
2018/03/30 - 2018/03/31
12位(同エリア77件中)
かっちんさん
三江線引退前日の午後は、菜の花と桜が美しい花の里「川戸」へ向かいます。
線路近くにある菜の花畑は地元の有志が三江線ラストランにあわせて植えたものです。
ちょうど桜の開花とも重なり、三江線最後のお勤めを祝福しているかのようです。
今晩の宿は桜江町の「温泉リゾート 風の国」。温泉と会席料理に満喫します。
なお、旅行記は下記資料を参考にしました。
・なつかしの石見の国「島の星山(星高山)の紹介」
・川の名前を調べる地図「八戸川」
・温泉リゾート 風の国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
江津駅前バス停
江津から路線バスを利用して三江線川戸駅へ向かいます。
バスで先回りして12時台の鉄道写真を撮ります。 -
バス路線図
バス路線「川戸線」(水色)は江の川右岸を走ります。
三江線は江の川左岸を通っています。 -
石見交通の川戸行き
ではバスに乗り、車窓を紹介します。 -
隕石が落ちた星高山(車窓)
江津市の中央部にある標高470mの山です。
874年に隕石が降下したことから星高山(ほしたかやま)と呼ばれています。 -
江の川堤防とヤマザクラ(車窓)
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ヤナギの新緑(車窓)
バスはまもなく川戸駅に到着。 -
川戸駅を飾る見事な桜
桜は例年より1週間早く満開となり、三江線ラストランを祝福しているようです。 -
三江線ラストラン撮影の皆様へ(掲示)
川戸駅の線路近くにあるイノシシ防護柵に囲まれた菜の花畑は、普段農家の人しか入れません。
ところがラストランが近づき、柵の中に特別に入れる案内が掲示されています。
菜の花は、地元有志の方がラストランにあわせて栽培したものです。 -
桜と菜の花が咲き誇る川戸駅
素晴らしい鉄道写真が撮れそうです。 -
イチオシ
春爛漫の川戸駅~桜の下に停車する三江線~
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花の里を駆け抜けます(川戸)
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満開になった老木の桜(川戸)
列車が去り、静けさを取り戻した川戸駅。 -
イチオシ
青空に花の咲く三江線(川戸)
1時間半程して、三次方面から列車が来ます。
時間帯のいいこの列車は、三江線に別れを惜しむ人たちで混み合い3両編成になっています。 -
桜の花を見上げる神楽(川戸)
毎年楽しめたお花見は今年が最後だのう~。 -
イチオシ
三江線定年の門出を祝う川戸桜
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イチオシ
菜の花畑に埋もれるディーゼルカー(川戸)
これは江津から来た列車。 -
花の里を走り去ります(川戸)
この後、しばらく列車が来ないので駅の裏側を散策。 -
オオヤマザクラが輝いています(八戸川土手)
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農作地帯と桜(八戸川土手)
川戸駅の裏は畑になっています。 -
満開の桜(八戸川土手)
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造り酒屋「喜久泉」(川戸)
次に江の川と八戸川(やとがわ)に挟まれた町並みを散策します。
建物妻面の蔵ワッペン(蔵飾り)は、家紋「石持ち地抜き四方木瓜(しほうもっこう)」です。
木瓜紋は子孫繁栄を祈る家紋です。 -
「喜久泉」の玄関(川戸)
現在は営業されてないようです。 -
黄色い帽子をかぶる消火栓(川戸)
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西教寺(川戸)
浄土真宗の寺です。 -
青空にのびるハクモクレン(西教寺)
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老木の桜(西教寺)
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草むらに顔を出すツクシ(川戸)
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桜並木を走る三江線(川戸)
17時台の三次行きです。 -
イチオシ
桜回廊をくぐる三江線(川戸)
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満開のソメイヨシノ(川戸)
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川戸駅の桜並木
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ホームの庭園をお手入れ(川戸)
地元の方が心を込めて世話をしています。 -
夕暮れの桜回廊(川戸)
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ホームのイルミネーション(川戸)
暗くなるとホーム庭園の柵が光ります。
この列車を見送った後、今晩の宿へ向かいます。 -
今晩の宿「温泉リゾート 風の国」
「風の国」は川戸駅から西方向に八戸川(やとがわ)・長谷川(ながたにがわ)沿いに約13km進んだところにあり、宿の車が迎えに来ています。 -
「温泉リゾート 風の国」に到着
お肌がツルツルになる「美肌の湯」があります。 -
夕食は会席料理(風の国)
箸初は境港サーモンマリネ、海老艶煮、若狭焼、桜海老とオクラ和え物、レーズン石垣
地元の海の幸、山の幸をじっくりと味わいます。 -
石州瓦焼き(夕食)
島根和牛ロース、まる姫ポークロース -
地魚のお造りと山陰沖のどぐろ煮つけ(夕食)
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揚げ物(夕食)
子持ち白魚東寺揚げ、野菜三品 -
甘鯛道明寺蒸し(夕食)
蛸、筍、青味、生姜 -
ジャコ飯、蛤清汁、漬物バイキング(夕食)
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水菓子(夕食)
クリームチーズの桜花ゼリー -
翌日も豪華な朝食(風の国)
山陰穴子の一夜干し、桜江産豆腐、松江産コシヒカリ、宍道湖蜆味噌汁
籠盛り(甘エビ、出汁巻き玉子、生野菜、江津名物大黒天、浜田名物赤天、浅利の佃煮、梅干し、壺漬け昆布) -
風ギャラリー(風の国)
宿の向かいに体験工房があり、石州勝地半紙(かちじはんし)紙漉き体験、その他ができます。 -
石州勝地半紙(風ギャラリー)
桜江町は江戸時代に「石州市山半紙」として名声を高め浜田藩は特別扱いの上納品としました。
市山半紙のなかでも最も評価されてきたのが「勝地の紙」です。
今日でも伝統を受け継ぎ、原料の栽培から生産加工まで全てを行っています。 -
編み竹と勝地和紙(かちじわし)を使った作品「あかり」(風の国)
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石州瓦の立派な鯱(風の国)
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淡墨桜(風の国)
国指定天然記念物である岐阜県根尾村淡墨桜(うすずみざくら)の種子から育てた苗木を植樹したもの。
散りぎわに淡い墨色を帯びることから、淡墨桜といわれています。 -
八戸川沿いの桜(車窓)
宿の車で川戸駅まで送ってもらいます。
今日は三江線最終日。川戸、川平で鉄道写真を撮り、江津から三次まで三江線全線の乗りおさめをします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 前日光さん 2018/07/25 22:33:25
- とうとう乗れなかった三江線(T_T)
- かっちんさん、こんばんは。
三江線沿線、じっくりと拝見させていただきました。
なんとかラストランまでに乗ってみたいと思っていたのですが。
やはり3月は、忙しくて間に合いませんでした。
かっちんさんが、私の代わりにラストランを見届けてくれた気がします。
江の川沿線を車で走ったことはあります。
川本町までだったと思いますが、景色の良いところで時々休憩しながら、石見銀山まで行きました。
沿線の石州瓦の屋根や深緑の木々の中(夏でしたので)、江の川と平行して走った懐かしい思い出です。
ここ数年石見からは遠ざかっていますが、石見にもゆっくり行ってみたいと思っています。でももう三江線は走っていないので、寂しい限りです。
このままでは木次線もそのうち消えるのではと、気になることばかりです。
今年の桜の開花は早かったので、まるで三江線のラストランに合わせるかのような咲きぶりでしたね。
桜と菜の花と三江線、そして沿線の町々の様子、見せていただき、ありがとうございました<(_ _)>
前日光
- かっちんさん からの返信 2018/07/26 13:32:10
- RE: とうとう乗れなかった三江線(T_T)
- 前日光さん こんにちは。
三江線のラストランまでに乗れず、残念でしたね。
私の旅行記が三江線のお別れに役立ったようですね。
桜の開花が早まったのは全国的かも知れませんが、三江線を見守ってきた老木の桜がラストランにあわせて咲かせたような気がしています。
現役時代には3/末の忙しい時期に旅に出ることが不可能でしたが、リタイア後は自由気ままに旅に出られるようになりました。
木次線は心配ですね。
かっちん
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