
2018/06/29 - 2018/07/01
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funasanさん
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ルメリディアン・プトラジャヤは宿泊代金が安いわりにはレストランでもクラブラウンジでも食材が豊富である。一般予約でも1泊2名で1万円以下で泊まれてしまう。また、SPGポイント利用ならもっとコスパがアップする。私はここに来ると必ず2連泊して静かで豪華なホテルライフを楽しむ。私の週末別荘である。実は週末に意味がある。
私の新著出ました。
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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午後3時、クラブラウンジ(写真)に入ると、顔見知りの女性スタッフが私の名前を呼んで歓迎してくれる。「Hi Eiji, welcome back to our hotel」日本流に翻訳すれば「舟橋様、お帰りなさいませ!」
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ここの女性スタッフの中には中国語が堪能な中国系マレーシア人もいる。現地で一緒になった私の友人(日本人)は中国駐在経験があり、中国語が多少喋れる。
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彼はそのスタッフと中国語で会話していた。(凄い!)多民族国家マレーシアに来ると英語と中国語のバイリンガル学習が無料でできてしまう。利用の仕方によってはクラブラウンジ(写真)は語学学習の宝庫となる。ここで英字新聞・中国語新聞を読み、若いラウンジスタッフと英語・中国語でお喋りをすればいい。
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ラウンジの内装(写真)は豪華さはないが気品と落ち着きがある。ラウンジ内は3つのパートに別れており、入口と中央部分がカフェ対応のソファー席(写真)となっている。
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そして、一番奥まった場所に食事用のダイニングルーム(写真)がある。この右側にビュッフェカウンターがあり食材が多数置かれている。勿論、どこで食事をしようがお客の自由である。
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午後3時頃にチェックインするとラウンジはガラガラで実に静かである。ケチケチ旅行を愛する私はアフタヌーン・ティーが楽しめるかどうかは大問題である。食材カウンター(写真)をのぞいてみよう。
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嬉しいことに冷蔵ショーケースの中にスイーツ3種類(写真)が置かれている。
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その下に、お酒のおつまみになりそうな食材(写真)も置かれている。ただし、残念ながらサンドイッチやスコーン類はない。よって変形アフタヌーンティーとなる。
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私は甘党であると同時にピーナッツが好きなので、ラウンジにいつでも置いてある「ピーナッツ、ビスケット、ドライフルーツ(マンゴー、バナナ、アプリコット等)」(写真)は実に嬉しい。
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そして、冷たい飲み物も3種類(写真)ある。左から「Pineapple Juice, Pink Guava Juice, Apple Juice」
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それらを取り揃えて、私の軽いランチタイム(写真)にする。サンドイッチ類はないので本格的ランチにはほど遠いが、糖質制限を考えれば丁度いい。
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甘いスイーツは3種類あるので、カプチィーノをオーダーして私の優雅なアフタヌーンティータイム(写真)となる。アフタヌーンティータイムは午後2時30分から午後4時30分まで。
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ホテル20階にあるラウンジからの眺めも素晴らしい。まずは眼下にホテルと一体開発された「IOIシティモール」(写真)が見える。その先が、現在、建設をはじめたIOIシティモールの大拡張工事現場である。
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その拡張工事の先に、巨大なショッピングモールと上層階の2棟のコンドミニアムがある。その背後にもう1つの高層コンドミニアムもひかえている。これらのコンドミニアムは現在、販売会社がIOIシティーモール内にブースを設けて盛んに売り出している。海外不動産研究と英会話の練習をかねてブースを訪問してみるといい。(私はよくやる)
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ラウンジ正面は“あっと驚く”素晴らしい景色である。広大な緑のゴルフコースと赤い屋根の美しいコンドミニアム(写真)が見える。私は以前、このコンドミニアムに住んでいる日本人夫妻に出会った。
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マリオット・プトラジャヤに泊っていた時、エグゼクティブラウンジのマネージャーの紹介で知り合った日本人夫妻である。彼らをラウンジに招待したり、彼らのコンドミニアムを訪問したり、また、ご主人の車でプトラジャヤの市内観光に連れてってもらったりとお世話になった。
写真:ラウンジの長テーブル -
彼らはもう10年くらい前にリタイアした日本人医師夫妻で悠々自適の老後をここで過ごしている。当時は外国人の不動産購入の制限はなく安く買えたようである。彼らの話を聞きながら「先進国日本で成功を収め(お金を貯め)、老後は途上国で暮らす(お金を使う)」戦略の有効性をますます強める。
写真:ラウンジのビジネスコーナー -
さて、お待ちかねの夕方のカクテルタイムは午後5時30分からはじまる。ダイニングルーム横の大きな扉(写真)が開き、ビュッフェカウンターがあなたを待っている。
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入口左にメイン料理となるホットディッシュ数種類があり、右側にオードブル類、サラダ類がある。
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中央のカウンターには暖かいヌードルコーナー、寿司コーナーもある。
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では、まず私の定番の新鮮サラダ盛り合わせから。レタスが豊富にあり、パプリカ、ニンジン、オニオン、キュウリ、プチトマト等あり、ひと通りのサラダ盛り合わせができる。ここにひよこ豆(これがうまい)を加える。
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小鉢に分けられたオードブル類(写真)の種類は多い。全種類頂く。
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メイン料理のホットディッシュは日替わりで提供され、この日は「サテ」(写真)があった。サテは、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイなどの東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理。 外見が日本の焼き鳥に似ており、ピーナッツソースをかけて食べるとうまい。
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揚げ物のカウンター(写真)には時々、天ぷらもあり日本人にとっては違和感はない。
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それらを取り揃えて私の夕食メニュー(写真)にする。ここでビール、ワインを飲めれば最高であろうが、私はジンジャエールで乾杯する。実は6月下旬、ここに泊まった時、偶然、2組みの日本人夫妻と出会った。
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1組みは日本から来ている熟年夫婦で、もう1組みはクアラルンプール郊外に住んでいる熟年夫婦である。私を含めて全員がマリオット・SPGのプラチナで最低価格又はポイントで予約して(例外なく)スイートにアップしてもらって、ラウンジライフを楽しんでいる。
写真:ヌードルコーナー -
今、私は高級ホテルのエリートメンバーに魅了され、プラチナやダイヤモンド維持のためにホテルステイをしている。何故、これほどまでに私がはまっているのか?
写真:寿司コーナー -
私は最近気がついた。「エグゼクティブラウンジは見知らぬ旅行者の出会いの場であり、飲食自由の高級サロンである」と。日本でそれなりに成功したリタイア組みがラウンジで偶然出会い、お互いの人生を語りはじめればきりがない。
写真:私の夕食(ラーメンと寿司) -
会話は盛り上がり、エンドレスでカクテルタイムは続く。さらに、翌日は朝食レストランで朝の会となり、その後再びラウンジでコーヒータイムとなる。彼らとの話しあいは情報の宝庫であり、今後のリタイア生活の方向性まで出てくる。
写真:デザート
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また、エリートメンバーとしてリピーターになればラウンジスタッフと自然に親しくなる。しかし、彼らと深く話をしようと思うとどうしても英会話力の壁に突き当たる。そこを乗り越えるために「英語をもっと勉強しよう!」という動機にもなる。
写真:デザート -
実は私は3年前、人生ではじめて英語留学した。63才の時である。目的地はクアラルンプール、世界の若者に交じって英会話と格闘した。お泊まりは高級ホテル、高級コンドミニアムで実に優雅な海外留学であった。しかし、授業は死ぬほど苦しかったが、あんなに楽しかったこともない。詳しくは以下参照
◎「マレーシア英語留学日記」
http://www.e-funahashi.jp/english/english02/index.htm
写真:デザートとコーヒー -
朝食はグランド階のレストランが充実しており、そこで全て完了してしまう。しかし、ここのラウンジ(写真)の朝食メニューもなかなか充実している。
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ビュッフェカウンター(写真)に所狭しと食材が並んでおり、アメリカン・ブレックファーストとして申し分ない。シェフも常駐しているので、特製の卵料理も作ってくれる。
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私の好きなスモークサーモン(写真)やスイーツ類はレストランにもラウンジにもあり両方で味わってみてもよい。しかし、これでは体重増加は無限に続き、恐ろしいことになる。
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さて、そろそろ大事なことを話そう。「コスパ最大化」のことである。何故、ここが週末別荘なのか、何故、熟年3組み(プラチナメンバー)とも週末にここのホテルで偶然出会ったのか?
写真:朝食のチーズ各種 -
ル・メリディアンは巨大なホテルグループSPG(スターウッドプリファードゲスト)傘下で、SPGのポイントで(無料)宿泊する場合、ホテルカテゴリー(グレード)1と2のホテルは週末(金・土)は少ないポイントで泊まれるのである。
注:数字が大きくなる程、グレードが高くなる。
写真:朝食のフルーツ -
ここのホテル「ル・メリディアン・プトラジャヤ」はKLから離れていることと、新規オープンしてまだ間がない関係からか(?)、今年の冬まではSPGのカテゴリーは1、つまり最低ランクであった。
写真:朝食のホットプレート -
SPG1のホテルにポイント(P)で宿泊する場合、平日は3000P、週末は2000Pである。参考までに日本のSPG傘下ホテルでポイント宿泊する場合、ウェスティン東京(カテゴリー6)で1泊20000P~25000P、ウェスティン大阪(カテゴリー5)で1泊12000P~16000P必要である。何と10倍近い差がある。
写真:朝食のホットプレート -
20000P使ってウェスティン東京に1泊しますか、それともル・メリディアン・プトラジャヤに週末10泊しますか?ここでも、内外価格差を利用する裁定取引(アービトラージ)が生きてくる。だからリタイア・プラチナ組みは週末ここに集う。
写真:朝食メニュー -
しかし、この太っ腹なカテゴリー1は今年の3月より改訂されカテゴリー2にアップされてしまった。よって、現在の予約では平日4000P、週末3000Pである。しかも、この週末優遇策も今年の7月までで、8月のマリオット・SPG統合後は廃止される。
写真:朝食のヌードルコーナー -
実は、私は今年の3月にル・メリディアン・プトラジャヤのカテゴリーが1から2にアップされる前に1年先までの予約を入れておいたのである。今年は全てポイント宿泊である。週末連泊して4000P、これは今となっては幻に近い貴重な無料宿泊である。
写真:朝のラウンジ -
しかも、プラチナメンバーは1ステイごとに500Pのプラチナギフトをくれるのでこれを差し引けば、週末2連泊して3500Pである。この優しくも太っ腹のSPGがマリオットに完全統合され、ちょっと冷たい会員制度になりそうである。マリオットの新制度は8月からスタートする。
→ウェスティン・クアラルンプールに続く
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