2018/06/29 - 2018/07/01
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funasanさん
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ルメリディアン・プトラジャヤは私の隠れ家である。クアラルンプール中心からのアクセスが悪く観光地でもない。日本人にとって全く魅力がなく知名度もない。そんな場所に何故行くのか?
実は、ここは私の別荘である。ただし、ホテルの1室を所有している訳でも特別契約している訳でもない。単純に“私の別荘”と自分で思っているだけである。それ程居心地がいい。このホテルに来ると何も言わなくてもスイートにアップしてくれるし、ラウンジ使いまくり、食べ放題、飲み放題、おまけに食材も充実している。日本では考えられない王侯・貴族の生活が実現する。
マレーシアに別荘がある!勝手にそう思うだけで気分が盛り上がり、またマレーシアに行きたくなる。
私の新著出ました。
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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このホテルは最寄りの鉄道駅がなくアクセスが悪い。KLセントラルからタクシーに乗って30分~40分でル・メリディアン・プトラジャヤ(写真)に着く。数年前に新規オープンした超近代的な高層ホテルである。
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タクシーでホテル玄関(写真)に到着すると、直ぐにドアマンがスーツケースをタクシーから取り出して運んでくれる。気分だけでも日本から「王様・皇族のおなり~」である。
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私は手荷物1つでフロントに進み、いつものように「マリオット・SPGのプラチナメンバーなので、ラウンジでチェックイン、お願い」と言う。ちょっと気分が良くなる瞬間である。
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そして、スタッフに案内されてホテル20階にあるクラブラウンジ(写真)でチェックインとなる。KLからプトラジャヤへの高速道路は夕方になると大渋滞がはじまるので、それを避けて私は必ず午後3時前にはチェックインする。
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そして、ほとんど誰もいないラウンジで静かなアフタヌーンティータイム(写真)を楽しむ。→詳しくはザ・エグゼクティブラウンジ第5弾参照
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さて、嬉しいことに、このホテルは例外なくスイートにアップしてくれる。その理由は後まわしにして、ここのスイートは本当に凄い!この日は20階にある2006号室「ギャラリースイート」である。ドアを開けると高層階角部屋のリビングルーム(写真)がお出迎えである。
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2006号室は高層階のコーナースイートなので、リビングルーム(写真)のカーテンを全開すると壮大なパノラマ(注)が展開する。ワオー~、凄い、である。ただし、この部屋はショッピングモール側に面していて、眺めはイマイチである。
注:パノラマ(panorama)…見渡す限りの広々とした風景 -
もう1つのスイートルーム「ギャラリースイート」(1604号室)からの眺め(写真)は最高である。ベッドルームがコーナーにあり、カーテンを全開すると美しいゴルフ場と周囲の壮大なパノラマが展開する。これこそ、本物の「ワオー~、凄い、Wonderful」である。
注:ギャラリースイートの客室面積は95~105平方メートル -
最初、私はここに泊まった時、本当に感動した。高層階のコーナースイートのベッドルームからいつも美しいゴルフコースとコンドミニアム、そして周囲に緑濃いプトラジャヤの自然(写真)が眺められる。これは「王様の部屋」に違いない。
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リビングルームのテーブルの上にウェルカムの「フルーツとスイーツ」そして手書きのレターが添えられている。手書きというところに温かみを感じるが、英文の字はお世辞にもうまくはない。
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リビングルームのドアを開けて隣の部屋に入ると広いベッドルーム(写真)になる。
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広いワーキングデスク(写真)の上にパソコンを開き、ネットの接続をする。同時にスマホのネット接続もする。ここが私の書斎となる。
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バスルーム(写真)はベッドルームと大きなガラス窓でつながっており、開放感いっぱいのバスルームとなる。勿論、カーテンを下ろせば個室になる。
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実は、バスルームは断然「ギャラリースイート」(1604号室)の方がいい。バスタブ(写真)から美しいゴルフコースが見え、開放感いっぱい。私はここに高音質の外部スピーカー接続のスマホを持ってきて好きな音楽を流す。湯船に浸かりながら…。これぞ王様のバスルームである。
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バスタブとは別の場所にレインシャワー付きシャワーブース(写真)がある。バスタブでしっかり体を温め、最後にレインシャワーで冷たい水を浴びると実に気持ちがいい。体が“キュ”と引き締まる。
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そしてバスローブ(写真)に身を包んで…
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ベッド(写真)に寝転ぶ。あ~、天国、天国である。室内は適度にエアコンを効かせてあるので夏でも冬でも快適な温度である。
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「友人に2週間マレーシアに行ってくる」と言うと、まず「暑いでしょう」という返事が即座に帰ってくる。実は、私にとってマレーシア旅行は暑くないのである。
写真:フィットネスセンター -
私は、ほとんどホテルから出ない24時間ホテルステイなので、室内・館内はいつも快適な温度に保たれている。フィットネスジムもエアコン付きなので爽やかな汗を流せる。トレッドミルや自転車からは美しいゴルフコースが眺められる。
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そして汗を流した後は、屋外プール(写真)でひと泳ぎする。ここのプールはいつもすいていて、完全貸切状態の時も多い。手前の円形プールは子供用。
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温水プールではないので、水に入った時に少しひんやりする。ジムで汗を流し、クールダウンに泳ぐのに丁度いい。10分程度、誰もいないプール(写真)をゆっくり泳ぐ。まさに王様のプールだ。
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そして泳いだ後は、プールサイドのチェアー(写真)に寝転がって午後の一時を過ごす。仮眠してもいいし読書してもいい。寒くないので風邪をひく心配はいらない。しかも、寒い寒い日本の冬の時期(1月、2月)でも泳げる。私は今年の1月と2月にマレーシアに来て「ここは避寒地として最高!」と思った。
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さらに、何と言ってもこのプールからの眺めが素晴らしい。見事なグリーンのゴルフコースの中に赤い屋根が印象的なコンドミニアム(写真)が建っている。
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プールから見える範囲内でも数棟の巨大コンドミニアム(写真)が建設中である。コンドミニアムの1室を購入すれば、本当にここが私の別荘になる。
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そして、今、まさにホテルの目の前に超高層コンドミニアム(写真)が建設中である。こういうビルを見ると(お金がないのに)買いたいという衝動に駆られるが、外国人の不動産購入には厳しい制限がある。
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ここプトラジャヤでは外国人は200万リンギット(約6000万円)以上の高額物件しか買えない。一方、クアラルンプールでは100万リンギット(約3000万円)以上である。不動産購入について外国人規制をして自国民を守る。これはいい政策である。
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3ベッドルームの高級コンドミニアムで3000万円程度なら日本人感覚では決して高くはないであろう。しかし、現地、マレーシア人のターゲットはこの半額程度らしい。
夕方、クラブラウンジ(写真)でカクテルタイムを楽しむ。
→ザ・エグゼクティブラウンジ第5弾参照 -
ホテル「ルメリディアン・プトラジャヤ」はマレーシア最大規模を誇る「IOIシティーモール」と一体開発されたホテルである。ホテルから一歩も外に出ずにロビー階から直接モールに入れる。
写真:IOIシティーモールと隣接する夜のルメリディアン・プトラジャヤ -
IOIシティーモールの夜が素晴らしい。私はホテルのカクテルタイム終了後、腹ごなしの散歩を兼ねて必ずモールに遊びに行く。モール正面玄関では美しい噴水のショー「ザ・シンフォニー」(写真)が鑑賞できる。
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現在の「IOIシティーモール」(写真)だけでも十分広いが、現在、その規模を倍増する建設工事が進行中である。ここはマレーシアで最大規模のショッピングモールという。
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ここに来ると何でもあるので1つの街に近い。しかも、全館冷房付きなので涼しい!「ゴールデン・スクリーン・シネマ」(写真)に入って英語の映画が楽しめればリスニングは完璧だ。とてもでないが私はそのレベルに達していない。英会話においてリスニングが一番難しい。
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巨大なボウリング場(写真)もある。ここに来ると私の若い時を思い出す。中学・高校の時、日本でもボーリング場が大流行りし私もよく出かけた。
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オリンピックサイズのアイススケートリンク(写真)まである。以前、私はここでスケートを教えている日本人プロスケーター(女性)に出会った。2週間程度の期間で隣のマリオットホテルに滞在してここに教えに来ているという。
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モール内にも噴水(写真)が作られ、周囲はお洒落なレストラン街となっている。気楽なフードコートも沢山あり、各国料理のオンパレードである。私は何も買わず、何も食べないが、人間ウォッチングしているだけで楽しい。
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1時間ばかりショッピングモールを散歩して部屋に帰ってくる。時刻は午後9時をまわったところ、そろそろ1日の疲れがピークに達する頃である。
写真:夜のリビングルーム -
のんびり風呂に入っていると急に眠気が襲ってくる。ベッド(写真)に入ればあっという間に熟睡である。お休みなさい。
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寝覚めの朝!天気がいい日はまっ先に3階にある屋外プール(写真)に行く。朝靄(モヤ)の中、西の空から真っ赤な太陽が昇り、プトラジャヤの朝を迎える。
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早朝はまだ涼しく、Tシャツと短パンでプールサイドのソファー(写真)に寝転がると実に気持ちがいい。早朝にひと泳ぎしたい気分であるが、残念ながら私は少し年をとってきた。体力温存のため止めとこう。
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目の前は名門「パームガーデンゴルフクラブ」があり、その中に美しいコンドミニアムが建っている。ゴルフ好きにはたまらない場所であろう。こんな1室を所有できたら~。
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参考までに調べてみた。目の前の高層コンドミニアム(写真)、名前は「プテリ パルマ IOIリゾート」3ベッドルームで820000RM、日本円で約2262万円という価格だった。中古物件で家具付きである。マレーシア人名義にすれば外国人でも(低価格のコンドを)買えるかもしれない。しかし、私はとてもそんなリスクは負えない。
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購入しなくてもここに住む方法はある。賃貸で借りれば日本人でも全く問題ない。家具完備で家賃は月額82000円、3ベッドルームなので、友人とシェアーすれば無理な値段ではない。2家族でシェアすれば月額41000円だ。ゴルフ場の中のコンドミニアムがあなたの別荘になる。と、私の夢想は限りなく広がっていく。
下記情報を詳しく見てみると、日本人オーナーの物件もあり家賃・備品など条件の交渉も可能という。
参考:賃貸情報
http://www.totalmalaysiafudosan.jp/property/?PropertyName=&PriceR=&ar=17&bt=&ps=&mode=srch&cty=1&t=2
写真:プールから見上げたホテル棟(右側) -
朝食はグランド階にあるレストラン(写真)に行く。6月はラマダンシーズンなのでレストラン入口にもお祭りの飾りがなされている。
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ここの朝食レストランはなかなか充実している。まずはジュースのカウンター(写真)に行き、シェフに直接、注文する。「ニンジン2本、リンゴ1個、レモン半分」をミックスしてキャロット・ジュースを作ってもらいたい」と。
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生野菜類のカウンター(写真)も充実しており、レタス類、キャベツ、パプリカ、キュウリ、その他、必要なフレッシュサラダは十分調達できる。
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そして、フレッシュなフルーツを取り揃え、私の朝の優雅な朝食(写真)がはじまる。生絞りのニンジン・リンゴジュースは本当に美味しい。さらにレモン1個を半分に切ってもらい、それをそのまま絞ってサラダのドレッシングにする。たっぷりのレモン汁がかかった生野菜をほうばると口の中いっぱいに酸っぱさとレモンの香りが充満し、心身がしゃきとする。
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チーズやスモークサーモン、ハム類も当然のごとくそろっているので、何を食べようか迷ってしまう。メインはオムレツを作ってもらい、エッグベネディクトも美味しそうなので頂く。
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朝から日本の寿司(写真)まで食べてれしまう。
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コーヒーは本格的な「illy(イリー)」(注)で手抜きはない。
注:世界140ヵ国以上で愛飲されるコーヒーillyはイタリア最北東の都市・トリエステで1933年に生まれた。イリーのブレンドは4大陸9種類のアラビカ種コーヒーを100%使用しており、それらはすべて生産農家から直接購入している。そのコーヒーは味・アロマが際立ちながら調和している。 -
仕上げは甘いチョコレートドーナツとフルーツデニッシュそしてカプチィーノ(写真)である。大事なことを書き忘れたが、今回も前回もここに泊まる時は2連泊しているが、お金を払っていない。すべてSPGポイントで宿泊している。事実上の無料宿泊に近い。
→ザ・エグゼクティブラウンジ第5弾に続く
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この旅行記へのコメント (2)
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- ぴーちゅうさん 2018/08/07 19:43:20
- 初めまして
- 我が家は早期リタイヤして、かれこれ10年くらい、1年の半分を海外のホテル&アパートで暮らしています。
このホテルは我が家にとっても定宿です。
そこで失礼なのを承知でコメントさせていただきました。
2006号室はアトリエスイートでは無くキャラリースイートです。
スタッフの方の折角の2ランクUGの気持ちを察してコメントさせていただきました。
通常SPGプラチナのUGはアトリエスイートまでですが
2ランクのUPGがギャラリースイートだそうです。
我が家も昨年泊まりましたが2006号室はラウンジの厨房の隣なので早朝から搬入で煩いので避けたいお部屋です。
下記に記載しています。
https://ameblo.jp/hopus/entry-12307951738.html?frm=theme
このホテルの居心地の良さ、スタッフの感じの良さも素晴らしいですね。
これからもお互いに益々素晴らしい旅と暮らしが続けられますように。
最後に、どうぞ不躾なコメントにお怒りになりませんように。
- funasanさん からの返信 2018/08/07 22:30:26
- RE: 初めまして
- ぴーちゅうさん、貴重なご意見ありがとうございました。
私の旅行記の後半で寝室とバスルームがゴルフコースに面した1604号室をギャラリースイートとして紹介したのですが、2006号室もギャラリースイートだったのですね。確か、以前もう少し狭いスイート(それがアトリエスイート)に泊まった記憶があります。
事実誤認はいけませんので早速訂正させて頂きます。
ありがとうございました。
ところで、ぴーちゅうさんは既に様々なステイタスをお持ちで、理想的な第二の人生を切り開いていらっしゃいますね。
私は今、マリオット・SPGプラチナ、ヒルトン・ダイヤモンドの魅力に取り付かれてせっせとKL巡りをしています。
KLのホテルはどこも施設・サービスがよく、それでいて格安で助かります。なかでもル・メリディアン・プトラジャヤは気に入っています。
どこかでお会いできるといいですね。
では、また。
funasanより
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