【ポーランド②】鉄道PKPでクラクフへ～テツの気の発覚～

2016/03/07 - 2016/03/07

生きているうちに絶対足を運ばなくてはならないと感じていた人類の負の遺産の一つ「アウシュビッツ」を見にポーランドへ。

この日はクラクフへ移動。第二次世界大戦中も戦渦を免れ、中世からの街並みが息づく古都クラクフはポーランドの京都とも呼ばれる、趣のある町だった。

そして気づいたのだが…
今回、やたら鉄道に乗るのが楽しかった。そして路面電車にも目を輝かせている自分がいた。テツの気があるにちがいない、乗るのも見るのも。

エリア クラクフ(ポーランド)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

06:30
さすが安いだけあって朝誰もいない。
鍵も確かテーブルに置いといてって言ってたよな。

安い安いとはいうものの、「この地の歴史を見てきた」みたいな古い建物が好み。
ここはもともとどんな建物だったのだろう。

このアンティークな階段や床がたまらない。

煙突がなんだか工場の雰囲気だけれども…

ワルシャワ駅。
切符は当日購入。
親切を装った老人が助けてくれたけど（いや、私べつに買い方くらい見て分かったけれど）、後でコーヒーを飲もうだの金をくれジェスチャーだのしてきた。


断る。

ワルシャワ中央駅 駅

０８:５５発クラクフ行き。
135ズロチ。
初の海外テツ旅！

途中、検札あり。
甘いミルクコーヒーのサーブあり。

意外と快適。

ん。
なんだか見覚えのあるような景色。

針葉樹林とか、地元そっくりじゃん。
デジャヴ。

11：21
オンタイムで到着。

あれ？車体に電波のマークが。wifiあったのか～。

クラクフ本駅 (クラクフ中央駅) 駅

クラクフ駅。

お隣にはショッピングモール。
近代的。

ギャレリア コラコウスカ ショッピングセンター

ここは城壁の外側だが、結構歴史ありそうなホテルもあるんだね。

でもやはり旧市街にあるホテルポレラをチョイス。
この古さいいねぇ。

ポレラ ホテル

こじんまり。
でも私的にはこのくらいが◎。

ちょ、枕の大きさ半端ない！

日本人って宗教に熱心じゃないから感覚が理解できないけれど、海外のホテルではよく見かける系のアレ。

再利用してるっぽい瓶。
倒したら漏れてきそうだった。

バスルームも広々。

アエロフロートさん、ありがとう。
今ここでもお世話になっています。

私的海外あるある。

ドアノブの位置が高い。
dwarfだから仕方ない。

ドアは回すタイプのカギ。
味気のないオートロックは好きではない。


さ、館内探検と街歩きへ行くか。

螺旋階段をのぼった先にあるのは…ｗ

訳ありなのかな。

ステンドグラスやハンドレールなどいちいち萌える。
ここの建物って昔何だったんだ？

まじ萌える。

中世の雰囲気だねぇ

ホテルを出て一路南へ。
広場に出た。

石畳。雨の日は滑るから要注意！

ちょっと暗めなグリーンの壁。
落ち着いた感じが素敵。

久しぶりのヨーロッパ、楽しい。

窓の形とか私には萌えポイントなのに現地人には当たり前なのが不思議。

他人の日常が、自分にとっては非日常。

ポーランド料理「The Black Duck」。
(Poselska 22)

クラクフ滞在中、二度お世話になった。

とっても雰囲気がよく、店員さんも感じがよかった。

この赤はビートの色。
酸っぱいスープにピエロギが入ったもの。

それに砂糖ジャリジャリのモヒート。

そしてサワークリームとオニオンのピエロギ。
ここの料理はおいしいけれど、さすがに油っぽくなってきた。

たくさんの種類を試せないのが一人旅の難点。

さらに南へ。
セントピーター＆セントポール教会。
中ではなにか催しをやっていたよう。

遠くにヴァヴェル城が見えてきた。

フロリアンスカ通り 散歩・街歩き

ヴァヴェル城近くの小道。
立体的に見える壁はだまし絵！

ヴァヴェル城。
小高い丘の上にある。

ヴァヴェル城 城・宮殿

こんな坂道を、

ネームプレートに目をやりながら坂道をのぼると、

円形の開けた場所に到着。

お城を見学するときはいつも思う。
この穴から攻めてくる相手を迎え撃っていたんだよな。
それよりずっと後の時代に生まれたのはとてもラッキーだったと。

ヴァヴェル城は見学箇所ごとにチケットを買うシステム。
ちょっとややこしいうえに、冬は１６:００にクローズするところもあるので、じっくり見たいときは計画的に朝から見学したほうが○。

王宮からのぞむヴィスワ川。
白鳥がいるではないの。

ヴィスワ川 滝・河川・湖

なにやら広い場所に出たのだが、すでに夕方。
いそいそと見学。

お城見学ついにタイムアウト。
ヴァヴェル城をあとにし、南へ歩き、ユダヤ教地区へ。

カジミエシュ地区 散歩・街歩き

インチキ感満載だな

ここはマーケットだが、すでにクローズ。

このシナゴーグも閉まっているけれど、外観みるだけで良し。

イザーク シナゴーク 建造物

壁に絵って、このあたりもしかして治安悪いのか！？

オールドシナゴーグ。
中をちょっと覗いてみると、立派なシャンデリアが。

スタラシナゴーク (ユダヤ博物館) 博物館・美術館・ギャラリー

カジミエシュ地区を散歩。
こんなシュールな絵に惹かれる。

ユダヤ料理にもちょっと興味あるなぁ。

ひと昔前の雰囲気。

雑貨屋。

waterboys的な。

このあたりの落書きって、きっと何かを訴えているんだと思う。

ユダヤ教地区をあとに。

古そぅ～な路面電車。
クラクフもやはり共産圏のちょっと暗い無機質のイメージがある。

日も暮れてきたので、中央広場へ戻る。

ここに来るまでに泊まってみたくなるような、古いプチホテルがたくさんあった。

中央広場 広場・公園

広場にはお花屋さんがたくさん。

※アウシュビッツへ行かれる方へはぜひ、お花を買っていくことをお勧めします。私は、あの焼却炉や収容所を見て献花できなかったことが心残りでした。

織物会館。

織物会館 (織物取引所) 市場

中はマーケット。

寒いっス。

日本で調べて絶対来ると決めていた「E.Wedel Chocolate Lounge」。

エー ヴェデル ピヤルニャ チェコラディ カフェ

3種のチョコレートドリンクセットをオーダー。
超濃厚！！

このほかお土産も豊富。

ホテルへ戻り、シャワー。

ふと何か心に引っかかるものが。

ハリーポッターぽくないか！？