2018/05/11 - 2018/05/12
143位(同エリア216件中)
実結樹さん
秘湯ファンなら一度は行ってみたい夏油温泉です。
今年は雪が多く開業はやっとGW直前に間に合ったそうです。
営業は5月初旬から11月初旬までの半年間。
通年営業でないのでその分コスパは落ちますが我慢どころですね。
宿泊棟は軒を連ねて幾つも有るのですが他の客の姿を殆ど見かけず、全くゴーストタウンのような雰囲気でした。
当日の女性の宿泊者は知る限りでは私一人だけだったので、全ての温泉は貸切状態で満喫できました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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花巻温泉郷の大沢温泉を後にして、花巻城址公園⇒やぶ屋総本店で「賢治セット」のランチの後、花巻駅13:18発の東北本線で今日の宿泊先「夏油温泉」のある北上駅に向かいます。
-
花巻駅から乗車13分。13:31北上駅着です。
一日に1回、ここから宿の無料送迎車が13:45に出ています。
当日は私一人だけだったので、申し訳ないようでしたが到着後直ぐに出発して貰えました。 -
元湯夏油本館の外観です。
50分くらいの道行で到着。
運転して下さった方が意外にも私の地元とゆかりのある方で話が盛り上がり、アッという間に着いてしまいました。 -
部屋は本館2階の6畳間でテレビ・洗面所・トイレ無し。
廊下に共用の冷蔵庫有り。
既にお布団が敷かれていました。
浴衣は今年おろしたてで未だ縮んでおらず、Mサイズで床を引き摺るのでSにして貰いました。 -
部屋からは向かいの山と隣の建物の屋根が見えます
風にそよぐ新緑が綺麗です -
温泉めぐり案内図
男女別内湯以外の露天風呂はタオル巻きNGの「混浴」です。
無色透明なお湯なので現実的に混浴タイムに女性の利用は不可能です。
日帰りでも女性専用時間は有りますが、やはり宿泊してこそ落ち着いて混浴露天風呂は堪能できるのではないでしょうか? -
宿泊棟から渓流露天風呂に行くには整備された階段をかなり降りて行きます。
エリアは大きく分けて二つ。
奥の方の階段を降りると「大湯」と「疝気の湯」と女性専用「滝の湯」。
手前の階段の下には「真湯(しんゆ)」と「女の湯(目の湯)」があります。 -
一番遠くにある「大湯」です。
15:00少し前に早めにチャックインできたので、先ずは露天風呂に浸かるというより、兎に角、人が少ない時に写真を撮ってしまわなければとダッシュで各露天に走りました。
写真撮影は禁止の貼紙もありましたが、人が居ない時ならOKと許可を取ってあります。 -
最も湯温が高く、後で入りに来ましたがとても長湯は出来ません。
細長いフワフワの湯花が沢山舞っていました。
入らなくても湯船の外で掛け湯をするだけでも効果があるそうです。
脱衣所は男女別になっています。 -
女性専用露天風呂「滝の湯」は大湯に行く手前にあります。
渓流よりもかなり高い位置にある比較的新しい施設ですが、コンクリート造りで窓も小さくて渓流なんてろくに見えません。
二つある湯船の向うの方は超熱くて足を浸すことも出来ませんでした。
このお風呂に入るなら内湯の方がましです。 -
「疝気の湯」です。
「大湯」の少し手前にある、夏油温泉を代表する露天風呂です。
自然湧出の温泉で足元から新鮮なお湯が湧き出ています。
温度も丁度良く長湯も可能。 -
奥に見えるのが「大湯」です。
写真では分かりませんが周りに生えている植物の花が沢山落ちて来てお湯の表面を覆っていました。
私は入りながらケロリンの洗面器で掬って外に搔き出す掃除を一生懸命してしまいました。 -
「疝気の湯」の脱衣所は本当に簡易式。
とても混浴時間に女性は使用できる状態ではありません。
奥に見える小屋が川下の「目の湯」です。 -
一旦階段を上がり、改めてこのプロパンガスの脇の階段を下ると「真湯」と「目の湯」エリアに行けます。
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「真湯」と対岸の「目の湯」です。
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「真湯」の入口。
脱衣所は男女別。 -
適温の湯加減
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脱衣所方向
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河原に降りて行く階段。
「目の湯」に行く為には河原に降りて橋を渡らなければなりません。 -
「目の湯」は対岸にあります
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橋は幅60㎝くらいで欄干も手摺もありません。
今年も流されてしまって新しく架け替えたそうです。
重機を使わないと架けられないので費用も掛かるとか。
足下は激流。
お酒を飲んでここに来たら命取りです。 -
「目の湯」です。
奥の簡易脱衣棚のみ。
すだれは掛かっているけれど、ここも混浴する勇気は出ません。
未だ春の営業開始から間が無いので湯温が上がらないとの事で超ぬるい。
ここも自然湧出の温泉で足元からお湯が湧き出しています。
枯葉が沢山湯船に浮いたり沈んだりしていたのでここでもお掃除。 -
渓流露天風呂の宿命。
降りて来たら帰りは登りです。
浴衣の裾をたくし上げて階段を昇って宿泊棟の方に帰ります。 -
何ていう名前の花でしょうか
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このくらいは分かります、フキノトウ。
美味しさは逸してしまったかな。 -
未だ豪雪の名残が。
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湯治部のような古い宿泊棟が軒を連ねていますが、お客の姿は皆無
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暗くなってから通ったら怖いかも
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私が泊まった宿泊棟の本館の側面
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駐車場の脇の雪捨て場にも大量の雪が
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本館男女別内湯「白猿の湯」 ンッ? どこかで聞いたことあるぞ。
そうだ、一昨日泊まった鉛温泉の「藤三旅館」の名物立ち湯もおんなじネーミングだったっけ。
こちらは男湯の方。
おっとっと・・・でも、他のお客さんは居そうにもないので、写真だけ撮らせてもらって直ぐに退散。 -
こちらが女湯。
どこの温泉でもどうしても男湯より風情に欠けるんだよね。
露天風呂は写真を撮りに駆け足で行って来ただけで、これから内湯を手始めに入浴スタートです。
露天風呂の女性専用時間が
16:00~17:00 適温の「真湯」と対岸の冷たい「目の湯」
17:00~18:00 熱々の「大湯」と適温の「疝気の湯」
なので
15:30~16:30 男女別内湯「白猿の湯」でシャンプーまで済ませる
16:30~17:00 「真湯」「目の湯」
17:00~17:30 「大湯」「疝気の湯」 ⇒ 「滝の湯」
という順番で全湯制覇の計画を実行
女性専用時間なのに全く貸切だったのは女性の宿泊は私一人だけだったからでした。 -
夕食は大広間で。
その時分かったのですが、当日の宿泊者は男性7人グループと男性一人客と私だけだったのです。
ここにはTVが有りました。 -
宿泊プランはお料理の品数で「経塚膳」と「牛形膳」が2,000円差で選べましたが、HPの画像で比べてみると僅かな違いだったので安い方の「牛形膳」にしました。
2食付きで税別10,000円です。
一人泊でも割増し料金にはなっていないと思います。
地元産の食材も使っていましたが、まあ、普通の旅館のお決まりお膳です。
給仕のスタッフの対応はテキパキ感じいい。
夕食は18:00~20:00の間 -
二日目
駒形館と嶽館の間にあるもう一つの男女別内湯「小天狗の湯」に朝風呂に。
こちらの方が「白猿の湯」よりは新しい感じがしないでもありません。
朝は寒かったし、混浴時間だったので渓流露天風呂には行きませんでした。 -
朝食は昨夜と同じ広間で和定食。
お客が沢山の時はバイキングにもなるみたいです。
朝食は7:00~8:30の間 -
こんな山の中なのに自販機のビールが良心的値段です。
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芸能人の色紙が沢山
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桜が辛うじて咲き残っていてくれました。
この旅館は「日本秘湯を守る会」の会員です。
じゃらんなどの予約サイト経由で申し込むとスタンプを押して貰えないので宿に直接予約しました。
でも、10個スタンプが溜まっても無料御招待の宿には選ばないかも・・・ -
8:50にチェックアウトして再び北上駅まで送って貰いました。
9:40くらいに駅に着いて、9:54の在来線で前沢牛を食べに向かいます。
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