マカオ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
毎年恒例、海の日前後の台湾旅。<br /><br />今年は夏に走らせているという蒸気機関車を撮るために<br />台東から花蓮の間をウロウロすることにした。<br /><br />航空券は安い航空券を出すようになったマカオ航空を使<br />い、マカオ経由で行くことにした。<br /><br />マカオは好きなので、できればマカオで2泊して、ちょ<br />っと遊んでから台湾に行こうかなどと、楽しい考えはい<br />ろいろ膨らんだ。<br /><br />しかし、世の中うまく行かないもので、2月頃にマカオ<br />航空のサイトで見た価格では24000円くらいだったのだ<br />が、ゴールデンウイークが終わった後に見ると5万円に<br />なっていた。うーむ、時すでに遅しか。<br /><br />残念ながら別のところにしようと4トラで検索すると、<br />マカオ航空利用で16000円というあり得ない価格が出て<br />いるではないか。<br /><br />こんなすばらしい航空券を売ってくれちゃってる代理店<br />はどこなんだと会社名を見て半ばあきらめた。インチキ<br />代理店、フレッ〇スイ〇ターナ〇ョナルである。尋ねる<br />までもないと思いつつ、もしやということもあるのでメ<br />ールするとやっぱり「その日程ではすでに満席。ついて<br />はこちらはどうか」とエバー航空の4万円の航空券を提<br />示してきた。毎度のことと思いつつ、メールする自分も<br />セコいが、この代理店のビジネススタイル(などという<br />大げさなものでもないが)もどうなんだ。<br /><br />台湾往復に4万円以上出すなんてイヤなので、何とか安い<br />ところを探していると、昨年上半期にCМをバンバン流<br />していたエアトリというところが、3万6千円というのを<br />出していた。それも、いったんあきらめたマカオ航空で<br />ある。どうやらこれが一番安いようなので、ここで買う<br />ことにした。元DeNAトラベルらしいのだが、支払い<br />手続きがなかなかうまく行かず、えらく時間がかかった。<br />それに問い合わせ機能もどうやればいいのかわからなか<br />った。フェイスブックのメッセンジャーで問い合わせる<br />ようになっているのだが、やってみても回答は来なかっ<br />た。ダメだなここは。<br /><br />航空券の予約が完了したので、あとは台湾SLの運行状<br />況の確認である。東京虎ノ門にある台湾観光協会に行っ<br />て尋ねたが、SLが走っていること自体知らなかった。<br /><br />ネット検索で台東の観光処がニュースを出していた。そ<br />れによるとSLは「仲夏寶島號」という名称で、仲夏節、<br />つまり日本の七夕の週限定のもので、ぼくが台湾へ行く<br />週は運行しないようなのだ。最終確認のために台東観光<br />処のフェイスブックのメッセンジャーへ正しいかどうか<br />わからない漢語で「7月14日、SL走ルカ?」と尋ねる<br />と、 これまた奇妙な日本語で「14日ない。7日ある」<br />みたいな返事が来た。<br /><br />今回の台湾行きはSLを見るためなので、高雄IN&O<br />UTにしたのに・・・。<br /><br />エアトリに予約を1週間ずらすことができるかどうか問<br />い合わせたものの、案の定返事はなし。この会社ダメ。<br /><br />結局SL撮影はあきらめ、東海岸をブラブラすることに<br />した。<br /><br />日程が決まったので、最後の関門、会社への休暇届の提<br />出である。今回は8日間という長期だけになんだかんだ<br />と言って来そうな気がしたが、何も言わないのでOKが<br />出たものと解釈しておいた。<br /><br />なぜこんなにおとなしいのだろうと不信感を抱いたが、<br />周囲から漏れてくる話によると、部長と右翼の社長は上<br />期の株安で、相当資金を溶かしてしまったらしい。そう<br />いえば今年は一度もゴルフに行っていないなあ。ザマア<br />ミロだ。<br /><br />SLは見れなくなったけれど、航空券は確保できたし、<br />休みも8日間強奪。事前の段取りはあきれるほどスムー<br />ズに進んだ。これでマカオでちょっと遊んで、高雄から<br />入って、東海岸をぐるっと周って、台北に行き、そして<br />再び高雄へという環島計画の完成だ。<br /><br />しかし、物事というものは、100%うまく行くとは限ら<br />ないものである。<br /><br />*食事の評価を星の数で表しましたが、食事の内容<br /> だけの評価です。店舗の清潔感、使い勝手などは<br /> 一切評価に入れておりません。なお、私は周囲か<br /> ら「おまえは味おんち」と言われています。

2018夏 マカオ経由台湾7泊8日旅①(1~2日目)―えらい目に遭いました! フライトキャンセルで到着地変更 成田~マカオ~台北、普悠瑪号で花蓮へ怒涛の移動

24いいね!

2018/07/10 - 2018/07/17

1084位(同エリア4955件中)

0

35

ハイペリオン

ハイペリオンさん

毎年恒例、海の日前後の台湾旅。

今年は夏に走らせているという蒸気機関車を撮るために
台東から花蓮の間をウロウロすることにした。

航空券は安い航空券を出すようになったマカオ航空を使
い、マカオ経由で行くことにした。

マカオは好きなので、できればマカオで2泊して、ちょ
っと遊んでから台湾に行こうかなどと、楽しい考えはい
ろいろ膨らんだ。

しかし、世の中うまく行かないもので、2月頃にマカオ
航空のサイトで見た価格では24000円くらいだったのだ
が、ゴールデンウイークが終わった後に見ると5万円に
なっていた。うーむ、時すでに遅しか。

残念ながら別のところにしようと4トラで検索すると、
マカオ航空利用で16000円というあり得ない価格が出て
いるではないか。

こんなすばらしい航空券を売ってくれちゃってる代理店
はどこなんだと会社名を見て半ばあきらめた。インチキ
代理店、フレッ〇スイ〇ターナ〇ョナルである。尋ねる
までもないと思いつつ、もしやということもあるのでメ
ールするとやっぱり「その日程ではすでに満席。ついて
はこちらはどうか」とエバー航空の4万円の航空券を提
示してきた。毎度のことと思いつつ、メールする自分も
セコいが、この代理店のビジネススタイル(などという
大げさなものでもないが)もどうなんだ。

台湾往復に4万円以上出すなんてイヤなので、何とか安い
ところを探していると、昨年上半期にCМをバンバン流
していたエアトリというところが、3万6千円というのを
出していた。それも、いったんあきらめたマカオ航空で
ある。どうやらこれが一番安いようなので、ここで買う
ことにした。元DeNAトラベルらしいのだが、支払い
手続きがなかなかうまく行かず、えらく時間がかかった。
それに問い合わせ機能もどうやればいいのかわからなか
った。フェイスブックのメッセンジャーで問い合わせる
ようになっているのだが、やってみても回答は来なかっ
た。ダメだなここは。

航空券の予約が完了したので、あとは台湾SLの運行状
況の確認である。東京虎ノ門にある台湾観光協会に行っ
て尋ねたが、SLが走っていること自体知らなかった。

ネット検索で台東の観光処がニュースを出していた。そ
れによるとSLは「仲夏寶島號」という名称で、仲夏節、
つまり日本の七夕の週限定のもので、ぼくが台湾へ行く
週は運行しないようなのだ。最終確認のために台東観光
処のフェイスブックのメッセンジャーへ正しいかどうか
わからない漢語で「7月14日、SL走ルカ?」と尋ねる
と、 これまた奇妙な日本語で「14日ない。7日ある」
みたいな返事が来た。

今回の台湾行きはSLを見るためなので、高雄IN&O
UTにしたのに・・・。

エアトリに予約を1週間ずらすことができるかどうか問
い合わせたものの、案の定返事はなし。この会社ダメ。

結局SL撮影はあきらめ、東海岸をブラブラすることに
した。

日程が決まったので、最後の関門、会社への休暇届の提
出である。今回は8日間という長期だけになんだかんだ
と言って来そうな気がしたが、何も言わないのでOKが
出たものと解釈しておいた。

なぜこんなにおとなしいのだろうと不信感を抱いたが、
周囲から漏れてくる話によると、部長と右翼の社長は上
期の株安で、相当資金を溶かしてしまったらしい。そう
いえば今年は一度もゴルフに行っていないなあ。ザマア
ミロだ。

SLは見れなくなったけれど、航空券は確保できたし、
休みも8日間強奪。事前の段取りはあきれるほどスムー
ズに進んだ。これでマカオでちょっと遊んで、高雄から
入って、東海岸をぐるっと周って、台北に行き、そして
再び高雄へという環島計画の完成だ。

しかし、物事というものは、100%うまく行くとは限ら
ないものである。

*食事の評価を星の数で表しましたが、食事の内容
 だけの評価です。店舗の清潔感、使い勝手などは
 一切評価に入れておりません。なお、私は周囲か
 ら「おまえは味おんち」と言われています。

旅行の満足度
4.0
ホテル
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 徒歩 飛行機
利用旅行会社
エアトリ
  • マカオ行きは午後出発なので、11時に自宅を出た。<br /><br />成田空港を使うときはいつも立ち寄る、JR上野駅<br />の改札を出たところにある「つるや」でそばを食べた。<br /><br />昼時で混雑していて、中は中国人や白人、日本人が<br />入り乱れてそばをすすっていた。<br /><br />それにしてもなぜ中国人というのは大人も子どもも<br />食事中なのにウロチョロしたがるのかな。<br /><br />おまけに食い終わってもいつまでもくっちゃべっている。<br />周りをよく見ろよ。<br /><br />自宅を出てからいろんなものを忘れていることに気が<br />ついた。まず、メモや日記を書くノートである。ここ<br />には台北での飲み会の場所を書いてある。これは相当<br />まずい。それから筆記用具。早く冷房の効いた電車に<br />乗りたいが、コンビニで買い揃えることにした。ノー<br />トは普通のやつだが、こんな薄いのは旅行中に二つ折<br />りになってしまうだろう。ボールペンは200円もした。<br />最近は昔ながらのボールペンではなく、減りの速いイ<br />ンクのが主流になっていて使いづらい。しかし、ボー<br />ルペンと思ってあとで開けたら、シャープペンシルだ<br />った。<br /><br />★★☆☆☆ 外人が作るからかイマイチ 

    マカオ行きは午後出発なので、11時に自宅を出た。

    成田空港を使うときはいつも立ち寄る、JR上野駅
    の改札を出たところにある「つるや」でそばを食べた。

    昼時で混雑していて、中は中国人や白人、日本人が
    入り乱れてそばをすすっていた。

    それにしてもなぜ中国人というのは大人も子どもも
    食事中なのにウロチョロしたがるのかな。

    おまけに食い終わってもいつまでもくっちゃべっている。
    周りをよく見ろよ。

    自宅を出てからいろんなものを忘れていることに気が
    ついた。まず、メモや日記を書くノートである。ここ
    には台北での飲み会の場所を書いてある。これは相当
    まずい。それから筆記用具。早く冷房の効いた電車に
    乗りたいが、コンビニで買い揃えることにした。ノー
    トは普通のやつだが、こんな薄いのは旅行中に二つ折
    りになってしまうだろう。ボールペンは200円もした。
    最近は昔ながらのボールペンではなく、減りの速いイ
    ンクのが主流になっていて使いづらい。しかし、ボー
    ルペンと思ってあとで開けたら、シャープペンシルだ
    った。

    ★★☆☆☆ 外人が作るからかイマイチ 

  • コンビニに寄ったおかげで、汗がダラダラ流れる。<br /><br />重い荷物を担いで、京成上野駅に入った。今回は特に急ぐ<br />わけでもないので、特急に乗った。この約1時間15分が実<br />に退屈である。<br /><br />

    コンビニに寄ったおかげで、汗がダラダラ流れる。

    重い荷物を担いで、京成上野駅に入った。今回は特に急ぐ
    わけでもないので、特急に乗った。この約1時間15分が実
    に退屈である。

  • 空港内はかなり空いていて、チェックインもすぐに順番が<br />回ってきた。<br /><br />マカオ航空のカウンターで気になっていたことを尋ねた。<br />実は、台風が近づいていて、明日の朝、台湾と沖縄の間を<br />通過するようなのだ。そこで、「台風が近づいていますが、<br />明日の高雄行きが飛ばなかったらどうしたらいいですか?」<br />「その場合は、マカオでの対応となりますね」<br />「別の便に振り替えてもらえるんですか?」<br />「席が空いていればそうなると思います」と、ここでそう<br />いうことを尋ねられても・・・という顔をしていた。する<br />と隣にいた男性職員は、わずかに中国語なまりの残る日本<br />語で「台風の影響はないみたいです」と言った。そう言っ<br />てくれると安心するのだが、本当に大丈夫だろうか。彼の<br />言葉で不安は少し軽くなった気がした。<br />

    空港内はかなり空いていて、チェックインもすぐに順番が
    回ってきた。

    マカオ航空のカウンターで気になっていたことを尋ねた。
    実は、台風が近づいていて、明日の朝、台湾と沖縄の間を
    通過するようなのだ。そこで、「台風が近づいていますが、
    明日の高雄行きが飛ばなかったらどうしたらいいですか?」
    「その場合は、マカオでの対応となりますね」
    「別の便に振り替えてもらえるんですか?」
    「席が空いていればそうなると思います」と、ここでそう
    いうことを尋ねられても・・・という顔をしていた。する
    と隣にいた男性職員は、わずかに中国語なまりの残る日本
    語で「台風の影響はないみたいです」と言った。そう言っ
    てくれると安心するのだが、本当に大丈夫だろうか。彼の
    言葉で不安は少し軽くなった気がした。

  • 出国審査の列も少なく、すぐに搭乗ゲートまで行けた。<br /><br />マカオ航空の機体は左右3列シートの小型。映画は荷物入<br />れの下モニターが降りて見る形だが、ヘッドフォンの配布<br />はなかった。めしは極めて普通。<br /><br />★★★☆☆ 特にうまくもまずくもなかった<br /><br />

    出国審査の列も少なく、すぐに搭乗ゲートまで行けた。

    マカオ航空の機体は左右3列シートの小型。映画は荷物入
    れの下モニターが降りて見る形だが、ヘッドフォンの配布
    はなかった。めしは極めて普通。

    ★★★☆☆ 特にうまくもまずくもなかった

  • 飛行機は定刻にマカオ国際空港に到着。<br /><br />発展著しいマカオだから、香港のような巨大空港なのかと<br />思いきや、台北松山空港くらいの規模で、いささか拍子抜け。<br /><br />入境審査の行列もなく、荷物もすぐにターンテーブルで流<br />れてきた。<br /><br />さて、今日の宿である。半島まで行けば、5千円程度の安<br />い宿があるのだが、明日の便が早いので、空港があるタイ<br />パ島に泊まることにした。こちらはフォーシーズンズだリ<br />ッツカールトンだと、毒キノコのようなホテルがずらりと<br />並ぶエリアで、安宿がない。<br /><br />そこで出発ゲートへ客を乗せて来たタクシーを止め、「タ<br />イパで500パタカくらいのホテル知ってる?」と尋ねたが<br />「タイパにはないなあ」といわれてしまった。じゃあとい<br />うことでアジアブティックイン(亜洲精品旅館)へ行って<br />もらった。とりあえずここが『地球の歩き方』に載ってい<br />た、タイパで最も安い宿である。<br /><br />場所はタイパで最も大きなホテル、ギャラクシー(銀河飯<br />店)近くの小さな歓楽街の中のホテルだった。石畳に降り、<br />ドアを開けると、Today Book Fullの冷酷な文字が。ここ<br />以外に安いホテルは知らないので、さすがにこれはヤバい。<br />どうしよう。夕食を終え、夜のそぞろ歩きを楽しんでいる<br />人の流れに混じり、重いバッグを背負いながら考えた。<br /><br />歩いていても疲れるだけだし、安宿が見つかるわけでもな<br />いから、空港に戻ることにした。戻ったところで何もない<br />のだが。<br /><br />インフォメーションの女の子に「夜中、空港内で寝てても<br />いいか」と尋ねたら、「それはできませんと」とつれない<br />返事。<br /><br />ここでの夜更かしはできないとなると、やっぱりホテルを<br />探さなければ・・・。<br /><br />しかし、帰国後ネットで調べたら、空港内で寝てもお咎め<br />はないようだった。

    飛行機は定刻にマカオ国際空港に到着。

    発展著しいマカオだから、香港のような巨大空港なのかと
    思いきや、台北松山空港くらいの規模で、いささか拍子抜け。

    入境審査の行列もなく、荷物もすぐにターンテーブルで流
    れてきた。

    さて、今日の宿である。半島まで行けば、5千円程度の安
    い宿があるのだが、明日の便が早いので、空港があるタイ
    パ島に泊まることにした。こちらはフォーシーズンズだリ
    ッツカールトンだと、毒キノコのようなホテルがずらりと
    並ぶエリアで、安宿がない。

    そこで出発ゲートへ客を乗せて来たタクシーを止め、「タ
    イパで500パタカくらいのホテル知ってる?」と尋ねたが
    「タイパにはないなあ」といわれてしまった。じゃあとい
    うことでアジアブティックイン(亜洲精品旅館)へ行って
    もらった。とりあえずここが『地球の歩き方』に載ってい
    た、タイパで最も安い宿である。

    場所はタイパで最も大きなホテル、ギャラクシー(銀河飯
    店)近くの小さな歓楽街の中のホテルだった。石畳に降り、
    ドアを開けると、Today Book Fullの冷酷な文字が。ここ
    以外に安いホテルは知らないので、さすがにこれはヤバい。
    どうしよう。夕食を終え、夜のそぞろ歩きを楽しんでいる
    人の流れに混じり、重いバッグを背負いながら考えた。

    歩いていても疲れるだけだし、安宿が見つかるわけでもな
    いから、空港に戻ることにした。戻ったところで何もない
    のだが。

    インフォメーションの女の子に「夜中、空港内で寝てても
    いいか」と尋ねたら、「それはできませんと」とつれない
    返事。

    ここでの夜更かしはできないとなると、やっぱりホテルを
    探さなければ・・・。

    しかし、帰国後ネットで調べたら、空港内で寝てもお咎め
    はないようだった。

  • 到着ロビーをウロウロしていると、簡素な木製のカウンタ<br />ーにホテルの値段表が貼り付けられていた。これは、旅行<br />代理店の出張所みたいなものではないか。カウンターは店<br />ごとに分かれており、数人のおばちゃんが座って、手持ち<br />無沙汰にしていた。<br /><br />

    到着ロビーをウロウロしていると、簡素な木製のカウンタ
    ーにホテルの値段表が貼り付けられていた。これは、旅行
    代理店の出張所みたいなものではないか。カウンターは店
    ごとに分かれており、数人のおばちゃんが座って、手持ち
    無沙汰にしていた。

  • 価格表を見ると、700パタカくらいの宿がいくつかあった。<br /><br />納得のいく値段ではないが、現在の状況を考えれば、ここ<br />で一番安いホテルを探すしかないようだ。<br /><br />カウンターの一番端のおばちゃんに価格表の中で最安の<br />680パタカの皇庭海景酒店を指さし、「ここをお願いし<br />ます」というと、おばちゃんはメガネをかけ、身を乗り<br />出して価格表を見ようとするが見えないので、カウンタ<br />ーから出てきて確認した。<br /><br />すると「今日はこの値段じゃないから」といって、スマホ<br />を取り出しスクロールをしている。そして「800」との答え。<br />どうやらその時の稼働状況で価格が変動するようだ。<br /><br />「ここが今晩タイパ島で一番安いホテルですか?」<br />「そう。四つ星よ、四つ星」。<br /><br />おばちゃんは四つ星をしきりに強調するが、ぼくとしては<br />星の数が少ない安いところの方がいいのだ。<br /><br />マカオのホテル代金を5千円程度と考えていたので、日本<br />円で1万2千円というのは完全に想定外。使いたくなかっ<br />たがクレジットカードて支払った。<br /><br />ホテル行きのバスはないということなので、またまたタク<br />シーに乗った。これだってタイパ島の繁華街まで600円く<br />らいかかるのだ。マカオは何かと金がかかるところだ。

    価格表を見ると、700パタカくらいの宿がいくつかあった。

    納得のいく値段ではないが、現在の状況を考えれば、ここ
    で一番安いホテルを探すしかないようだ。

    カウンターの一番端のおばちゃんに価格表の中で最安の
    680パタカの皇庭海景酒店を指さし、「ここをお願いし
    ます」というと、おばちゃんはメガネをかけ、身を乗り
    出して価格表を見ようとするが見えないので、カウンタ
    ーから出てきて確認した。

    すると「今日はこの値段じゃないから」といって、スマホ
    を取り出しスクロールをしている。そして「800」との答え。
    どうやらその時の稼働状況で価格が変動するようだ。

    「ここが今晩タイパ島で一番安いホテルですか?」
    「そう。四つ星よ、四つ星」。

    おばちゃんは四つ星をしきりに強調するが、ぼくとしては
    星の数が少ない安いところの方がいいのだ。

    マカオのホテル代金を5千円程度と考えていたので、日本
    円で1万2千円というのは完全に想定外。使いたくなかっ
    たがクレジットカードて支払った。

    ホテル行きのバスはないということなので、またまたタク
    シーに乗った。これだってタイパ島の繁華街まで600円く
    らいかかるのだ。マカオは何かと金がかかるところだ。

  • これが、ポウサダ・マリーナ・インファンテ(皇庭海景酒店)。<br />さきほど重い荷物を担いで前を歩いた銀河飯店の隣にあっ<br />た。建物はアルファベットのWの形をしていた。巨大ホテ<br />ルに威圧されているようで、ちょっと貧相に見える。<br /><br />ポウサダとはポルトガル語で旅館のことだが、南欧のリゾ<br />ート地にある、滞在型のホテルを指す。貴族の邸宅や歴史<br />的建造物を改修して、ホテルにした者が多いらしい。マカ<br />オにもポウサダの名前を持つホテルがいくつかある。<br /><br />もっとも、マカオでは宿泊者の大半はがさつな大陸中国人<br />どもで南欧気分もへったくれもないのだが。<br /><br />

    これが、ポウサダ・マリーナ・インファンテ(皇庭海景酒店)。
    さきほど重い荷物を担いで前を歩いた銀河飯店の隣にあっ
    た。建物はアルファベットのWの形をしていた。巨大ホテ
    ルに威圧されているようで、ちょっと貧相に見える。

    ポウサダとはポルトガル語で旅館のことだが、南欧のリゾ
    ート地にある、滞在型のホテルを指す。貴族の邸宅や歴史
    的建造物を改修して、ホテルにした者が多いらしい。マカ
    オにもポウサダの名前を持つホテルがいくつかある。

    もっとも、マカオでは宿泊者の大半はがさつな大陸中国人
    どもで南欧気分もへったくれもないのだが。

  • 滞在型ホテルというだけあって、部屋は寝室とリビングに<br />分かれている。こういうのをジュニアスイート、あるいは<br />セミスイートというのだろうか。いずれにせよ、数時間し<br />か滞在しない素泊まり客にはもったいない施設である。

    滞在型ホテルというだけあって、部屋は寝室とリビングに
    分かれている。こういうのをジュニアスイート、あるいは
    セミスイートというのだろうか。いずれにせよ、数時間し
    か滞在しない素泊まり客にはもったいない施設である。

  • 窓の向こうには中国の珠海が見えた。あっちへ渡れば、<br />もっと安い宿がたくさんあるだろうに。<br /><br />時間はすでに午前0時。5時前にはチェックアウトしな<br />ければならないので、もう寝る。<br /><br />4時起きで5時前にチェックアウト。ホテルに待機して<br />いたタクシーで空港へ。<br />

    窓の向こうには中国の珠海が見えた。あっちへ渡れば、
    もっと安い宿がたくさんあるだろうに。

    時間はすでに午前0時。5時前にはチェックアウトしな
    ければならないので、もう寝る。

    4時起きで5時前にチェックアウト。ホテルに待機して
    いたタクシーで空港へ。

  • 着いてまず出発スケジュールを確認。<br /><br />7時25分発NX9666便高雄行きの右側に赤い文字で<br />「已取消」。キャンセルだった。はあ・・・やっぱり。<br />これからのめんどくさい手続きを思うと気分が滅入る。<br />まいったな、どうすりゃいいのさこの私。あっ、どう咲<br />きゃいいのさこの私(藤圭子)だった。<br /><br />なお、他の航空会社の午前の台湾便もすべてキャンセル<br />だった。成田の空港職員の言葉に安心していた自分が情<br />けない。<br /><br />とりあえずカウンターに行き、パスポートとeチケット<br />を見せた。カウンターの女性はしれっとCancelledとひ<br />と言。<br /><br />わかってるよ。で、What can I do?<br />あっ「どうすればいいんですか?」だから、How can I<br />do? だった。<br /><br />「振り替える」という単語が思い浮かばず、「別の便に<br />振り替えていただけますか?」が言えない。<br /><br />よくわからないので、相手の答えを待っていると「午後<br />の台北行きならご利用いただけます」みたいなことを言<br />っているのでOK,please.とお願いした。<br /><br />しかし、この後彼女が言っていることがさっぱりわから<br />ない。ちょっとクセのある発音でよく聞き取れないのだ。<br /><br />「あなた英語わからないんですか?」<br />英語はまあまあわかるけど、あんたの英語はわからんわ。<br /><br />お互い要領が得ないので、「英語の分かる人に電話して<br />下さいよ」などと無茶なことを言う。今何時だと思って<br />んの?<br /><br />時々彼女の口から「ステンバイ」という単語が出る。多<br />分これはstandbyのことだろう。よくわからないがSta-<br />ndby? と尋ねると紙に&quot;stand by&quot;と書き、「12:30<br />105 NX610 13:30」と書いてぼくに渡した。<br /><br />「12時30分ごろ、もう一度ここに来てください」<br />つまり、13時30分発の台北行きの搭乗手続きをする<br />から12時30分にもう一度ここに来てくださいという<br />ことのようだ。<br /><br />とりあえず、今日台湾へ行けるようだから一安心。<br /><br />成田でのチェックインの際、「お荷物を高雄で受け取<br />ることもできますが、いかがいたしますか」と言われ<br />たが、マカオ受け取りにしておいてよかった。<br /><br />もし、高雄で受け取ることにしていたらどうなっていた<br />ことやら。いつもながらの危機回避能力の高さよと、誰<br />も言ってくれないので自画自賛しておく。<br /><br />チェックインカウンターの入口にある出発便を表示する<br />ボードを見ると、NX610台北行きは12時発とある。<br /><br />しかし、カウンターの女性からは12時30分に来いと言わ<br />れた。どういうことなのか? あの女性の勘違いではない<br />のか。戻って尋ねたかったが、カウンターには行列がで<br />きていたのであきらめた。とりあえず、10時には空港に<br />いた方が良さそうだ。<br /><br />時間があるので半島まで行くことにした。<br /><br />バスは6パタカだが、10パタカコインしかないので、<br />釣りをバス会社に寄付してMT1に乗った。<br /><br />

    着いてまず出発スケジュールを確認。

    7時25分発NX9666便高雄行きの右側に赤い文字で
    「已取消」。キャンセルだった。はあ・・・やっぱり。
    これからのめんどくさい手続きを思うと気分が滅入る。
    まいったな、どうすりゃいいのさこの私。あっ、どう咲
    きゃいいのさこの私(藤圭子)だった。

    なお、他の航空会社の午前の台湾便もすべてキャンセル
    だった。成田の空港職員の言葉に安心していた自分が情
    けない。

    とりあえずカウンターに行き、パスポートとeチケット
    を見せた。カウンターの女性はしれっとCancelledとひ
    と言。

    わかってるよ。で、What can I do?
    あっ「どうすればいいんですか?」だから、How can I
    do? だった。

    「振り替える」という単語が思い浮かばず、「別の便に
    振り替えていただけますか?」が言えない。

    よくわからないので、相手の答えを待っていると「午後
    の台北行きならご利用いただけます」みたいなことを言
    っているのでOK,please.とお願いした。

    しかし、この後彼女が言っていることがさっぱりわから
    ない。ちょっとクセのある発音でよく聞き取れないのだ。

    「あなた英語わからないんですか?」
    英語はまあまあわかるけど、あんたの英語はわからんわ。

    お互い要領が得ないので、「英語の分かる人に電話して
    下さいよ」などと無茶なことを言う。今何時だと思って
    んの?

    時々彼女の口から「ステンバイ」という単語が出る。多
    分これはstandbyのことだろう。よくわからないがSta-
    ndby? と尋ねると紙に"stand by"と書き、「12:30
    105 NX610 13:30」と書いてぼくに渡した。

    「12時30分ごろ、もう一度ここに来てください」
    つまり、13時30分発の台北行きの搭乗手続きをする
    から12時30分にもう一度ここに来てくださいという
    ことのようだ。

    とりあえず、今日台湾へ行けるようだから一安心。

    成田でのチェックインの際、「お荷物を高雄で受け取
    ることもできますが、いかがいたしますか」と言われ
    たが、マカオ受け取りにしておいてよかった。

    もし、高雄で受け取ることにしていたらどうなっていた
    ことやら。いつもながらの危機回避能力の高さよと、誰
    も言ってくれないので自画自賛しておく。

    チェックインカウンターの入口にある出発便を表示する
    ボードを見ると、NX610台北行きは12時発とある。

    しかし、カウンターの女性からは12時30分に来いと言わ
    れた。どういうことなのか? あの女性の勘違いではない
    のか。戻って尋ねたかったが、カウンターには行列がで
    きていたのであきらめた。とりあえず、10時には空港に
    いた方が良さそうだ。

    時間があるので半島まで行くことにした。

    バスは6パタカだが、10パタカコインしかないので、
    釣りをバス会社に寄付してMT1に乗った。

  • タイパ大橋を渡り、45分ほどでリスボアホテル近くの<br />停留所に着いた。<br /><br />前に来たのは20年近く前だから、すっかり様変わりし<br />ている。<br /><br />だいたい、こんな巨大なオブジェを露払いにしたような<br />建物などなかった。

    タイパ大橋を渡り、45分ほどでリスボアホテル近くの
    停留所に着いた。

    前に来たのは20年近く前だから、すっかり様変わりし
    ている。

    だいたい、こんな巨大なオブジェを露払いにしたような
    建物などなかった。

  • このミラーボールのような建造物が、リスボアホテル系列<br />のグランリスボアホテルである。

    このミラーボールのような建造物が、リスボアホテル系列
    のグランリスボアホテルである。

  • しかし、何十年も変わらずくたびれ続けるマンションも<br />あった。

    しかし、何十年も変わらずくたびれ続けるマンションも
    あった。

  • セナド広場前は美しいコロニアル建築様式の建物が<br />今も残っていた。<br /><br />安宿が多く集まっているという福隆新街あたりをう<br />ろついたが、よくわからなかった。

    セナド広場前は美しいコロニアル建築様式の建物が
    今も残っていた。

    安宿が多く集まっているという福隆新街あたりをう
    ろついたが、よくわからなかった。

  • 新馬路脇の路地に関帝古廟があった。<br /><br />外観はそれほど古く見えないが、清代のものらしい。

    新馬路脇の路地に関帝古廟があった。

    外観はそれほど古く見えないが、清代のものらしい。

  • ぼくのほかに日本人観光客が写真を撮っていた。

    ぼくのほかに日本人観光客が写真を撮っていた。

  • よく考えると、昨日の機内食から何も食べていない。<br /><br />さすがに空腹を覚えるので、適当なところに入ること<br />にした。<br /><br />関帝古廟近くの市場に入ったが、食堂のようなところ<br />はなかった。

    よく考えると、昨日の機内食から何も食べていない。

    さすがに空腹を覚えるので、適当なところに入ること
    にした。

    関帝古廟近くの市場に入ったが、食堂のようなところ
    はなかった。

  • 結局、狭い路地にある小さな麺屋に入ることにした。

    結局、狭い路地にある小さな麺屋に入ることにした。

  • 牛の胃袋の煮込みのようなのが入った麺を食べた。<br /><br />黄麺に甘い出汁。まあ普通の食堂の味だった。<br /><br />★★★☆☆ まあこんなもんでしょ

    牛の胃袋の煮込みのようなのが入った麺を食べた。

    黄麺に甘い出汁。まあ普通の食堂の味だった。

    ★★★☆☆ まあこんなもんでしょ

  • 出発がどうなるかわからないそわそわした精神状態だ<br />ったので、早めに空港に戻ることにした。<br /><br />香港へつながる橋を見ながら、確実に今日の便で台湾<br />へ行けるのかどうか。漠然とした不安に駆られていた。

    出発がどうなるかわからないそわそわした精神状態だ
    ったので、早めに空港に戻ることにした。

    香港へつながる橋を見ながら、確実に今日の便で台湾
    へ行けるのかどうか。漠然とした不安に駆られていた。

  • 空港に着いたのは10時過ぎ。<br /><br />出発ロビーを入ったところにあるマカオ航空のカウンタ<br />ーに男性職員がいたので「今朝の高雄行きに乗る予定だ<br />ったのがキャンセルになりました。午後のNX610に乗<br />れるから12時30分に空港に来いと言われたのですが」<br />というと「12時30分にあそこへ行ってください」と言っ<br />てSTANDBYカウンターを指さした。<br />「しかし、NX610は12時発となっていますが」<br />「遅れていて13時30分発です」<br /><br />なるほど、それで12時30分に来いということだったのか。<br /><br />12時になると、STANDBYカウンターに人が集まりだした<br />ので、ぼくも荷物を抱えセキュリティチェックを受けた。<br /><br />すると女の子が大きなバッグを開けろ指示し、電波時計を<br />指さし、持ち込み用の小さなリュックに入れろという。た<br />だの時計である。しかも、早朝に通ったときは何も言われ<br />なかった。「なぜダメなんだ?」と言っても首を振るだけ。<br /><br />赤外線カメラの画面を見ている男を指さし、<br />Let that guy come to explain.(奴をここに呼んで説明さ<br />せろ)といっても首を横に振るだけ。<br /><br />海外の空港って、担当者によって正反対のことを言ったりす<br />るんだよな。どうかしてるぜっ!<br /><br />

    空港に着いたのは10時過ぎ。

    出発ロビーを入ったところにあるマカオ航空のカウンタ
    ーに男性職員がいたので「今朝の高雄行きに乗る予定だ
    ったのがキャンセルになりました。午後のNX610に乗
    れるから12時30分に空港に来いと言われたのですが」
    というと「12時30分にあそこへ行ってください」と言っ
    てSTANDBYカウンターを指さした。
    「しかし、NX610は12時発となっていますが」
    「遅れていて13時30分発です」

    なるほど、それで12時30分に来いということだったのか。

    12時になると、STANDBYカウンターに人が集まりだした
    ので、ぼくも荷物を抱えセキュリティチェックを受けた。

    すると女の子が大きなバッグを開けろ指示し、電波時計を
    指さし、持ち込み用の小さなリュックに入れろという。た
    だの時計である。しかも、早朝に通ったときは何も言われ
    なかった。「なぜダメなんだ?」と言っても首を振るだけ。

    赤外線カメラの画面を見ている男を指さし、
    Let that guy come to explain.(奴をここに呼んで説明さ
    せろ)といっても首を横に振るだけ。

    海外の空港って、担当者によって正反対のことを言ったりす
    るんだよな。どうかしてるぜっ!

  • 台湾便のスタンバイカウンターには既に人だかりがで<br />きていた。<br /><br />左手前の男性は日本人。<br /><br />番号を読んで手続きをしてもらうのだが、中国語だか<br />らよく聞き取れない。ぼくの番号は105。北京語では<br />「いーぱいりんうー」となるのだが、「いーぱい」は<br />聞き取れてもそのあとが聞き取れないのだ。<br /><br />カウンターの若い男性スタッフが一瞬手を止めたとき<br />を見計らって「すみません、105ですけど、この番号<br />呼びました?」と尋ねたら手続きをしてくれた。<br /><br />「高雄行きを予約されていますが、台北行きでいいん<br />ですね」と念押しされた。<br /><br />それにしても予約を振り替えるだけなのにやたら時間<br />がかかる。<br /><br />件の男性が5分以上キーボードと格闘しているのにい<br />っこうに完了しない。<br /><br />そのうち彼は、ぼくのチケットを持ってかなり離れた<br />カウンターへ行ってしまった。<br /><br />ぼくも彼について行ったが、ここでも数分間キーボー<br />ドと格闘していた。<br /><br />ようやく予約が完了し、ボーディングパスを手渡された。<br />お疲れ様でございます。<br /><br />出国手続きを終え、免税店で買えそうなものはないかと<br />物色していたが、どれも手の出ない品物ばかり。うろう<br />ろしていると館内放送が流れた。<br /><br />「ご搭乗の最終コールです。NX610便にご搭乗のハイ<br />ペリオン様、ご搭乗口までお急ぎください」<br /><br />えっ、おれ!? おれが呼ばれてる(焦)。 やばっ。<br />小走りに搭乗ゲートまで行くと、職員の女の子たちが面<br />白い動物でも見るようにぼくを見て笑っていた。<br />「對不起!」と謝って、ボーディングパスを渡し、半券<br />を受け取り、階段を下りた。<br /><br />外に出ると、搭乗機へ向かう2両連結バスが停まってい<br />て、中には大勢の人がいた。ひょっとしてぼく一人をず<br />っと待っていたんだろうか。もっ申し訳ないです! こ<br />ういう時は穴があったら入りたい気分の日本人である。<br /><br />機内はほぼ満席。ぼくの隣は丸顔にやや肥え気味のオタ<br />ク風薄毛。こいつ絶対、乃木坂のファンだ(推測)。

    台湾便のスタンバイカウンターには既に人だかりがで
    きていた。

    左手前の男性は日本人。

    番号を読んで手続きをしてもらうのだが、中国語だか
    らよく聞き取れない。ぼくの番号は105。北京語では
    「いーぱいりんうー」となるのだが、「いーぱい」は
    聞き取れてもそのあとが聞き取れないのだ。

    カウンターの若い男性スタッフが一瞬手を止めたとき
    を見計らって「すみません、105ですけど、この番号
    呼びました?」と尋ねたら手続きをしてくれた。

    「高雄行きを予約されていますが、台北行きでいいん
    ですね」と念押しされた。

    それにしても予約を振り替えるだけなのにやたら時間
    がかかる。

    件の男性が5分以上キーボードと格闘しているのにい
    っこうに完了しない。

    そのうち彼は、ぼくのチケットを持ってかなり離れた
    カウンターへ行ってしまった。

    ぼくも彼について行ったが、ここでも数分間キーボー
    ドと格闘していた。

    ようやく予約が完了し、ボーディングパスを手渡された。
    お疲れ様でございます。

    出国手続きを終え、免税店で買えそうなものはないかと
    物色していたが、どれも手の出ない品物ばかり。うろう
    ろしていると館内放送が流れた。

    「ご搭乗の最終コールです。NX610便にご搭乗のハイ
    ペリオン様、ご搭乗口までお急ぎください」

    えっ、おれ!? おれが呼ばれてる(焦)。 やばっ。
    小走りに搭乗ゲートまで行くと、職員の女の子たちが面
    白い動物でも見るようにぼくを見て笑っていた。
    「對不起!」と謝って、ボーディングパスを渡し、半券
    を受け取り、階段を下りた。

    外に出ると、搭乗機へ向かう2両連結バスが停まってい
    て、中には大勢の人がいた。ひょっとしてぼく一人をず
    っと待っていたんだろうか。もっ申し訳ないです! こ
    ういう時は穴があったら入りたい気分の日本人である。

    機内はほぼ満席。ぼくの隣は丸顔にやや肥え気味のオタ
    ク風薄毛。こいつ絶対、乃木坂のファンだ(推測)。

  • 2時間弱のフライトで、桃園国際空港に到着。<br /><br />すったもんだでプチパニックに陥りながらもなんとか<br />旅程どおり台湾に着いた。海外での急な予定変更にも<br />正確な状況判断で対処できるワタクシであった(と自<br />画自賛2回目)。<br /><br />台湾に着いたからと言ってまだまだ安心できない。<br />桃園空港名物、入国審査の大行列が待っているのだ。<br />これが嫌で高雄入国にしたんだけどな。しかし、時間<br />が良かったのか、この日の行列は少なく、10分あまり<br />で通過できた。そして、税関前のターンテーブルには<br />ぼくの荷物だけが空しくグルグル回っていた。<br /><br />

    2時間弱のフライトで、桃園国際空港に到着。

    すったもんだでプチパニックに陥りながらもなんとか
    旅程どおり台湾に着いた。海外での急な予定変更にも
    正確な状況判断で対処できるワタクシであった(と自
    画自賛2回目)。

    台湾に着いたからと言ってまだまだ安心できない。
    桃園空港名物、入国審査の大行列が待っているのだ。
    これが嫌で高雄入国にしたんだけどな。しかし、時間
    が良かったのか、この日の行列は少なく、10分あまり
    で通過できた。そして、税関前のターンテーブルには
    ぼくの荷物だけが空しくグルグル回っていた。

  • さて、荷物も受け取ったので次は両替である。<br />実は今回、秘密兵器を持ってきた。英ポンド紙幣で<br />ある。なんでもポンドが対円で歴史的安値にあると<br />耳にした。もしポンドが台湾元に対し強かったら、<br />円で両替するより有利になるのではないかと考えた<br />のだ。<br /><br />で、税関を出る前に60ポンド(1万円強)、税関を出<br />たところで1万円を両替した。

    さて、荷物も受け取ったので次は両替である。
    実は今回、秘密兵器を持ってきた。英ポンド紙幣で
    ある。なんでもポンドが対円で歴史的安値にあると
    耳にした。もしポンドが台湾元に対し強かったら、
    円で両替するより有利になるのではないかと考えた
    のだ。

    で、税関を出る前に60ポンド(1万円強)、税関を出
    たところで1万円を両替した。

  • 結果は、上がポンドで下が円。円が2620元に対し、<br />ポンドは2300元くらい。<br /><br />いや~ん、300元も損してるう。ほとんど1日の食費<br />じゃないか。<br /><br />為替のことなんかさっぱりわからないぼくの猿知恵は<br />あっさり失敗に終わり、悄然と(というほどでもない)<br />地下鉄駅に向かった。

    結果は、上がポンドで下が円。円が2620元に対し、
    ポンドは2300元くらい。

    いや~ん、300元も損してるう。ほとんど1日の食費
    じゃないか。

    為替のことなんかさっぱりわからないぼくの猿知恵は
    あっさり失敗に終わり、悄然と(というほどでもない)
    地下鉄駅に向かった。

  • 桃園空港から台北坫までは、台鐡で桃園から行くのとそ<br />んなに時間は変わらなかった。<br /><br />駅のホールは人が少なく、ひっそりとしていた。なぜか<br />黒いマスの上に人がいる。

    桃園空港から台北坫までは、台鐡で桃園から行くのとそ
    んなに時間は変わらなかった。

    駅のホールは人が少なく、ひっそりとしていた。なぜか
    黒いマスの上に人がいる。

  • まずは窓口で花蓮行きのきっぷを購入。<br /><br />18時20分発の台東行き普悠瑪號が買えた。普悠瑪<br />號はきっぷが取りにくいと聞いたが、平日夕方の下<br />りだからか、空いていたようだ。<br /><br />

    まずは窓口で花蓮行きのきっぷを購入。

    18時20分発の台東行き普悠瑪號が買えた。普悠瑪
    號はきっぷが取りにくいと聞いたが、平日夕方の下
    りだからか、空いていたようだ。

  • 定刻通り列車はやって来た。<br /><br />これが10月に大事故を起こした普悠瑪號である。<br /><br />5号車の窓側がぼくの席。隣は勤め人風の男性。<br /><br />約2時間で花蓮に着いた。本来なら高雄から南回りで<br />17時ごろ着く予定だったが、全く違うルートで来るこ<br />とになった。<br />

    定刻通り列車はやって来た。

    これが10月に大事故を起こした普悠瑪號である。

    5号車の窓側がぼくの席。隣は勤め人風の男性。

    約2時間で花蓮に着いた。本来なら高雄から南回りで
    17時ごろ着く予定だったが、全く違うルートで来るこ
    とになった。

  • 初めての花蓮の街は他の台湾の地方都市と変わらなか<br />った。<br /><br />ただ、人口の多い西側に比べると、あまり建物が密集<br />していない印象を受ける。<br /><br />駅を出て中山路を目指して歩く、すぐそばを同じ列車<br />に乗っていた若者たちが分解した自転車を転がして歩<br />いていた。<br /><br />中山路に出て、ひたすら海を目指して歩いた。目的の<br />旅館はずっと先だ。<br /><br />30分以上かかってやっと遠くに金龍大旅社の看板が見<br />えた。駅から2キロ近くある感じだ。<br /><br />「部屋ありますか?」と尋ねるとすぐに日本人と分かっ<br />たようで、日本語で答えてくれた。<br /><br />年齢は80歳前後か。花蓮好きの日本人には有名な郭さ<br />んというおばあちゃんだ。<br /><br />旅館の先にある公園からは大音量で音楽が聞こえてくる。<br /><br />「ずいぶんにぎやかですね」<br />「花蓮のお祭りですよ」<br /><br />2階の部屋に荷物を置き、もうこのまま寝ようかと思っ<br />たが音楽がうるさくて落ち着かない。下に降りて、おば<br />あちゃんに「ちょっと見てきます」といって外に出た。<br />

    初めての花蓮の街は他の台湾の地方都市と変わらなか
    った。

    ただ、人口の多い西側に比べると、あまり建物が密集
    していない印象を受ける。

    駅を出て中山路を目指して歩く、すぐそばを同じ列車
    に乗っていた若者たちが分解した自転車を転がして歩
    いていた。

    中山路に出て、ひたすら海を目指して歩いた。目的の
    旅館はずっと先だ。

    30分以上かかってやっと遠くに金龍大旅社の看板が見
    えた。駅から2キロ近くある感じだ。

    「部屋ありますか?」と尋ねるとすぐに日本人と分かっ
    たようで、日本語で答えてくれた。

    年齢は80歳前後か。花蓮好きの日本人には有名な郭さ
    んというおばあちゃんだ。

    旅館の先にある公園からは大音量で音楽が聞こえてくる。

    「ずいぶんにぎやかですね」
    「花蓮のお祭りですよ」

    2階の部屋に荷物を置き、もうこのまま寝ようかと思っ
    たが音楽がうるさくて落ち着かない。下に降りて、おば
    あちゃんに「ちょっと見てきます」といって外に出た。

  • 講演の広場では「夏戀2018―嘉年華」という歌謡フェス<br />ティバルが開催されていた。<br /><br />無料で入れる客席は2~3千人は入るだろうか。最後尾付<br />近に空席がある程度で、ほぼ埋まっていた。<br /><br />ちょうどこの日のトリを務めるA-Linのステージを見<br />ることができた。

    講演の広場では「夏戀2018―嘉年華」という歌謡フェス
    ティバルが開催されていた。

    無料で入れる客席は2~3千人は入るだろうか。最後尾付
    近に空席がある程度で、ほぼ埋まっていた。

    ちょうどこの日のトリを務めるA-Linのステージを見
    ることができた。

  • A-Lin(あーりん 黄麗玲=ほあんりーいん)は、阿<br />美(あみ)族のシンガーで、「天生歌姫」と呼ばれている。<br /><br />1990年代に爆発的な人気を博した張恵妹(ちゃんほいめい <br />阿妹=あーめい)と並び称され、阿妹の後継者とも言われて<br />いる。

    A-Lin(あーりん 黄麗玲=ほあんりーいん)は、阿
    美(あみ)族のシンガーで、「天生歌姫」と呼ばれている。

    1990年代に爆発的な人気を博した張恵妹(ちゃんほいめい 
    阿妹=あーめい)と並び称され、阿妹の後継者とも言われて
    いる。

  • 当の阿妹はすでに大御所然として、昔のアイドル時代の姿は<br />見る影もなく太ってしまったが、後継者の方は溌溂としたス<br />テージを見せていた。<br /><br />A-Linの当日のライブ<br />  ↓  ↓  ↓<br />https://youtu.be/7ZqU3-MqGxQ

    当の阿妹はすでに大御所然として、昔のアイドル時代の姿は
    見る影もなく太ってしまったが、後継者の方は溌溂としたス
    テージを見せていた。

    A-Linの当日のライブ
      ↓  ↓  ↓
    https://youtu.be/7ZqU3-MqGxQ

  • 午後9時半でこの日のフェスは終了したので、帰りになぜか<br />阿妹の看板を掲げた小菜屋で食べ物を買い、コンビニでビー<br />ルとバナナを買って帰った。

    午後9時半でこの日のフェスは終了したので、帰りになぜか
    阿妹の看板を掲げた小菜屋で食べ物を買い、コンビニでビー
    ルとバナナを買って帰った。

  • 香腸とバジル炒めみたいなものとか3品。<br /><br />★★★☆☆ まあ普通にうまいです。<br /><br /><br />マカオの宿探しとフライトキャンセルで半分パニックになり<br />ながらもなんとか花蓮までやって来た。<br /><br />ビールとともに怒涛の2日間の焦りやら困惑やらを流し込み<br />やっとまともな眠りに就くことができた。

    香腸とバジル炒めみたいなものとか3品。

    ★★★☆☆ まあ普通にうまいです。


    マカオの宿探しとフライトキャンセルで半分パニックになり
    ながらもなんとか花蓮までやって来た。

    ビールとともに怒涛の2日間の焦りやら困惑やらを流し込み
    やっとまともな眠りに就くことができた。

24いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

マカオで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
マカオ最安 14円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

マカオの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP