2018/08/31 - 2018/09/09
4238位(同エリア11177件中)
Domiさん
ハワイリピーター母ちゃん子連れ旅行顛末記第三弾!
『DinoSNORES』の巻その2
…まだだ…まだ終わらんよ…
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて、ついに恐竜展の会場に戻って、いよいよ恐竜の授業やらクイズやらあるのである。子供達が集められ、先生が前に立って恐竜の話をしたり問題を出したりしている。…英語で。
息子未就学児6歳、英語教室には通っているものまだ「ハワユー?」「アイムファインセンキュー」のレベルである。なんのこっちゃさっぱりわからんだろうと予想はしていた。
その上、機内で眠れたとはいえ普段の睡眠時間のほぼ半分、時差ボケ、疲れもあり、集中力とかそういうレベルでない状況なのは見ていてまるわかりだった。
さらにどうやら対象は小学生への講義のような感じだった。日本語でなら恐竜の知識はかなりのものであるうちの子でもついていけた可能性はあるが、小学生向けの授業の英語って結構なレベルじゃない?私もほとんど理解できない。
そんなわけで話が全く理解できない息子、完全に飽きている。無理もない。生暖かく見守る。
ただ、みんな順番に本物の恐竜の化石を触らせてもらったり、針金入りモールと綿を使った恐竜の人形作成は私のサポートでどうにか完成させたりと一通り奮闘はした。
そして最後に紙に印刷された恐竜(古生物含む)クイズが配られた。各ファミリーに1枚ずつ。回答は会場の展示物や文章の中にあるから探して書いてくださいとのことらしい…問題も回答ももちろん英語だ。あー、ハードル高けぇー。
必死で回答を探し回るが、息子も夫氏も英語読む気があまりないのでほとんど戦力にならない。なんか私1人で回答を必死で探し回る羽目になった。しかし難しいんだこれが。恐竜と古生物の関係がどうとか、当時の気温や湿度がどうとか。子供(特に幼児)には無理だろこれ。親が回答することが前提じゃん。
「適当でいいんじゃない?」
「まあねー、でも一応…」
これが適当ではダメだったことが後に判明する。 -
クイズの用紙を回収したら、次は場所を移動してサイエンスアドベンチャーセンター自由見学の時間である。サイエンスアドベンチャーセンターはビショップミュージアムの常設科学博物館(別棟)である。夜のビショップミュージアムの中庭を歩くことなんてもうないかもなー。遠くにホノルルの街明かりと星がよく見える。
入口を入る前に子供達は集められておやつと水をもらう。博物館内で飲食禁止なので、移動時にこまめになんやかんや食べさせたり飲ませたりするみたいだ。大人には水だけ。うん、まあそうだよね。
おやつを食べながら絵本の読み聞かせがある。このころになると息子は先生の話にほとんど関心を示さなくなった。そらそーだわな。英語だし。恐竜の絵本だったから、シチュエーションさえ違ったら興味を示してもおかしくはなかったんだけどね。おやつはおかきとマーブルチョコが混ざった小袋だった。そんなのあるんだ…。
おやつ休憩が終わったらいよいよ中へ。ここなー、以前来たことがある…ような気もするけど、何せ結婚もしてない、子供もいない時分はそこまで科学博物館に興味がなかったからなあ…ハワイアンホールはよく覚えてるんだけど、こっちはなんか火山の模型があったなーぐらいしか覚えてない。
今見てみると結構面白いところで、へーこんなだったんだーと感心する。なんか薄暗いトンネルがあって、そこに魚の模型やらホヌ(ウミガメ)のレリーフやらいろいろあって、息子はそこが気に入って何度も往復していた。 -
科学博物館自由見学時間が終わると、疲れた人は恐竜展会場で寝る準備をしてください、まだ動ける人は科学博物館をもうちょっと見学するか、プラネタリウム会場に行くかどっちか選んでくださいと言われる。
プラネタリウム、ハワイの夜空のプログラムかなと息子を誘って行ってみることにした。
後から誤解したことがわかったのだが、プラネタリウム館エントランスにある地球ホログラムやちょっとした科学実験系の遊具で遊ぶのが目的で、プラネタリウム番組をするのではなかったらしい。30分ぐらい遊んでから(上映を待ってるのかと思ってた)その事がわかって、がっかりした。英語が聞き取れていないゆえの出来事だったのかとも思うが、現地参加者も何人か誤解していたみたいだったから、スタッフの説明不足もあったと思われる。
そんなら疲れてるし、恐竜展示会場に帰って寝る支度をするんだった。しかし息子は遊べたのがちょっと嬉しかったらしかった。
また中庭を歩いて恐竜展会場に帰って、寝る準備をすることにした。 -
さて、恐竜展会場でいよいよ寝る支度である。まずは場所をどこにしよう?
うっかりプラネタリウム会場まで行ったりしていたので、すっかり出遅れてしまっていた。良さそうな場所はすでにマットレスが敷かれている。
ベロキラプトルの前がまだ空いていた。息子もそこが気に入ったので、ちょっと通路に近くて落ち着かないかもしれないけどここに決めた。
「ベロキラプトルと寝るんだ!」と息子はご機嫌であった。
マットレスだけは博物館が貸してくれることになっているので、夫氏が行って借りてくる。エアマットレスだが、三人分息を吹き込めるほど体力はない。エアプラグを開けてちょっとポンポン叩いたりして、少し膨らんだのでプラグを閉める。これでよしとする。どこかで電動空気ポンプの音がする。誰か持ってくるだろうとは思ってた。自家用車なら我々だって持って来たよなー。
この時のためにかさばるのに無理やりトランクに詰めて持って来た寝袋を広げる。全部広げると薄めのキングサイズの掛け布団みたいになる。これをかけて寝ることにする。
着の身着のまま寝るつもりだったが、万が一会場が寒かった時のために息子の長袖パジャマを持って来ていた。それを見つけた息子は絶対これを着て寝る!と言い張った。いやー、わざわざ着替えるの?恐竜柄だから?でも後にこれは正解だったことがわかる。明け方は意外に冷えたので、このパジャマは息子の安眠にかなり有効だったような気がする。
消灯時間になり博物館内の照明が落ちる。うわー、暗い。いつも真っ暗で寝ている息子はあまり気にならないらしいから別にいいんだけど。
そして会場玄関が施錠される。これの何が問題って、実はこの建物にはゲスト用のトイレがないのである。今までは隣のハワイアンホールのトイレを利用していたのだが、それが使えなくなるのだ。
「一番奥の扉の横にあるエレベーターで2階に上がるとスタッフ用トイレがあるのでそちらを使用してください。」とアナウンスがある。夫氏が「確認してくる」とわざわざルートを確かめに行く。枕元にはLEDペンライトを準備。相変わらず夫氏は用意周到である。
さーて、寝るべ。と言っても薄いマットレス、妙な環境、いびきや咳払いは常時聞こえる。これでも足が伸ばせて寝返りが打てるだけ国際線機内よりよほどましな環境だと暗示をかけて寝る。もちろん熟睡にはほど遠いが多少は眠れた。
明け方、夫氏が起きてどこか行ったのはわかった。トイレだろうと思ったがなかなか帰ってこない。寝にくいのでどこかで時間をつぶしているのかなと思っていた。
そんなんではなく、エレベーターの故障で2階から出られなくなっていたのであった。夫氏だけではなく、もう1人いて、エレベーターが動かないので2階から脱出できない。もちろん非常口と階段はあるのだが、その非常口には「開けないで!アラームが鳴ります!」と書いてあるのでおいそれとは開けられない。
でもどうしようもなく、もう1人のゲストと一緒にえいや!っと非常口を開けたら、別にアラームなんてならなかったらしい。1階に降りてまた非常口から入ったら、なんとエレベーターに閉じ込められている人発見!慌てて2人で救出して、スタッフを探して言いに行ったら
「えー?エレベーターが動かない?」
ってな感じでスイッチ押したら、何事もなく動いたそうな。ドリフのコントか。
「…エラい目にあった…」とつぶやく夫氏に同情した。私ならもっとオタオタしていたなあ。 -
トイレ騒動の詳しい顛末は後から聞いたのだが、とりあえず朝6時半に照明が点灯し「起きてください!朝ご飯は外に準備してあります!」とアナウンス。
体重い。眠い。寝た気しない。でもしょうがない。周りも起きてザワザワしてるが、息子は起きない。疲れてるんだろうな。でも止むを得ず起こす。
しばらくはどこにいるのかわからないような様子だったが、ベロキラプトルが目に入って覚醒。上機嫌で眺めている。とりあえず着替えさせて、寝袋やマットレスを夫氏に片付けてもらう。
外に出てみると、夕食会場は朝食会場になっていた。メニューはシリアル、牛乳、ワッフル、果物、カップヨーグルト。大人用にはコーヒーである。
朝ご飯に定番のホットケーキをしてもイマイチ食いつきの悪い息子。朝はご飯党である。シリアルに牛乳をかけるのもあまり好まない。
果物だけはいつでも大好きなのでちょっと多めに取る。シリアルを二つ三つぽりぽり囓り、後は果物とヨーグルトを食べる。ワッフルには見向きもしない。やっぱりな。
息子の残りとコーヒーで大人も適当な朝食を済ませる。 -
朝食を摂っていると、スタッフの女性が何やら持ってきて喋りだした。
どうにかヒアリングしたところ、例の恐竜クイズの成績順にお土産を渡します的な事を言ってるっぽい。
成績順?!そういう感じなの?早く言ってよ…それならもうちょい真面目にやったがなー。
名前を呼ばれると子供達が前に出て嬉しそうにお土産をもらっている。うわー、もしかして最後かなあ。ヤバい。お土産残ってればいいけどなあ。まああげないってことはないよなあ。
まだ少しお土産が残ってる段階で名前が呼ばれる。…毎回読みにくそうだ。旧姓も英語圏の人にはあまり読みやすくはなさそうだったが、結婚後の苗字はさらに難度が高そうだ。
よくわかってない息子を連れてお土産をもらいに行く。恐竜の小さいフィギュアが入っていて息子はとてもご機嫌になる。あーよかった。終わりよければ全て良しだな。
これでイベント自体はほぼ終わりのようだ。最後にケーキが配られて、食べるか持って帰るかして下さいと言われる。
アメリカのケーキ、美味しいのに当たったことないんだよな、パス。
と思ったら好奇心旺盛な夫氏はわざわざもらって食べたそうな。
「ねえ…アメリカのケーキって、あんなのが普通なの?」
「そうだよ、わざわざ食べなくてもいいのに…」
「ものすごく甘くて不味かったよ…。」
だろうなあ。だから言ったのに。
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