枝幸かにまつりにて

2018/07/01 - 2018/07/01

　妻共々、いつか枝幸のかにまつりに行きたいと思っていました。枝幸に比較的近くなった士別に引っ越したのを機会に、やっと行くことができました。ついでに釣りと温泉も。そんな枝幸での1日をご覧ください。

エリア 枝幸・中川・音威子府(北海道)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　早朝、家を出発してオホーツク海に面した枝幸町に来ました。ここは道の駅マリーンアイランド岡島です。船の形をした建物で、磯の香りがプーンとしてきます。利尻昆布等の海産物が多く売られています。

　かにまつりの会場に着きました。しかし、愛犬は飲食エリアへの立ち入りが不可とのこと。事実上、おまつり会場に入れません。

　枝幸かにまつりの開会セレモニーです。今年で51回目のイベントだそうで、歴史があります。スウェーデンからも来賓が来て、挨拶をしていました。

　本部席に向かって長蛇の列が。かにの早食い競争にエントリーする人たちです。希望者があまりにも多い為、抽選で出場者が決まるとか。
　妻もこの催しに出たいと思っていましたが、希望者があまりにも多く、エントリーすらしませんでした。

　愛犬がスウェーデンから来た来賓の目に留まり、記念撮影を。

　「かにまつりに来たからには、かにを食べないと。」
　妻は大張り切りで、かに汁を買ってきました。写真は半分ほど汁を飲んでしまいましたが、毛がにの足がたくさん入っていました。私は少し飲ませてもらいましたが、かにのだしがよく出ていました。

　かにまつりなのに何しに来たんだと思われるでしょうが、私は甲殻類アレルギーの為、ほたてのフライを買いました。衣はカリッと、中はしっとりでおいしかったです。

　私が食べているほたてのフライを愛犬が見て、「ちょうだい！」といってきました。一口やると、パクパク、うまそうに食べました。

　食べ物を売る店の前には、買い求める客が殺到していました。

　毛がにを売るブースです。

　たらばがにです。こんなに大きなものは、さすがにいい値段がしますね。

　ずわいがには何ぼか安いようです。たらばの足でもこの値段です。

　かにを獲る道具の展示も。いか等の餌を銀色の缶に入れて海に沈めます。においに誘われて、かにが網をよじのぼるそうです。で、白い塩ビ管まで来たら…。下に落っこち、はいそれまでという仕掛けだそうです。

　雨が降って来たので、ほたての煮つけを買って会場を後にします。

　かにまつりの会場は、枝幸市街よりも浜頓別寄りのウスタイベ千畳岩です。岩場が広がった場所です。

　千畳岩では、エゾカンゾウが咲いていました。

　はまなすも咲いていました。

　雨が止むのを待つ目的も兼ねて、オホーツクミュージアムえさしへ。入館料は無料で、シャチの骨格等が展示されていました。他の展示では、廃線になった国鉄・興浜北線の映像が興味深かったです。

　枝幸町にも西條があります。

　ホーマックニコット北見枝幸店へ行き、釣り餌を買いました。西條のすぐ近くにあります。

　雨があがり、釣りの為、枝幸港に来ました。枝幸は、オホーツク海でも有数の漁業の町であるため、漁船がたくさんあります。
　釣り人の姿もちらほらありました。ちか狙いで来ているそうです。私は、かれい狙いで来ました。が、かかるのはうぐいばかりで…。

　うぐいばかりかかり、餌がとられて嫌になりかけた時、30cmものあさばがれいがかかりました。妻も私も顔がほころびました。身が厚くて、煮つけにしたらうまそうです。
　オホーツクのかれいは、身が厚くてしまっていて、おいしいですよ。

　ホテルニュー幸林にある枝幸温泉に入って帰宅します。硫酸塩泉で、少し白濁したお湯でした。

　かにまつりに私も行って来ました。会場に入れなくて残念でしたが、パパが買ってきたほたてのフライがおいしかったです。港でたくさんお散歩しました。大きなかれいが釣れて良かったです。家に帰ってパパが捌き、ママが煮ました。明日の朝、食べるのが楽しみです。