ美ら海”感を味わっておきましょうね(無料)。
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で、上述の不純な目的。
JL搭乗時に貰ったちゅらナビというのを、ここで提示すると、来店マイルが貰える、と書いてあったので…。 -
登録して25マイルゲット(予定)。
ちゅらナビにチェックを入れられるのが一寸セコく感じるなぁ…。
ライカムで使える”お得な”クーポンブックみたいなのも貰ったけど、貧乏人にとっては一切つカエルクーポンは見当たらず…(-_-;)。 -
まあ、ライカムに来た理由はこれだけなので、さっさと先に進みましょうね。
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往路は県庁前からバスで直接ライカムまで、という王侯貴族のような贅沢(運賃790円)をしてしまったので、カエルりは当然歩きから…。
あぢーよ~、と思いつつ歩き始めると…。
あら、沖縄、案外暑さが爽やかなのね。流石海が近いだけありますね。
あの首都圏のもわっとした暑さとは、比べ物にならない気持ちの良さ。
こりゃ、ウォーキングのテンションも上がるさ~(沖縄のアクセント風で…。) -
宜野湾中心部までは5キロしかないさ~(同)。
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ライカムがあるのは北中城村(きたなかぐすくそん)ですので、これは北中城村デザインのマンホールかな?
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現在の沖縄には勿論、ゆいレールしか現役の営業鉄道はありませんが、バス停が駅名標っぽくなっている所が多いですね。軽便鉄道時代の名残なのか???
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程々に歩いたので、ちょっと休憩しましょう。
幾ら4トラさん程の大手サイトの大手チェーン店でも、クチコミはないものなんですねぇ~。 -
基本、車社会の沖縄ですので、ここも利用者の殆どはドライブスルー。
みんな、車好きだよねぇ~。
こちとら、逆に店内で快適に過ごせてありがたいさ~。
で、また4トラに励む…。 -
で、また歩く…。
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こういうのを見ると、やっぱり沖縄の負の部分を感じざるを得ませんね…。
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何か、広々とした空間で伸び伸びやってるねぇ~、アメ公さん達よ。
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沖縄のタヌキコンビニタヌキ。
エイサー踊ってるさ~。 -
米軍施設脇にて、怪しげな鳥居のオブジェを見ながら…。
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普天間の市街地に到着。
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こういう味のあるお店が良いんだよなぁ~。
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ここではまず、こちらに立ち寄っておきましょうね。
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普天間宮と言ってしまいそうになりますが、れっきとした”天満宮”です。
洞穴が素晴らしいです! by ケロケロマニアさん普天満宮 寺・神社・教会
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ここの洞穴は本当に凄い!
絶対に見た方が良いよ!!! -
入口に掲げられていたご案内の様子。
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尚、洞穴の内部に関しては、写真撮影が禁止されています。
洞穴入口はこちら。普段は施錠されていますので、受付をして巫女さんに案内してもらうことになります。 -
巫女さんの案内準備が整うまで、少し控室で待つことになりますが、この控室の展示がまた見応えあります。ここだけ入ることも可能なので、洞穴を見る時間がない方、受付時間外で見られなかった方は、取り敢えずこの控室内の展示をご覧になることをお勧め致します。
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で、念願の洞穴へ。
いや、写真撮影は出来ないのが残念ですが、とにかく凄いの一言に尽きます。
これだけの洞穴が無料で見られるのは凄いです。是非皆様も足を運んでみて下さい!
因みに出るときはオートロックです。 -
で、最後にこちらの略記を頂きました。洞穴の事も詳しく記されていますので、是非こちらもゲットして下さいね。
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宜野湾市普天間。
そういや、アムロちゃんの最後のコンサートも、宜野湾開催だったな…。 -
こうして街並みを見ているだけでは、すぐ近くに米軍の飛行場があるとは思えないですね…。
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寧ろ、ビジュアル的に目立つのは、普天間飛行場の北側にある、キャンプ瑞慶覧。
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まあ、どこに行っても軍用地だらけ、というのが、現在の沖縄本島の悲しい現実です…。
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味わいのあるコインランドリーで一服。
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コインランドリーマニア(?)としては、その仕様も気になる所。
昔ながらの風情が漂っていますね…。
但し、24時間営業ではないので、夜明かしスポットとしてはつカエルません…。 -
海が望める良いロケーション。
キャンプ瑞慶覧も、凄く良い場所を占めていますよね…。 -
その横の道路を細々と歩いていると…。
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こういう遺跡があったり…。
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こんな泉もあります。
メインの泉がある所までは普段は施錠されています by ケロケロマニアさん喜友名泉 名所・史跡
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シブい階段道が続いていますね。
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こうした史跡群の調査などに際しても、米軍が占めているエリアでは、進んでいないんだろうな…。
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因みに、遺跡や貝塚に関する解説はこちらで。
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向かいには、こんな楽しい散策道も。
古風なシーサー群が色々と楽しめます。マニアックですが侘び寂びの感じられる素晴らしいシーサーさん達です by ケロケロマニアさん喜友名石獅子群 公園・植物園
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典型的なシーサーのイメージからすると、度肝を抜かれる斬新(?)なデザイン。
まあ、こういうのが逆に味わい深いんですが…。 -
言われなければ、とてもシーサーとは気づかないでしょうね…( ´∀` )。
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その近くでは、”シーサーらしい”シーサーが。
兄弟・姉妹のようですよ。
この子が長男。 -
この子が長女。
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この子が次男。
ちょっと茶目っ気がありますね(;^ω^)。 -
この子が次女。
おっとりとしていますね。 -
これは何だろう?
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と思ったら、遺跡のようですね。
この辺りの遺跡の多さには驚かされますね。 -
そして、南西諸島の大動脈、海を渡る国道としてもお馴染みの58号線に出ます。
奥、といえば、辺戸岬に近い方ですね。
こういう距離表記を見ると、沖縄本島は大きいんだなと改めて思います。 -
まあ、ここでは那覇方面に歩みを進める訳ですが…。
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また、何やら米軍関連か?
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フレンドシップ・パークだって。
友好は謳わんでエーから、もっと土地をカエルして欲しいものです。 -
この公園を通り過ぎ…。
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カエルさんにご挨拶しながら…。
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今度は沖縄らしく、ジミーに立ち寄っておきましょうね。
スーパー感覚で立ち寄るのも有りかも? by ケロケロマニアさんジミー 大山店 スーパー・コンビニ・量販店
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ジミーでエンダーのルートビアを買う、というのがまた味わい深い(78円)。
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今度はこちらに立ち寄ってみましょう。
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こんな”水場”のようですね。
沖縄らしい、何かパワースポット的な風情の漂う、ステキな所でした。パワースポット的な雰囲気が漂っていました by ケロケロマニアさん森の川 名所・史跡
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この公園内には、トレーニングコースも整備されていました。
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これも貴重な碑のようですね。詳細は、森の川のクチコミをご参照頂けましたら幸いです。
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今度は、横目に沖縄らしい破風墓を見ながら…。
そういや、屋形墓を含めて、かつて沖縄のお墓のことを知らない時代、サイクリング旅の途中で、このお墓前にある広い拝所が、何か凄く最適なテントサイトみたいで、こりゃいいやと思って、勝手にテントを張って寝ていたことがありました。
今思えば、何と罰当たりなことをしていたことか…。 -
で、本日最大の目的地、嘉数高台公園へと向かいましょう。
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ヘリが飛んでるし…。
オスプレイは見られないな…。 -
公園入口に到着。
普天間基地を眺めながら、過去・現在・未来の沖縄に思いを馳せるのに良い所です by ケロケロマニアさん嘉数高台公園 公園・植物園
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高台に登ると、展望台の脇に…。
おおっ、三角点があるぞ! -
という訳で、ナデナデ…。
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平和を祈念して、地球の形に模して造られた展望台の様子。
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嘉数は、沖縄戦の激戦地の一つで、現在でもこの公園内に多数の戦争の爪痕が残されています。忘れてはならないことですね…。
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京都の塔、と呼ばれる慰霊塔もあります。
京都の人間の血を引く者として、静かに祈りを捧げていきましょう。普天間基地を眺めながら、過去・現在・未来の沖縄に思いを馳せるのに良い所です by ケロケロマニアさん嘉数高台公園 公園・植物園
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勿論、地元嘉数の方々もこの戦闘で多数亡くなられています。
こちらにも合掌…。普天間基地を眺めながら、過去・現在・未来の沖縄に思いを馳せるのに良い所です by ケロケロマニアさん嘉数高台公園 公園・植物園
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展望台の足下には、トーチカが残されてます。
トーチカ、というのは、ロシア語由来の軍事用語ですね。
コンクリート製の防御陣地を指しますが、ここにも沢山の弾痕が見られて、いたたまれない気持ちになります…。 -
トーチカの平面図の様子。
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で、現代的には、展望台からの景色で、普天間飛行場(普天間基地)を確認しておきましょう。
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宜野湾市域のど真ん中、改めて凄い所に設置されているのだなあと驚かされます。
ただこれだけの施設が、辺野古に移転したからと言って、抜本的な解決には何もならない訳で、沖縄の軍用地問題の根深さに、改めて辛い気持ちになります…。 -
終戦後70年以上が経過しても、沖縄には真の平和は訪れていないのです…。
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何か、米軍の傍若無人な行動に、改めて憤りを覚えてしまう光景ですね…。
花札大統領の暴走が今なお続く、この世界一の大国と、どこまで仲良くすべきなのでしょうか…。 -
この公園内には、こんな戦跡もあります。
これは陣地壕と呼ばれるもので、高台に位置する嘉数という地区全体が、要塞のような位置付けであったことがよく解ります。 -
先程のトーチカと併せた付近の陣地壕図。
陣地壕の敷設・維持に際しては、沢山の民間人も動員されました。 -
沖縄にはこんな戦跡は腐る程ありますので、感覚が麻痺してしまいますが、それぞれに優劣はありません。重要なのはどれも”忘れてはならない”史実だった、ということです。
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園内には、戦後しばらく放置されていた実際の民家壁の一部が、移設展示されている箇所もあり、この写真では、その実際の民家の様子から、どの部分が移設展示されているのかが示されています。
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勿論、この移設展示された外壁にも、沢山の弾痕が見られます。
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そんな嘉数で、色々なことを考えながら…。
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園内の見学を終了。
今回は短期間の沖縄滞在ですが、非常に有意義な一日でした。 -
勿論、この問題は現在進行形な訳で…。
辺野古のことも含めて、新知事はどう言った舵取りをしていくのか、これからの沖縄は暫く目が離せませんね。 -
宜野湾市域を離れて、浦添市域へと歩き続けます。
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大分日も暮れてきました。
日中でも比較的爽やかな暑さでしたが、夕刻になると更に海風も心地良く、夏の沖縄の魅力に、改めて気付かされた一日でもありました。 -
こんなトンネルも。
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トンネル名はこちら。
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こんな”エイサーシーサー”(?)も…。
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この時点で8月も間もなく終わろうとしている時期なのですが…。
7月になってるぞ???
夏が長い沖縄でも、”逝く夏を惜しむ”みたいなかんガエル方はあるのかしら??? -
陸上競技場などを軽く散策しながら…。
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西日を受けるてだこさん(?)が可愛らしい浦添大公園入口付近の様子を。
文字通り、巨大な公園です by ケロケロマニアさん浦添大公園 公園・植物園
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ライカムから歩き始めた時は、那覇まで20キロ超の距離表記でしたが、ここまでやって来ました。
何だかんだで、この日も結構歩いたなぁ~。 -
という訳で、間もなく日も暮れそうですので…。
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最後はこのバス停からバスで那覇市内にカエルことにしましょう。
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夜間は那覇都心部に向かうバスの本数は少なくなるようで…。
20分以上待たされた後、このバスに乗車。 -
昔ながらの車両が多く走っている印象だった沖縄のバス事情も、こんな電子画面が当たり前に車内で見られるようになり、大分変わった感もありますね。
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という訳で、最後は県庁前で下車。
運賃は、浦添大公園前の大平バス停からここまで、320円で済みました。沖縄県庁舎 名所・史跡
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この日の宿はこちら。
翌日もファーストクラスに搭乗予定のセレブな私の事ですので、こんな高級宿に泊まってしまったザマス。
お部屋の仕様:お任せプラン(2900円)、更にオープン記念のこの宿専用じゃ○んクーポン(500円分)と、じゃ○ん利用者限定特別クーポン(500円分)を併用して、結局1900円で宿泊させて頂いたザマス。
どこがセレブやねん…(-_-;)。 -
入口でお出迎えのシーサーちゃん、可愛いっ!
カエルさんには負けるけど…。 -
フロントとシーサーちゃんとの位置関係はこんな感じ。
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この宿は2018年にオープンしたばかりの新しい宿、ということで、清潔感に溢れていますね。ある意味、自分には似つかわしくない宿といえようか…(-_-;)。
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客室内はこんな感じ。
テレビも付属していますよ。 -
しかし、何よりもこの宿を選んだ最大の理由がこちら。
ここには、立派な大浴場があるんですよね。
恐らくこの日は徒歩行程が長くなって、かなり汗をかくと思っていたので、その予想通りの展開の後、至福の入浴が出来て最高でした。 -
ゆったりと寛げる休憩室もありますよ。
-
漫画本も充実していますね。
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で、最後は円周率のようなキャビン番号のお部屋にて熟睡…zzz。
-
という訳で、普天間・嘉数エリアを中心とした徒歩旅をメインに綴らせて頂いた本旅行記は、これにて終了となります。最後までご閲覧下さった方、どうも有難うございました。
またもしお時間がございましたら、続編にもお付き合い頂けましたら嬉しく思います。
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