2017/09/16 - 2017/09/17
50位(同エリア242件中)
RAINDANCEさん
- RAINDANCEさんTOP
- 旅行記596冊
- クチコミ1751件
- Q&A回答9件
- 1,196,079アクセス
- フォロワー71人
福島県西南部、南会津郡の村である桧枝岐を訪れました。東北地方最高峰の燧ヶ岳に近い豪雪地帯であり、かつては平家の落人伝説が残る秘境、現在でも日本一人口密度が低い市町村です。そして、尾瀬の福島側といえば、この桧枝岐村です。
★村の温泉民宿に2泊し1日たっぷり尾瀬ハイク、「尾瀬桧枝岐温泉」の魅力を満喫。
★桧枝岐村の歴史を語る「桧枝岐歌舞伎の舞台」を中心に、ちょこっと村のみどころを散策。
[いただいた郷土料理/ご当地グルメ]
◎山人料理
◎裁ち蕎麦
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
南会津から、国道352号を経て桧枝岐村方面へ。
-
今回、桧枝岐を訪れる目的は、桧枝岐村そのものの観光もそうですが、「尾瀬」に福島側から入ってハイキングをするためです。
-
車から撮って暗くてピンボケですが、あちこちで白い花が咲く蕎麦の畑が目に入ります。
-
2017年8月にオープンしたばかりの「道の駅 尾瀬桧枝岐」。ここを過ぎるとまもなく桧枝岐村の集落です。
-
集落についたところで、この日から2日間連泊する宿「せせらぎの宿 尾瀬野」にチェックイン。
-
昭和47年開業、平成13年にリニューアルされた民宿です。
フロント。 -
エントランス横の囲炉裏部屋。
-
客室。窓からは、宿の裏手を流れる桧枝岐川(伊南川)の清流が望めます。
-
トイレ、洗面所は共同。
-
そして温泉、「しもばたの湯」と「かいこんの湯」。
-
渓流をのぞみながら入れる温泉。民宿としては大きいです。
-
桧枝岐村はすべての家に温泉が引かれているといいます。泉質も良く、尾瀬ハイクの疲れもゆっくり癒せそうです。
-
温泉のあとは夕食、宴会場「越後」にて。ちなみに、この宿は創業時は「越後屋」という名だったそうです。
-
献立は、山と川の幸で尽くした、桧枝岐伝統の”山人料理”。山葡萄酒に始まり、つめっこ、なだまめ、岩魚の塩焼き、こぼみ、キュウリ山椒漬け、ズッキーニ・モロヘイヤ天ぷら、ニシンとウド、水菜、酒やきもち…といった山川の恵みがズラリ。
-
”桧枝岐 百年”、お隣の南会津の日本酒の様です。
-
名物の”裁ち蕎麦”。薬味も効いて美味し。
-
こちらは”舞茸ごはん”。ほんのりバターが効いてこれも美味し、妻絶賛。
-
カモ鍋。…どれも素朴ながら手作りの美味しい料理に大満足。
-
翌朝、天気はあまり芳しくありません。
-
窓から見える桧枝岐川の渓流。
-
朝食は、昨夜と同じ会場にて。
-
朝食も山川の恵み。ワラビや山ウドに岩魚の甘露煮、等々。
-
食後にドリップカフェもついています。
-
さて、朝食が済んだところで、支度をして尾瀬へ向かいます。
-
群馬側と同様、尾瀬には自家用車で入ることはできません。駐車場まで行って、そこからバスに乗ります。
-
自家用車で来れるのは、ここ「御池駐車場」まで。駐車場は通常1回1,000円ですが、泊まった民宿で無料になるコインを貰えました。(そういうプランを選んだわけですが…)
-
御池駐車場の売店で軍手を購入。(持ってくるのを忘れたので)
-
ここでバスのチケットを買います。
-
このシャトルバスで、尾瀬の入山口である「沼山峠」へ向かいます。
-
バスの車内。
-
途上アナウンスがあり、原生林を見渡せる場所で速度を落としてくれます。
-
「沼山峠」に到着。休憩所あり。
-
ここから、まずは尾瀬沼までハイキングのスタート。
-
木道を歩くこと約25分・0.7kmで…
-
…「沼山峠展望台」に到着。少しだけ休んで…
-
展望台からは緩い下りになります。
-
湿原に出ました。
-
「大江湿原」です。草が黄色くなってきてます。
-
森やシダは、まだ緑色。
-
木道から見える花々を少し。これは、ツリガネニンジン?
-
オクトリカブト...かな?
-
遠くに尾瀬沼が見えてきました。
-
展望台からここまでは40~50分。
-
「尾瀬沼ビジターセンター」に到着。少し湖畔…いや、沼畔の様子を探ってみましょう。
-
職員が常駐し、尾瀬の自然保護・情報発信を行っています。
-
ちょっと見ていきましょう。右目は何を以て黒目が入るのでしょうか。
-
職員の皆さんが収集した自然情報が紹介されています。その一例。
-
こちらは「長倉小屋」。尾瀬の東沼畔では一番目立つ山小屋かと。
-
長倉小屋の別館なるものも。
-
長倉小屋売店(ビジター売店)。
-
冷たい飲み物とカフェ。
-
お土産、雑貨も売ってます。
-
こちらは別の山小屋、「尾瀬沼ヒュッテ」。沼からは少し上がったところにあります。
-
さて、ハイキングを続行。尾瀬沼を左回りに一周します。
-
天候はすっかり雨。すでにレインウエアを装備。
-
各所に期間限定で獣害防止柵が設けられてました。
-
浅湖(あざみこ)湿原を抜けます。
-
大入洲半島の樹林帯を通過…すごい根っこ。
-
再び尾瀬沼へ出ました。
-
この辺りは、オンダシ沢が押し出したオンダシ湿原でしょうか?…
-
尾瀬沼ビジターセンターからは1時間・4kmほど、もうすぐ沼尻休憩所です。
-
ここで見つけました。モウセンゴケの群生。
-
あちこちに生えてます。虫を捕えて養分にする…という道を選んだ植物、生物の進化は不思議で面白いですね。
-
北西の沼畔、「沼尻休憩所」に着きました。
-
…とは言っても、ここの休憩所は2015年に火災で焼失し再建中です。(2017年9月現在)
-
休憩所が管理していたトイレも整備中で使用不可です。この状況は、前回の尾瀬訪問で知っていましたので、トイレのタイミングとかは計算済み。
-
さらに、尾瀬沼を左回りに周ります。沼尻を過ぎた辺りは樹林帯です。木道も結構壊れていて、あまり歩きやすいコースとは言えません。
-
そのうちまた湿地に出ます。ここは「小沼湿原」かな。
-
ここにもモウセンゴケの群生が!さっきのより、こっちの群生の方がすごいです。
-
あとはひたすら沼の淵を歩きます。
-
少しだけ、岸に出られる場所が。
-
そうしてたどり着いたのが三平下付近の「尾瀬沼山荘」。尾瀬沼一周まで残り約1kmのところ。(つまり、尾瀬沼ビジターセンターから右回りに約1kmの付近)
-
その傍に建つ「尾瀬沼休憩所」。ここで、ランチタイムにします。
-
食堂・売店のある休憩所。
-
「エスニックチキンカレー」に「角煮うどん」。妻には申し訳ないが、運転を任せて私だけ生ビール。
-
エネルギー補給とトイレ休憩完了、ハイキング続行。
-
尾瀬沼を望めるベンチ。
-
この分岐点で、尾瀬沼一周の完遂です。あいにく天気には恵まれませんでしたが、時折小雨が降る程度だったので、なんとかハイクを楽しむことが出来ました。
-
桧枝岐村の集落に戻り、まず向かったのは外湯「燧(ひうち)の湯」。通常は大人500円ですが、村の民宿に泊まると300円に割引き。(民宿で割引パスを貸してくれる)
-
川沿いの露天風呂が気持ち良い共同浴場です。
-
内風呂、泉質もなかなかです。
-
外湯をもう一軒はしごしてみました。「駒の湯」、こちらも割引がききます。こちらはちょっと温泉臭が薄く塩素臭が気になったかな…燧の湯の方がお勧めです。
-
駒の湯は、桧枝岐村役場の近く。
-
さて、民宿 尾瀬野での2回目の夕食です。
-
前日とは献立が少し変わっています。この日も、絶品の舞茸ごはんがありました。
-
翌朝。
-
朝食も、前日の献立とはちょっと変化。
-
チェックアウト。民宿 尾瀬野、いい宿でした。お勧めです。
-
ここからは、桧枝岐村集落の観光。(過去訪問時の情報含む)
これは街道沿いにある「六地蔵」。寒くて冷害が多く、肥沃な耕作地も無い地域だったので生活は苦しく、止むを得ず間引きされた赤子も多かったらしい。その慰霊として享保15(1730年)、村外れの墓地に建てられたのがこの地蔵とのこと。 -
こちらは「鎮守神」。
-
参道の途中にあるのが「橋場のばんば」。このばんばの石仏は、子どもを水難から守ってくれる水神様だそうです。でも最近では縁結び&縁切りの神様とされ、縁を切りたいときは新しいハサミ、縁を切りたくないときは切れなくなったハサミを供えるそうです。
-
さらに、ばんばの頭にお椀のフタをかぶせると、どんな願いでも叶えてくれるとされています。これ以上は積めんがな…。
-
その奥には、歌舞伎伝承館「千葉之家」。
-
桧枝岐も、他の南会津の村と同様に、江戸時代には農民歌舞伎が栄えていました。
-
「桧枝岐歌舞伎」として伝承されてきた伝統文化を紹介する館です。
-
桧枝岐歌舞伎の風景。この舞台はのちほど訪れます。
-
歌舞伎の道具。
-
台本など。
-
歌舞伎の舞台風景…などなど、桧枝岐歌舞伎について知ることができます。
-
檜枝岐歌舞伎の代表的な作品である”奥州安達ヶ原袖萩祭文の段”の一場面を再現した、「袖萩とお君の母子の像」。
-
そして、こちらがその「桧枝岐の舞台」。現在の舞台は、明治26年(1893年)の大火で消失した後に明治30年に再建されたもの。
-
舞台を取り囲むように石垣があります。
-
この石垣が舞台の観客席になります。
-
檜枝岐の歌舞伎は元々、鎮守神の祭礼に歌舞伎を奉納するという形で上演され、村民もこれを楽しむというものだったそうです。なので、拝殿の様に神社に向かって建てられているのだとか。
-
この桧枝岐歌舞伎、江戸時代に村人が伊勢へのお参りの際に江戸で観た檜舞台の歌舞伎をまねたのが起源だそうです。厳しい暮らしの中、村人たちは貴重な娯楽としてこの歌舞伎を大切に継承してきたのでしょう。
-
そろそろ、桧枝岐そして南会津をあとにします。
かつては平家の落人伝説の残る秘境で人々の暮らしは厳しいものだったといいます。が、現在は尾瀬をはじめとした素晴らしい自然や温泉を活かし、観光が村の経済を支えてます。
ところで、この村は”日本一人口密度が低い市町村”なのだそうです。アクセスはちょっと大変な場所ですが、お隣の南会津同様に豊かな自然の中、喧騒とは無縁の田舎ステイで本当に癒されました。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- RAINDANCEさん 2018/08/19 18:47:45
- 檜枝岐いいですね
- 琉球熱さん
こんばんは。
書き込みありがとうございます。
檜枝岐は2回目でしたが、仰る通り素朴な村で気に入りました。尾瀬野も良い宿でした。次に尾瀬に行くときも、檜枝岐から入りたいと思ってます。
西表島の旅行記を拝見させていただきました。私はシュノーケリングしか出来ませんが、西表島は行きたいところの一つです。昨年、石垣島に行ったのですが、西表島の方が自然が豊かそうです。次の候補です。
また、来月は白馬に行く予定です。琉球熱さんの旅行記、参考にさせていただきます。
それでは、また。
RAINDANCE
-
- 琉球熱さん 2018/08/04 00:22:49
- 懐かしく
- RAINDANCEさん、こんにちは
檜枝岐の文字に魅かれ、伺いました。
私が初めてこの村を訪れたのは昨年の8月。
会津駒ヶ岳と燧ヶ岳を目当てに、その前泊地として選んだのですが、その素朴な雰囲気がとても気に入ってしまいました。
その時に泊まった宿が、これまた偶然にも尾瀬野。本当に良い宿でした。
アクセスが良くない場所ですが、それだけに落ち着いたたたずまいの村ですね。
私は電車とバスで行ったのですが、途中にも立寄って見たい場所が色々ありました。
また行きたくなる場所ですね。
--------琉球熱--------
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
弥四郎小屋
3.25
尾瀬檜枝岐温泉・木賊温泉(福島) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
106