コスタリカを巡る!幻の鳥、蝶、バジリスク、ウミガメの産卵と子亀の誕生、熱帯雨林トレッキング、ボートクルーズ、温泉、様々な生物と自然探訪に、おまけにストバリケード突破までついて、コスタリカの豊かさを満喫 vol⑩マヌエルアントニオ国立公園は先着千人まで。急げ!
2018/08/22 - 2018/08/31
6位(同エリア19件中)
旅の初心者さん
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幻の火の鳥探鳥、ウミガメ産卵、ボートクルーズ、自然保護区のトレッキング、温泉、コーヒー農園と魅力満載のスケジュールに、ズッキューーンと心をわしづかみにされ、即申し込んだこのツアー。
前夜、添乗員さんに「明日の予定で不安なことが二つあります」と言われました。えっ!ドキドキ。
一つは、マヌエルアントニオ国立公園の入場制限が一日千人までで、9時ごろには入場制限に引っかかってしまうこと。
もう一つは、漁業関係者のストが実行されるかもしれなくて、道路封鎖の可能性があること。
とりあえず、サンホセのホテルを朝食抜きで(お弁当にしてもらって)出発することにしました。今日も朝五時出発です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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-
サンホセからマヌエルアントニオ国立公園まで130キロ余り。3時間もあれば余裕で着けるのに、朝五時に朝ごはんも食べずに出発するのには訳があった。
国立公園の入場制限が1000人までで、最近の実績では朝9時には入場制限がかかってしまうからだ。
念のため8時には着きたいということで、慌てて早く出ることになった。
この情報はどうも旅行会社もコスタリカに着くまで把握していなかったようだ。
帰国してから、ネットを見てみたが、入場制限についての情報は見つからなかった。
ハムをペロッとはさんだだけのパンと、ヨーグルトと、青い梨のボックスを持って、バスに乗り込んで太平洋岸へ向かう。
昨日はカリブ海にいたのに、今日は太平洋だ! -
マニュエルアントニオ公園の周りはホテルがたくさん。
公園に行く前に、とりあえずこのホテルでトイレ休憩。
こんな素敵なホテルあるんだったら、サンホセなんかで泊まらず、前日にここまで来てたら入場制限なんか気にしないですんだのにね。 -
ホテルもすてきだし。
たぶん、前日、サンヘラルドデドータから、カルタゴ観光してから、ここまで着くのが時間的に間に合わないと判断して、サンホセで泊まったのかもしれない。
しかし上田さんの判断で、カルタゴに行くのを一日早めて、寄り道なしで来たわけで、それならゆとりで、前日ここまで着けたはず。
ここに泊まって、ゆっくりホテルと公園をエンジョイし、ついでにビーチで泳いだりしたかったなあ。 -
旅行会社(クラブツーリズム)も、コスタリカだけで10日間というツアーを組むのは初めてだったらしい。
パンフレットが送られてきて、今まで見たことのないツアーだなと、即申し込んだら、すぐに催行決定になった。
最初3日だけだった設定が、どんどん日程追加されていくので、人気なのでしょうね。
このツアーで最初の設定日なので、会社的にも初めての経験というわけで、これから改良されていくのでしょう。 -
バスを降りて公園へ向かう道。
昨日まで行ったいろいろな場所は、あまり観光地感がなかったが、ここはいかにもな屋台がたくさん出ている。
パイナップルが派手だ。 -
マニュエルアントニオ公園の看板。
入場制限には間に合ったか? -
入場できるようだ。
よかったー!
やはりこのツアーはついているのだ。
食べ物は持ち込み禁止。
サンドイッチとフルーツはOK。
バッグの中まで検査がある。
サンドイッチは良いのだからと、パンを持ってた人が
見つかって怖い目でにらまれて、取り上げられていた。 -
入場します。
観光客はたいていガイドさんと一緒。
動物が目当ての人がほとんどだが、ビーチで泳ぐのが目当ての人もいるようだ。 -
最初は木道があるので、歩きやすい。
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最初に上田さんが見つけてくれたのは.小さいカニ。
ハサミの赤色があざやか。
ネオトロピックカニ。 -
ヘリコニア。
ヘリコニアって、たしかきれいな花のはずなのに、これは実?
モンテベルデにも黄色いトウモロコシみたいなヘリコニアがあったな。
いろんな種類があるみたい。 -
マニュエルアントニオ国立公園は世界の美しい国立公園、ベスト10に入っている。
ちゃんと入場制限するって偉いなと、思う。(自分は入れたしね) -
蝶もたくさんいます。
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フウキンチョウかなあ?
自分のメモがいい加減で自信ない。
とにかくきれい。 -
葉っぱの裏のちいさーいバッタを見つける上田さん。
どこどこ?と探し回る私たち。
鮮やかな赤と緑です。 -
真ん中にぶら下がっているのが、ナナフシです。
擬態が上手すぎて、カメラのピントがなかなか合わない。 -
これもちいさい。
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羽がきれいなトンボ
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大きな樹の下に、よそのグループのガイドさんと観光客が集まっているのだけど、何がいるのかわからない。
ガイドさん同士で教えあったりもするんです。
実はこの木の切り株のこぶの中に、カエルの目があるというのです。
樹上遥かな高所にある穴の中の蛙の目を見つけるって、プロです。 -
これは小さい毒グモです。
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擬態してます。
葉っぱの真ん中にぶら下がっているのがツユムシ。 -
やっとナマケモノにであいました。
高い樹の上にぶらさっがて、のそのそ動いています。 -
ぶら下がっているから背中やおしりしか見せてくれないなあ、こっち向いて!と、願ってたら、瞬間こちらにむいてくれた。
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わずかにのぞく顔。ユーモラスです。
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もちろんイグアナもいます。
添乗員の田中さんがイグアナ見つけの名人です。 -
わかるでしょうか?
くるっと丸まった葉の根元に緑色の小さなカエルがいるのです。
これも、なかなか認識できなくて、どこ?どの葉?と聞き回って、見つけた人が周りの人に教えてくれます。 -
さっきのバッタがまたいました。
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熱帯雨林の中を歩いて、下り坂になりました。
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ビーチが見えてきました。
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鬱蒼たる森から、強い日差しのビーチに出ます。
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ビーチの際まで森が張り出し、森が切れたところがすぐ白砂のビーチになっています。
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海をエンジョイしようとしていると、樹上にサルが。
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よく見ると何匹もいます。
ノドジロオマキザルです。 -
木の上をすばやく動きまわる。
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地上に降りてきたサルもいて、目が合っちゃった。
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いい天気です。
雨期とは思えません。 -
白い浜辺がジャングルに縁どられている感じ。
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帰り道は木道を通って帰る。
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深い森の中を歩く。
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ナマケモノの説明看板。
二本指のと、三本指の二種類のナマケモノがいます。 -
さっき見たのと同じカニが、穴の中から顔を出している。
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青空
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繁る森
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透ける緑
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ヘリコニア
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暑いです。
昨日の早朝は、部屋にストーブがついていたのに。 -
三時間ほど公園を散策しました。
なにか見つけるたびに、大騒ぎしてなかなか動かなくなるツアーメンバーを、せかすことなく根気よく見守ってくれた田中さんに感謝。
いつも、最後尾の人の後ろを歩いて、はぐれてしまう人がないように気を配っていてくれました。 -
朝、休憩したホテルに戻って、昼食です。
チキンロール、魚のソテー、ピカタなどのメインから各自選びました。
どれも多くてびっくり。
旅の途中で仲良くなったので、分け合って味見したりします。 -
私は魚介のスープ。
-
ご飯を入れて食べると、おいしかった。
が、食べてる途中で側にあったテレビに、漁業関係者のストのニュースが流れていた。
ここからサンホセへ向かう一本道がバリケード封鎖されていて通れないという。 -
12時出発の予定だったが、今出発してもバスの中で待たされる時間が長くなるだけということで、ホテルのレストランでしばらくおしゃべりに花を咲かせて、気長にバリケード解除を待つことになった。
-
ホテルの庭にも、近くの茂みにも、蝶や鳥が飛んでくるので、蝶好きさんも鳥好きさんも待たされても全然苦になりません。
おしゃべりする人、写真撮る人、浜辺に行く人、
近くの民芸品のお店に買い物に行って、ショッピングを楽しむ人も。 -
私もホテルから5分ほど歩いて、ビーチへ出ました。
国立公園のビーチの他にも、きれいなビーチがあります。 -
のんびりと解除を待っていたが、ストが解決する気配がなく、渋滞が始まっているという情報も入ってきたので、出発してみることになった。
こういうトラブルがあった時は、添乗員付きツアーのありがたさを痛感する。
判断を添乗員さんとガイドさんに丸投げして、なんとかなるだろうと気楽なものである。 -
気球もあがっていました。
-
美少女が絵になる。
近くにおっさんのお父さんらしき人がいましたが、カットしました。 -
14時に出発してみたが、やはり渋滞になっていて、一歩も動かなくなる。
でも、周りの車の人も、私たちの一行も、イライラすることなくバスに乗っている。
コスタリカ気質のPURA VIDA という言葉をツアーの最初に教えてもらった。
英語だとpure life だが、意味的には何とかなるさ、気楽にいこう的な感じらしい。
ずっとコスタリカを旅するうちに、そういう気分に染まっていたのかな。
はじめ調子が悪かったWi-Fiが使えるようになっていたし、電源コンセントもあるので、バスの中で、ラインのグループを作り始めた。
若者とは違って、ラインの仲間を作る作業も試行錯誤だが、協力して仲間になって、日本帰ったら画像を分け合おうね、と約束。 -
バスに乗ってから一時間半たち、さすがにこのまま動かないとどうなるのかなあと思い始めたころ。
200メートル先にスーパーがあるので、トイレと買い物にいってはどうですか?と提案が。
みんな喜んでバスを降りて、スーパーに向かう。
今回のツアーは14人で、男女半々だったので、女性陣のトイレ待ち時間が短かったのが良かった。
同じことをみんな考えるのか、スーパーのカフェで休憩する人や買い物でウロウロする人がたくさん。
気分転換して、足もほぐして、バスに戻りました。
さて、このまま待つか、すっごく大回りしてサンホセを目指すか、上田さんと田中さんが悩む中、
突然警察官らしき人がバスに乗り込んできた!! -
若い警官と上田さんが話しているのを聞いていると、聞き取れたのは
ツアリスト ビエホ とカンサードという言葉。
ビエホってold という意味だから、なに!? 年寄り旅行者!?
そりゃ若くはないけど、old とまでは言われたくないぞと、自分でツッコミしていた。
ま、確かに喜寿を迎える人もいるけど、みんな元気だぞ。
カンサード(疲れている)という言葉を聞いた警官は、視線をみんなの方に向けて、様子をみてる。
思わず彼と視線を合わせて、「そう、大変なの」という風にうなずいてみせる。
彼が一旦帰っていった後、上田さんが説明してくれた。
日本人の高齢の旅行客がストに巻き込まれて、疲労して困っているという情報が観光省から入ったので、交通警察が見に来てくれたらしい。
それを聞いて、みんなもっと年寄りで消耗して疲れ果ててるって顔すべきだったなと、盛り上がる。
上司と連絡を取ったりして警官が何度が往復してくれた後、
通してくれるらしいという情報が! -
現地旅行社が観光省に連絡してくれて、漁業関係者と話を付けてくれて、私たちだけ通してくれることになったらしい。
15時、交通警官の先導で、バスは渋滞の列から一台だけ離れて、しずしずとバリケードに向かう。
すると、漁師さんたちが張ってあったテントを持ち上げて通してくれる。 -
ありがたいやら、なんか申し訳ないやら。
どんな表情でここを通過すればいいのかしら?と思ったけど。
漁師さんたちもスト中なのに険しい表情はないし、ここは思いっきり感謝の表情で行くか、っと満面の笑顔で通過することにした。
手を振って、ありがとうの気持ちを表して通過したら、向こうも笑顔で通してくれた。 -
漁師のお母さんたちもいて、家族総出の感じ。
メンバーの中には、拝みながら通らせてもらったよという人も。
日本人なら、確かに拝むというのもいい感情表現だったね。 -
他の車は渋滞のままで、申し訳ない。
バリケードを通過すると、その先には一台も車がないわけで、サンホセまで超スピードで帰るぞ。
もし、飛行機で出国する日が今日だったら焦りまくるところで、飛行機に乗り遅れたりしたら大事になるところだった。
一泊の余裕がある日程にしてあったのは正しかったね。 -
バリケード通過から約三時間。無事サンホセのホテルにたどり着きました。
通過を祝って、乾杯!
私たちのために動いてくださった、旅行会社、観光省、警察、ガイドさん、添乗員さん、そして何よりも漁師の皆さん、私たちだけ通過するのを文句言わずに見ていてくれたコスタリカの人々、みんなに感謝です。
そしてさすが観光立国!
帰国後すぐの北海道の地震で路頭に迷う外国人観光客の報道を見るにつけ、コスタリカの対応はすごかったな、と思うのです。 -
三色ご飯がきれいだった。
-
コスタリカ最後の晩餐です。
-
ほおずきケーキがめずらしい。
そこへホテルの人がビュッフェとは違うケーキを持ってきました。 -
なんと今日77歳の誕生日を迎える方の誕生祝いケーキを用意していてくれたのです。
ここは日本か!というくらいのおもてなし。
みんなでお祝いします。
いろいろあった一日でしたが、終わりよければめでたしめでたし。
次はvol⑪メキシコによって帰ります
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