晴れおじさん「タイはサムイか欧米か！」その３

2018/09/07 - 2018/09/11

ここ数年、７～９月に妻と東南アジアを旅行することが恒例化しています。今年は、妻のリクエストで観光よりもホテルライフや美しいビーチを重視することにして、タイのサムイ島を旅行先に選びました。

旅先でもつい頑張って(？)スケジュールが過密になりがちな晴れおじさん。初めて「ユッタリ、ノンビリ」のホテルライフを試みましたが………。

少しでも、サムイ島の旅行を検討している方の参考になれば幸いです。

エリア サムイ島(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: 旅工房

旅行４日目、９月１０日、月曜日。
「あなた、リゾートの朝は、散歩よ！」と妻がいうので、プールサイドを通ってビーチに行くことにしました。

プルメリアかな？

時刻は午前６時４０分。まだ朝陽は低いところにある。

私たちのほかにも数人、散歩する人の姿が見えます。

波は穏やか。

妻「あの山、ちょっと、ワイキキのダイヤモンドヘッドに似ていない？」
そう言われれば、そんな感じもします。

それにしても、私たちのホテルの敷地は広い。
プライベート・ビーチだけで散歩が出来そうです。

海の水は澄んでいて、心地よい。

蟹がいます。小さいながらきれいな貝殻も落ちていました。
あー、これがリゾートかなぁー。
私も、仕事を離れて、やっとリゾートを楽しむ心境になって来たかな？

７時20分、ホテルに戻って朝食。

今朝は洋風のおかずにしました。

麺のスープは、酸味のある赤いスープにしてみました。
牛肉のミートボールとの相性が良いようです。

ふと脇を見たら、太い線香のようなものが刺してあります。
虫よけかな？
蚊はいないようでしたが、蠅が少しいて何度か手で払いました。

食事を終えて、再びビーチ。

サマーベッドで「ユッタリ、ノンビリ」を再開。

海外でもサングラスはめったにかけない晴れおじさん。今回はリゾートなので、かけてみるか。怖ー。

あれ、一昨日のギャルかな？　また同じところで日光浴をしている。
「白人ギャルはビーチがお好き」のようです。

１時間ほど経って部屋に戻る途中、池の蓮が開花していました。

同上

午後、プールサイドのサマーベッドでビーチ向きに「ユッタリ、ノンビリ」。
うーん、退屈。

実は、ビーチから部屋に戻った時に、午後は口コミにあった「アイランド・サファリ」にでも行ってみようかと心変わりしました。
でも、フロント嬢にタクシー代がいくらかかるか聞きに行ったら、「アイランド・サファリ」はもう営業していないという。脇にいた男性スタッフが両手に手錠をかけられるジェスチャーをしたので、「arrest(逮捕)？」と訊いたら、頷きました。

スマホで調べてみたら、2016年３月に象乗りの客が象に踏み殺される事故があったらしい。それで、営業廃止になったのでしょう。

なので、やっぱり「ユッタリ、ノンビリ」することになりました。

子供用プールに近い場所のせいか、周りはファミリーが多く、子供たちが私の前を走って横切って行きます。

なかでも、オシメをした１歳２か月のチャーリー君は、何度も私の前を行ったり来たり。
安全のためパパが後を付いてきて、時々抱き上げたりしています。

※ママが名前を呼ぶのでチャーリー君と知りました。年齢は後で妻がママに聞いて判りました。

暫くして、チャーリー君がよちよち歩いて私のすぐ脇に寄ってきたので、「Hello」と声を掛けたら、私の顔を見ていきなり泣き出しました。

「？？」と不思議に思ったけれど、自分がサングラスをかけていることに気づいて、納得しました。
次女が言うには、私は「ちょっと強面」とのこと。サングラスをかけた顔は怖いオジサン(オジイサンかな)だったのでしょう。

子供用プールの近くにはブーゲンビリアが美しい花を咲かせています。
プールバーでは、水に浸かったまま白人客がドリンクを飲んでいます。
妻は「私たちも、ああしましょうよ」というけれど、アラ還夫婦があんなことをするのは、日本人の美意識に反する。
まさに「欧米か！」なので、不満顔の妻を振り切って部屋に戻りました。

夕方、グーグルマップで近くのスーパーマーケットを検索して、散歩がてら出掛けました。
５～６分で着いたけれど、コンビニくらいの小さな店舗で、商品もめぼしいものはなし。ミネラルウオーターだけ買って出てきました。

店のすぐ近くにタイボクシング(ムエタイ)のジムがあり、

さらにちょっと進んだところに、口コミにあった「ラムディン市場」を見つけました。

でも、閑散としていて、ちょっとスラムがかった雰囲気。

買い物はしないでホテルに戻りました。

夕方、「MY FRIEND」で３度目のマッサージ。また、眠りかけました。
このマッサージ店は、昨日の現地ツアーの日本語ガイドもよく利用する「安くて上手」な店。お勧めします。

続いて、最後のディナー。
「ユッタリ、ノンビリ」のお陰で、タイバーツがたくさん残ったので、ホテルの向かいの海鮮レストランでロブスターを食べることにしました。

ロブスター

ムール貝

鯛に似た白身の魚

ビールはシーハー。妻のカクテルはブルーハワイ。

二人合計で７千円ほど。昨夜の２.５倍の豪華な食事になりました。

翌朝、サムイ空港のアーケードでお土産を買い足して

９時５５分、テイクオフ。

慣れないリゾートを楽しむ旅。サマーベッドで長く仰向けになっていたので、身体の前面だけが赤く日焼けして、ツートーンカラーで帰国することになりました。
「次回は、もっとスマートにエンジョイできるかな」と心で呟く晴れおじさんでした。

完

この旅行記へのコメント （2）

• yamayuri2001さん 2018/09/15 17:09:34

  晴れおじさん、こんにちは。

  サムイ島ののんびりリゾート。いいですね！
  早朝の散歩も、ナイスです。
  サングラス姿は、結構
  ドスが効いている？
  
  でも、のんびりリゾートだからこそ、
  チャーリー君とお友達になれたりするのですね！
  
  私も、2回ほどサムイにはステイしましたが
  最近はちょっと変わっているようなので
  再訪したくなりました！
  
  yamayuri2001

  アジア好きの晴れおじさんさん からの返信 2018/09/15 19:35:13

  RE: 晴れおじさん、こんにちは。

  yamayuri2001様
  
  コメントをいただき、有難うございます。
  旅行記の通り、リゾート・ライフの適性のない貧乏性の私ですが、サムイ島は治安もよく、ビーチが綺麗で気に入りました。
  妻も気に入ったようで、(私を置いて)毎年のように行っているハワイの代替地にしようかしらと言っています。
  
  私ら夫婦にチャーリー君のような孫ができたら連れて行きたいな、などと、気の早い話をしています。(娘たちはまだ独身)
  
  拙い旅行記ですが、また御覧いただければ幸いです。