夏の信州へ。善光寺詣りと黒部ダム、そして一旦東京へ戻る編

2018/08/09 - 2018/08/10

「今年の夏は、どこか星野リゾートに行ってみようか」、とだんなさんからうれしいご提案。
「信州の山に囲まれたい！」と私の希望もあって
”星野リゾート 界 アルプス“で泊まって、扇沢から立山へ、立山黒部アルペンルートを通り抜け、レンタカーで富山から石川県の山代温泉に行き、“星野リゾート 界 加賀”に2泊して福井県と金沢を観光しよう！
という壮大な計画が出来上りました！
総移動距離、1000キロの旅です！
手配を全て済ませて、ランチの予約をしたり、観光地を調べたりして出発の日を待っていたら、
なんとなく近づいてくる台風！
さらに！
旅行日程の2日目の午後に急用ができてしまったのです！まさかのキャンセル？楽しみにしてたのにいいいい。
「仕方ない。2日目の午後に一度帰って3日目の朝に出直そう！」とだんなさん。
でも、ちょうどお盆の帰省ラッシュの真只中！
新幹線も飛行機ももちろん満席！
さてさてどうなる事でしょう。
大忙しの4日間を振り返ります。
ご一緒に楽しんで頂けたら幸いです。

エリア 長野市(長野)

今回は、東京駅のビューゴールドラウンジからスタートです！
長野までグランクラス利用なので切符の提示で利用できました。
入り口は、八重洲中央口を出て、ほぼ正面。
改札の外にあるので少し不便です。

中に入るとすぐに席に案内されて、飲みものの希望を聞いてくれます。
大好きなハーブティーとお茶菓子でひと息。
混雑もなく、時間までゆっくりさせて頂きました。

今日の列車は、10:24発「かがやき509号」。
停車駅が一番少ないので1時間20分で長野に到着の予定です。
グランクラスは、先頭の12号車なので結構歩きます。
写真も撮りたいので早めにホームへ。

「かがやき来た～！」
しゅっとしていてカッコイイなぁ～

入口は、こんな感じになっています。
“和モダン”でお上品。

座席は、全部で18席。
広々シートで、二人とも、大きめ（たてに）だけど足元も余裕。
この時点で私達ともうお1人のビジネスマンさんの3人です。
すご～く静か…

軽食付きです！
知らないでお弁当買っちゃう人とかいないのかな？
だんなさんは洋食。
サンドイッチとサラダとフルーツ。
と、ちゃっかりビール！大丈夫？

私は、和食にりんごジュース。
実は、全く飲めないのです。
季節のご飯と、おかずがたくさん詰まってます。
マスの味噌焼き、卵焼、キノコの炒めもの
揚げ物、煮物、おばさんには適量。

熱いお茶を頂いて、ひと息ついた頃、軽井沢を通過。

あっと言う間に長野に到着です！
す、涼しくない…暑い…

先ずは、改札を出て左側、東口から1階におりて、
バス乗り場を下見しておきましょう。
先に、切符も買っておきます。
明日、帰って来ると言ったら往復切符がお得だと教えてくれました。

25番乗り場から扇沢ゆきで信濃大町温泉郷に向かいます。

バスの確認ができたところで、長野といえば、
善光寺！
東口と反対側の善光寺口に移動です。

善光寺まで、歩いて20~30分くらい。
バスも出ています。
あまりにも暑いので、タクシーに飛び乗りました！

タクシーの運転手さんは、とってもお話上手な人で、善光寺について面白おかしくお話してくれました。
参道から行くか本堂に行くか聞かれたので、先にお詣りしますと言ったら、15分程で本堂の脇の入口に車をつけてくれました。

と、言う訳で、いきなり本堂が登場です！

だんなさんと一緒に、旅行を楽しめる事に感謝しながらおまいりしました。

御朱印は、お詣りの前に申し込んでおきましょう、と思ったら
平成30年夏の限定バージョンは、自分で貼るタイプなんだそう。
｡｡｡｡｡帰ったら、だんなさんに貼ってもらおう。

それでは、山門をくぐって、後ろを振り返りながら参道を下って行きます。
真っ青な空がまぶしい～

仲見世通りには、たくさんのお店が並んでいて、
テンションがうなぎ登り！

長野に来たからには、“おやき”を食べずには帰れないでしょう。
ひとつ、焼いてもらいました。
あっあっ熱い！美味しいけど、熱い！

仁王門を出てすぐに、有名な唐辛子のお店があります。
自分の好みにブレンドしたりも出来るみたい。

お店に入る時に、｢七味唐辛子の缶が椅子になってる！｣とだんなさん。｢シチミガ、イス？？｣
指差す方をみると、なるほど～

唐辛子のお店のお隣が、お茶をしようと予約しておいた“ザフジヤゴホンジン”さんです。
お店の全景を撮ろうとするも、あまりの暑さに
道路をわたるのも辛い…看板だけ。

昔は、由緒ある旅館だった建物を結婚式やレストランとして使っているそうです。
そのせいか、クロークがあったりして荷物も預かってもらえます。
スタッフさんが、色々と気をつかってくれたり、
声をかけてくれたりとても親切でした。

木漏れ日が降り注ぐお庭を眺めながらひと休み。
jazzが流れて穏やかな時間…

ここは長野だし。やっぱり林檎よね～
アップルパイにしようと思っていたけど
メニューを見て"桃のパフェ"にあっさり変更。
桃がたっぷり入っていて大満足。

だんなさんは、定番のティラミス。
食に関しては、冒険しないタイプなのです。

お店で呼んで頂いたタクシーに乗り込んで、10分程で長野駅へ。
帰りのタクシーの運転手さんも色々お話してくれました。
みなさん、本当に親切。
早めに到着したのでゆっくりお手洗いなどすませてバス乗り場に到着。

バスに乗り込むと、「涼しい～！」
座席はとってもきれい。
お客さんは、1/4ほど乗っているかな。
運転手さん、よろしくお願いいたします！

1時間程のドライブで大町温泉郷に到着したら、星野リゾートから車でお迎えに来てくれていました。
暑かったので、助かりました。

2~3分でいよいよ、“星野リゾート 界 アルプス”に到着！

お部屋は、2階です。

リニューアルしたばかりでとってもきれい。

露天風呂付きです。

浴槽も、洗い場も広々していてお湯加減も丁度いい感じ。
入りたい時に、気軽に入れるのが最高！
とっても気持ち良かったです。

お茶菓子のくるみゆべしと、お部屋のカギは、雷鳥です。
お部屋に飾ってある、切り絵作家さんの作品集も
置いてあります。なんだかほっこりします。
それにしても、細かい作業…
私には無理…

宿泊棟とお食事処の間にある、“夕涼みスペース”

「この小川のお水はと～っても冷たいですよ足をつけてみてください。」
と、チェックインの時に聞いていたので
それならば、と思いっきり“手”を突っ込んだら
冷たくて気持ち良かったけど、“足”にしなくてよかった～

お出掛けは、浴衣か、作務衣、そしてこの下駄で。
“和”の雰囲気がいいですね～

「何本でもどうぞ」とラムネが冷やしてありました。美味しそう。
お食事の後でもらって行こうとしたら、
実はタイムオーバーでなくなっていて、だんなさんションボリ。

お食事処とフロント棟の間の雁木通り。

夕方に、お子さんが、作務衣姿で竹とんぼやけん玉、コマ回しをして遊んでいる様子がとても懐かしく、かわいらしかったです。

朝顔は、小学校の宿題を思い出します。

提灯が飾ってあって、いい感じ。

夜は、ちょっとしたイベントがあるみたい。

童心に返ってけん玉とコマ回しに挑戦！
だんなさんは、楽々両方成功。
さすが！
そういえば、私は、子供の時でも成功率は低かったのだった。

お楽しみのお食事です！

本山葵と牛肉。
山葵は、自分ですりおろします。
新鮮で美味しい！

まるで、お祭りみたいなご膳です。

ひとつひとつ、手の込んだお料理が盛りつけられています。

とうきび餅とフォアグラ。

牛肉と鶏肉を、旬のお野菜と一緒に味噌だれで頂きます。
お腹が苦しい…
ここまで、私の方が早く食べていたのに、ここで
だんなさんが突然追い上げてきました。

甘い物は、別腹。

丸く刺さっているのは、りんごのスライスです。
雨で湿気がある時は、立たないそうです。

フルーツが入ったラムネのゼリー。
さっぱりして美味しかったです。

お話しながら美味しいお料理をゆっくり頂いて
本当に幸せな時間でした。

お食事が終わったら、もう暗くなっていました。

近くの公園で、イルミネーションがあると教えてもらったのでお散歩に行く事にしました。
振り返って正面入口をパチリ。

予想外に素敵なものを見せてもらって、
得した気分♪

それでは、お部屋に戻って、お休みなさい。

さわやかな朝です！
具沢山のお味噌汁が、しみる～

朝食が終わったら、チェックアウトして、
黒部ダムに向けて、先ずは扇沢を目指します。
9:00発のトロリーバスに合わせて出発！

扇沢までは、昨日乗って来たバスで行けるけど、
だんなさん曰く、ここまで来る間にバスが満員になって乗車できないと困るから念のためにといってタクシーにしました。4000\くらいでした。
この日は、道路もすいすいだったけど運転手さんによると、紅葉の頃など繁忙期は、渋滞でとんでもない事になるそうです。
全く進まなくて、途中であきらめる人もいるくらいだとか。
知らないで来たらびっくりですね。

本当は、立山まで通り抜けるつもりだったので、
立山までの通しのチケットをwebきっぷ予約した時に扇沢発のトロリーバスの時間も予約していました。
今のところはそれほどの混雑ではなさそうです。

トロリーバスの改札を待つ間、駅員さんがお弁当の売り込みをしているのですが、なかなかの話術でみんな大笑い。

トロリーバスは、この時間帯は5台連なって走ります。
黒部ダムまで16分。
途中、難工事の原因になった破砕帯の場所は青いライトで照らされています。
大量の湧水に阻まれて80メートルを掘るのに7ヶ月かかったそうです。
来年からは、新しい電車バスになるそうです。

到着～

右に行くと、210段の階段を登って展望台へ。
左に行くと、階段はパスしてレストハウスへ。
さあ、どっち？

ひいひい～210段の階段を登って、展望台にやってきました。
どどどどど～黒部ダムです！
大迫力！
今日の観光放水は、高い位置からということで
ラッキー！
虹もかかってます。

青い空にもくもくと夏の雲！
これが見たかったのです！
大感激！

あまり時間がないので、先を急ぎます。
ダムの上を歩いて行きます。
放水している所には水しぶきが飛んでいます。
マイナスイオン！

ケーブルカー乗り場で、係員さんに
扇沢11:00発の長野駅行きのバスに乗りたいのですが
と尋ねた所、ここで引き返した方が良いとの事。
聞いてみて良かった～
残念だけど、黒部ダムが見られたので良しとしよう。
今回は、ここまでで撤収！
途中、売店でひと休み。
だんなさん、ソフトクリームを片手に最高の笑顔です！

トロリーバス乗り場へ向かうトンネルの中はひんやり。
歩いて5分くらい。

それでは、バスで長野駅に向かいます。

私が、ぐーぐー寝ている間に、だんなさんがネットで空席を見つけてチケットを予約してくれました。

13:20発の東京行きで一度帰ります。
駅に着いたらチケットを発券。
売店でお弁当をゲット！

夏の信州を満喫して、とっても楽しかった～
一度は、諦めかけた旅行だけど、来て良かった！
これから用事をすませて、明日は“星野リゾート加賀“を目指します。
明日の北陸新幹線は、全て満席。早めに駅に行って大混雑の自由席で行くしかなさそうです。
さてさてどうなりますでしょう。
ひとまず、前半戦はこれにて終了です！

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました！

この旅行記へのコメント （5）

• しにあの旅人さん 2018/12/02 09:53:08

  おはようございます

  グランクラスというのはファーストクラスのことですか。食事が出るのですね。知りませんでした。イギリスの鉄道でも出たことがありますが、これほど豪華ではありませんでした。
  
  ホテルの滞在を楽しむ旅とは、優雅です。やってみたい。
  私たちは、国内はこの数年神社巡りの旅ですから、調査旅行のキャンプみたいなもので、泊まれればいいという感じです。もっと心に余裕を持たねば、いい旅はできませんん。

  しにあの旅人さん からの返信 2018/12/02 10:03:36

  追記

  私たちのイギリス旅行3に汽車で出た食事の写真があります。グランクラスと比べるとなんとまあ貧弱なこと。

  はるたまさん からの返信 2018/12/04 23:54:09

  こんばんは

  コメントありがとうございます。
  
  ここのところ、バタバタしていまして
  返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
  
  確かにグランクラスは、ファーストクラスのようなものだと思います。
  乗車時間が短いので、お食事をしていたら、あっという間でした。
  とにかく、静かでした。
  
  シニアの旅人さんは、旅しながら色々調べたり考察されたり、凄いなぁ～と思います。
  とっても、いい旅をされていて、羨ましいです。
  
  イギリスの旅行記も楽しく拝見しました。
  来年、ロンドンに行きたいと考えているのでとても参考になります。
  時間ができたらゆっくり読ませて頂きたいです。
  
  はるたま
  

• wakupaku2さん 2018/10/17 15:16:57

  わあ！！グランクラス乗ってる！！！

  はるたまさん、
  
  こんにちは。
  グランクラスは家族が乗りたいと申しています。
  でも、お値段が・・・金沢から東京、でなく、東京から出発に乗ると、東京駅のＪＲラウンジに入れるんですね！！
  
  ＪＲのクレカを持っていてもグリーン以上でないと入れない敷居の高い羅ウンジ。グランクラス内のお弁当も美味しそう。
  
  星野リゾートでゴージャスな旅、とっても面白かったです。

  はるたまさん からの返信 2018/10/18 20:26:28

  こんにちは！

  wakupaku2さん、コメントありがとうございます！
  光栄です～
  
  グランクラスは、今回、長野までだからと奮発しました。
  金沢までだと、金額が跳ね上がるみたいですけど。
  
  ラウンジは、東京駅ではゆっくり電車を待てる場所がないのでとっても良かったですヨ。
  ミーハー根性でわざわざ改札を出て行きました。
  
  お弁当を食べたりしていたらあっという間でした。
  電車に乗っているのを忘れてしまう感じでした。
  
  wakupaku2さんの旅行記、いつも楽しく拝見しています～
  マカオの旅行記は、とっても参考になりました。そのうち行きたいなぁ～と思っているので。
  
  これからも遊びに行かせて頂きたいと思います。ではでは！
  
  はるたま