2018/05/03 - 2018/05/05
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お散歩花子さん
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この旅行記のスケジュール
2018/05/04
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遺跡巡りが終わったあとはナポリを観光。
ナポリ考古学博物館で遺跡から出土した様々な物を眺め、ヴェスビオ山にも登って、ポンペイ風味強めになりました。
実は天気が徐々に悪くなりまして、雨も降ったり止んだり。なかなか晴れてくれませんでした。
でも普通に楽しかったです。
旅行は天気によって大きく印象が変わると思うけど、晴れたらもっと楽しかったのか!すごいぞナポリ。
<日程>
4/28 日本からローマへ。アルベロベッロに移動
4/29-30 アルベロベッロ観光
5/1 バーリからナポリに移動
5/2-5 ポンペイ遺跡やナポリ観光
5/5-6 ローマから日本に帰国
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エルコラーノ遺跡からナポリに戻った後、スパッカナポリに向かいました。
メトロのウニベルシタ駅を降りてからスパッカナポリまでの徒歩コースを、googleMapとGPS任せにしたところ、細い道を通ることになりました。ドキドキ -
サンタキアラ教会の修道院の「中庭」です。マヨルカタイルが貼り付けられた柱。かわいいんだなぁ
サンタ キアーラ教会 寺院・教会
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マヨルカタイルの腰掛け。筆で描いた感じが素朴。ナポリの田園風景が描かれてます。
この庭を見るのは有料なのだけど、アルテカードを見せたら、25%ほど割引になりました。教会施設はだいたい2~3割安くなるみたい。 -
修道院に飾ってあったPresepio(プレゼピオと読むんですかね?)。教会でクリスマス前後に飾ってある、イエスさまが厩で生まれたエピソードのジオラマのやつです。
意外に大きい。そしてこのプレゼピオはすごく精巧にできていた。 -
スパッカ・ナポリのまっすぐな道をずんずん進む。この界隈は、教会と古い屋敷の間に、工事の金網、飲食店とおみやげ屋、壁の落書きが並んでいる感じ。
ロマンチックな雰囲気はゼロなので、食べ歩いたり、お土産屋さんをひやかしたりするのが楽しいです。
私たちは2日連続で遊びに行きました。スパッカ ナポリ 旧市街・古い町並み
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ぶらぶら歩く。ピザを食べたくてピザ屋をチェックするも、店の数が多くてなかなか決めきれない。ここもピザ屋なんですけどね。
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結局ガイドブックにも載ってる超有名ピザ屋ディマッテオに行きました。
16時過ぎに行ったら待たずに入れたのはいいんだけど、揚げピザは今はないよと言われてしまった。 -
アランチーノ白(bianco)とコロッケも頼んでみました。
大きいです。写真だとわからないのですが。
おいしくて安くて、花まるでした。ピッツェリア ディ マッテオ 地元の料理
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アランチーノを解剖。
白アランチーノは、ベシャメルとチーズの味。中はお米なのでまるでドリアです。なので日本人は好きになると思う… -
ルッコラ&生ハム、サーディンのピザ…肉と魚の旨み、うまし。
アルコールは苦手でも、さすがにこの時はビールにすればよかったなと思いました。連れ姐さんはワインと一緒に食べていて、安く飲めてすごく楽しかったそうです。
そういえば私たちは昼ごはんがビスケットだけだったためにサイドメニューまでペロリでしたが、普通の女性2人ではやっぱり量が多いです! -
ピザ屋からさらに通りをまっすぐ進んで、ドゥオモに来ました。
ドゥオーモ (サン ジェンナーロ) 寺院・教会
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ドゥオモの一角にあるサンジョバンニ洗礼堂です。簡素で小さい洗礼堂で、私が見たかったものは洗礼盤の真上に。
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天井のドーム部分のモザイク。モザイク画は色がはっきりしていて個人的に大好きです。青色と緑色がキレイ。
ドゥオモは入場料不要で、洗礼堂に入るのは2ユーロ必要です。(アルテカードの割引はありませんでした) -
引き返してサン・セヴェーロ礼拝堂に向かうのに路地に入ったところ、荒れた感じにww
こういうとこがアレです、ナポリ。人通りの多い道から外れるとすぐに荒れ始める。
※この後サン・セヴェーロ礼拝堂にちゃんとたどり着いて、超絶に美しい「ヴェールに包まれたキリスト像」を見ることができました。 -
ナポリ銘菓ババのマグネット。パンみたいな質感がうまくできてるんだけど、かわいくないのが致命的です。
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サン グレゴリオ アルメーノ通りの細い道沿いには、プレゼピオに使う人形や、グッズ、あとおみやげ屋が並んでいます。
おみやげのマグネットを眺めていたら、お店の主人が「これは中国製じゃなくてイタリア製だよ。ここの文字はオレが書いたし」って
マグネットの"NAPOLI"の文字を指差して言うんです。
確かに走り書きだけど…えっもしやナポリタンジョーク? -
ふと振り向くと、通りの上にきれいな回廊が見えました。お店のひさしと観光客で、通りは薄暗く混沌としていたのでまったく気づきませんでした。
サン グレゴリオ アルメーノ教会 寺院・教会
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この日の夜も2人ともお腹が空いていないし疲れてる。だからジェラートが晩ごはんでした。
溶け始めのダメな見た目でごめんなさいなのですが、
初グランデサイズでカップが大きく、うれしかったので記念撮影しました。奥にあるのがシングルサイズです。 -
翌日。朝はこんなに晴れて期待していたのに、結局一日中曇ったり雨降ったり、たまに晴れるというめんどうな天気でした。
朝からメトロに乗って国立考古学博物館へ。 -
考古学博物館の日時計の間。天井の隅の穴から太陽光が差していました。
これは日時計ではなくて子午線らしいけど、現地では英語が良くわからずどうやって見るのか2人で悩んでしまいました。国立考古学博物館 (ナポリ) 博物館・美術館・ギャラリー
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ギリシャ風のブロンズ像。エルコラーノのパピルス荘から見つかったものをまとめて展示するフロアにありました。
おなじお屋敷から炭化したパピルスの巻物が発見されて、現在解読作業を行っているそうです。
パピルス荘自体はエルコラーノ遺跡でもらったマップにも載ってました。でもクローズ中ということなので、もし将来公開されたら行きたいかも。
展示から推測するとすごい豪邸のようです。 -
ボスコレアーレという町で発見された大画面フレスコ。ポンペイの秘儀荘にあった絵と似てる。
ナポリ観光したい欲に駆られて、ボスコレアーレ遺跡までは私たちの計画に入れることができませんでした。また1箇所行きたい場所が増えてしまった。 -
女子とキューピッドが戯れているような、乙女なフレスコ画もありました。
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夫婦の肖像画。まっすぐ前を向くご主人と少し視線をそらしているような奥さん。容姿から服装からいろいろ興味深い。
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モザイク展示フロアです。遺跡には繊細なデザインのモザイクがあまりなかったので貴重。
このフロアの柱や絵は全部モザイクで、タイルがキラキラしています。 -
道化師が楽器を鳴らしている様子を描いたモザイク画。生き生きしていてなんとなく好き。
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アレクサンドロス大王×ダレイオス三世@イッソスの戦い。
アレクサンドロス大王の部分はタイルが残っていなくて、かろうじて顔だけわかる。でもかっこいい。
このモザイク画はサイズが大きくて横幅約6mです。でもタイルの1粒は数ミリらしい。 -
飾り壺。フレスコ画で飾った部屋にさらに壺も飾ってたんだなあ…ポンペイ市民は想像以上に豪奢な生活だったみたいです。
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子供達と一緒に退館。
日本にやってくるポンペイ展の10倍以上濃ゆい展示でした。急いで回ったつもりが2時間半かかりました。このあとの計画がなかったらもっと居座っていたと思います。
一つだけ満足していないのは、ミュージアムショップのお土産・記念品の少なさです。私達が狙って見にいったローマの遺跡関連ですと、ポンペイ遺跡やエルコラーノ遺跡のショップの方が種類がありました。 -
博物館からバスでカポディモンテ美術館へ。
バス停が分からずドタバタする(またかよ)。結局は博物館の真ん前にあるバス停から乗り、ポルタピッコラという門を通り過ぎた直後にあるバス停で降りました。
カポディモンテ公園内に美術館があるのですが、ポルタピッコラとポルタグランデという公園出入口が美術館の最寄であり、それぞれバス停はあるけど通過するバス路線が違うという感じです。
カポディモンテ美術館オフィシャルHPに載っている情報通りに行けばよいのでしょうが… -
カポディモンテ美術館は建物が大きかったです。
カポディモンテ公園もとても広く、広すぎて公園にはほとんど立ち入りませんでした。 -
カラバッジョなど、有名な絵画がたくさん展示されていました。なぜか私達はイタリア語のパンフレットしか渡されず。結構さまよった気がします。
私は絵よりもロココなお部屋が気に入りました。パステルブルーがかわいらしい。国立カポディモンテ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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部屋の壁飾りが全部陶器製。驚き。
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美術館で遅い昼ごはんをとっているうちに、雨が止みました。
昼ごはんといっても、期待していたカフェテリアみたいな店はなく、小さいバールで座席も少なくちょっとがっかりでした。 -
雨も止んだし、サンマルティーノ美術館かサンテルモ城に行ってナポリを見下ろしてみようということで、どうにかして行くことに。
結局サンテルモ城に行ったのですが、行き方はまったく調べていなかったのでGoogleMapの仰せの通りに行きました。
バスでダンテ広場に戻り、ケーブルカーに乗り替え。 -
ダンテ広場からケーブルカー駅まではこんな細い道がしばらく続きます。ナポリ滞在3日目だし細い道ももう慣れました。
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サンテルモ城は元々要塞なのでところどころ尖っています。
サン テルモ城 城・宮殿
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城に上ってみると、ナポリどんより。
でもそんなことはお構いなく、私達2人はあの辺を歩いたとかあの教会に行ったなど話しながらしばらく眺めていていました。
強い風で寒くなり(ウィンドブレーカーを着てたのに)、雨もぱらっとしてきたので終了。
この後気が抜けて、ケーブルカー駅までの10分の道のりで迷子になる。通りがかりの現地のおばさまに、駅まで一緒に行ってもらって…ありがとうございました。 -
丘から降りた後、スパッカナポリでのおみやげショッピング中にアランチーノを再び買い食いしました。今度はテイクアウトです。
赤(Rosso)にしたら、ミートソースとサフランライスを丸めたものでした。
おいしくて安くて(3ユーロ前後?)いたるところで売っているので、小腹がすいた時はぜひ試してもらいたいです。
でもこんなに大きいので注意。私たちは1つを2人で分けて食べました。 -
ナポリでずっとお世話になったスーパーsole365。
ムニシピオ広場のそばで宿から近く、なんだかんだで毎日通っていました。
特別おみやげになるようなものを売ってるわけじゃないので、この日は定番のバッチチョコとかパスタとかを買い込みました。 -
この日の夜は帰国準備で慌しくて、ゆったりディナーというわけにはいかず。
トレド通りのLa Passione di Sofiで揚げ物の山を買って2人でシェアしました。結局ナポリの食事は庶民派グルメで貫いた!
これは、魚と何かのミックスというもので6~7ユーロ、女2人が満足するボリュームでした。
ナスやズッキーニ、タコイカエビイワシ、衣がサクサクでおいしかったです。
でも、底の方に謎なものがいっぱい。
マカロニとベシャメルを丸めて揚げてる?パンのフライ?などなど。美味しいんですけど、一体なんだったのかいまだにわかりません。 -
最終日。
連れ姐さんは私より半日早くイタリアから出国するので、早朝に宿で見送りました。
夜降ってた雨はなんとかやみ、天気がよくなっていたので1人ヴェスビオ山に登ってきます。チェックアウト後、中央駅に荷物を預けてヴェスビオ周遊鉄道にまた乗って、エルコラーノ駅へ。 -
Vesuvios expressというミニバス会社がエルコラーノの駅からヴェスビオ山までバスを出しています。
エルコラーノ駅を出て左手に乗車券を扱う店舗がありまして、そこで乗車券を買います。バス往復と国立公園の入場料金込み20ユーロ。山の滞在時間は約1時間半です。
事前にもらったパンフレットでは40分間隔(鉄道の運行間隔か?)で出発となっていたけど、実際の出発時間はきっちりしてないみたい。席が埋まるまではしばらく待ちました。エルコラーノ 建造物
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バスでヴェスビオ山を上がって途中の駐車場まで行き下車、その先頂上までの20分ぐらいを自力で登ります。
バスに乗っている時から気づいていたけど。山頂は天気が良くないです。ヴェスーヴィオ火山 山・渓谷
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山頂にたどり着いたのだが、残念ながら霧が濃い…白いモヤモヤが霧か煙かよくわかりませんでした。
実は噴火口の向こう側、へりを歩いているグループがいて、火口の内側に少しだけ降りていったり、みんなでヤッホーしたり。ツアーなのかな?楽しそうでした。 -
噴火口の半周ぐらいを見て回るのですが、ゴツゴツしているところには階段があって、歩きやすかった。
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頂上でワインを飲めたりもします。午前中だし天気も悪いしお客様少なめ。
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写真で見るヴェスビオ山。そういえばナポリのサンタルチアから眺めた時は頂上が2つあったけど、もう1つはどこに行ったのか。
wikipedia で調べたら、もう1つはソンマ山という外輪山だそうです。ナポリ市街からだと2つ一緒に見えちゃうみたい -
帰りに乗るバスは「何時何分に、○号車!」というふうに指定されたため、気ままに登山することはできませんでした。でも1時間半あれば駐車場から往復できました。
特にこの日は曇っていてたので、帰りのバス車両の到着を駐車場で待つぐらいさっさと往復してしまいました。
これは帰りのバスの車窓からの眺めで、厚い雲の下からナポリ湾が見えた。山頂にいた時よりよく見えた。残念すぎるよ… -
下界に戻るとやっぱり晴れている…でもポンペイ遺跡を来た記念みたいなもので、頂上まで行って火口を見ることができてうれしかった。
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ナポリに戻って、最後の食事だ。
揚げピザがどうしても食べたくて、GoogleMapでナポリ中央駅の近くを探して「La Masardona」というお店に行きました。
こちらはテイクアウト専用で、隣にレストランがあるので私はレストランの方に行きました。 -
タコの揚げピザを頼みました。揚げたピザ生地の上にタコサラダ。タコうま~
実はほとんどのお客さんは、中に具が入ってるタイプの揚げピザを頼んでいました。サーブされる直前まで紙で包まれていて、こだわりがあるようです。
隣の席の2人連れはピザ以外にもたくさん頼んでいました。
連れ姐さんはもういなくて、おひとりさまだと1種類しか頼めないのが悔しい。 -
おいしい揚げピザの断面を記念撮影。
薄くてサクふわ。ナポリの人達おいしい揚げもの食べてるなぁ。
揚げもの好きにはたまらない街です。
コーラとスペシャルタコピザで9ユーロぐらいでした。 -
周囲はこういうナポリ的なガサツな住宅街なのに、お店は明るくておしゃれなカフェのようでした。
揚げピザは日本でほとんど見かけないから、最後に食べることができてよかった。 -
鉄道でローマの空港に向かいます。
ちなみに、ナポリ中央駅の荷物預かり所付近にもプレゼピオがひっそり飾ってあったので時間があったら見てみてもいいかもしれません。サンタキアラの物ほど精巧な造りではないですが…
ナポリが想像以上に楽しく、庶民的でカオスっぽいのが新鮮でした。
好きだなあ~
(おわり)ナポリ中央駅 駅
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