2018/07/10 - 2018/07/17
187位(同エリア537件中)
ハイペリオンさん
- ハイペリオンさんTOP
- 旅行記150冊
- クチコミ84件
- Q&A回答32件
- 386,817アクセス
- フォロワー46人
花蓮は今日で3日目。当初の予定では、今日は宜蘭のもう少
し北へ移動して海沿いの街に泊まるつもりだったが、夏フェ
スも面白いのでもう一日花蓮にいることにした。
始発に乗って和平站あたりで日の出を見ようと思っていたが、
前日の天気予報が雨マークになっていたので6時過ぎまで寝
ていた。
しかし、外を見ると明るい。雨が降ったあとはあるが、すっ
かり上がっていて、青空が見える。台湾の天気予報、まるで
アテにならないじゃないか。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 利用旅行会社
- エアトリ
PR
-
山に朝の光が当たって、山襞をくっきりと浮
かび上がらせている。
花蓮周辺は山が海のすぐ近くにまで迫った狭
い土地に街が作られていることを実感する。
昨日と同じコンビニでサンドイッチとカフェ
ラテの朝食を摂り、新聞を買った。 -
イギリス:「中国の圧力に屈せず。台湾は台湾である」
中国が世界の航空会社に対して「台湾」表記をやめ
るよう強要したことに対する英国の対応。
日航や全日空はは苦肉の策として国名表記をやめ、
「東アジア」というエリア表記に変えて対応してい
た。中共の要求に唯々諾々と従わない姿勢を示した
だけでも良しとするか。 -
クロアチア決勝進出!(ワールドカップロシア大会)
決勝ではフランスに完敗したけれど、ロックスター風
ヤサ男、モドリッチを中心にした極めてオーソドック
スだが、いいチームだった。
モドリッチがいるんだから、調子を崩したコロンビア
のハメス・ロドリゲスがレアルマドリードを出される
のも無理はない。 -
趣味の悪いおっさんやなあと思ったら、セリーヌ・デ
ィオンだった。えらいことになってます。
マネージャーと死別して迷走してしまったか? -
上り電車に乗り、和仁か和平で降りることにする。
この辺りは海のすぐ近くを鉄道が走っているので、
いい画を撮れるかもしれないと思ったのだが、崇
徳駅の近くの鉄橋あたりの風景が良かったので、
崇徳で降りて、鉄橋近くまで戻ることにした。 -
下車したのはぼくを含めて4人。
和平までのきっぷを買って乗ったので、改札で駅員
に渡すと何やら言ってきた。当然意味が分からない
ので手を振りながら「没問題没問題」といって笑っ
て駅を出た。 -
駅から幹線道路に出るところで、奇妙な花に遭遇。
南国っぽい赤い花だ。 -
これは昨年新竹の山奥に行ったときに見た。
里芋のようなおおきな葉っぱに生えている。芋の
一種だったのか。 -
幹線道路に出た。
1車線のところと2車線のところがある。
大型バスやトラックが行き交っていた。 -
崖のすぐそばに道路が走り、道路と海の間に集落が
ある。 -
街道沿いには地元の特産品を売っている簡素な店が
点在している。
小米酒というコメの酒や剥皮辣椒という青唐辛子の
漬物が売られていた。 -
「山猪皮」とはなんだろうか?
-
「家には悪い犬がいます。入らないでください」
右下にこっちを睨んでギャン鳴きする狂犬がいた。 -
キリスト教会の門には日本風の古ぼけた燈篭が。
日本統治時代の遺物だろうか。 -
少数民族の土地なので、墓のほとんどはキリスト教
様式だった。 -
路地の向こうに海が見える。
-
30分以上だらだらの上り坂を歩き、暑いし、いい加
減疲れてきた。 -
あそこから下り坂になって眺望が広がることを期待
して、もう一息がんばろう。 -
坂を上り切ると、視線のかなたにはセメント工場が
見えた。
立霧渓に架かるあの橋のところまで行きたいが、帰
りの電車の時間を考えるとちょっと無理だな。 -
そして、ぐるりと首を回すと太陽の光にきらめく
海が。 -
4両編成の鈍行列車がゆっくりと走っていく。
-
駅への帰りは村の中を歩くことにした。
廃屋になりブロック塀だけが残されている。 -
「ゆっくり!」
まるで血判状だな。 -
ぼくを追い抜いて行ったトラックには豚が積まれて
いた。
これから料理されてしまうのだろうか。ぶひーっ(怖)! -
豚を乗せた車は教会のの脇に停まった。
まさかお供え物ということじゃないよな。 -
廃屋になった家の屋根にまで草が茂っている。
-
駅まではもう少し。今度は下りなのでけっこう速
かった。 -
電車到着5分前になったので、ぶりっ子スカートを
はいたおばちゃんたちとともに花蓮行きの電車を待
った。 -
花蓮行きの電車がやって来た。
-
ガラガラの車内におばちゃんたちと乗り込み、彼女ら
のにぎやかな会話をBGMに、花蓮までの20分間を過
ごした。 -
花蓮駅に着いて、明日の台北行きを予約した。8時台
か9時台の普悠瑪號にしたかったが、すでに満席で、
11時38分の自強號にした。
こちら、花蓮駅の新駅舎。
この時はまだ開業していなかった。2018年10月初旬に
開業したはず。 -
いかにも著名な建築デザイナーが設計したような洗練
されたデザインだ。 -
少し寄り道をして花蓮天恵堂を見学して、
-
すぐ近くを流れる美崙渓に沿って歩いた。
あっさりと書いているが、もう暑いのなんのって。
パンツの中まで汗でびしょびしょである。 -
歩いているうちに左右の靴底あたりからカパカバと
妙な音が聞こえてきた。
靴をひっくり返して見ると、2枚に貼り合わされて
いた靴底が剥がれかけている。最近のベルトなんか
もそうだが、貼り合わせたものって使っているとだ
いたい剥がれてくるんだよな。
中山路に戻り、文房具店でボンドを買った。台湾に
来ると日用品をいろいろ買うことが多い。 -
前を通るたびに気になっていた、宿近くの普洱茶専門店。
-
固められた茶餅が陳列棚に積み上げられている。
店内に入り、商品を見ていると店で買われている
座敷犬がきゃんきゃん吠えながら向かってきて、
足首をがぶりと噛まれた。店主があわてて引き離
したが、腹立つなあこのクソ犬。 -
一番安くて小さい350元のものを買った。
-
包みを広げると犬のうんこみたいなのが出て来た。
血圧を下げる効果があるというから、既に危険
水域にある今、しばらく世話になりそうだ。
俺は生きたいんや! -
宿のはす向かいにあるフライドチキン屋でタイ風手
羽先と胸肉を買った。
店主は手羽先は、ジェスチャーで羽の部分ですよ、
それでいいんですかと何度も教えてくれる。わかっ
てますよ。 -
コンビニでビールを買い、宿の中で昼飯がわり。
味はイマイチ。タイで食べる手羽先はもっとうまい。
★★★☆☆ 衣はサクサクしていていいのだが、も
っとスパイスを利かせるべき。
タイ風とは、タイ料理についてくるケ
チャップ風のたれを練り込んで揚げた
だけだった。
歩き回って大汗をかいたので、ビールは水のように
体の中に入って行った。
そのまま、ベッドに倒れ込み昼寝。
人間のクズと呼んでください。 -
2~3時間寝たが、昨日同様夏フェスのマイクテスト
で起こされた。ったく何時間テストすれば気が済むん
だよ。
外に出て、夏フェス会場でリハーサル風景を少し眺め
た後、重慶路の先にある代天府を見に行った。
日差しが強烈で、体に突き刺さるように暑い。 -
夜市の隣の公園には冷戦時代に使われていた兵器が展示
されていた。いずれもアメリカ製である。 -
アメリカノースロップ社製F-5(タイガーⅡ)。
台湾では蔣介石の名を取って「中正號」と呼ばれている。
軽量、安価なのでアジア中南米のアメリカの友好国に
大量に輸出されたらしい。日本だと練習機レベルでは
ないか。 -
暑いもんね。顎まで地べたにくっつけて寝たい気持ちは
わかるよ。 -
あまりの暑さに音を上げ、宿に戻った。再びベッドに
寝ころんでうとうと。
夏フェス会場からの歌声に目が覚めた。部屋の鍵を持
ったまま会場に行き、後ろの方で空いていた席で鑑賞。
陶嫚嫚という歌手が歌っていた。自分のヒット曲がな
いのか、他人のを歌っていた。ワンショルダーのトッ
プスとスパッツが一体化したような衣装はどうかと思
うが、けっこう抱きたいタイプ。現地妻にしたい!
陶妍霖の「原來愛是這様」や林俊傑の「偉大的渺小」
を陳肇天とのデュエットで歌っていた。
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/bpPdVOAfJk8 -
台湾の正統的アイドル陳芳語。オーストラリア生まれ。
EDM風のダンスナンバーから入って、後はバラード、
普通の台湾ポップスと普通の展開が続いた。 -
今日の出演者ではかなりの人気者らしく、女の子の声援が
すごかった。でも、そんなにかわいいとは思わないなあ。
やっぱり、李毓芬ですよ。
https://youtu.be/Za2WpSjtWHA -
ラッパーの安那。ヒップホップ系は男も女も太っていても
構わないという風潮はどうかと思う。
この日の動画はなかったので、別のライブ映像でご勘弁を。
星光璀璨迎花博 台中跨年演唱會より
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/E099x_46t4A -
こういうのはなんというくくりになるのか。日本だと演歌と
いうことになるが・・・。
翁立友さん。いい声しています。
これもこの日の動画がなかったので、台中市で行われたライ
ブの模様を収録した動画で。
2018台中義交之夜より
↓ ↓ ↓
https://youtu.be/htK8Zz5AWow -
そして大トリはロックバンド、八三夭。
前方の女の子たちの声援がすごかった。おまけにスマ
ホの柱が林立する。現在台湾の旬なロックバンドらしい。 -
まあ、台湾だけでなく日本の最近のロックバンドもそ
うだけど、あまりピンとくるものがない。
このバンドもそんな感じだった。周囲の熱狂とは裏腹
に何となく冷めている自分がいた。
https://youtu.be/4uz72LBoNLc -
フェスは21時30分頃に終わり、周りの人波に合わせて帰
路に就いた。
初めて台湾の自治体が開催した音楽フェスを見たが、舞台
も凝っているし出演者も有名な人を呼んでいるし、楽しか
った。特に花蓮は地方都市なので、混雑がひどくないのが
いい。来年は出演者を確認してから来ようかな。
あっ、今日、晩めしまだ食ってない。まあいいや、このま
ま寝よう。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ハイペリオンさんの関連旅行記
花蓮(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
53