スロベニアその他の町（シュコーフィアロカ、カムニック、クランスカゴーラ、ノボメスト）

2018/07/07 - 2018/07/11

リュブリャナから日帰りでいくつかの小さな観光地へ行ってみました。

エリア その他の都市(スロベニア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

●シュコーフィアロカ
リュブリャナの北西20km。バスもたくさん出てます。

１４世紀のカプチン橋

車で送ってくれたリリとヤネスは、「２時間後に迎えに来るからね～」と近くの町に住んでいるお友達の家へ行きました。

インフォメーションで、２時間あるんだけど何をしたらいい？と丸投げな質問をして、いくつかのスポットを教えてもらいました。

子供向けの催し物。

これとは別に２人芝居もしていて、素晴らしかった。

アジサイ。
大阪ではこの時期もう終わっていたけどスロベニアではモッコモコに咲いていました。

全てのおうちに花が飾られています。

町から少し離れて１０分ほど歩いたところに川とカエル橋があります。

美しい風景。

若者が飛び込んだりカヌーしたり。

中心地。
入場できる古いおうちがあるっぽいのですが、時間が遅くて閉まっているのか、見かけませんでした。

ロカ城。

クローズの３０分前に行ったのですが閉まっていました。上から街を見たかったのにー。

なのでお城の奥の丘を登ってみることに。

もっと上に行けば何かあるかも、もっと上に行けば何かあるかも、と２０分ほど登って行って、やっと視界が開けたと思ったら、眺めるには街は遠すぎました。
つかれた。

時間をもてあましてコーヒー休憩。


シュコーフィアロカ終わり。

●カムニック
リリと、友達のヘレナと。

カムニックの教会。

スロベニアの昔のおうちの展示。
日本の古いおうちみたい。
屋根はスロベニアの象徴の木でできているそうです。

以前はこの丘でコンサートなどがあったけど、数年前に誰かが落ちて死んじゃってからはイベントがなくなったそう。

カムニックから離れてなぜかグランピング施設の見学。
スタッフに言ったら、コテージの中を見せてもらえた。記念写真も撮ってくれた。１泊１５０ユーロくらいだったかな。リリが「高いわね。お客さん来るの？」と遠慮なく聞いていました。ドイツ人の家族連れがバケーションでけっこう来るそうです。

また車に乗ってアイスクリーム屋さん。こぶし大のアイス２つ。食べきれない。
７月中旬ですが夜は寒かったです。半袖半ズボンで震えました。例年はもっと暑いそうですが。
リリとヘレナは久しぶりに会ったのと、普段は家族で会っていて２人っきりでガールズトークする機会がなかなかないからちょっとごめんね、ってスロベニア語でおしゃべりが止まらない。私はそのあいだ１時間ほどうとうと。

この旅行中、昼間はひとりで観光していますがバスのチケットや食べ物を買う時に英語を使うくらいで、それ以外はほとんど人と会話していません。夕方からはずっとスロベニア人家族の中にいるので、１０個くらいはスロベニア語の単語を自然と覚えてきました。お気に入りは「カイ？（what?)」。玄関とかで長男が何か言って、リビングにいるリリがよく「カイー？」って言ってて、なんかかわいいのです。街中でもよく聞こえてきます。ナズドラーヴィエ（乾杯）、hvala（ありがとう）、ジューヨー（Hi)などは意識せずとも口をついて出るようになった。
スロベンスコ（スロベニア語）ヤポンスコ（日本語）は聞くたびに、ドドスコスコスコの楽しんごがちらついて笑ける。

ヘレナが「はじめましての記念に」と庭で採れたりんごとラベンダー、ピランの海岸で拾ったという貝殻を木箱につめたものを、くれました。
なんてあったかいプレゼント。おしゃれだ。

●クランスカゴーラ
リュブリャナからバス２時間、１７，１６ユーロ。カード払い不可…なぜ。

２０分くらい歩いたところに、ヤスナ湖があります。
ブレッド湖やボーヒン湖もいいけど、ここの湖も良かったです。

海より山派。
川は、いい。

きれー！

チビがいっぱいいてカワイイ。

ユリアンアルプス

雨時々晴れなのに、この美しさ。

湖は小さめです。
八の字みたいに２つに分かれています。

その八の字の真ん中。
ライブラリーと書いてあります。湖の図書館。
湖畔で本を読みながらのんびりするっていいな。

ビールを飲んでのんびり。
こないだはラシュコを試したので、今回はユニオンにしました。
残念ながら缶ビールとプラスチックカップ。２，６ユーロ。


これで酔っ払ったせいでは決してない！はず・・・なのですが・・・

飲み終わって湖の上で写真を撮っていたら、この隙間にスマホを落としました。
吸い込まれるように、という表現がぴったり。ストン、と。
終わった・・・とつぶやきました。
でも落とした場所はたまたま下に板がありました。３０センチずれていたらポチャンでした。しかし深さがあり取ることはできません。こんなものでどうしようもないとわかっていても、持っていたメモ用紙を隙間につっこんでみたり。
「大丈夫？どうしたの？」とすぐに若いファミリーが声をかけてくれました。
細くて長くて固いもの持ってませんか・・・？泣
スマホ落としたと言うと、お父さんが木の枝を２本拾ってきて、自ら取ろうとしてくれます。お母さんはスマホのライト照らしてくれます。数センチ持ち上がったところで５歳くらいの息子の小さな手なら突っこんでつかめないかと試してくれます。届かない。ごめんね男の子。
「日本人？なら君のほうがこのチョップスティックスをうまく扱えるんじゃないかい？」とかジョーク飛ばして気を遣ってくれながら、２０分くらい這いつくばってくれました。
最終的にお母さんが車に積んでいたキャンプ用具からパン切り包丁みたいな長くて平たいナイフを２本取ってきてくれて、はさんで持ち上げることができました！
ほんま助かった・・・。ありがとう優しい人たち。
hvala,hvala!!! soooo much と言うことしかできなかった。

これは飲めるのかな？

スロベニアでは飲み水に困りません。道端のいろいろなところで飲めました。

クランスカゴーラの中心地に戻ってきました。
長期休暇の人がゆったり滞在するところみたい。

ミュージアムに入ってみました。２，５ユーロ。
人々の昔の暮らしがわかります。おもしろかった。

やけに天井が低いしベッドの長さも短いので、スロベニア人は小柄なのかとスタッフの大柄な人に聞いてみたら、そのとおりだと言っていました。

帰りのバスで、リュブリャナのバスステーションに着く手前に家があるので途中下車させてもらえないかなと目論見ましたが不可でした。その次で降りて乗換しようとしたら５０分待ちだったので、家まで１時間歩いちゃった。バスに乗り合わせた若者がスマホで調べてくれました。運転手さんが英語を話さなかったので困りかけたらすぐに助けてくれました。

●ノボメスト

バスで１時間強、７，２ユーロ

けっこうな雨。

説明文があるので観光スポットだろうけど・・・。
雨であまり見る気がしなーい。

雨宿りがてら教会。
いい教会だった。人がいないし雨でしっとりしてたまたま雰囲気が出てただけかもしれない。

たぶん雨のせい。楽しくないのでノボメスト終わり。
次のバスは２時間後なので、電車で帰ることにする。
線路は１本。改札はない。
時刻表はちゃんと貼ってあった。

電車の中で切符買えた。６，５９ユーロ