ポストイナの鍾乳洞と洞窟城～イゾラ散策～ストゥルニャンで海水浴

2018/07/12 - 2018/07/12

５泊したリュブリャナさよなら。リリが車でピランへ送ってくれます。
リュブリャナからピランの間にある観光スポットに寄りました。

エリア ポストイナ(スロベニア)

８：５０鍾乳洞の駐車場に到着。
近くのスタッフに相談すると「今からだともう９時のツアーには参加できない。だから城へ行くといい。そこで鍾乳洞のチケットも買えるから」

１０時に鍾乳洞に入りたいので、急いで洞窟城に向かう。車で片道２０分。

岩の中のお城！おもしろい。
鍾乳洞はけっこう人が多かったけど、お城には人影もなく車が数台止まっているのみで、すぐチケット買えました。２７，９ユーロ。（鍾乳洞のみのチケット。お城入場せず）

鍾乳洞３，０００円以上。高いなぁ。
ぎりぎりまで行くか迷ったけど・・・。おもしろいかなぁ。

リリはＷＩＦＩのあるカフェで仕事しながら待っていてくれます。

言語ごとに並ぶ。
チケットを通したらすぐ写真撮られます。歩いている隙に。全員。なんだろうと思っていたら、その写真を出口で売ってました。トロッコに乗っているやつじゃなくて、ただ歩いているだけの写真・・・。

トロッコに乗る。
ひとりで。
さみし。
でも遊園地みたいで楽しかった。

見事だけど。
この数年で見た鍾乳洞３個のうちで一番良かったけど。

鍾乳洞ってそう何回も見るもんでもないかな。
３，０００円以上払ってまでは見なくても良かったかな。一週間しかスロベニアにいられないからほかのことに時間を使いたかったな。


ほぼ記憶ないけど初めては中学校の修学旅行で秋芳洞。
そしてこの数年の間に、ベトナムのハロン湾、スペインのマヨルカ島、そして今回はスロベニア。
全部同じようにしか見えない！

にょろにょろマグネットがかわいい。
サラマンダー。

鍾乳洞の奥底に、これの本物がいた。

リリのもとへ戻る。

サンドイッチと飲むヨーグルト的なものを家から持ってきてくれていた！
ちょっと小腹すいてたからありがたい～。

がっつり観光地のカフェで、何も注文せず持込飲食。いいのかなぁ。
何を気にすることがあるのよいいのよいいのよ～とリリは言う。

そういやセゴビアで豚の丸焼き食べなかったなぁ。

オーストリアのスーパーHOFERに寄り道。
品質が良くて安いからリリは基本的になんでもここで買うらしい。食料品も服も。
これがオススメのパンで、ピランかポルトローシュにもたぶん店舗があるから買うといいわと教えてくれたので撮ったけど、行かなかった。

ほかにもいろいろなものを説明してくれた。
チアシードとドライクランベリーが安かったので買った。会社でサラダを食べよう。

息子に買っているパンツまで教えてくれた。次男は大学生で長男はアラサーだからびっくりして、スロベニアでは母がパンツを買うものなのか聞いたら「当たり前、ではないわ。ちょっと甘やかしすぎかしらね。次男は自分のこだわりがあるから買わないけど長男は頓着しないから、まぁ安いしまとめて買っちゃうの」

リリが部屋着を買うと言って躊躇なくパッケージを次から次へと豪快に開けまくる。モデルさんの写真の厚紙もぐちゃぐちゃ、クリップもどこかへ吹っ飛んでる。私は目が点。

いいの？「なんでだめなの？」厚紙に折り目がついたら売り物にならないんじゃ？「問題ないわ」スロベニアではこれが普通なの？「普通じゃないけど変でもない。まあ私のシスターはこんなこと絶対しないけどね。フフ」

イゾラ！海！

スロベニアには海が少ししかない。地図を見てびっくりした。よく見るとイタリアが海岸沿いだけ細長く割り込んでる。

ピランに泊まるかイゾラに泊まるか、けっこう迷った。

あとイタリアになるけどトリエステも雰囲気良さそうなんだよな～。行ってみたいな。

バーに入ってみた。

プロセッコ。
おいしーい！

雰囲気いいなぁ。
のーんびり。
道を聞いたり、聞かれたり。笑

名前忘れたけどこれもスロベニアの食べ物だって。
チーズパイみたいな。
ひとつを半分こしたけどすごいボリュームだ。

ストゥルニャンへ移動。
駐車場は５ユーロだった。なかなか高い。リゾート地だからかなぁ。

車からチェアを２台運び、海辺で座ってまったり～ええやないか～と思いきや、リリは私のために水着を持ってきていて（バイクに乗せてもらった時と同じくちゃんと２つのサイズ）、「合うほう着なさい」と言う。
日焼けしたくないし、たるんだ日常生活丸出しのボディを見せたくなくて、２０歳の白浜の海以来、泳いでいない。
それに、ロッカーなんてなさそうなのにパスポートもクレジットカードも現金も全財産ここに持ってきてるんだけど。
小声でリリに言うと「大丈夫よ。見えないところまでは行かないし」
ほんまに大丈夫なんかいな。車に置きに行ったほうがマシでは・・・？とぐずぐず思案してる私からリリは財布を奪い大きい鞄に入れて上からタオル置いて「これでよし」
もう泳ぐしかない。

どちらの水着にしようかと思っている間に、リリはさっさと着替え完了。
え！更衣室とかは！？「そんなものない。誰も見ないわよ。後ろ向いといてあげるから」
うそー。確かにトップレスの人も数人いるけど・・・。そんなもんなのか？
意を決して、ナマ着替え～。
もちろんタオル巻きながらだけど、前の３人ぐらいには振り返って凝視されたわ。後ろにも何十人といるけど見られてるんだろうか。自意識過剰か。

久しぶりの海は気持ち良かったー。
こんなに開放感あったんだねー。
でもやっぱり貴重品が気になって、チラチラ見ながら近いところで泳いで１５分くらいで戻った。リリはもう遠すぎて見えない。

やがてリリも戻ってきて、ヤネスのお姉さん手作りのおやつ。
ピクトランノヴァプッティッツァと言うらしい。

水着を脱いで下着をつけようとすると、「なんでそんなもんつける必要があるの！これ着てなさい」ってリリがここに来るまで着ていたキャミワンピを投げてよこす。本人はガウンを着ている。
すっぽんぽんで他人のワンピース！笑

「さぁリラックスよ」とチェアで並んでリリは読書、私はぼーっと海を眺める。
幸せだー。

帰り道、駐車場に戻る途中で、お着替えスペース見つけた。
リリのうそつきー。

ピランまで送ってもらい、リリありがとうバイバーイ。