2018/07/06 - 2018/07/09
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xiaomaiさん
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昨年9月に初めて香港に行き、すぐに魅せられ、同年12月に再訪。そして、今年7月にまた行ってしまった。3泊4日の香港の旅の記録。
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旅の3日目は7時に起床。9時20分にホテル近くのレストランで食事。会計のお姉さんは機嫌が悪かったのか態度悪し。台湾で十分鍛えられているので、カチンとくることはなかった。
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香港式朝食
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台湾とはだいぶ異なるラインナップ。
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バゲットをトーストし、バターを塗って練乳をかけたもの。そして、アイスミルクティー。これで、31香港ドルなり。
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地下鉄を乗り継ぎ、車公廟駅へ(旺角東から15分程度)。
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歩行者用の細い橋を渡るとき、目的地が見える。
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香港文化博物館
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2000年12月17日にオープン。
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まずはえつ劇(カントン語による中国戯曲)文物館。
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舞台の様子の再現。
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この衣装は他の戯曲では見たことがない。
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舞台の向かいには神様が祀られている。
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髪飾り
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1950~1970年代に使用されたStilt Shoes(名役者だった李香琴の寄贈)
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李香琴が着用した衣装
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以前はえつ劇が演じられる劇場が香港に多くあった。その1つが銅鑼湾にあった利舞台。1925年に落成した、香港唯一の西洋式劇場で、舞台に回転装置が備えられていた。1939年には放映設備も追加でされ、映画が放映されるようにもなった。しかし、1991年8月18日の公演を最後にその役目を終えて解体され、今は利舞台広場となっている。
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こちらは1930年代の太平劇院の模型
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なかなか大きな劇場。
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利舞台を模した建物が内部にあり......
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香港におけるえつ劇映画の発展を説明する映像や李香琴出演の作品が放映されている。
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えつ劇で使われる楽器。サクソフォンもあった。
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舞台裏の様子。
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画面に映った自分の顔にえつ劇のメイクを施す遊び。
見学所要時間は25分。中国戯曲にどれほどの興味を持っているかで滞在時間は変わる。 -
この博物館で最も期待していたのはこちら。
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ブルース・リーの特別展示。残念ながら内部の撮影はできない。
ザビエルカレッジでの成績一覧が展示されていた。それによると、クラス内での成績は40人中37位。しかし、歴史、宗教、倫理の点数は高かった。
それから、ブルース・リー直筆のメモが多く展示されているんだけど、反骨精神旺盛という性格に反し、その字は繊細そのもの。きっと几帳面な性格であったに違いない。
また、まだ無名だった頃のブルース・リーがダンスするシーンがあり、それが放映されていた。とても興味深かったから、帰台後、その映像を探したら見つかった。
https://www.youtube.com/watch?v=l1TJx6mHOaM
『甜姐兒』(1957年)(1時間17分20秒ごろから)
https://www.youtube.com/watch?v=Mstp6oPv55E
『人海孤鴻』(1960年)
また、『青蜂俠』というテレビドラマで加藤の役をする時、マスクを作るために顔の型取りをした。それを使って、デスマスクのようなものが作られ展示されている。それを見る限り、ブルース・リーの顔はとても小さい。
https://www.youtube.com/watch?v=mVGDTUpSX4Q
『青蜂俠』(1966~1967) -
サンフランシスコ在住のファンが個人所有する、ブルース・リーに関するグッズが多く展示されていた。その中には、多種にわたるフィギュアや日本で上映された映画のポスター、「燃えろ!新グロモント」(実物)などがあった。
自分と同年代らしき日本人男性2人組も見学していた。ブルース・リーを知る世代にはぜひ見て欲しい。
2013年に始まったこの特別展覧は、もともと今年の7月までの予定だったけれど、2020年7月20日まで延期された。自分自身も再訪したいと思っている。
http://www.heritagemuseum.gov.hk/en_US/web/hm/exhibitions/data/exid209.html -
その後、油麻地まで移動し、えつ劇が演じられる油麻地戯院へ。
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チケットを買うのが公演の数日前であった、最良の席は入手できなかったものの、まあまあの席に座れた。
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観劇者のほとんどがお年寄りで、中年の自分でも観劇者の平均年齢を大幅に下げていた。
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演目は『燕帰人未帰』。昨年9月に高山劇場で観たえつ劇公演は素晴らしいと思えるものではなかったけれど、今回のはクオリティが非常に高い芝居だった。
ただ、字幕があったのは唱段の部分のみで、セリフについてはなく、広東語を理解しない自分には完全に内容を把握するのは難しかった。でも、戯曲の内容のパターンを知っているから、想像力をたくましくすれば、チンプンカンプンということはなかった。
魏劍魂:文華
白梨香:梁心怡
蔡雄風:黄玉華
珊瑚公主:文雪裘
白志成:劍麟 -
お腹が空いたから、適当なレストランを探すために旺角をうろうろし、生龍清湯腩という店で、看板料理であるアンガス牛のたっぷり入ったカレーを夕食として食べた。カレーは62香港ドルで、コーラが12ドル。合計74ドル。大きなテーブルに座ったから、地元の男性と相席。その男性はカレーをライスにかけながら食べていたが、結果的にカレーをだいぶ残してしまった。後半戦は自分のように、ライスをカレーの器に入れれば、完食できたのに......(親近感のある人だったら、そうアドバイスしたけれど、その人はなんとなくとっつきにくかったからしなかった)。
その後、友人に会いに行った。この日に初めて会った香港人は、自分が外国人であることにまったく気づかず、広東語で話しかけてきた。前日といい、この日といい、自分はそんなに香港に馴染んでしまっているのだろうか。
ホテルに戻って就寝したのは1時半のことだった。
(マカオ編に続く)
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