初のドイツ大周遊旅行　その4

2018/05/15 - 2018/05/24

５月といういい季節にドイツをぐるっと巡る旅に出ました。
１０日間とはいうものの、ほぼ一周したので、結構駆け足の旅になりました。

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

５日目。今日はポツダムからベルリンです。

ポツダム会談のあったツェツィーリエンホーフ宮殿。なかなか名前が覚えられません。　３ユーロ払えば、アメリカ、イギリス、ソ連が会談した丸いテーブルのある部屋など中の写真を撮ることができます。が、何となくやめときました。

ドイツ皇帝が皇太子のために建てた宮殿ということでしたが、あまり宮殿という感じはしませんでした。郊外の別荘みたいな感じがしました。

敗戦国ドイツの、こんな静かな町の質素な宮殿で、戦後処理の重要な会議が開かれたとは。

次にポツダムにある世界遺産、フリードリヒ大王の宮殿へ行きました。サンスーシ宮殿です。

大王という割にはこじんまりとしているけれど、とても美しい宮殿でした。

そもそも私はドイツにはつい最近まで皇帝がおられたということを知りませんでした。もっと前から共和国だったというイメージを勝手に持っていました。
でもそういえば有名なところでは、ノイシュバンシュタイン城やハイデルベルク城があるし、この旅行で、今まで知らなかったお城や宮殿にも行くことができ、ドイツには美しいお城や宮殿がたくさんあることを改めて再認識しました。

天気がいいと、写真も撮りがいがあります。

宮殿の中もできたら見てみたい。ツアーの悲しいところです。

宮殿の前に広がっているお庭。

宮殿に美しいお庭は付き物ですね。お城は美しいお庭があってこそ。美しさが増します。

ドイツにジャガイモ栽培を広げたことでも知られる大王の簡素なお墓にジャガイモが供えられていました。ここに供えようと思ってわざわざ持って来られたのでしょうか。それにしては、ばらばらばらっと適当な感じに見えますが。
何となくユーモラスな光景です。

昼食を食べてベルリンへ。ベルリンは大都会でした。そして重い歴史を感じるところでもありました。

ブランデンブルク門。どーんと建っていて迫力がありました。さすが東西ドイツ統一のシンボルというにふさわしい大きさと迫力です。

間近から門を見上げると、その堂々とした姿に圧倒されました。

道路には、ベルリンの壁があったところに石のような、タイルのようなものが埋め込まれていました。

ベルリンの壁のあったところに文字が刻んでありました。

ベルリンの壁。３か所残っているうちの一つ。

ここに来て実際に見て、話を聞いて、ベルリンの歴史や分断のことがよくわかりました。

壁の横にはゲシュタポ本部の建物跡も残っていました。
きちんと負の遺産も残すという姿勢が感じられ、重い場所ではありましたが、３か所残っている壁のうち、ここを見ることができてよかったです。

ベルリン大聖堂。これも大変美しい重厚な建物でしたが、今回の旅行ではどこへ行っても、歴史的建造物は何かしら改修工事をしていました。

博物館島.
外から眺めるだけでした・・・なんで～
ここまで来て入らないなんて。このツアーの一番の不満点でした。
それだったら個人旅行にしたらいいと言われそうですが、ツアーにはツアーの良いところもありますので。

ホテルの部屋から目の前にテレビ塔が見えました。

この日は夕食がついていなかったのですが、ちょっとのフリータイムの間にスーパーなどで買ったもので簡単にすませました。
ツォー駅の所でフリータイムになったのですが、この日はサッカーのドイツカップ決勝がベルリンであるらしく、この駅の周りにも、サポーターの人たちがいっぱいいて、ちょっとこわいくらいの熱気でした。

パンとビール、白ワイン、オレンジジュース。

チーズ。以上、質素な夕食です。あ、いちごもありました。

ツォー駅あたりの露店でおばあさんがいちごを売っていたので、買ってみました。５ユーロと書いてあるように見えたから、ちょっと高いなと思いながらも５ユーロ出したら、2.5ユーロおつりが返ってきました！
全く英語が通じず、お互い何を言っているのかわからず、全然コミュニケーションがとれなかったです。いちごは甘くておいしかったですが。

夜のテレビ塔。
買ってきたものを食べながら、テレビでドイツカップを見ていたら、フランクフルトに長谷部選手がフル出場していて、相手のバイエルン・ミュンヘンにはコロンビアのロドリゲス選手が出ているのに気づいてびっくり！いいもの見たわあという感じでした。あまりサッカーに詳しくない私は、知っているのはこの二人くらいでした。ちなみに3-1でフランクフルトが勝ちました。