2018/07/11 - 2018/07/11
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ミズ旅撮る人さん
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ラムサール条約に指定されている釧路湿原。これをノロッコ号に乗って見るのと、空から見下ろして見るという二つの視点から旅行記にしてみました。
ノロッコ号の乗車は2011年。釧網本線全通80周年の年で、ノロッコ号専用の気動車DE10には、特別なヘッドマークが掲げられていました。
そして2018年には、ドローンにより空から湿原を見ることが出来ました。
地表から見るだけだと、広大な湿原を見てもごくわずかな部分しか見ることが出来ず、草原に川が流れていたな程度の感想しか持てませんでしたが、空から見て初めて湿原の大きさを感じることが出来ました。
ドローンの飛行に関しては、飛行制限区域から外れている場所で、DJIの認可を受けたパイロットが操縦しています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2011年10月。JR釧路駅です。
草紅葉の時期に「くしろ湿原ノロッコ号」に乗車するためにやって来ました。釧路駅 駅
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駅構内に、ヘッドマークが展示されていました。
「冬の湿原号」に使われているC11171は、夏はSLニセコ号と
しても活躍しています。 -
釧路駅は、釧網本線の始発駅であると共に、根室本線の駅でもあります。
2018年現在、根室本線にはルパン三世のラッピング車両が走っています。
霧多布岬および茶内駅には、モンキーパンチにちなんだ展示があちこちにあります。 -
「くしろ湿原ノロッコ号」を牽引するDE101660です。
釧網本線全通80周年記念のヘッドマークを掲示しています(2011年です)。 -
DE10の窓には、北海道らしい丸いヒーターがたくさん付いています。
ノロッコ号の運行は6~10月はじめなので、ヒーターは不要なのですが、運行期間以外は、通常運転になるのでしょう。 -
「くしろ湿原ノロッコ号」は、10:56に釧路を出発し、川湯温泉に向かいます。
※2018年の出発は11:06です。終点は塘路になっています。 -
ノロッコ号の車輛には2種類あります。普通車輛1輌、展望車輛3輌です。
釧路は北海道の中でも特に寒いので、夏でも平均気温が20度ありません。
JR北海道のノロッコ号の紹介ページには、2017年の月別平均気温があり、7・8月で18度、9月16度、10月になると10度を切ります。服装には気を付けた方がいいでしょう。 -
ノロッコ号は、6~9月は2往復、9月末~10月初めは1往復の運行です。
運行日はJR北海道のHPで確認してください。
釧路~塘路間運賃540円 指定席料金 520円(2018年現在) -
サボも記念プレートになっています。
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車両に乗り込むと、中も湿原になっていました。早速タンチョウのお出迎えです。
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木の床には、湿原で見られる動物の足跡が付いています。
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剥き出しの天井には、キタキツネのぬいぐるみが括り付けられています。
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1号車は、普通車輛で自由席です。2~4号車は展望車、全席指定です。
6人掛けのボックス席と、窓に向かって座るベンチ席とがあります。 -
この車両は「オクハテ510-1」。
まるでなにかの言葉をモジったようですが、客車に付される重量記号「オ」と、制御車を示す「ク」、普通車の「ハ」、展望車を示す「テ」となります。 -
釧路駅を出て、遠矢駅を過ぎると湿原に沿って走るようになります。既に草紅葉の風景が広がります。
岩保木水門 名所・史跡
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細岡駅を過ぎると釧路川が見えました。これから線路は川に沿って走ります。
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この釧路川の見える区間が、沿線のハイライトです。
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カヌーがいました。もう10月に入っているので、いないかと思っていましたが、見られて嬉しいです(^^)v
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かなり寒そうな格好ですが、がんばるなあ。
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斜めってしまった。そろそろ塘路駅です。湿原と同じ高さから見たのでは、全然おもしろくないなあと思いました。
カヌーをした方が、余程おもしろそう。 -
塘路駅に到着。結構乗っていましたね。たぶんこの日は、この年のノロッコ号最終運転日です。
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最後尾の車両は、ホームからはみ出していました。
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塘路から先は、次の茅沼駅で湿原は終わりです。だから、大抵の観光客は塘路で折り返します。
2018年現在では、ノロッコ号の運行は塘路で終わるようになっていました。塘路駅 駅
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塘路駅。ログハウスのような駅舎です。団体客はさっさと観光バスに乗り込んで去り、地元の人も迎えの車で散り散りになりました。
塘路駅 駅
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駅の前には、なんだかいい風景が。
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塘路駅周辺の地図です。2011年の写真はここで終わります。
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ここからは2018年7月です。
道道1060号(クチョロ原野塘路線)の塘路側の入り口です。
塘路湖を右に見ながら、国道から釧網本線の線路を渡って、道道に入ります。 -
釧網本線の通過時刻を調べておいたので、いい具合に撮ることが出来ました。
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釧路16:05発、川湯温泉・知床斜里・小清水原生花園などを経由して、網走19:45着。
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平日はノロッコ号が2往復の他、快速「しれとこ摩周号」が1本、各駅停車が8本ありますが、全線を運行するのは5本だけです。
それでも最終列車は、釧路22:16発、摩周23:31着。
意外と深夜まで運行しています。 -
南に向いて撮っています。左が塘路湖で右がエオルト沼です。
集落のある辺りに塘路駅があります。 -
大きく見えるのがエオルト沼、その向こう側がマクントー。この辺りが塘路駅から見える景色です。
右端に大きく蛇行している釧路川が、ところどころ白く光って見えます。 -
うねうねと蛇行する釧路川と、道道1060号。その右がサルルン沼です。
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サルルン沼の右手にある丘には、サルルン展望台と、サルボ展望台があります。
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展望台のある丘陵を挟んで、向こうがシラルトロ湖、手前が塘路湖です。
大きくカーブしているのは国道391号線です。 -
右回りにぐるっと一周、展望しました。最初に戻って、塘路湖です。
塘路湖は長細い湖で、見えているより倍の大きさがあります。
上空に厚い雲があるので、湖が暗く沈んだ色に見えます。天気が良ければなあ。 -
国道391号線から道道が分岐する地点です。この先、道道は舗装が無くなり、砂利道が続きます。
冠水時は通行止めになるダートが5kmです。クチョロ原野側の出口付近になると再び舗装道路になります。 -
道道に入ると、早速キタキツネが出迎えてくれました。あんまり唐突だったので、カメラの準備が間に合わなかった・・・
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釧路の飛行禁止区域は、釧路空港を中心に北海道ではもっとも広く、鶴居村まで網羅します。
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釧路湿原は釧路市湿原展望台を含む西側のほとんどが飛行禁止区域になるので、飛行は東側のみになります。
釧網本線の周辺(釧路中心部を除く)や、道道・塘路湖は制限には掛かりません。 -
地表からだと、木の間隠れに釧路川が見える程度にしか湿原を感じられませんが、空からだと護岸工事など一切されていない生の川の流れが見て取れます。
川は本来こういうものなのだと見せつけられます。 -
釧路川は、湿原なので、特に水が自由奔放に流れます。
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イチオシ
本流は、広範囲に見ればわかりますが、近距離ではただ水だらけに見えます。
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地面がひび割れているように見えますが、これも水の流れです。
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そのくせ、すっと1本線を引いたように、細い流れがあったりします。
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その細い流れは、その先でやはり本流と行き来しているのです。
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緑の濃い所は湿原ですが、白っぽく見える場所は、乾燥した草地になっています。
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イチオシ
湿原の終わりです。いや、始まりのひとつですね。
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湿原と丘陵とは、実にハッキリと別れています。
道道は、この丘陵の中を通っています。 -
緑の絨毯にしわのように見えるのも、水の流れです。
どうしてここには、こんなに水の流れが広がっているんでしょうね。
1万~6千年前には、ここには海水が入り込み、「古釧路湾」と呼ばれる海となっていました。
やがて海が後退し、徐々に湿地へと変わったのですが、その際に湖がいくつか残りました。
「海跡湖」と呼ばれる塘路湖・シラルトロ湖・達古武湖です。
湿原と丘陵との境は、海が削って作った「海食崖」です。 -
飛行中の操作画面です。
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コッタロ展望台に立ち寄りました。
コッタロ湿原展望台 自然・景勝地
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トイレの真後ろに真っすぐに伸びた階段があります。
この階段を上った先は、雨で侵食された地肌が剥き出しの斜面があり、それを上るとまた階段があります。
角度はかなり急で、きちんと整備された道ではないので、それなりの格好が必要です。
地面が濡れている時は危険なので、階段の上までにするのが無難です。 -
途中から、遠くにサルルン沼が見えます。
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眼下に、今通って来た道道が見えます。
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「池塘(ちとう)」がいっぱい。池塘は、湿原の泥炭層にできる池沼のことです。
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展望台から望遠で撮りました。水面に空と雲が写り込んで、ものすごく綺麗です。
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空色の水にどっぷり浸かり込んだ清々しい緑色の草。湿原ってこんなに綺麗なんだ!
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ここには写っていませんが、湿原には「谷内坊主(ヤチボウズ)」というおもしろい植物があります。
その説明は「湿原に自生するカブスゲなどのスゲ類が冬の凍結で株ごと地面から持ち上がり、春の雪融け水によって根本がえぐられることの繰り返しによって、名前のとおり人のアタマのように形成されたもの」
だそうで、道道53号線の釧路市湿原展望台の少し南にある保護区などで見られます。
北海道ファンマガジンに記事と写真があります。
https://pucchi.net/hokkaido/kushiromania/201305yachi.php -
まるっきり自然のままの風景って、なぜこんなに綺麗なんでしょうね。
この展望台に登るのはたいへんだったけど、登った甲斐がありました。 -
遠くに、太い釧路川の流れが垣間見えます。
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イチオシ
光の加減でグラデーションが出来ます。
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湿原の上を汽笛が渡って来ました。はるか遠くを走る釧網本線が見えます。
たった1輌の列車ですが、既に釧路湿原の風景のひとつになっています。 -
展望台から降りて来ると、何故かこの木にはたくさんの蝶が群がっていました。
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帰り道、エゾシカが歩いていました。
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道道の脇に、川がとても近い場所がありました。
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川べりに鹿の足跡が残っていました。
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草むらの中から鹿がこちらを伺っていました。
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夕方なので、エゾシカ遭遇率がやたらと高いです。
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この鹿は、軽々と柵を飛び越えて草むらの中に姿を消しました。
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今度は、小鹿を連れた母鹿です。
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好奇心旺盛な小鹿が前に出て来ました。
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まさに自然そのものの釧路湿原から、最後はバンビからお別れです。
ご覧の通り、野生動物が出没する道路なので、走行の際には飛び出しに注意してください。
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