2018/07/07 - 2018/07/11
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harukaさん
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この旅行記のスケジュール
2018/07/07
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Flix bus
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スロベニア人のおうちに5泊させてもらい、リュブリャナの街歩きをしたり、日帰り遠足したりしました。
こぢんまり美しい街並みが素晴らしかったけど、
半ば強引に連れて行かれたシュマルナゴーラ早朝登山が一番の思い出!!
始まりは、3月のキューバ旅行で知り合ったスロベニア人夫婦リリとヤネスが「ぜひ遊びに来て」と言ってくれたこと。
スロベニアってどこにあるの?何があるの?旧ユーゴ?ってセルビアとボスニアと…?何も知らない。
調べてみると、私の行きたい国リストの中に、行ったことのあるクロアチアは別として、スロベニア以外の旧ユーゴの国が全部入っていました。
なぜ私はスロベニアだけ考えたこともなかったのだろう、こういうのも縁だし行ってみようかな、と思いました。
連絡は毎回Dear~で始まりRegardsで締めるメールで、内容も簡潔に用件だけだったので気軽に連絡しづらくて、旅行期間の連絡と、おすすめの町を聞いただけ。
「旅行中ずっとうちに泊まったらいい」と言ってくれたけど、もちろん控えめに、到着日から2泊させてほしい、と返事していました。
旅先で少ししゃべって、その後は4か月間で3回メールのやり取りしただけの人。本当におじゃましていいのかと不安になり、出発直前に確認の意味で、こんな感じでプランしてます、って大まかな予定を連絡すると「仕事が休みの日に次の町まで車で送ってあげるから、その日まで泊まりなさいな」と5泊の提案。これは本気で招待してくれているんだと思い、甘えてすっかりお世話になっちゃいました。
リュブリャナ5泊、ピラン1泊、ベネチア2泊。
大阪からスロベニアは飛行機代が高すぎたので、周辺国からバスで入ろうと考えました。
フライトとバスの価格や時間を調べて色々なパターンを考えて、ベネチア空港に決めました。
大阪ーベネチア 往復フライト 104,790円
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7/6(金)22:55ベネチアマルコポーロ空港到着。
空港前2:15ー5:10リュブリャナ駅前。FLIXバス26.99ドル(3,050円)
ベネチアから3時間です。
土曜日のせいか、早朝なのに若者がけっこういます。 -
リリ達が住んでいるのは中心地から10kmほど離れた場所。
12時に車で迎えに来てもらうことになっています。
それまで朝のリュブリャナを観光。 -
さっそくピンクチャーチ見えた!
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市庁舎?をバックにロバファウンテン。
マヌケ顔の魚の上にタコオバケをもったおじさん。 -
お気に入りの景色。
川の向こうにいろいろなパステルカラーが並んでいて素敵です。 -
かっこいい図書館。
プレチニックの建築めぐりをするのもおもしろそうです。 -
川沿いに南へずっと歩いてきました。
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このあたりも雰囲気のいいカフェがいっぱい。
黒板に、ビール2ユーロ、など書いてあるのでそのくらいが相場なのかな。 -
川のある風景。美しい。
中心地に戻ってきました。 -
川沿いのテラスでおしゃれ朝食!
コーヒー1,8ユーロ マッシュルームオムレツ6,1ユーロ
朝食が1,000円!スロベニアは物価安くはないらしいと聞きましたがさすがにこれは高いですね。
オムレツは大きくて具沢山で余計な味付けもなく、おいしかったです。
食べ終わってから席を店内に移動して、携帯を充電させてもらいながらwifi使わせてもらって観光情報を調べたりしました。
せっかくの休日に私のために起きてもらうのが申し訳なくて、自分で12時くらいと待ち合わせ時間を指定しました。まだ10時。荷物も重いし、どうしよう。
リュブリャナ城を眺められると口コミを見たのでコングレススクエアへ行ってみましたが、何かの催しの設営がお城にかぶっているし、逆光でした。残念。
ベンチがたくさんあったので日陰に座り、持ってきたスロベニアの歴史の本を読んで少し勉強。 -
変なカンガルーと、かわいいイス。
街には、変なものとかわいいものがいっぱいありました。
まだ時間があったのでわざわざ少し離れたチボリ公園へ行き、20分ほど昼寝しました。
気持ち良かった~。蒸し蒸しの大阪と違って木陰は涼しい。 -
待ち合わせ場所のドラゴン橋。
リュブリャナの紋章はお城の上に街を守るドラゴンがいる絵なのですが、どうしてもドラゴンに乗っ取られた街の図にしか見えない笑。
リリと再会。
メールはそっけなかったけど会ったら全然違ってめっちゃしゃべる。キュートなおばちゃん。
車で15分くらいで家に到着。
私の部屋は、ガールフレンドと誕生日バカンス中で不在の次男の部屋! -
リリがスロベニア料理を作ってくれて、夫婦と長男とランチ。
庭で採れた野菜のサラダ、きのこのスープ、マッシュポテト、チキンと野菜のグリル。
ドイツっぽいずっしりとした少し酸味のあるパンと食べました。
スロベニアの白ワインも。 -
食後のデザート。
リリのお母さん手作りのケーキと、ヤネスのお母さん手作りのケーキ。
食後は、二世帯住宅になってるヤネスのお母さんのところへ。 -
おばあちゃんはカモミールティーを作っているところでした。
ジャムもいっぱい作ってる。
手作りがたくさんの暮らし、いいな。 -
夕方からシュコーフィアロカへ連れて行ってもらいました。
(別旅行記) -
2日め。
朝食。庭の野菜とリリのお父さん手作りのジャム2種類が嬉しい。
ヨーグルトにはスロベニア名物のハチミツ、ドライアップルとクランベリー、チアシード。
チアシード初めて食べた!もう私もミランダカーや。 -
長男がブレッド湖とボーヒン湖へ車で連れて行ってくれました。
(別旅行記) -
湖から帰ってくると、リリのごはん!
タイ米みたいな細長いお米とグリーンピースときゅうりの炊き込みごはん。
きゅうりを炊き込みごはんにするなんて考えたことなかった! -
ギバニッツァというスロベニアのお菓子。
ケシの実、林檎、チーズ、くるみ。冷たいままでもいいですが、温めて食べるそうです。これは相当おいしい!!
ヤネスが私に食べさせたくて、愛車のハーレーを飛ばして有名な村へ行き、買ってきてくれたそうです。
ヤネスはあまりしゃべってくれなくて、おじゃまさせてもらうの迷惑だったかもとドキドキしていたのですが・・・。
「夫は英語が苦手だしシャイなの。だから話しかけてあげて!言葉がすぐに出てこないだけで、あなたの言うことを理解はしているのよ。ハーレーに乗せてって言ってみなさい。喜んで乗せてくれるに違いないわ。外人を家に招くなんて初めてだし、どう接していいかわからないのよ。私達が仕事に行っている間ハルカはどうするんだと何度も聞いてきたわ。10歳の子供でもないのにねぇ」
心配してくれてたー。
でも家に外人来るのが初めて、って意外。いっしょにタクシー乗っただけの私においでって言ってくれたから、慣れているのかなと思っていました。日本に興味あるわけでもない人達なので、私自身を気に入ってくれたみたいでうれしい。
私も、誘われただけで全く興味のなかったスロベニアに来ちゃったんだから、お互いに何か合うものを感じたのかもしれません。
夕方、車で5分ほどのリリの両親の家にも行きました。お母さんは先月手術をしたばかり、お父さんももうすぐ手術だそうで、普通に生活はできるけども外出は全くしていなくて、ほぼ毎日リリは実家へ様子を見に行くそうです。
ここも庭でいろいろ育てていて、ブルーベリー摘みを手伝いました。おいしそうなブドウもいっぱい。私は都会育ちでイナカの親戚というものもないので、珍しい経験ができました。
普段は主にリリの次男が庭の世話をしてくれているそうです。
いい家族だなぁ。 -
夜のリュブリャナをリリが案内してくれました。
おしゃれなバーにも連れてってくれました。 -
3日め。みんなが出勤したあと起床。
「朝食は食べたいもの勝手に冷蔵庫から取ってね!」って昨夜言ったくせに、テーブルに全部準備してくれてる笑
ヨーグルトにはもうチアシードとリンゴとハチミツを入れてくれてるし。
めっちゃ豪華。遠慮なく全種類ちょっとずついただいちゃった。 -
食後は、ヤネスのお母さんのカモミールティーとケーキ。
7月だけど朝はすこーし肌寒いくらいで、テラスであったかいお茶を飲んで、ほっこり。
今日はリリの自転車を借りて、リュブリャナの街をまわります。
玄関のカギを閉めて二世帯住宅のヤネスのお母さんのところへ鍵を預けます。おばあちゃんはスロベニア語とドイツ語を話しますが、私がわかるドイツ語といえば、旅行したときに覚えた「焼きソーセージ下さい」だけ。シューベルトの「野ばら」もドイツ語で歌えるけども、役に立ちません。
構わずおばあちゃんはめっちゃしゃべってくれますが何ひとつわからないので、リュブリャナ!grad(城)!bicycle! ほな行ってくるわ!と言って出ました。
ビスケットを持たせてくれました。 -
のんびり自転車で50分、中心地。
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イチオシ
丘の上のお城からの眺め。
リリの自転車はなんと鍵がついていません。目が離せないのでお城に入場できませんが、入場料が高くて迷っていたので入るかどうか悩まずにすみました。 -
川沿いのテラスでジェラート2ユーロ
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川とフランシスコ教会。
絵になります。 -
一段、下がったところにあるカフェもいいなぁ。
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次の予定があるので帰ります。
リュブリャナはきれいな建物がたくさんあります。 -
ユニオンの巨大工場。
バー併設。ここで飲むのも良さそう。
スロベニアのビールは、ユニオンとラシュコが2大シェアです。 -
夕方、仕事から帰ってきたヤネスがハーレーじゃないほうのバイクに乗せてくれました。
朝起きるとリリから「16時にヤネスが帰ってきてバイクに乗せる。部屋の前に全部準備してあるから」とメールがきていて、部屋の前にスニーカー、ジャケット、デニムパンツ、全部2サイズずつ置いてくれていました。ほんと何から何まで・・・。優しすぎ。
1時間ほど走ってくれました。お互いシャイでたまにヤネスが「あれお城」「サヴァ川」「空港」とか指さしてくれるだけで、一度も降りずに家に戻ってきちゃいました。気になっていたクラニの街へ行った時に降りたいって言えなかった・・・。
戻ったらリリが「あれ!スズキのほうに乗ったの?ハーレーって言えば良かったのに!きっとあなたが落ちるのを心配したのね。スズキの方が座りやすいから」って。確かに私は1時間ほど走ってくれている間うつらうつらしていました。何度かガクンってなってヤネスにヘルメットごっちんしちゃってました。 -
夕方、さらにおでかけ。カムニック。(別旅行記)
リリと友達のヘレナと。
ヘレナは、初めましての記念にと言って、庭のリンゴとラベンダー、ピランで拾った貝殻をプレゼントしてくれました。 -
4日め。
早起きして、シュマルナゴーラ登山です。
669m。ってどのくらい?低そうだけど。山登りも運動も普段しないので、リリについていけるか心配ですが・・・。
リュブリャナの人達は休日になるとよく来るそうです。 -
ハードすぎない道で、ハイキングにちょうどいいです。こういうところを歩くの大好き。
リリがずっとしゃべってくれていたおかげで、しんどさを感じず50分で登頂。
話題は、大学生の次男の進路。笑 -
頂上にはキャンプ用の椅子がいくつかあって、心地よい朝の風に吹かれながらしばらく休憩。
旅行中に山登りなんて乗り気じゃありませんでした。街並みと違って山はどこでもだいたい同じだから。
スペインの巡礼の道を歩いた時にも、短期旅行でスペインまで来て黙々と日本でもありそうな田舎道を歩いて何してるんだろ、って思いました。
「おすすめよ」と言われた程度なら私はきっと来なかったと思うけど、押しの強いリリは昨日アイスクリーム屋でうとうとした私に「疲れているのね」と言いつつも、「さぁ明日はシュマルナゴーラよ!5時に起きるわよ!」って有無を言わさずな感じだったのです。
でも来てみたらすごく幸せだったー!リリのおかげ! -
リリがくれたよくわからないけど胃にいいらしいアルコールを飲んで、家から持ってきたサンドイッチを食べました。
こういうアウトドア系は久しぶり。気持ちいいなぁ。
偶然リリの同僚に会いました。
毎朝、出勤前にここに来るそうです。出勤前!毎朝!すごいですね。 -
カフェもあります。
リリはこのあと仕事なので急いで下山、帰ってシャワーして飛び出して行きました。
私も車で街まで乗せていってもらう予定でしたが、着替えとメイクをゆっくりしたいし、今日どこに行くかをまだ決めていないしで、あとから自分でバスで行くことにしたのですが・・・ -
バス停へ行って時刻表を見るとバスは50分に1本でした。次は40分後・・・。
30~40分に1本しか便がないとは聞いていましたが、私はラッキーを持っているのできっと10分くらい待てば来るだろうと甘く見ていました。
時間が過ぎるのが遅い・・・。
車やトラックはびゅんびゅん通ります。
やったことないけどヒッチハイクしてみようか・・・。
意を決して親指を立ててみましたが、おばさんドライバーに驚いた顔でじーっと見られたことに耐えきれずやめました。3台通り過ぎただけ。たぶん5秒くらいしかやっていない。
40分、待ちました。 -
クランスカゴーラへ行きました。
(別旅行記) -
クランスカゴーラからリュブリャナに戻ってきて家の周りを散歩中に見つけた、スロベニア名物かわいい蜂の巣箱。
-
夜はリリといっしょに食料品の買い物へ行きました。
ブルガリアのスーパーへ行ったとき、さすがヨーグルトの品揃えがすごい!と思いましたが、このお店の方がすごかった。
10メートルくらいずっとヨーグルトなのです。 -
夕食はさっき買った冷凍のシュトゥルクリ。
ラザニア生地みたいなものにカッテージチーズを塗ってくるくるしたもの。
フライパンにバターを溶かして小麦粉を炒めたものをかけて、さらにざらめ砂糖をかけて食べました。ここでお砂糖というのはびっくりしましたが、リリが豪快にかけて食べているので同じようにしました。パスタ生地とチーズに、バターとお砂糖・・・。カロリーがすごいです。
シュトゥルクリはほかにも、お肉を入れたり、中身を変えてデザートとして食べたり、なんでもアリだそうです。スロベニアのクレープみたいなものかな。 -
5日め。
大雨の中、ノボメストへ行きました。
(別旅行記) -
5日めの夕食は庭でヤネスが肉と野菜を焼いてくれました。
チェバブチチと言うそうです。ケバブのことかな。
今日で居心地の良いおうちとあったかい家族とさよなら。
明日の朝出発が早いので今日のうちにヤネスのお母さんのところへお別れの挨拶に降りて行き、リリの両親の家へも行きました。自慢のマッサージチェアを試させてもらいながらトルコのドラマを見ました。日本のおばさんが韓国ドラマを見るようなものかな。パパはサッカーワールドカップが見たいらしいですが、ママにチャンネル権あり。
パパが手作りのジャムをお土産にくれました。
いつかまた、会えるかなぁ。
バイバイ。リュブリャナと家族。 -
翌朝。出発前に、近所に住んでいるヤネスのお姉さんの家へ行きました。
すてきにデコレートされています。これは、蜂の巣箱のアート。リビングの壁一面に飾られています。
生まれたばかりの彼女の孫の具合が悪くてどうしてもリリは様子を教えてもらいたかったのと、この素敵な家を私に見せたかったために、朝早くても来たのでした。
お姉さんがラベンダーの香り袋をくれました。
何度かお姉さんとは庭越しに会ったけど、お茶をいただきながら初めて間近に彼女を見ているとヤネスにそっくりなことに気がついて、1時間前に出勤を見送ったヤネスを思い出して泣きそうになった。さよならなんだ、っていう実感。
これからポストイナ鍾乳洞とイゾラとストルニャンに寄って、ピランまで送ってもらいます。
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