47都道府県完全制覇の旅～キャッスルハッスル一人旅・ぼくのなつやすみ2018/北海道編～

2018/08/22 - 2018/08/29

【旅の目的】
サハリン(南樺太)視察/ 旧国境(北緯50度)訪問/異文化に触れ知識教養を高める

【主な視察先の市町村名】
▼前泊：8月22日(水)
札幌市
▼1日目：8月23日(木・夏休)
札幌市・豊原市
▼2日目：8月24日(金・夏休)
豊原市・落合町・栄浜村・白浦村・知取町・敷香町
▼3日目：8月25日(土)
敷香町(敷香・上敷香・気屯・古屯・南半田沢)
▼4日目：8月26日(日)
敷香町・知取町・白浦村・落合町・豊原市
▼5日目：8月27日(月・夏休)
豊原市・大泊町・千歳市
▼6日目：8月28日(火・夏休)
千歳市・余市町
▼7日目：8月29日(水・夏休)
余市町・小樽市

エリア 北海道

47都道府県完全制覇の旅～離島シリーズ番外編・南樺太ボーダーツーリズム＃2/ロシア編～からの続き。

おはようございます。6日目。樺太を十二分に楽しみましたが、夏休みはあと2日残っておりますので、本日は余市町へ行きます。
エアターミナルホテルの朝食バイキングをモリモリ食べていざ出陣。

朝イチでレンタカーを借りて余市へ向かっております。
ちなみに大河ドラマの「マッサン」は見ていませんでしたが「ニッカウヰスキー余市工場」が見たくて余市を目的地としております。

最初の視察先に到着。「西崎山環状列石」を見に来ました。
列石マニアなのもので…（笑

列石だけでなくこんなにきれいな景色が見れました。

あ、今回の相棒は「マツダ・アクセラ」のディーゼルモデルです。
普段からディーゼル車に乗っているので違和感はありません。

つづいて「フゴッペ洞窟」へ。
書いた当時の人は落書き感覚で書いていたのではないかといつも思ってしまうダメな私。
＊内部撮影禁止

「飛行機が離着陸しています」
んんん！？余市に飛行場があるの？？

はいあります。
こちらは「農道離着陸場（アップルポート余市）」。スカイダイビングが出来るそうで「やっていきませんか？」って言われたけど絶対ヤダ。遊覧飛行ならいいよ（笑

さて「JR余市駅」へやってきました。
駅前を少しブラブラしてみましょう。

駅前から延びる道路は「リタロード」と呼ばれているそうです。

駅前の噴水に注目。

これいいじゃん！ボトルに熊！！

駅からすぐの場所にありました「ニッカウヰスキー余市工場」。
明日、工場見学を致します。

字体がいいよね。モダンな感じの建屋もGOOD。

工場の前は「リタロード（国道229号）」。
歩道がスコットランドレンガで整備されているそうです。

すこし引き返して「会津開村記念碑」を視察。
近くにある商店で資料をもらえます。北海道に来るようになっていろんなところで見る会津藩関係の碑。会津はすごいね。

開村記念碑の向かい側にも会津関係の碑がありました。

「道の駅スペース アップルよいち」に車を止めて周辺を散策。
こちらは「余市橋（リタブリッジ）」。

余市橋から見える「余市図書館」。
スコットランドの風景的な？

余市橋からは「大川橋」も良く見えます。

こちらは「余市教会」。そして…

併設されている「リタ幼稚園」。
ちょうどバスが帰って来ました。おかえり。
ちなみにリタとの関係性はよくわからない感じです。

道の駅に併設されている「余市宇宙記念館」へ。

デデーン！
まさかの休館日（笑

せっかくなので「道の駅スペース アップルよいち」でなにか食べましょうか…

「りんごのほっぺ」ジェラートを選択。めがっさ旨い！
＊「りんごのほっぺ」とは、JAよいち（余市町農業協同組合）で展開するリンゴジュースブランド。

さらに駅に併設されている「エルプラザ（観光物産センター）」でアップルパイを食べる。ウマー！

さて、移動してきました。こちらは「旧下ヨイチ運上家」。

いろんな場所でいろんな建屋を見て来たけど、珍しい作り。幕府とアイヌの交易場所という役割が良くわかる作りでした。

今にも動き出しそうなリアル人形も。持って帰りたいです（笑

2階から見る景色もいい感じです。

続いて「水産博物館」を視察。なんと4階まである博物館。見ごたえたっぷりです。

なんだろうこの展示は…

これ昭和感炸裂してるけどまだあるのかしら…

やはり鰊に関する展示がほとんどでした。大変興味深く見ることが出来ました。

お次は「旧与市福原漁場」。

こちらはマッサンのロケでも使われたそうです。

川内漁業部。いいねこの法被。

鰊の加工作業場といったところでしょうか。

ぬ、ぬこ！？
はいわかりましたにゃー。

ランプが良い雰囲気を出してます。

とても貴重な漫画なども展示してありました。読んでみたいね。

移動してきました。こちらは「竹鶴笠谷シャンツェ」。
スキーのジャンプ台ですね。ミニチュアバージョンがかわいい。

「竹鶴」と書いてありますが、竹鶴政孝がこのジャンプ台の建設に大きな貢献をしたそうです。
てかこれ、階段で上まで行けるんじゃね？

バッケンモーツァルト！
ぢゃなくてK点越えバッケンレコード！！（笑
写真ぢゃ伝わらないかなりの角度。

一番上まで来ましたよー！
ちょっとした登山だね、大汗かいたよ（笑

いい景色！
しばしの間、雄大な景色を見ながら深呼吸。
しかしすごい角度で滑っていくんだね。高梨沙羅ﾀｿのすごさがよくわかります。

続いて「円山公園」から街を見てみます。なんか曇って来たね…

余市の中心市街地から離れた場所にある「ローソク岩」を見に行こうと思ったら通り過ぎてしまいました。
Uターンしようと「セタカムイ道路防災祈念広場」に。道路防災祈念？

慰霊碑？？
不思議に思ってよく見てみると1996年に発生した「豊浜トンネル岩盤崩落事故」の慰霊碑でした。おぉ！覚えているよ、ここなの！？
ということで、しっかりと手を合わせます。

この道が旧道で、この先で事故が起きたのかと勝手に思っていたけど違うらしい。
ちょうど北海道開発局の方が乗る道路パトロールカーが来たのでいろいろお話を伺うことができました。ご説明ありがとうございました。

こちらが現在の「豊浜トンネル」。
事故のあった旧トンネルと途中で一体化しているそうです。

風や波に耐えてよく頑張っている岩シリーズ第1弾。「ローソク岩」。

封鎖された「豊浜隧道（旧トンネル）」の脇には…

「ソーラン節発祥の地」という碑があります。

風や波に耐えてよく頑張っている岩シリーズ第2弾。
「えびす岩」と「大黒岩」。

岩が見えるこの場所にも閉鎖されたトンネルが。というか地盤はあんまり良さそうな場所じゃないね、これを見た感じでは。
ではでは本日の視察はこれにて終了。宿営地へ向かいます。

とその前にお土産を買いに行きます。
こちらは「菓子舗 香川」。なんと創業103年の老舗の和菓子屋さん。

「ウィスキー最中」ゲットォォーッ！
ズサー ⊂（ﾟДﾟ⊂⌒｀つ≡

では宿営地へ。

冷蔵庫が初の引き出しバージョン。
…てかこの番組表はマナーとして下にしておきましょう。中身はちゃんと確認しますけど（笑

さて、晩御飯に出陣。
ウィスキー最中の香川さん、ホテルの美人すぎるフロント係、タクシーの運転手、すべての方が推薦した「すし処 みどりや」。こちらは創業約60年の老舗。

「旬のみどり寿司」と旭川のお酒「大雪の蔵」を選択。
ガチでウマイ。ウマー！！！

さらに、おすすめの「にしん、さんま、うにいくら」を追加。
「にしん」の握りって珍しいよね。本当に旨い！

これで4,000円で納まるからすごいよね。隣町の小樽で食べたらどんだけなんだって感じ。本当に良いお店でした。

宿営地へ帰還する前に「ラルズマート黒川店」でお土産などを買い出し。

日本最東端の地酒蔵「碓氷勝三郎商店」の「北の勝」があったのでもちろんゲット。その他北海道的なお土産を数点手に入れました。

寝る前の甘物解禁！
単品で買った「ウイスキー最中」と「ソフトカツゲン」。はぁ～幸せ。

幸せな気分で寝ます。あれ？お腹いっぱいで寝るの？太って帰る。旅の醍醐味。
おやすみなさいませ。すやぁ。

おはようございます。7日目。本日夏休み最終日。もう終わりなんて悲しいです（笑
朝食なしプランなので、昨日の香川さんで購入した「りんごもなか」と「ソフトカツゲン」でおめざ。

ホテルの部屋から。
今日は、「ニッカウヰスキーガイド付き蒸溜所見学」に参戦、その後、時間があれば小樽を少し見たいと思います。
雨はなんとか降らなさそうだね。

宿営地は「ホテルサンアート余市」でした。余市郵便局の並びで大変便利。
＊サハリンと余市で買ったお土産をゆうパックでお送り済み。

道の駅に車を置いてリタロードを歩き…

「ニッカウヰスキー余市工場」に到着。
すごい素敵な建物！

ちょと周辺散策。外周もいい感じの作りです。

ではでは入りましょう。ニッカの旗が良い感じでたなびいています。
今日も天気が良さそうです。嬉しいね。

では朝イチで見学ツアーに参戦します。

そういえば仙台工場も見学したっけ…懐かしいね！

cf,)47都道府県完全制覇の旅～キャッスルハッスル一人旅・ぼくのなつやすみ2017#2/宮城編～
https://4travel.jp/travelogue/11279300

こんな感じで美人すぎるガイドさんが説明してくれます。

こちらは「蒸留棟」。
一番手前の小ぶりな蒸留窯は創業当時からのもの。

こちらは「旧事務所」。
「大日本果汁株式会社」の大日本の「日」と果汁の「果」取り、日果。にっか。ニッカ。
おぉなるほど！

内部はこんな感じでした。

こちらは「旧竹鶴邸」。
玄関ホールと庭園が見れます。

和洋折衷の造りでおもしろいです。

マッサンの銅像。

つづいて「ウイスキー博物館」。
この有名な人物の説明もしてくれます。

博物館内には「ウイスキー倶楽部」という有料のバーがあって、今となってはなかなか飲めないウイスキーも飲めるそうです。

マッサンがウイスキーづくりを学んだスコットランド関係の展示や…

リタの生家を再現したコーナーとか…

マッサンが仕留めたクマーが…

あったり。
写真のクマーかどうかはわかりません…

「第1号ウイスキー」が宝石のように展示されています。

もちろん、NHK連続テレビ小説マッサンのコーナーもありました。
うん、マッサン見たくなってきた！

最後に来るのが「ニッカ会館」。
見学ツアーのお楽しみは「試飲」ですよね♪

こちらのカウンターで試飲ウイスキーをもらえるのですが…

私は車のドライバーなので飲めません（笑
リンゴジュースで我慢です。くぅ～ウイスキー飲みたいぜ！

続いて「ディスティラリーショップ ノースランド」にてお土産を買って帰ります。海外からのお客様でごった返していました。
もういちど敷地内を個人で写真を撮ったりとブラブラ見学していたら、いい時間に。

せっかくなのでニッカ会館にあるレストラン「樽」で早めのランチにします。
「エゾシカ肉塩だれ鉄板焼き」を選択。ウマー！

さらに食後のデザートに「チェリータルト」をお紅茶でいただきますの。

でいきなりの毛利さん（笑
昨日休館していた「余市宇宙記念館」へ。

うーん、宇宙のことはさっぱりわかりませんなぁ…
時空の歪みとかパラレルワールドとかは面白そうなんだけどねぇ。

つづいて、昨日見忘れていた余市駅（エルプラザ・観光物産センター）の２階にある「ジャンプ王国余市展示ホール」へ。

スキーの有名ジャンパーを多く輩出している余市。その歴史がそれはそれはよくわかります。

「ふなきー…」で有名な舟木選手も余市出身だそう。
他にも私の大学の先輩にあたる方などがたくさんいらっしゃいました。

ちょうど駅に列車が到着する時間でしたので「鉄」分補給。

補給が終われば余市の視察も終了です。あぁもう帰る時間だね。小樽には寄る時間がなさそうですが1か所だけ。

小樽の「旭展望台」にやって来ました。
おや？樺太に関係するモニュメント（樺太記念碑）が。樺太には行ってきたばかりなのだよ（笑

小樽は初めてですのでどんな景色が見れるのでしょうか？楽しみですね。

おぉぉ、いい景色！！

あ、新日本海フェリーが停泊してる。

というか小樽は大きな町だね。路線バスも充実しているようなので、改めて一度来てみましょうかね。楽しみが増えました。

ちなみに町や住宅が山に向かって広がっているので、神戸とか函館とかに似た町というのが第一印象でした。

さて、ZOOMZOOMと車を走らせ「新千歳空港」へ。
レンタカー屋と空港が離れているからいつも以上に早く行かんとね。

途中、札樽道の「金山PA」を視察。
千歳に到着後、レンタカーを返却して空港まで送ってもらいます。

はい「新千歳空港」！
かーらーの！！新しくなったANAプレミアムチェックイン。初見参ッ！

きれいやっさー。

昔のラウンジに比べると雲泥の差（笑
とても広々してて開放感があります。

ラウンジの時間をたっぷりと楽しみます。
飛行機見ながらサッポロビールを飲みますよ。

あっ！オーロラ航空だ！！
この時間だと、ちょうど7日前私が乗った時間だね。ふふふ（笑

あっ！エバー航空のハローキティジェット（ドリームジェット）だ！！
中もスゴイらしい（笑

あっ！ANAの2020オリパラエンブレム塗装機だ！！
キャセイもこっそり写ってた（笑

ってすべてラウンジの席から見えている景色です。新千歳ラウンジ恐るべし（笑

さてそろそろお時間ですね。毎度おなじみおセンチになる瞬間。あぁ帰るのですね。
ANA74便で「札幌千歳(17:30)→東京羽田(19:05)・プレミアムクラス」。
さようなら北海道。また来月来るね←!?

しっかりと食事はいただきますわ。今回は白ワインを選択。ウマー♪
プレミアムクラスの食事は、２～３年前に比べると格段に美味しくなっていると感じるのは私だけでしょうか…

美人すぎるCAさんに「ロシアで夏休みを過ごしてましたー！」とかお話していたら素敵なギフトが。うわーん、ありがとう！とっても嬉しいです♪

無事に羽田へ到着。
羽田の湾曲鉄骨「おかえりなさいませご主人さまー！」
私「夏休みが……終わっただと…」
この湾曲鉄骨をみると羽田に帰って来たと実感。

預け荷物マダカナー。

というわけで「樺太」と「余市」の旅が終わりました。
まずは樺太。ロシアでさえハードルが高いのに樺太（サハリン）に行けたなんて本当に貴重な体験が出来ました。これも稚内の北都観光さんのおかげです。異国の地で日本の物を見るというのはこれほど刺激的なことはありませんし、あぁよくぞ残っていてくれたという思いです。事前に関係書籍などを読んでいましたが、樺太についてもうすこし詳しく知りたくなりました。
そして余市。となり町の小樽を拠点に旅するより断然余市（笑
寿司を小樽で食べても余市で食べても魚は同じ場所で捕れてるハズなんだよ。それなら余市の方がいいよね、安いし。あと、車だったからウイスキーの試飲が出来なかったのが残念だけど、またいつか行って試飲したいですよね。
あー今年の夏休みは本当に充実していたよ。印象的な夏となりました。
おしまい。