伝統の江戸料理 八百善でランチ

2018/07/08 - 2018/07/08

伝統の江戸料理の老舗「八百善」でのまったりとした昼食をいただく。
明王院に隣接しているが、八百善がここに移ったのは平成になってから。一碗一碗がおいしい。また、使われる器も由緒のあるものばかり。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

鎌倉駅からバスで２０分くらいで、浄明寺／報国寺の先に明王院がある。浄明寺まではバスが超満員だが、その先のここまで来ると、ひっそりとして観光客も少なくなる。

五大堂明王院 寺・神社・教会

古色蒼然たるシンプルな門がある。境内には茅葺の小さな本堂がある。ただし、通常は本堂には入れない。門内は撮影禁止。

さて、隣接する八百善に入って、江戸会席料理をいただく。
まずは、江戸切子に盛られた先付。鯛にキュウリ酢。

豆腐の碗。秘伝の製法で食感を出している。碗の内側は金箔をあしらってあり、使い込んだ味がある。

白身魚の第2先付。

焼きなすのかば焼き。焼きなすの香ばしい香りと、山椒の香りが立つ。

キスと太刀魚の季節の天ぷら

秘伝の豆腐に枝豆のソース。

あわびの茶碗蒸し。結構しっかりとした硬さ。

奈良漬とキュウリをあわせた香の物。あまり見ないが、さっぱりとおいしい。

鯛飯とみそ汁。

デザートは梅酒をかけたスイカ。さらに最後に薄茶がでて終わる。２時間半のコース料理は、とにかくまったりとした時間を過ごす。

明王院の駐車場から八百善の看板が見える。木々の間の古民家が八百善がある。静かで現代とは異なる時間が流れる。なかなかこのような食事はできない。ただし、時間に相当余裕がないとくつろげない・・・