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「二つの海の間」tra due mari とは、ティレニア海とイオニア海に挟まれたカラーブリア州(以下長音省略)を表現する枕詞のようなもので、イタリアではよく知られています。カルミネ・アバーテの小説の題名にもなっています。これとギッシングの「南イタリア周遊記」とを掛け合わせました。<br />イタリアとは付き合いが長いので、今更旅行記なんて・・とも思うのですが、これまで避けていたなじみのない地方に行って来たので、旅行記を書くことにしました。写真がとても下手なので一部だけ公開します。見やすくするため実際の訪問順序と異なるところもあります。<br />表紙写真はトロペーアです。

カラブリア、二つの海の間の周遊記(上)

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2018/08/18 - 2018/08/31

15位(同エリア43件中)

4

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PuellaApuliae

PuellaApuliaeさん

「二つの海の間」tra due mari とは、ティレニア海とイオニア海に挟まれたカラーブリア州(以下長音省略)を表現する枕詞のようなもので、イタリアではよく知られています。カルミネ・アバーテの小説の題名にもなっています。これとギッシングの「南イタリア周遊記」とを掛け合わせました。
イタリアとは付き合いが長いので、今更旅行記なんて・・とも思うのですが、これまで避けていたなじみのない地方に行って来たので、旅行記を書くことにしました。写真がとても下手なので一部だけ公開します。見やすくするため実際の訪問順序と異なるところもあります。
表紙写真はトロペーアです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
3.5
ショッピング
4.0
交通
3.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー
航空会社
キャセイパシフィック航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 旅の始まりはローマから空路で入ったラメーツィア・テルメ。サンテウフェミアに泊まって隣のニカストロに出かけてみた。<br />真っ昼間だったのでゴーストタウン状態。失敗だったか・・と思いつつ歩いていたら、突然Federico II皇帝の像に出くわす。何たる偶然、おやまあ陛下こんなところでお目にかかるとは、と嬉しくなる。Touring Club Italiano寄贈の像だと台座に書いてあった。

    旅の始まりはローマから空路で入ったラメーツィア・テルメ。サンテウフェミアに泊まって隣のニカストロに出かけてみた。
    真っ昼間だったのでゴーストタウン状態。失敗だったか・・と思いつつ歩いていたら、突然Federico II皇帝の像に出くわす。何たる偶然、おやまあ陛下こんなところでお目にかかるとは、と嬉しくなる。Touring Club Italiano寄贈の像だと台座に書いてあった。

  • 何故ニカストロくんだりまで出かけたかというと、これが目的。ノルマン・シュタウフェンの城砦があるとのこと。アリタリア機内誌の端っこにライトアップされた写真が載っていたので、ひょっとしてもう公開されたのかなと期待に胸を躍らせて行ってみたものの、やはり閉鎖中だった・・。(南伊のシュタウフェンの城の歴訪が趣味です。)<br />雷が鳴り出したので速やかに駅まで戻って再びサンテウフェミアへ。

    何故ニカストロくんだりまで出かけたかというと、これが目的。ノルマン・シュタウフェンの城砦があるとのこと。アリタリア機内誌の端っこにライトアップされた写真が載っていたので、ひょっとしてもう公開されたのかなと期待に胸を躍らせて行ってみたものの、やはり閉鎖中だった・・。(南伊のシュタウフェンの城の歴訪が趣味です。)
    雷が鳴り出したので速やかに駅まで戻って再びサンテウフェミアへ。

  • その後続けてアマンテーアへ(簡単に書いていますが、列車の遅れで大変待った。普通ならラメーツィアから15分で行けるところなのに・・)。<br />丘の中腹にある旧市街まで行くには急坂を登らねばならない。カラブリアの都市のパターン。登ったところにある旧市街には見晴台があったので一息ついた。

    その後続けてアマンテーアへ(簡単に書いていますが、列車の遅れで大変待った。普通ならラメーツィアから15分で行けるところなのに・・)。
    丘の中腹にある旧市街まで行くには急坂を登らねばならない。カラブリアの都市のパターン。登ったところにある旧市街には見晴台があったので一息ついた。

  • これは更に登った頂上にある城砦。アマンテーアは中世に一時期イスラム勢力が拠点にしたところなので、この城砦も初めは彼らが建てたものだろう。<br />城砦まで行こうかと思ったけど、この草むらを見てやめた。スカートにサンダル履きだったので、虫刺されを心配した。

    これは更に登った頂上にある城砦。アマンテーアは中世に一時期イスラム勢力が拠点にしたところなので、この城砦も初めは彼らが建てたものだろう。
    城砦まで行こうかと思ったけど、この草むらを見てやめた。スカートにサンダル履きだったので、虫刺されを心配した。

  • アマンテーアの駅前から丘の上の旧市街を臨む。

    アマンテーアの駅前から丘の上の旧市街を臨む。

  • これは次の日に出かけたコゼンツァ旧市街。<br />残念ながら、かなりひどい保存状態の建物ばかり。シャッター通りになっているが、たまたま休みなのかそれとも店を閉めてしまったのか良くわからない。路地に入ると更に状態は悪くなる。あまり悪いことは書きたくないので、興味のある方はご自分の目でどうぞ。

    これは次の日に出かけたコゼンツァ旧市街。
    残念ながら、かなりひどい保存状態の建物ばかり。シャッター通りになっているが、たまたま休みなのかそれとも店を閉めてしまったのか良くわからない。路地に入ると更に状態は悪くなる。あまり悪いことは書きたくないので、興味のある方はご自分の目でどうぞ。

  • コゼンツァの大聖堂。あまり自分の好みではないのでさっと見学。ところが中の石棺がどうもフェデリーコ2世皇帝の息子のものではないかということが説明に書かれてあった。真偽の程は?

    コゼンツァの大聖堂。あまり自分の好みではないのでさっと見学。ところが中の石棺がどうもフェデリーコ2世皇帝の息子のものではないかということが説明に書かれてあった。真偽の程は?

  • コゼンツァの一番高い丘の上にあるノルマン・シュタウフェンの城砦。残念ながらこの日は休館日の月曜日だった(サイトを見たらなかなか良い城内展示のようなので悔しい)。それよりも、このとき雷が上で鳴り響いていたので危険を感じ、すぐに下山した。この後、旧市街から降りてバスターミナルに行き、カタンザーロ行きのバスに乗ったら雷に加えて大雨が降り出した。危機一髪。<br />

    コゼンツァの一番高い丘の上にあるノルマン・シュタウフェンの城砦。残念ながらこの日は休館日の月曜日だった(サイトを見たらなかなか良い城内展示のようなので悔しい)。それよりも、このとき雷が上で鳴り響いていたので危険を感じ、すぐに下山した。この後、旧市街から降りてバスターミナルに行き、カタンザーロ行きのバスに乗ったら雷に加えて大雨が降り出した。危機一髪。

  • カタンザーロに到着しての一枚。この橋を通ってやってきた。ジェノヴァの橋崩落事故の直後だったので、正直言って怖かった。これだけではなく、コゼンツァからカタンザーロに向かう高速道路はこのような橋ばかりで恐怖だった(しかも豪雨)。

    カタンザーロに到着しての一枚。この橋を通ってやってきた。ジェノヴァの橋崩落事故の直後だったので、正直言って怖かった。これだけではなく、コゼンツァからカタンザーロに向かう高速道路はこのような橋ばかりで恐怖だった(しかも豪雨)。

  • 翌日にはロッサーノへ移動。ここもまた丘の上にそびえる旧市街。なぜこのような不便な高所に都市を作ったのかというと、防御上の理由もあるが、マラリア対策というのもイタリア半島共通の事情。

    翌日にはロッサーノへ移動。ここもまた丘の上にそびえる旧市街。なぜこのような不便な高所に都市を作ったのかというと、防御上の理由もあるが、マラリア対策というのもイタリア半島共通の事情。

  • ロッサーノ大聖堂に恭しく祀られている古い聖母子のイコン。<br />ロッサーノはビザンツ文化が残っている都市として有名。歴史的に貴重な古文書であるロッサーノ写本という新約聖書がこの街の誇りで、司教区博物館で見られる。会う人ごとに「コーデックス(写本)は見たか?素晴らしいだろう?」と聞かれた。

    ロッサーノ大聖堂に恭しく祀られている古い聖母子のイコン。
    ロッサーノはビザンツ文化が残っている都市として有名。歴史的に貴重な古文書であるロッサーノ写本という新約聖書がこの街の誇りで、司教区博物館で見られる。会う人ごとに「コーデックス(写本)は見たか?素晴らしいだろう?」と聞かれた。

  • ロッサーノ近郊の山中にあるサンタ・マリア・デル・パティーレ修道院。パティリオンとも呼ばれており、古いビザンツ式教会として有名。周辺は地元の人の憩いの場になっているし、ハイキングもできる。夏は毎日夕方20時まで開いているので行きやすい。ホテルでタクシーを予約してもらって行った。

    ロッサーノ近郊の山中にあるサンタ・マリア・デル・パティーレ修道院。パティリオンとも呼ばれており、古いビザンツ式教会として有名。周辺は地元の人の憩いの場になっているし、ハイキングもできる。夏は毎日夕方20時まで開いているので行きやすい。ホテルでタクシーを予約してもらって行った。

  • この聖堂の床モザイク。一部の愛好家の間ではとても有名。左がケンタウルス、右が一角獣。

    この聖堂の床モザイク。一部の愛好家の間ではとても有名。左がケンタウルス、右が一角獣。

  • 聖堂内部の様子。モザイクが残っているのは手前の床部分であることがおわかりでしょうか。教会全体ではないのです。ちょっと残念。

    聖堂内部の様子。モザイクが残っているのは手前の床部分であることがおわかりでしょうか。教会全体ではないのです。ちょっと残念。

  • こちらはロッサーノの中心部で、奥に見えるのが大聖堂。ここと市庁舎周辺だけはこぎれいな街だった。あとは・・。

    こちらはロッサーノの中心部で、奥に見えるのが大聖堂。ここと市庁舎周辺だけはこぎれいな街だった。あとは・・。

  • ロッサーノの目抜き通り広場。同じくここはきれい。この都市に限らず南イタリア各地は真夏に色々お祭りがあるので、このような電飾が見られる。夜はきれい。<br />手前の建物が市庁舎で、下にはカフェ(バール)もあるのだが、お菓子しかなくてパニーノやトラメッツィーノなど食事代替品が置いていないので、昼食がとれない。

    ロッサーノの目抜き通り広場。同じくここはきれい。この都市に限らず南イタリア各地は真夏に色々お祭りがあるので、このような電飾が見られる。夜はきれい。
    手前の建物が市庁舎で、下にはカフェ(バール)もあるのだが、お菓子しかなくてパニーノやトラメッツィーノなど食事代替品が置いていないので、昼食がとれない。

  • ロッサーノの外れにある聖マルコ教会。これもまた古いビザンツ様式の教会。内部にはめぼしいものはもう残っていない。きっとかつてはモザイクやフレスコ画で埋め尽くされていたのだろう。

    ロッサーノの外れにある聖マルコ教会。これもまた古いビザンツ様式の教会。内部にはめぼしいものはもう残っていない。きっとかつてはモザイクやフレスコ画で埋め尽くされていたのだろう。

  • また次の日にはサン・デメトリオ・コローネというアルバレシュ(アルバニア系)の村へ。この聖アドリアーノ聖堂を見るために、車を手配してもらって行った。ビザンツ様式の古い教会で、所々にこのようなフレスコ画が残っている。

    また次の日にはサン・デメトリオ・コローネというアルバレシュ(アルバニア系)の村へ。この聖アドリアーノ聖堂を見るために、車を手配してもらって行った。ビザンツ様式の古い教会で、所々にこのようなフレスコ画が残っている。

  • 聖堂内部。こんな感じでフレスコ画が見られる。

    聖堂内部。こんな感じでフレスコ画が見られる。

  • そして床には面白い大理石細工が見られる。多分フィレンツェの貴石モザイクと同じ技法では。これは獅子。

    そして床には面白い大理石細工が見られる。多分フィレンツェの貴石モザイクと同じ技法では。これは獅子。

  • こちらはぐるぐる巻いた蛇の床モザイク。これまた一部愛好家には有名。これが見たかった。何の象徴だろう。中世のカラブリアでは神秘思想が普及していたから、深い意味があるのかも。

    こちらはぐるぐる巻いた蛇の床モザイク。これまた一部愛好家には有名。これが見たかった。何の象徴だろう。中世のカラブリアでは神秘思想が普及していたから、深い意味があるのかも。

  • また別の蛇。キリスト教では忌み嫌われるはずの存在なのだが。ウロボロスかな。

    また別の蛇。キリスト教では忌み嫌われるはずの存在なのだが。ウロボロスかな。

  • こちらは獅子と蛇が何してるんだろ?<br />すべてこのように柵で覆われて保護されている。これなら大理石が踏まれて摩耗することがない。

    こちらは獅子と蛇が何してるんだろ?
    すべてこのように柵で覆われて保護されている。これなら大理石が踏まれて摩耗することがない。

  • フレスコ画部分ももう少々載せます。ここで20枚ぐらい撮った。来た甲斐があったと思う。

    フレスコ画部分ももう少々載せます。ここで20枚ぐらい撮った。来た甲斐があったと思う。

  • 聖アドリアーノ聖堂のファサード。ぼろぼろなので心配。修復のお金が回ってこないのだろう。

    聖アドリアーノ聖堂のファサード。ぼろぼろなので心配。修復のお金が回ってこないのだろう。

  • 日が変わってクロトーネへ。<br />旧市街などは特にめぼしいものがなかったので写真省略。<br />ここは多少離れたカーポ・コロンナ(柱の岬)という場所。<br />古代ギリシャ人が建てた神殿跡に、ドーリス式の柱が一本だけ残っている。

    日が変わってクロトーネへ。
    旧市街などは特にめぼしいものがなかったので写真省略。
    ここは多少離れたカーポ・コロンナ(柱の岬)という場所。
    古代ギリシャ人が建てた神殿跡に、ドーリス式の柱が一本だけ残っている。

  • クロトーネからちょっと離れたサンタ・セヴェリーナという村へ行ってみた。「イタリアの最も美しい村」加盟。丘の上に立つ小都市という同じパターン。ウンブリアやトスカーナなどの小村より景観が荒々しくダイナミックなのがカラブリアの特徴と思う。<br />ここは見応えがあった。

    クロトーネからちょっと離れたサンタ・セヴェリーナという村へ行ってみた。「イタリアの最も美しい村」加盟。丘の上に立つ小都市という同じパターン。ウンブリアやトスカーナなどの小村より景観が荒々しくダイナミックなのがカラブリアの特徴と思う。
    ここは見応えがあった。

  • サンタ・セヴェリーナの城(ノルマン・シュタウフェンのもの)入り口。<br />この城を見に行った。良かったですよ。

    サンタ・セヴェリーナの城(ノルマン・シュタウフェンのもの)入り口。
    この城を見に行った。良かったですよ。

  • 城を背にした中心広場。前に立つのは大聖堂。広場の模様が面白い。

    城を背にした中心広場。前に立つのは大聖堂。広場の模様が面白い。

  • 大聖堂の古い洗礼堂。八角形をしている。中にほんの少しだけフレスコ画が残っていた。

    大聖堂の古い洗礼堂。八角形をしている。中にほんの少しだけフレスコ画が残っていた。

  • サンタ・セヴェリーナの城の中庭部分。

    サンタ・セヴェリーナの城の中庭部分。

  • 同上。

    同上。

  • それからクロトーネの南方にあるレ・カステッラ(Le Castella 何かこの冠詞と名詞の語尾の平仄が合わなくて気持ち悪い)というところにあるアラゴンの城砦へ。<br />海にせり出した建築は、キプロスのパフォス城に似ている。<br />結婚式場としても使われているようで、カップルとご家族一同が式前の撮影をしていた。

    それからクロトーネの南方にあるレ・カステッラ(Le Castella 何かこの冠詞と名詞の語尾の平仄が合わなくて気持ち悪い)というところにあるアラゴンの城砦へ。
    海にせり出した建築は、キプロスのパフォス城に似ている。
    結婚式場としても使われているようで、カップルとご家族一同が式前の撮影をしていた。

  • その城砦の内部。

    その城砦の内部。

  • 同上。我ながら中世の城砦が好きだなあと思う。これはアラゴンの城なので自分にとってはついでのオマケ。だけどなかなか良い建築だった。

    同上。我ながら中世の城砦が好きだなあと思う。これはアラゴンの城なので自分にとってはついでのオマケ。だけどなかなか良い建築だった。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • マリアンヌさん 2018/10/14 10:03:49
    魅惑のカラブリア
    Fiorenzaさん、はじめまして。

    とても旅慣れていらっしゃるご様子、まだ見ぬ貴重なカラブリアの旅行記をアップして下さり、ありがとうございます。
    そしてずっと以前から行ってみたいロマネスク教会がたくさん。
    フォローさせていただきますね。
    また、ゆっくり読ませていただき、いつしか訪れる時の参考にさせていただきたいと思います。

    マリアンヌ

    PuellaApuliae

    PuellaApuliaeさん からの返信 2018/10/14 22:27:48
    Re: 魅惑のカラブリア
    マリアンヌ様、メッセージありがとうございます。
    実は以前から旅行記を色々拝見しておりました。私とかなり好みが似ておられるようなので、うれしく思っております。シポントの教会に行かれる方なんてそうそうおられませんもの。カバー写真のマンタ城も偶然の一致!次に再訪するときはこの近くのRagnascoの城に絶対行こうと考えているのです。
    カラブリアはいいところでした。先入観と偏見は良くないと反省し、あちこちでお勧めと触れて回っています。是非一度行ってみて下さいませ。
    今後ともよろしくお願いいたします。
  • cokemomoさん 2018/09/12 09:25:41
    おかえりなさいませ~。
    こちらからもこんにちは!

    表紙写真のトローペアの崖と一体化したような建物群と美しい海、すごい眺めですね。
    道の片側にずらりと並んだ車はもしや駐車中?
    崖の建物は(行ったことがないけど)Sant'Agata de' Gotiを思い浮かべました。
    聖パティーレのモザイクは本で見た写真から想像していたよりずっと大きい気がしますが、でも一部なんですね。オートラントのように床一面にあったら・・交通機関の不便さにも負けずもう訪れていたかも。
    聖アドリアーノのモザイクは保護されているので安心ですが、建物そのものの痛み具合が・・・本当にぼろぼろという感じ。お金の問題なのでしょうね。
    少しずつ崩れていつかは入れなくなったらどうしようと焦る気持ちが生まれます。
    カラブリアの景色は、シチリアともプーリアとも違う独特なものがあるような気がしました。気候や地形ともしかしたら貧しさもあるのでしょうか。

    レ・カステッラの気持ち悪さ。なるほどーです。
    ちなみに私はマルケ州のナターレ用のお菓子lu serpeのluに納得が行かないです。
    ではでは。

    PuellaApuliae

    PuellaApuliaeさん からの返信 2018/09/12 22:51:39
    RE: おかえりなさいませ?。
    cokemomoさま、コメントありがとうございました。

    そうなのです。パティーレのモザイクは、オートラントのを先に見てしまっていると、ちょっと残念な気になります。ましてやアクィレイアとは比べものになりません。これらに比べると簡単に行けるところではないので悩んでしまいますよね。私は道中の光景が面白かったしいいかなと思っています。
    聖アドリアーノはお金を取れば良いのに、と思いました。といっても観光客そんなにいないでしょうね。アルバレシュの自治体までお金が回ってくることなどないのかも知れません。

    カラブリアの土地の色はプーリアよりも明らかに濃いし、山も険しいです。プーリアは石灰岩ですが、カラブリアは何だろうと思って地元の人に聞いてみると、トゥーフォだというお答え。あれ?凝灰岩だ・・ということはウンブリアあたりと同じはずなんですが、あっちよりごつごつした感じです。カラブリアに火山があるとは聞いたことがないので不思議です。大昔は海の底だったとのことで、よく見ると古い建物の壁などに化石が混じっていました。このあたり、実は地震の巣でもあるのでこれまた怖い。

    ではまた!

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