2018/06/22 - 2018/06/22
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みーみさん
この旅行記のスケジュール
2018/06/22
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徒歩での移動
この旅行記スケジュールを元に
上賀茂神社は現在の京都の中心地からは結構離れているので今まで訪れたこ
とがありませんでしたが、重伝建の社家の街並みを見たくて、バスに
乗ってやってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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まず、上賀茂神社に参拝しました。
鳥居の向こうは芝生が広がり、明るくてオープンな雰囲気。
下鴨神社の糺の森などの鬱蒼とした感じとは違います。 -
一の鳥居をくぐって芝生の中の道をまっすぐ進むと、さっそく重要文化財の建物が現れます。
上皇や法皇が、競馬界神事や葵祭に使う外幣殿(馬場殿)です。 -
その向かいには神馬舎があります。
作り物の馬を置いている神社が多い中、上賀茂神社には本当の神馬がいます。 -
白馬の神山号。
もっとも、この神馬舎に出社するのは日にちが決まっていて、
6月なら、日曜日を中心に、6回でした。 -
二の鳥居をくぐると見えるのが細殿。重要文化財です。
その前にあるのが、立砂です。
上賀茂神社の御神体山の神山を表したものと言います。 -
手水舎の水は神山の湧水。
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樟橋(長寿橋)を渡ると・・
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赤い楼門が。
上賀茂神社のホームページで数えると重要文化財は全部で27になっていました。
楼門も重要文化財です。 -
本殿・権殿。
こちらは国宝です。 -
末社の棚尾神社は本殿への階段の途中にあって、桧皮葺の様子を間近に見ることができて興味深かったです。
この小さな社殿も重要文化財です。 -
桧皮葺の唐破風の屋根を持つ片岡橋。
重要文化財です。
上賀茂神社は重要文化財の宝庫ですね。 -
玉之橋。(重要文化財)
こちらは渡れません。 -
境内を流れる明神川のきれいな水。
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橋殿。(重要文化財)
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土屋(重要文化財)
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上賀茂神社境内。
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緑の中を川に沿って歩くだけで、気分がすっきりします。
岩の上に鎮座する岩本神社。交通安全の神様ということですが、
元々は何の神様だったのでしょう。
小さい社殿ながら重要文化財に指定されています。 -
さらに進むと二葉姫稲荷神社があります。
上賀茂神社には実に多くの末社があります。 -
かきつばたと八橋。
かきつばたには少し遅かったですね。 -
イチオシ
境内を南に流れていく明神川。
この川が社家の街並みの中を流れていきます。 -
イチオシ
重要伝統的建造物群の上賀茂の社家。
川、橋、土壁という社家町の美しい景観を作っています。 -
上賀茂神社の神官たちが住んでいた社家町で、住む人は変わっても、社家町のたたずまいはそのまま残り、重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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上賀茂伝統的建造物群保存地区の地図。
川沿いだけでなく、川の向かい側の建物も保存地区になっていることがわかります。 -
その中で中を見学できるのがこの西村邸です。
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錦部家から西村家が手に入れたもので、建物そのものは明治後期に数寄屋造りで別荘として建てられたものです。
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しかし、庭は1181年つまり平安末期に造られたものといい、社家の庭の様子を今に伝えている貴重なものです。
平安時代の面影を伝える庭というのは、そうないのでは? -
イチオシ
そして、その庭がよく見えるように庭に面した部屋は極力壁や柱を廃した造りになっています。
庭に面した部分はこの柱だけ。あとは全くオープンな造りです。 -
庭に面した二面には壁がない。
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明神川から水を取り入れ、曲水の宴のための小川としたあと、再びもとの明神川に
水を返す造りになっています。 -
イチオシ
これは神官が身を清めるためるための井戸です。
社家ならでは、ですね。 -
別荘だけあって、数寄屋風の造り。
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おもしろいことに、廊下に床の間がありました。
受付の方に聞くと、後になって造られたものではないかということでした。 -
この戸袋に雨戸が何枚も入っているようです。
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部屋を閉じるときは雨戸をもちいるようで、床には溝が。
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裏庭もあり、比較的大きな池がありました。
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夏椿。
椿は冬というイメージだったんですが、夏にも咲くんですね。
夏椿ーなんとなくきれいな響きです。 -
裏庭に面しては茶室がありました。
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水屋。
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イチオシ
明治以降、世襲の神職がなくなりましたが、町並みは残りました。
もっとも上賀茂神社の神職だった人は今でも神社の神事に携わっているようです。 -
イチオシ
明神川と社家
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明神川端にある藤木社。これも上賀茂神社の末社の一つで、大きな楠とともに、社家の歴史を見守っています。
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川に面していないところお風情があります。
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梅辻家住宅。
社家のひとつで、京都市指定有形文化財となっています。 -
井関家。
社家ですが、川には面していません。神社より高い建物は建てないはずか、かなり高い。
この望楼風の部分は明治時代になって増築されたものらしいです。 -
川沿いにある京雷堂というすぐきや煎餅を売っているお店ですが、社家の中やお庭を見ることができます。
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解説もしていただきました。
この天井が黒い部分は元々のもので、 -
天井の色が薄いこの部分はのちに増築されたものだそうです。
明治時代以降、時代の流れとともに、社家も内外ともけっこう、改築・増築されたんですね。 -
社家だけど仏壇があります。
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富岡鉄斎の絵もありました。
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欄間。
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庭園。
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冷たいお茶とおせんべいのサービスが。
お土産にこの煎餅を買いました。
風味があって、おいしかったです。
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