2018/07/01 - 2018/07/02
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funasanさん
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ウェスティン・クアラルンプールはKLの一番繁華街「ブキッ・ビンタン」の中心地に建つ高級ホテル(写真)である。今までに私は3度このホテルに宿泊したが、SPGのプラチナメンバーとして3度ともスイートにアップしてくれた。今回は「1ベッドレジデンス・スイート」である。この部屋はフルキッチン付きコンドミニアムなのでロングステイも可能!
ウェスティンホテルに併設された超高級コンドミニアム、ここにロングステイして近くの英会話学校(注)に通えば夢のような超豪華な海外留学が実現する。リッチな社会人・リタイア組におすすめ!
注:ウェスティンから徒歩10分の英会話学校「ENGLISH LANGUAGE COMPANY(ELS)」私はここに1ヶ月間英語留学した。
私の新著出ました。
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私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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クアラルンプール一番の繁華街「ブキッ・ビンタン」の中心は巨大ショッピングモールのパビリオンである。その正面に「JWマリオット」(写真正面)と「ウェスティン・クアラルンプール」(写真左)が堂々と建っている。
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ウェスティンKL(写真)は卵型の外観をしており、さらに各部屋が円弧を描いた窓になっている。周囲のホテルと比べても高級感が漂う。このウェスティンKLの裏隣にリッツカールトンKLがある。この3つの高級ホテルがマリオットグループとしてKL中心に君臨することになる。
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さて、ホテルのフロント・ロビーに一歩足を踏み入れると、そのホテルの風格、グレード、そして自分との相性が一瞬にして判断できる。ここウェスティンのロビーは天井が高くて開放感があるが、内装はシンプルで豪華さはない。
写真:一般客用フロント -
ロビーの大空間に左右対象にフロントが作られ、多数の客をさばけるようになっている。しかも、SPGメンバー用フロント(写真)も独自に設定されているので、とりあえずメンバー(無料登録)になっておけば、ここが使える。
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SPGプラチナの私は1階のフロントを素通りして「エグゼクティブラウンジ」(写真)に直行である。木製の床がいかにも温かみがありとてもいい雰囲気のレセプションである。ラウンジのスタッフは若いマレーシア人で早口の英語でまくしたててきたので、ストップさせてゆっくり喋ってもらう。
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彼が言いたいことは大方理解しているが、最近、私は(英会話の練習として)できるだけ細部まで正確に理解しようと努力している。ラウンジ(写真)はホテルの3階にあり驚くほど広い!
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窓側の席に座り、まずは午後のコーヒータイムである。甘いケーキと共に。
→ラウンジライフは次回 -
本日の部屋は1ベッドルーム・レジデンス・スイート「915号室」である。ホテル内にレジデンス専用のエレベーターがあり9階の廊下(写真)を急ぐ。
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そして、入室すると、広々としたリビング・ダイニングルーム(写真)がお出迎えである。ただし、あまり感動がない。連日、高級ホテルのスイートルームにアップしてもらって王様生活していると、それが「普通」になってしまう。
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人間の慣れとは恐いもので、贅沢にもすぐ慣れてしまい、当初の感動が薄れていく。反省、反省。この部屋はフルキッチン付(写真)のコンドミニアムなので、食材を近くのスーパーで調達してここで料理をすれば自宅並みに暮らすことができる。
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テーブルの上には私への手紙とチョコレート(写真)が置いてあった。プラチナギフトとしては500ポイントもらっているので、このチョコレートはスイートルーム客へのギフトであろう。
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広々としたリビングルーム(写真)があると、とても落ち着く。しばらくここでコーヒータイム、読書でもして過ごしたい気分である。部屋の広さは 80 平方メートルあり、リビングルームだけで普通の客室1室分を占める。
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リビングルームの窓を開けると室内バルコニー(写真)となる。床から天井まで円弧を描く透明ガラス窓で仕切られたこの空間は半屋外リビングとして機能する。
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9階の私の部屋からは正面にパビリオン、斜め右に茶色の屋根が印象的なホテル「ロイヤル・チェラン」(写真)が見える。実は3年前、私はこのホテルに1週間滞在して、ここから英会話学校に通ったのである。
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授業は逃げ出したくなるほど苦しかったが、後になってみると本当に楽しかった。
大人の英語留学として私はマレーシア・クアラルンプールをお薦めする。リッチな社会人・リタイア組なら高級ホテル・コンドミニアムにロングステイして語学学校に通う、という夢のような超豪華な海外留学が実現する。
詳しくは以下の私の旅行記参照。
https://4travel.jp/travelogue/11
写真:ホテル「ロイヤル・チェラン」 -
リビングルームの横に小さな独立した部屋が1つある。ここはゲストルーム(写真)であろう。壁側のソファーはベッドになるので友人1人ここで寝泊りできる。
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リビングの隣が主寝室・キングベッド(写真)となる。エアコンもしっかり効き何も問題はない。レジデンス(アパートメント)にはツインベッドもあるので、客間のソファーベッドを加えるとベッド3台となり大人3名が泊まれる。
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よって友人3名でここに泊って英語留学する、という夢のような超リッチな海外留学が実現する。費用は決して高くはない。参考までにSPGの一般予約でお盆の8/11(土)~8/18(土)まで1週間7泊3名利用の1ベッド・レジデンシャル・スイートの宿泊代金は総額約17万円(Extended Stay Offer:朝食付き)。よって3名でシェアすれば1人1泊8000円程度で超高級レジデンスに住むことができる。
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私の通った英語学校は最低2週間以上なので、2週間ここに泊まれば本当に超リッチ海外留学が出来てしまう。2週間以上のロングステイになれば宿泊代金は大幅ディスカウントされるので、もっとコストパフォーマンスはよくなる。
写真:窓側に置かれたワーキングデスク -
もし、KL留学やウェスティンの長期滞在に興味のある人は私のホームページ経由でeメールを送ってくれれば、詳しくお答えします。トップページ最下段にメール先があります。
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
写真:カーテンを開ければ目の前はパビリオン -
ウェスティンKLに務めている日本人ゲストリレーションマネージャーと知り合いなので、直接、長期滞在の価格等、聞くこともできます。できれば私ももう一度、今度はレジデンス・スイートに泊って英語留学したい!という、またしても私の妄想が出てくる。
写真:独立したシャワーブース -
実は、私は半分本気で妄想している。つまり、今年の8月からマリオット・SPGの新しい会員制度がはじまり、ラウンジアクセス可能なプラチナ維持のためには来年度は正真正銘50泊する必要がある。
写真:日本人には必須のバスタブ -
ならば、ここで50泊して留学してしまえば~、今、私はプラチナなので来年度もラウンジが自由に使える。ウエスティンKLのラウンジが書斎、カフェ、レストランとなる。もうこれは王侯貴族の海外留学だ。是非トライしてみたい!
さて、ここらで、私のマリオット・SPGエリートメンバーへの長い苦しい道のりを書いてみよう。
写真:ホテル4階「キッズ・クラブ」 -
私はもう20年近く、ホテルはマリオット系、飛行機はスターアライアンス系にしてマリオットポイント、飛行マイルを集めてきた。そして、集めたポイントを使ってマリオットに無料宿泊したり、マイルで無料ビジネスクラスに乗って豪華な海外旅行をしてきた。詳しくは私の新著参照。
https://www.amazon.co.jp/dp/B07F5MW9KB/ref=pd_ecc_rvi_1
写真:24時間営業のジム -
私は長らくマリオットのシルバーメンバー(年間10泊以上)をキープしていた。ただ、シルバーではあまりエリートメンバーとしてのメリットは感じられず、取り敢えず会員になっておくか~、てな程度であった。
写真:24時間営業のジム -
私の転機は2000年に名古屋マリオットが新規オープンした時にやってきた。私は遠くのリゾート地に行くかわりに、時々、妻と名古屋マリオットのエグゼクティブルームに宿泊し、ラウンジライフを楽しみはじめたのである。
写真:プールサイドにある屋内カフェ・バー -
当時のラウンジは大企業のエグゼクティブらしき外国人の男性が中心で、実に静かなラウンジであった。名古屋駅上という場所にもかかわらず何だか外国に来たような雰囲気があり、妻も私もラウンジに魅了されてしまった。
写真:プールサイドにある屋内カフェ・レストラン -
この秘密の高級サロンに入るにはハードルが高い。マリオットのシルバーではラウンジアクセスできない。私は普通に代金を払ってエグゼクティブルームにしばしば宿泊した。しかし、宿泊代金はかなり高く(1泊2名4万円~)そう何度も泊まれる訳ではない。
写真:屋外プール -
ところが、マリオット・ゴールドになれば最低価格(当時は1泊2名2万円以下)で予約してもエグゼクティブ・ルームに無料アップしてもらってラウンジが使える。私にとってはこれ程おいしい話はない。
写真:プールサイドに寝転がっている女性 -
何とかしてゴールドになりたい!しかし、ゴールドの壁は非常に大きく私には絶望的だった。年間50泊である。現役の社会人にとっては(出張族は別にして)不可能の数字。リタイア組でも遊びだけで(自腹で)何間50泊もマリオットに宿泊するなんて富裕層しか無理、無理、と思っていた。
写真:女性の接近写真 -
そんな私の心を見透かしたように、2014年の夏、マリオットの本部から1通の英文eメールが届いた。「マリオット・ゴールドになりませんか?」という誘いであった。
写真:屋外プールエリアにある水の滝 -
その年の12月までに12泊マリオット系のホテルに有料で泊まればゴールドを差し上げます!という甘い誘いであった。今、ネットで盛んに話題になっているステイタス・チャレンジをマリオット本部から誘ってきたのである。
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当時はステイタスマッチやステイタスチャレンジについては何も知らなかったので飛びついたのである。私は既に退職していたのでいつでも旅に出れる。そこでマリオット系の高級ホテルが安くて豪華なクアラルンプールに狙いをつけてマレーシアに飛んだ。ここから私のマレーシア行きがはじまる。
写真:プールサイドに咲くプルメリア -
ルネッサンス・ジョホールバル、マリオット・プトラジャヤ、JWマリオット・クアラルンプール、ルネッサンス・クアラルンプール等、マリオット系のホテルを泊まり歩いて12泊かせぎ、念願のマリオットゴールドになった。2014年12月のことである。
写真:カクテルタイム終了し、ベッドでお休み -
ウェスティン・クアラルンプールの朝食レストラン「リビングルーム」はお薦めである。レストラン入口に3層吹き抜けの大空間があり、見上げると円形の大ドーム(写真)を連想させる。ここに天井壁画でもあればヨーロッパの宮殿風レストランとなる。
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この大ドーム下のテーブル席の雰囲気がよいので、私はいつもここに座る。このレストランの食材は豊富なので、ラウンジアクセスできる人はここで朝食をとるといい。
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中央に大ビュッフェカウンター(写真)があり、様々な料理が並んでいる。多民族国家マレーシアの人々を満足させるために、マレー料理、中国料理、インド料理、西洋料理、少しであるが日本料理もある。この奥に多数のテーブル席があり、団体客・ファミリー客で賑わっている。
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別のビュッフェカウンターに新鮮フルーツ・野菜コーナーがあり、シェフが生絞りのジュースを作ってくれる。よって私は自分専用のニンジンジュースをオーダーする。「ニンジン2本、リンゴ1個、レモン半分をミックスして生絞りのフレッシュジュースお願い!」
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レタスからはじまって野菜類、豆類は何でもあるので、朝一番の「フレッシュサラダ」が調達できる。
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そして熱帯のマレーシアの定番、トロピカルフルーツ(写真)は甘くてジューシー、食べすぎに気をつけよう。
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スモークサーモン、ハム、チーズも豊富にそろっているので、朝食としては完璧な前菜盛り合わせ(写真)が完成する。飲み物はニンジンジュースと暖かい紅茶である。コーヒーとスイーツはラウンジで頂く。
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食事中に若いスタッフ(写真)がマレー料理を持って回ってきた。名前を聞いてみたが忘れてしまった。
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その1品(写真)を食べてみたら結構美味しかった。
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大きなかたまりの「ロースト・チキン」(写真)はメイン料理になりそうである。
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また、日本料理コーナーにサーモンの照り焼き(写真)があったので、これを2切れ頂く。ここには白米、みそ汁、そばや納豆もあるので、取り敢えず、「サーモンの照り焼き定食」もできる。味は保証付き。
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それらを取り揃えて私のメインディッシュ(写真)にする。朝食としては十分過ぎる品揃えである。最後の締めとして甘いデニッシュ・ケーキ類とコーヒー(カプチィーノ)がくるのであるが、それはラウンジにまわそう。
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最後に大事なことを1つだけ記す。今回のウェスティンKLの宿泊代金は総額RM388(約10500円)である。SPGのキャンペーンの時に予約したもので、前払いキャンセル不可。一番安い価格での予約で2名利用の部屋代のみ。1人あたり5250円。この値段で「レジデンス・スイート」にアップしてもらってラウンジ使いまくりの王様滞在が実現する。
写真:マレーシアのスイーツ -
さらに獲得したSPGポイントはプラチナギフト500P、SPGアメックスカード支払い分を含めて約900Pになる。これを1P=2.5円で換算すると2250円。これを差し引けば実質8250円也。2人で泊まれば1人4125円という激安値段となる。笑いが止まらないほど「安くて豪華な旅」が実現している。
写真:朝のエグゼクティブラウンジ -
しかし、これは禁断の果実、一種の麻薬に近い。プラチナ維持のためには大変な労力(時間)とお金がかかるのである。真面目に働いている現役の社会人は真似しないほうがいい。逆に、余命わずかな老人(リタイア組)は、第二の人生が輝いてくる。日本で節約生活している年金者でも、やり方次第で「王様、女王様」になれる。
→ザ・エグゼクティブラウンジ(写真)第6弾に続く
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