2018/07/12 - 2018/07/12
506位(同エリア745件中)
けんたさん
ブリュッセルから日帰り旅行でちょこっとアントワープ・ゲントを回りました。鉄道を使えば楽々。東京から横浜ぐらいの感覚です。
カバー写真はアントワープのノートルダム大聖堂内陣。フランドルの富が支えた豪奢だが静謐な世界です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
出発はブリュッセル中央駅。
すごく地味に見えますが、ブリュッセルは傾斜地のためかグランプラス側からは地下に入るような感じです。
切符は駅の至るところにある販売機で、簡単にクレジットカードで買えます。ブリュッセル中央駅 駅
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きれいなIS(インターシティ)列車でアントワープ中央駅へ。
HISのHPなどでベルギーの鉄道時刻は簡単に検索できますが、ブリュセル~アントワープ間は結構頻繁にISが通っています。
だいたい50分ぐらいの乗車時間でした。 -
おなじみのアントワープ中央駅。
ここはファザードを裏側から見たところ。
ホームは4~5層ぐらいに作られた立体的な駅です。アントワープ中央駅 駅
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駅の地下に移動しDiamant(要するにダイヤモンド)駅に。
プレメトロという地下トラムに乗ります。路線が幾つもあるので、どれに乗るか確認が必要です。
なお、駅のホームにチケット販売機があります。
フランドル地方はDe Lijnという公共交通機関が運営しているので、1日チケットを購入しました。つまりゲントでも使えます。ディヤマン駅 駅
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きれいなプレメトロの中。結構急発進・急停車ですが3駅ほどでフルン広場(Groenplaats)駅に到着。まあ中央駅から歩いても大丈夫ですが、先を急ぐので。
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フルン広場に上がると堂々たるルーベンス像。左後ろに目指すノートルダム大聖堂が見えます。
ルーベンスの像 モニュメント・記念碑
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予定より早い到着だったので、トイレ休憩も含めカフェを探しましたが開いていたのはここだけ。
ホテルO(オー)1階のカフェです。 -
従って満員御礼。
店員さんはてんてこまい。
でも朝の気持ち良いオープンカフェでした。 -
アントワープの地ビールというべきデ・コーニング。
程よいコクとのど越しでバランスが良く、日本のプレミアムビールに近い味わいでした。
日本人にはとても美味しく感じられるのではないでしょうか。 -
いよいよ威容を誇るノートルダム大聖堂に。
ただただ立派です。聖母大聖堂 寺院・教会
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教会の前に設置されたネロとパトラッシュの記念碑。
はっきり言って原作の清らかな悲愴感はかけらもなく、布団をかぶって昼寝しているような呑気な風情です。
まだ辺りは工事中で、プレートなどの設置作業をしていました。 -
聖堂内部に入ると典型的なゴシックの世界。
高いアーチが特徴ですが意外に明るさもあります。 -
こちらがルーベンスのキリスト降架。
フランダースの犬に出てくる絵画です。 -
こちらはキリスト昇架。磔刑の前段ですね。
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聖母被昇天。立派な祭壇画です。
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聖母マリアの小祭壇。たいへん清らかできれいでした。
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ステンドグラスも美しい。ブルーが映えたすがすがしい一枚。
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聖堂の裏手に回ると工事中の市庁舎の前に銅像が。
アントワープの語源になったブラボーの噴水です。ブラボーの像 モニュメント・記念碑
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まだ午前中なので、食材を搬入する業者ぐらいで閑散としていますが、歴史を感じさせるアントワープの街並み。
夕暮れ時には風情がありそう。 -
中世の小径フラーインケンハング。ここも必見ポイントですね。
ストックホルムやエジンバラなどもそうですが、北部ヨーロッパの小径は魅力的です。 -
再びアントワープ中央駅に。
これはファザードの正面サイド。 -
今度は1時間ぐらいでゲント・セントピーターズ駅に到着。
ゲント駅 駅
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アントワープと比べ小さな駅ですが、ちょっとイスラミックなデザインのアーチに壁画が描かれた独特の雰囲気。
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またLijnのトラムで中心部に向かいます。
ここはちょっと距離があるので歩きは難しいです。
行先はいくつかありますが、方向さえ間違わなければ多くの人と一緒に乗って大丈夫。あとはグーグルマップで位置を確認しながら進みます。 -
レイエ川の上から北側を眺め、右側のグラスレイ、左側のコーレンレイを望んだところ。
前日がフランドル地方の祝日でお祭りだったため、そのしつらえが至るところに残っています。
古い建物が並んではいますが、近代的な建物もありますね。 -
ちょっと遅い昼食はコーレンマルクト広場にあるDu Progresで。トリップアドバイザーでも高評価です。
この辺りはたくさんのカジュアルレストランが並んでいます。コーレンマルクト広場 広場・公園
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肉料理もありましたが、ここは魚介類をチョイス。
小海老のガーリックバターソテーです。
フリットも美味。ソーヴィニオンブランの白ワインに合います。 -
こちらは本日のスープ。根セロリのスープでした。
これもたいへん上品で優しいポタージュ。 -
レイエ川がふたてに分岐するあたり。この辺がゲント旧市街の中心地でしょうか。
因みに大肉市場、旧魚市場は外から見る限り“古い建物”の域を超えませんでした。 -
フランドル伯居城跡です。
こういったがっちりした石造りの建物が多い印象。フランドル伯の城 城・宮殿
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レイエ川の南側。右に見えるのは聖ミヒャエル教会。
こちらはお祭りの跡もなく、普段のゲントの風景かもしれません。 -
川から離れ、旧市街をぶらぶら。
鐘楼と繊維ホール。700年前の建物です。鐘楼と繊維ホール 建造物
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ゲント市庁舎です。
カメラには収まり切れない大きさです。市庁舎 建造物
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そしてゲント観光のハイライト、聖バーフ大聖堂。
古い建物の多いゲントの中でもひときわ立派にそびえます。聖バーフ大聖堂 寺院・教会
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聖堂のファザード彫像。
内部は残念ながら撮影禁止でしたが、入ってすぐにファン・アイクの傑作「神の子羊」の祭壇画がうやうやしく展示されていました。
ブリュージュのメムリンク、アントワープのルーベンス、そしてゲントのファン・アイクとベルギーはそれぞれ守護聖人のような巨匠を持っていますね。 -
レイエ川には観光遊覧船やボートが。
時間があれば川から見る風景も良いのではないかと思います。 -
市内を走るトラム。結構頻繁に人混みの激しいところも走っています。
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ゲント駅に戻ってきました。
駅に尖塔のあるのはたいへん珍しいですが、何に使っているのでしょうか。
ゲントからブリュッセルも50分程度。
こうして日帰りアントワープ・ゲントも終了です。
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