2018年夏休み。今年はスロベニア・クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナの三国を訪ねてきました。<br />美しい自然と可愛らしい街並み。思いのほかしっかり歩いて食事を美味しく頂いてきました。<br />まずは出発から1日目を。

スロベニア・クロアチアの旅　１

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2018/08/10 - 2018/08/18

247位(同エリア570件中)

エリア

ブレッド湖周辺(スロベニア)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.5

ホテル: 3.5

グルメ: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 100万円以上

交通手段: 観光バス

航空会社: フィンランド航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: JTB

8月10日。大混雑の成田空港からフィンランド航空74便で出発です。
フィンランド航空の備品はマリメッコとイッタラ。口コミも悪くないみたいだったので、期待したのですが…。
約10時間でヘルシンキに到着。改装中でしたが、到着通関後の乗り継ぎディスプレイの前には案内してくれる人が。ちゃんと日本の方もいらっしゃいました。安心です。
1時間半ほどの短い乗り継ぎ時間でAY1201便でリュブリャナ、ヨジェ・プチニク国際空港へ。機内に入ってから天候不順とのことで30分ほど待ち、遅れて出発しました。
初日の遅れは辛いかなと思ったのですが、空港からホテルまで30分足らず。7時半ごろには到着しました。
今日のホテルはリュブリャナ郊外のラディソンBLUプラザホテル。
広さは十分で近くにスーパーもあります。
早速ミネラルウォーター等を買い出しに出かけました。
今日は早めに休んで明日からの観光に備えます。
11日。翌朝のホテル朝食のレストランです。
サラダやオムレツはありません。
でもしっかり食べなくては。
観光の始まりはアルプスの瞳ブレッド湖から。
水が澄んでいて綺麗です。
手漕ぎボートで聖母被昇天教会に向かいます。
手漕ぎのプレトナ・ボートが使われているのは、湖の自然環境を守るため。ボートの漕ぎ手のお仕事はマリアテレジアから許された23世帯の家に生まれた男の子のみ。世代から世代へと、大切に伝統が受け継がれ守られています。15分ほどでブレッド島に到着。
この99段の階段を登ります。この教会で結婚式を挙げるときは新郎は新婦をお姫様抱っこで階段を登るのが習わしとか。結構急です。この日もトライしているカップルが。無事に登り切った時には拍手がおきていました。
聖母被昇天教会。島に教会が建てられたのは8～9 世紀頃にとされていますが、17 世紀になり現在のバロック様式の教会へと改築されました。
祭壇の正面に天井から長いロープが垂れ下がっています。これを引いて鐘を鳴らします。3 回鳴らすことができれば、願い事が叶うと言い伝えられています。鳴らすことに集中し過ぎて願い事をするのを忘れそうです。
小さな島なのでゆっくり歩いて見て回っても30分ほどです。こちらから見るブレッド城も、水の色も大変美しいです。遊歩道を歩いたところにこんなマリア像がありました。
島から湖畔に戻り、バスでブレッド城まで。お城は高さ約130m断崖に建っています。駐車場から少し登ります。要塞に近いこのお城、1004年に神聖ローマ帝国皇帝ハインリッヒ2世によって築かれたとか。
先程の聖母被昇天協会やブレッド湖が一望できます。お天気に恵まれて良かったです。
ブレッド城内ではグーテンベルクが発明した印刷機による活版印刷の実演を行う小さな工房があります。この他に鍛冶屋さん、蜂蜜屋さん、ボトリング体験ができるワイン屋さんもあります。
ランチは城内のレストランで頂きました。ブレッドをを一望できる雰囲気のあるレストランです。鱒をメインンで頂きました。あっさりとして美味しかったです。
午後はポストイナに向かいました。
ブレッド湖から約1時間半。お腹いっぱいになってうとうとしている間に到着です。
ポストイナ鍾乳洞ではガイドツアーで見学します。私たちのツアーは3時半に専属のガイドの予約が入っていました。一般には英語やドイツ語等のツアーに入らなければいけません。言葉がわからなくてもオーディオガイドがあるのでそちらを借りて一番空いていそうなツアーに入るのが良いそうです。
シートベルトもないトロッコで移動します。鍾乳石が頭上に迫っている場所もあり、大きな人ならぶつかるのではとドキドキ。ちょっとしたアトラクション気分です。
ポストイナ鍾乳洞を読み違えていました。本当に巨大な鍾乳洞です。
トロッコを降りてから1時間はゆうに歩きます。しかも上り下り当然あります。ガイドさんと共にいなければならないのである程度皆に合わせて歩かなければいけません。写真は撮りたいし、足元は濡れているしで結構きつかったです。
それにしても美しい鍾乳洞です。どちらを向いても写真を撮りたくなってしまって。素晴らしかったです。
フランツヨーゼフオーストリア皇帝もここが気にいって複数回訪ねたことがあるとか。わかる気がします。
ガイドブックによっては写真撮影禁止となってるようですが、夏のバカンスシーズンはフラッシュ禁止で撮影可とのことでした。
鍾乳洞に入る前に確認されるのが良いと思います。
ポストイナ鍾乳洞にはホライモリという目が退化した両生類がいます。昔、人々はこの洞窟には獰猛なドラゴンが棲むと信じていて、このイモリのことを「ドラゴンの赤ちゃん」と信じていたそうです。鍾乳洞の最後に見ることができますが、明かりに敏感ということで撮影は禁止でした。そこでお土産屋さんにあったぬいぐるみを代わりに。
何処がいいのかと思いますが、結構持っている子供たちが！
結局この日は17000歩、歩きました。
今日はホテルで夕食です。レストランは朝ごはんと同じ場所。
ビュッフェスタイルです。種類はすっかり変わっていてサラダもありました。
歩き疲れてお肉もしっかり頂きました。