小値賀島　～五島列島(2)～

2016/05/02 - 2016/05/07

長崎県・五島列島に数ある島々のうち、福江島・小値賀島・中通島などを巡ってきました。

(2)は小値賀島を回り、中通島に到着するまでの部分です。

エリア 五島列島(長崎)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

4日目。
福江島を離れる日です。

ホテルから福江港に移動し、乗船券購入。

福江港ターミナル 五島市観光案内所 名所・史跡

五島の島々に寄港しつつ、博多港と福江港を結ぶ、フェリー太古。
このフェリー太古に乗って、今日はまず小値賀島に向かいます。
久しぶりの船旅です！

フェリーは若松島と中通島を結ぶ橋、若松大橋をくぐって・・・

若松大橋 名所・史跡

小値賀港に入港します。

小値賀島 自然・景勝地

まずは歩いて小値賀島の中心部に向かいます。

おそらくここが島のメインストリートかな？

ここから一本入った小さな路地にある、食事処「ふるさと」に入ります。

ふるさと グルメ・レストラン

刺身と焼き魚までついてきたこの定食「ふるさとスペシャル」、なんと1,000円です。

再び港まで戻り、フェリーターミナルでレンタサイクルを借りて、島内観光に出発。

島内はなかなかのアップダウンがあるので、自転車で回る場合はそれなりに体力を消耗する覚悟をしておきましょう。

牛の塔。
ここ小値賀島はもともと2つの島で、耕作に向く平地はほとんど無かったとか。
そこで鎌倉時代、2つの島の間の海を埋め立てる工事が行われ、その過酷な工事で犠牲になった牛を供養するために建てられたのが、この牛の塔とのこと。

ここには今でも水田が広がっています。
何百年前もの工事の恩恵は、確実に現在まで受け継がれているようです。

赤浜海岸公園。
海の向こうに見えるのは中通島と、世界遺産・野首教会がある野崎島でしょうか。

赤浜海岸公園 公園・植物園

林の中の道を東へ走っていきます。

空港が見えてきました。

小値賀空港です。
かつては福岡・長崎空港に定期便があったようですが、現在は就航路線のない空港です。
ターミナルも施錠されていて、入ることはできませんでした。

小値賀空港 空港

ただ空港周辺の手入れは今でもなされているようで、「ようこそおぢかへ」の植木文字はちゃんと読める状態だし、この日は雑草刈りをしている方もいました。

空港屋上には登ることができて、滑走路を眺められます。

小値賀空港から北西方向に走ります。
これまでとは一変、海沿いの平坦な道になりました。

道路からは時々、牛の姿が見えます。

学校が立ち並ぶ、島の真ん中あたりまで戻ってきました。
ここは姫の松原。
松並木の道です。

志々伎神社。
そういえば海のすぐ向こう、平戸島南部にも志々伎という地名があったけど、何か関係があるのでしょう。

柳波止場。
小値賀島の北、納島や宇久島神浦港への船が出る港です。
宇久島神浦港は、フェリー太古などが寄港する宇久島平港とはかなり距離があるみたいなので、要注意。
しかし予想以上に小さい港でした。

橋を渡ると、斑島（まだらじま）に入ります。

海岸線に緑が広がります。

岩場を下ります。

ポットホール（玉石甌穴）。
波によって岩が長い年月転がされ、削られ、磨かれることで完成した、玉のような石。

船の時間も近づいてきたので、アップダウンの激しい道を走り、港に戻ります。
先ほどフェリー太古が寄港した小値賀港の近くにある、離島待合所。
小値賀周辺にある、大島、六島、そして野崎島行航路の待合所のようです。

小値賀港まで戻り、レンタサイクル返却。
次の目的地である中通島・有川港行きのチケットを購入し、ターミナル内で時間を潰します。
ターミナルでの掲示を見る限り小値賀島では民泊が盛んなようで、10年以上の実績があるようです。

有川港行きの高速船、シークイーンに乗船。

小値賀島 自然・景勝地

さすが高速船、たった35分の乗船で中通島・有川港に到着。

有川港フェリーターミナル売店 グルメ・レストラン

有川港から少し歩いて今夜の宿、「和風ペンション　し喜」に到着。
１階は居酒屋「潦り茶屋　し喜」になっており、2階とすぐ近くの別館が宿泊施設。

和風ペンションし喜＜五島 中通島＞ 宿・ホテル

別館の洋室シングルルームに泊まります。

この宿は夕食付にすると1階の居酒屋で食事できるようですが、この日は連休最終日だったせいか、休業日。
なので有川の街で適当な店に入って食事し、ホテルに戻りました。


(3)に続く