2018/06/18 - 2018/06/24
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Angieさん
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今回の旅では、ロンドンだけでなく郊外にもぜひ行きたいと思っていました。
英国カントリー大好きなので、姉にも郊外の素敵なところを体験して欲しいと思っていたら、「リーズ城に行きたい。」と言うので、話は早いです。
リーズ城のあるケント州は、The Garden of England(英国のガーデン)と呼ばれる景観の美しい場所で、世界遺産・カンタベリー大聖堂もケント州にあります。
カンタベリーには20年以上前から「行きたい!」と思いながらも、機会に恵まれなかったのです。そこでリーズ城とカンタベリーの両方に行く計画を立てました。
さて何で行くか?ロンドンからの電車、日帰りツアー、貸切チャーター車など調べて選んだのが…
Evan Evans エヴァン・エヴァンズ・ツアーズの
貴婦人の城リーズ城、カンタベリー大聖堂、ドーバーのホワイト・クリフ 日帰り観光ツアー
https://www.veltra.com/jp/europe/uk/london/a/7317
二年前にコッツウォルズを訪れた時も、Evan Evansでとても良かったので今回も利用することに。このツアーとヒースロー空港-ロンドンホテル間の送迎は、VELTRA(ベルトラ)で予約しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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バイリンガルガイドは二年前にお世話になったケビンさん、ドライバーははじめましてのトーマスさんでした。日本人は私たち二人と女性一人の三人でした。
なぜこのツアーを選んだか?
良い点は「価格がリーズナブル・移動が楽・ガイドが充実」そして美味しい英国料理も食べることが出来ました。
しいてマイナス要素を挙げるなら、時間の制約があることで、「もう少し時間があったら~」と思うことはありました。それも次回のお楽しみに、今度はゆっくりカンタベリー行きたいです。
そして、二年前はホテルにお迎えのバスが来てくれたのですが、ロンドンの交通事情により現在はホテル送迎はなくなったそうで、集合場所のヴィクトリアコーチステーションまで地下鉄を乗り継いで行きました。 -
とても良い天気でした。今回はWifi付きのバスのはずが、全く接続できません。
まぁでもこんな時はタブレットは使わず、のんびり日帰り旅行を楽しむことにしました。
リーズ城は、1278年より歴代6人の王妃が所有したため、Castle of Queens 貴婦人の城と呼ばれ、The Loveliest Castle in the world 世界で最も美しい城として知られています。
今でも会合やイベントなどで使われているそうで、訪問当日も野外でのイベントが行われていました。リーズ城 城・宮殿
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お城に入る前のガーデンやMoat(お濠)の景色が素敵で、ついゆっくりしてしまいます。どうぞ水辺ののどかな風景をお楽しみください。
リーズ城 城・宮殿
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イングリッシュガーデン、素敵です。
リーズ城 城・宮殿
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色鮮やかなラベンダー
リーズ城 城・宮殿
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涼しげに泳ぐ鳥
リーズ城 城・宮殿
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白鳥、小さいですけれど
リーズ城 城・宮殿
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鳥さん達、沢山いました。しかも人懐っこいです。普通に歩いてたり
リーズ城のシンボルは白鳥と思ったら、実は黒鳥(ブラックスワン)だそうです。
リーズ城の最後の所有者だった女性、レディ・ベイリーがオーストラリアから輸入し、飛行機で乗客と一緒に運ばれたそうです。リーズ城 城・宮殿
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リーズ城はノルマンの城として、1119年石造りで建てられました。13世紀にはプランタジネット朝の支配を受け16世紀半ばまでイギリス王室の所有物で、歴代6名の王妃が住んでいました。
最後の所有者であったレディ・ベイリーによって、城は全面的に改築され、1976年に一般公開されるようになったそうです。
500エーカー以上の敷地には、美しい庭園の他に迷路などもあり、見所がたくさんあります。そして、今でも会議や様々なイベントに使用されていて、イベントの収益により城が維持されているそうです。リーズ城 城・宮殿
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敷地の半分位しか見ることが出来ませんでしたけれど、お城の中だけでも見ごたえがありました。
お城の中に入って、特に印象に残った場所を写真に撮ってきました。
12世紀に作られた貯蔵室。歴史を感じます。リーズ城 城・宮殿
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Henry III Banqueting Hall 宴会場
リーズ城 城・宮殿
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壁左側にはキリスト誕生の様子が描かれています。
リーズ城 城・宮殿
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The Blue Drawing Room レディ・ベイリーの寝室「ブルードローイングルーム」
リーズ城 城・宮殿
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The Castle Dining Room ダイニングルーム
壁には中国から取り寄せた陶磁器が見事です。リーズ城 城・宮殿
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各部屋の床材にも歴史的背景を見ることが出来興味深いです。
リーズ城 城・宮殿
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お城を出て集合場所へ。ここはまた何てことのない景色ですが、余計なものがなく、美しい景色。
日本のお城は戦いの強いイメージですけれど、リーズ城は中も外もLovelyという言葉がふさわしいThe Loveliest Castle in the world 世界で最も美しい城でした。
ロンドンから日帰りで行くのにちょうど良い場所です。
そしてリーズ城を後にして、カンタベリーへ。天気が良くて暑い位でした。
バスの中では冷たいペットボトルを1ポンドで買うことが出来たので、2回も買ってしまいました。
途中でランチの案内がされました。カンタベリーで美味しい英国料理を食べるのです。
チョイスは3種類から。ツアー代金とは別料金になります。
1 フィッシュアンドチップス
2 グランマのステーキパイ
3 ベジタリアンのジャケットポテト
それぞれの人数を確認して、ガイドのケビンさんが電話で予約していました。
コッツウォルズの時も美味しいフィッシュアンドチップスが食べられたので、今回も期待大ですリーズ城 城・宮殿
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カンタベリー到着、まずはランチのレストランへ。
パンテリス イタリアン
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二階席に行き座ると間もなく、それぞれの料理が運ばれてきました。
私はグランマのステーキパイを。
お肉がほろっとして美味しい!付け合わせの野菜も美味しい!とっても満足でした日本に帰ったら作りたい料理になりました。パンテリス イタリアン
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姉はフィッシュアンドチップスを。チップス沢山で食べきれず、お持ち帰りにしてもらいました。
パンテリス イタリアン
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そしてケント州はりんごの産地でもあり、りんごジュースが美味しいとすすめられて、飲んでみたら美味しい!です。りんごの飲み物好きなので嬉しいです!
その後、コーヒー、紅茶とアップルパイが出されるのですが、時間がなくて、アップルパイはお持ち帰りになりました。パンテリス イタリアン
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そしていよいよカンタベリー大聖堂へ向かいます。
途中素敵なお店、可愛いお店ありましたけど、ガイドさんを見失わないようについていき、無事到着。カンタベリー大聖堂、修復作業中でした。
英国国教会の総本山であり、聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会、とともに世界遺産。
今回はカンタベリー大聖堂のみで、他の2か所を回ることが出来ませんでしたけれど、カンタベリー大聖堂だけでも行くことが出来て良かったと思います。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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中に入ると、クワイヤの演奏が響いていました。日々礼拝と讃美歌の演奏が行われているそうです。
カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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バイリンガルガイドのケビンさんは、まず英語で大聖堂の歴史などを話して、その後日本語でもガイドをします。イヤホンを通して聴くこともあれば、近くで話を聞くこともありました。英語も日本語も流暢で、歴史・文化のガイドもわかりやすいです。
大聖堂内の彫刻やステンドグラスなど、荘厳で見事です。
しかし、私個人として最も心に残ったのは、礼拝堂の床に立てられた1本のろうそく。トマス・ベケットが埋葬されている場所で、ろうそくの火は決して消えることがなく、灯され続けていると聞きました。
その話を聞いた時に、とても神聖なものに出会ったような感動を覚えました。
そんなわけで、写真を撮ることも遠慮して、祈り心でその場を去りました。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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1400年にわたるカンタベリー大聖堂の歴史について、お土産に買ったティータオルにイラストで可愛く描かれています。
一番上の馬に乗っているのが、14世紀に描かれたチョーサーの「カンタベリー物語」の登場人物。カンタベリー巡礼の物語です。
1170年に大司教トマス・ベケットが大聖堂の中で暗殺され、ローマ教皇から聖人とされたことで、カンタベリー大聖堂はイギリス屈指の巡礼地になりました。
聖トマス・ベケット巡礼の地として、多くの巡礼者が訪れ、奇跡が起きたと言い伝えられています。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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ティータオルを買った、Cathedral Shop(大聖堂ショップ)には、素敵なものが沢山売られていました。もう一つ面白いものをご紹介しますね。
歴代の国王の年代と名前が書かれた定規、裏は計測できます。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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大聖堂ではほとんど写真を撮らなかったのですが、興味深くて美しいものを見つけました。
The Paschal Candle
毎年イースターに新しいものが作られて、イースターの時期と特別なオケージョンの時に灯されるキャンドル。素敵でした。
カンタベリーでは、大聖堂を見て、ショップで買い物をしたら、時間がなくなってしまい、他の場所を観ることが出来ませんでした。
でもまたいつか行きたい場所になりました。カンタベリー大聖堂 寺院・教会
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ケント州への日帰りバスツアー、3つめの最後の名所はドーバーでした。
ドーバーと言えば、フランスのカレーとの間をフェリーが結び、海を渡って英仏を行き来できる場所でもあります。
ユーロスターの開通で、てっきりフェリーは利用できなくなったのかと思っていたのですが、今でもフェリーが運航されているのですね。
ユーロスターの開通前に、二回ほどフェリーを利用したことがあります。
いずれも、パリから電車でフランス・カレー、そしてフェリーでドーバーに着き、電車でロンドンへという行程でした。
海が大好きな私、フェリーに乗っている間、海の風を感じながら癒されました。
一人旅で、いろいろな国の方と出会い、お話をしたりするのが楽しかったです。
ドーバーではまず海へ。嬉しい!
すっかりリラックスモードです。 -
空と海の青のグラデーションが美しい。
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ドーバーの白い崖・ホワイトクリフ、フェリーでフランスから来るとよく見えて、「英国に着いた」という実感がわきます。
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マリーナのようになっています。
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天気の良い日に海での楽しみと言えば、やっぱりアイス!上の鳩さんがとまっている建物がアイスクリーム店です。
本当はソフトクリームが良かったのですが、聞いてみると「ソフトクリームは、あっちのお店だよ。」と教えてくれて、遠いし時間がないので、アイスをダブルでいただきました。 -
ケントの隣のイーストサセックスに3か月滞在していたことがあり、英国の南岸の海とても好きです。セブンシスターズも素敵です。
海辺での休憩を終えて、高台の見晴らしのよい場所へ行きました。ドーバー城が見える絶好のフォトスポットです。 -
ドーバー城の中には入りませんでしたけれど、ここでもガイドのケビンさんが歴史など話してくれました。
古代ローマ時代から灯台が置かれ、12世紀にノルマンの要塞が築かれ、ヨーロッパからの侵攻を防ぐ砦として「Key to England(イギリスへの鍵)」と称されています。ウィンザー城の約1.5倍の敷地面積、イングランドで最も大きな城です。 -
ここから見る海の景色も良いです。
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お天気に感謝しました。
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ケント州の3か所、リーズ城、カンタベリー大聖堂、ドーバー、それぞれに歴史を感じさせる素敵な場所でした。「英国文化を楽しむ」という目的に沿って、体験し学ぶことが出来ました。
ロンドンからの行き帰りの途中にも「Old Kent Road(オールドケントロード)」の話など、通る場所それぞれでまつわる話を聞けたのも楽しかったです。
ロンドンへ戻り、私たちはキングスクロス駅直通のノーザンラインの地下鉄駅で降ろしてもらいました。
この辺もガイドさんが上手に都合をつけてくれるので、安心です。
終点のヴィクトリアまで行かれる方には、美味しい食事のおすすめもありました。
Evan Evans のバイリンガルガイド付きツアーは、行き先によって曜日が異なりますので、お早めに計画を立てられると良いかもしれません。
バイリンガルガイドの良いところは、英語も聞けるので、英日二か国語でガイドを聞くことができます。聞きたくなければ聞かなくても大丈夫なので、日本語だけ聞くのもありです。
今回のバスツアーも楽しく有意義に過ごすことが出来て感謝しています。
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