2018/06/02 - 2018/06/03
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旅好き長さんさん
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淡路島の沼島といえば国生み神話の島で、日本で最も早くできた島。
しかも魚の宝庫。
その島で恒例の職場の仲間と魚釣りに1泊2日で出かけてきました。
魚釣りとは言うものの、私のメインはグルメと観光。
この時期の沼島といえばハモ。
美味しいハモ料理を楽しみに出かけてきました。
それにしても沼島のハモは絶品でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
沼島に行くためには淡路島の土生港から出ている、沼島汽船の連絡船を利用しないと行けません。
有料駐車場に車を停めて、この土生港 灘ターミナルセンターで乗船券を買います。
料金は往復900円。 -
ここから連絡船に向かいます。
この日は快晴。
釣り仲間との釣行は、いつも雨なのに今回はものすごくいい天気。
今回こそ大漁かな? -
この船が沼島行き連絡船のしまちどり号。
今回は土生港発15時10分の船に乗船します。
別働隊のメンバーは朝5時前から渡船で沼島に渡って釣りをしているはず。
私たちは魚釣りよりもハモ料理が主目的ですので、沼島に渡ってすぐ民宿に入られる時間の船を利用しました。 -
この土生港は沼島周辺での釣り船が係留していて、ちょうど魚釣りが終わって港に帰ってきていました。
ここでは冬場は石鯛(サンバソウ)、春は鯛などがよく釣れるところで、一度乗ってみたいと思っています。 -
連絡船の中は思ったより広く、お客さんが多かったもののゆったりと座ることができました。
この日は土曜日だったせいか、魚釣り客も結構いました。
たぶんテントを持ってきて夜通し釣るのだと思います。 -
連絡船は10分足らずで沼島に到着。
宿泊する民宿の場所がわからないので、港まで車で向かいに来てもらい、宿に向かいました。
この写真は宿泊した民宿・お食事処あさやまの3階客室からの眺めです。
ここからは沼島港を一望できます。 -
こちらは反対側の波止で、早朝から釣っている仲間達がここで釣っているはずです。
-
この建物が宿泊した民宿・お食事処あさやまです。
ちょっと小綺麗な民宿です。
とりあえず、朝から釣っているメンバーのところに行き釣果を聞くと、釣れたのは蒲鉾の原料となるエソのみとのこと。
これでは竿を出しても釣れる気がしないので、沼島を探索することにします。 -
沼島港内には漁に出た船がまだ帰ってきておらず、ひっそりとしています。
-
ここは料理旅館の木村屋さん。
民宿と違ってちょっと上等です。
料金も確か私たちが宿泊している民宿の1.5倍くらいでした。 -
ここは沼島八幡宮。
1436年梶原景俊の創建と伝えられています。 -
この神門の上の御影石の33段の石段が女坂。
下の42段が男坂と呼ばれていて、男坂のほうが急な階段になっています。 -
これが本殿で、ここは漁師町ですので海上安全・四季豊漁の神様です。
またこの森はオランダ人シーボルトが学会で紹介したホルトの木(ユズリハモドキ)が生い茂り、県の環境安全地域に指定されています。
また南限・北限の植物も混成し、牧野富太郎博士が大きな関心を寄せた森だそうです。 -
まずはここで今回の魚釣りの大漁祈願をします。
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本殿の中を見ると鮮やかな奉納された大きな絵馬があります。
よく見ると豊臣秀吉と柴田勝家の賤ヶ岳の合戦の絵馬のようです。 -
これは先ほどの沼島八幡宮の隣にある神宮寺。
隣接しているせいか、宮寺であるので、この寺の僧が神官として八幡さんの守護にもあたっているそうです。
ここは880年に開祖された由緒あるお寺です。 -
こちらが本殿で、裏庭には桃山式枯山水の庭園があります。
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本堂の横には鐘楼も有り、寺には県重要文化財の指定を受けた尊勝法華曼荼羅(そんしょうほっけまんだら)や紺紙金銀字入大乗論(こんしきんぎんじにゅうだいじょうろん)などの宝物が保存されています。
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そしてここは港のターミナルそばにある弁財天です。
沼島の人たちは弁天さんと呼び、海の守り神であり、戦の神として信仰しているそうです。 -
沼島の弁天さんは神仏習合であるため、琵琶を持っていないのが特徴だそうです。
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そしてこちらが沼島側の連絡船ターミナルです。
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中に入ると切符売り場と待合室になっています。
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そしてこちらが沼島の観光案内図。
沼島港を中心に開けていて、この島の絶景ポイントの上立神岩にはここから歩いて行くことができます。 -
その後観音寺に行こうとしたのですが、道に迷ってしまい、広いところに出たと思ったら小高い丘の上のヘリポートに出ていました。
急病などの際にはここからヘリコプターで移送するのかな? -
そこから坂道を下ると立派な建物を発見。
ここは沼島小学校。
ここでは11人の子供達が学んでいるそうです。
隣には中学校もありました。 -
ここは八角井戸。
沼島では井戸のことを川と呼ぶそうで、この川(井戸)は島人たちの生活用水として今でも昔同様に大事に使用されているそうです。
ただ現在は対岸の淡路島側と送水管や送電線が海底に敷設されています。
この送水管が敷設されるまでは貴重な水源だった川(井戸)です。 -
そしてこちらは沼島庭園。
室町時代に戦乱が続く都を離れ、沼島に逃れてきた十代将軍 足利義植が作庭したと伝えられる池泉鑑賞式庭園です。
ただあまり手入れされていなのがちょっと残念です。 -
これは梶原五輪塔です。
昔、島主として沼島水軍を支配していた梶原一族の祖、梶原景時の墓と言われているそうです。
景時は、源平の石橋山の合戦で平氏方として源頼朝の軍を破ったが、洞窟に潜んでいた頼朝を故意に見逃がし、後に源氏が復活した際に頼朝方に付き、頼朝が死ぬまで側近として仕えた武士です。
この次はおのころ神社に行こうと思っていたところに仲間から電話があり、早く風呂に入れとのこと。
そのため民宿に引き返しました。 -
お風呂に入り、楽しみにしていた夕食がコレ。
ハモのフルコースです。 -
料理はハモすき鍋、ハモの刺身に湯引き、天ぷらとにぎり寿司。
特にすき焼き風出汁のハモすき鍋と刺身が絶品。
最後の雑炊にはハモの卵を入れていただきましたが、こんなうまい雑炊は初めて。
さすが沼島と言えばハモです。
ただ漁師もしているご主人に聞くと今年は水温が低いせいか、ハモの成長もちょっと遅れているとのこと。
7月になるとサイズも大きくなって、さらに美味しくなると思います。
ただ子持ちのハモは今だけかもしれません。 -
夕食時に夕陽が見られるとのことで外に出るとこの景色。
-
イチオシ
夕陽が淡路島の山に沈んでいきます。
とてもきれいな夕陽でした。 -
6月3日(日)
釣り好きの仲間は夜明け前に宿を出て釣りに出かけていました。
私もせっかく沼島まで来たので竿を持って波止に向かいます。
港では漁師の舟が一斉に漁に出て行きました。 -
仲間達が釣っているのがこの波止。
皆さんルアーで青物やアオリイカを狙っています。 -
私はあまり釣り人が少ないこの正面の波止に行って竿を出しました。
メバル釣り用のルアーで探っていくと釣れるのは小さなフグばかり。
この日も駄目なのかとあきらめかけていたとき、大きな当たり。
何とか釣り上げると何と25センチくらいのヒラメ。
これも昨日お参りした沼島八幡神社の御利益か・・・。
ただ残念なことにあまりにもうれしすぎて肝心の魚の写真を撮るのを忘れてしまいました。
釣った魚は、クーラーを持ってきていなかったのでそばで釣っていた釣り人にプレゼントしました。 -
釣ったことを自慢しようと再び釣り仲間のほうに行ってみると、こちらでは全然当たりがないとのこと。
そのため魚釣りをやめて、昨日行けなかった『おのころ神社』に行くことにしました。 -
この階段を登って『おのころ神社』に向かいます。
『古事記』『日本書紀』の神話によると、天つ神はイザナギとイザナミの二神に神聖な沼矛(ぬぼこ)を授け、国造りを命じました。
二神は天の浮橋に立って、授かった矛で混沌とした世界をかき回し、引き上げた矛の先から落ちた雫が固まって『おのころ島』ができたそうです。
その島がこの沼島と言われています。 -
この『おのころ島』にイザナギとイザナミの二神が降り立って、夫婦の契りを結び御柱と宮殿を建て、国土づくりを始めました。
まず淡路島を生み、続いて四国、隠岐島、九州…最後に本州を生んだという神話です。
そのためこの沼島が日本で一番始めに生まれた島です。
この階段の上の神社には、天地創造の神であるイザナギとイザナミの二神を祀っています。 -
なんとなく神聖な雰囲気です。
ただここまでは山道や急な階段などで結構しんどい道でした。 -
この鳥居の向こう側が拝殿になります。
-
これが拝殿で、その奥に本殿があります。
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本殿のそばにはイザナギ・イザナミの二神の像があります。
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おのころ神社参拝後宿に帰ります。
宿には釣り好きのメンバーも戻っていて釣果を聞くと散々だったとのこと。
釣りをあきらめて『おのころ神社』に参拝に行って良かった。
ただ私たちとは別のテントに泊まって釣っていたグループはハマチやツバスを釣ったそうです。 -
本日の朝食はこれです。
生卵に沼島産のひじきと太刀魚の塩焼きに味噌汁。
味噌汁の中には淡路産のタマネギとハモの身が入っていてとても美味しかったです。 -
これ以上沼島にいても釣れないと思い、沼島発8時40分の連絡船に乗って帰ることにしました。
帰りの船も昨日と同じ、しまちどり号でした。 -
連絡船の桟橋ではサビキで魚釣りをしていました。
海の透明度が高いので、魚が上から見えます。
淡路側の土生港には9時前に到着し、西淡三原インターチェンジに向かい、そこから神戸淡路鳴門自動車道で帰宅します。 -
その途中立ち寄ったのが淡路サービスエリア(上り)。
この日も天気が良かったので、くっきりと明石海峡大橋が見えます。 -
今回の釣行はいつもと異なり、天気は良かったものの、釣果はいつも通りの貧果でした。
たぶんこれは釣りの腕が悪いせいだと思います。(他の釣り人は結構釣っていました)
何せ釣りよりも夕食とお酒が主目的ですので釣れるはずはないか・・・。
でも秋のアオリイカのシーズンには再度徳島県の上島に行って今度こそ爆釣したいものです。
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