2018/05/13 - 2018/05/13
3208位(同エリア4009件中)
アンマchanさん
- アンマchanさんTOP
- 旅行記6冊
- クチコミ0件
- Q&A回答2件
- 10,513アクセス
- フォロワー0人
2023年。コロナ禍で中止を余儀なくされていた「京都日本酒ドロップキック」が、4年ぶりに開催される。
詳しくは、下記 Facebook にて。
https://www.facebook.com/sakedpk/
ということで、2018年の「京都日本酒ドロップキック」の参戦記録を再掲。
PR
-
【京都日本酒ドロップキック、とは?(2018年時)】
・毎年5月の第2日曜日に、烏丸御池~四条烏丸周辺の居酒屋さんが共同で開催する日本酒のイベント。
・居酒屋さん1店に対し1つの酒蔵さんが付き、当日はワンコイン(500円)で、そのお店の特別なおつまみと付いている酒蔵さんの振る舞い酒(90ml)が提供される。
・おつまみは毎年、各居酒屋さんが趣向を凝らした特製のもので、また、お酒もこのイベント用に特別に用意したものや地元にしか出荷していないようなものが多く提供される。
ちなみに、最初に振る舞い酒とおつまみが提供されるが、その後、別料金で別のおつまみやお酒を注文することができる(いずれもイベント用。通常メニューや他の酒蔵さんのお酒は提供されない)。
ということで、お酒や料理、お店の雰囲気が気に入ったら、別のメニューを注文すれば、ゆっくりとそのお店を楽しめる。
・参加するためには、事前に参加店からTシャツとお猪口(合計1,500円)を購入する必要がある。なお、各店舗 100セット限定で、(2018年は完売したが、例え完売しなくても)当日販売はない。
・2018年は、15店舗(= 15蔵)が参加しました。今年は1,500セットの前売りが完売したらしい(2023年は、21店舗21蔵が参加)
・こうしたイベントは全国各地で行われているが、このイベントを私が良いと思うのは、上述のとおり、
・参加するために事前に参加店にコンタクトを取る必要がある
(グループでの参加でも、最低1名は必ずコンタクトを取って、Tシャツとお猪口を直接購入しに行く必要がある、ということ)
・当日販売がない
当日の京都は日中激しい雨が降り続くという悪条件だったが、かなりの方が参加されたようで、どのお店でも結構な列ができていた(当日、参加された皆さま、お疲れさまでした)。
2018年に私が行ったお店は、15店中10店(実際に訪問したのは、延べ12店)。
なお、注意書きが多くて恐縮ですが、お店とお酒の記述については、あくまで私自身の好みと感想であり、「良い/悪い」「正解/間違い」などと評価や判定をしているわけではない旨、ご了承のほど。 -
【和ダイニング一政】(2023年も参加)
コラボするお酒は、オーナーが何年も口説いていたという、"あの"「獺祭」(山口・旭酒造。2023年も同じ)。しかも、「折角のイベントなので」ということで、蔵元さん自ら「磨き2割3分」をご提案されたそう。 -
お店が振る舞い酒として用意した「磨き2割3分」の一升瓶は合計42本(!!)とのこと。普段は色々な日本酒が置かれた冷蔵庫はもちろん、普段は魚を冷やしているところも写真のように「獺祭」一色だった(300ml瓶は、スパークリング)。
たぶん、普段お酒を扱っている方でも、これだけの「獺祭」を見る機会は多くないのではないだろうか。
このお店は普段から魚料理が抜群で、毎年、魚メインのおつまみ(前年は、確かマンボウ)だったが、2018年はスイーツ(結局名前が覚えられず…)で、「獺祭 2割3分の酒糟」が練りこまれているとのこと。
「獺祭」だからかお店が良いのか、別メニューのおつまみを注文して長居する人が続出して、お客さんの回転がなかなか進まず、お店の前には長蛇の列ができていた。
このお店は「ザ・京都」というわけではなく、店員さんたちも京都弁どころか関西弁を話す人もあまりいない(2018年当時)が、とても元気があってフレンドリーだし、珍しい魚もあり、美味しいお酒も揃っているので、地元の方に人気のお店である。
観光客の僕も、行くと常連さんのように対応していただけるので、個人的にとても居心地が良くて好きなお店の一つ。 -
【宗 SOU 西洞院店】
コラボするお酒は、「播州一献」(兵庫・山陽盃酒造)。
おばんざいがメインのお店のよう。
このお店のおつまみは毎年、「酒肴十二種盛り」という凄く手の込んだもので、これだけ仕込むのにどれだけの手間暇を掛けているか驚く。
当然だが、どれも美味しい。
しかも、(これも毎年だが)お酒を追加注文すると、「自家製からすみ」をサービスしてくれるという太っ腹。
なので毎年行列ができる人気のお店。
このイベントでしかお邪魔したことがないので普段はわからないが、お店の内装や常連さんらしい参加者の方を見る限り、落ち着いた感じのお店だと思われる。 -
【亀山学】(2023年も参加)
コラボするお酒は、「旭の出乃勢正宗」(長野・丸世酒造店。2023年は仙禽)。
なんと7種類の中から選べるという贅沢さ。
普段行ったことがないので詳しくはわからないが、後ろに並んでいた方が話しているのを漏れ聞いたところによると、どうやら「ランチは大丈夫だが、夜は一見さんお断り」のお店らしい。
間口が狭く、玄関を入るとすぐに壁があり、中が見えない。一歩右に行くと、かなりの奥行きがある「京町屋」の造りになっていた。
奥に向かってカウンターが続きそのままテーブル席になるという面白い造りで、グループでテーブル席に案内されても、カウンター席と同じサービスが受けられるということだと思われる。
お店の名前はどうやら店主のお名前のようで、入り口で受付をされておられたが、お客さんから「亀山さん」とか「学さん」とか気さくに呼ばれていた。「一見さんお断り」と聞くと、何だか気難しいというか堅苦しい感じを受けるが、とても愛想が良くて、「2人で一千万円(本当は千円)」という定番ギャグをおっしゃるような方だった。
ランチでも結構満足できるのではないかと思う。 -
【漁師めし 雑魚や】
コラボするお酒は「奥播磨」(兵庫・下村酒造店)です。確か、お燗と冷やが選べたと思う。
おつまみも、3種類から選べ、私が選んだのは「鯨ベーコンサラダ」。
ここは毎年、このイベントで一番の集客をあげる人気のお店だが、普段でも、ランチ時には開店から数分で満席になり、夜も余程幸運でない限り、予約なしでは入れないのではないかと思う(実際、何度も飛び込みでトライしているが、入れたのは2~3回だった)。
なので、こういうイベントでお店に行けて、とてもありがたい。
「漁師めし」を謳っているだけあって、魚が美味しいのはもちろん、量も半端なく多い(しかもお手軽価格)。 -
写真は以前幸運にもお店に入れていただいたときに出された「マグロの中落ち」(ちょっと食べてしまっているが)。これが「突き出し」で出てきた。
この時は一人で行ったので、つまり、これが一人前ということのよう。
「漁師めし」というのはお料理やお酒だけではなく、店員さんも威勢が良くとても気持ち良い人たちだった(「突き出し」を含め、2022年訪問時も同じだった)。 -
【Sushi Dining 大八】
大将が滋賀の方ということで、コラボするのは毎年「不老泉」(滋賀・上原酒造)。
このお店のおつまみは、これも決まって「マグロの握り2貫」。
お酒はもちろん、このおつまみに魅かれて行列ができる。
普段は店主の方と、修行を終えて戻られた息子さんでやっておられる(2018年当時)が、今日は助っ人を入れて、ただひたすら一心不乱にマグロを握り続けている。
このお店も人気があって、席数が少ないこともあり、飛び込みでは入れないことも結構ある。また、「ドロップキックで知った」というリピーターの方も多いよう。
「Sushi Dining」(当時)とあるとおり、普段は普通のお寿司だけではなく、色々な料理が食べられるのも人気の理由の一つだと思う(もちろん、お寿司が美味しいからこそだが)。お店の雰囲気もカジュアルで、お店の方も愛想が良く、居酒屋感覚でリラックスしてお寿司を堪能できる。
私は、はしご酒の1軒目として腹ごしらえしたり、〆に巻物をつまみながらお酒を飲んだりと、(今でも)とても重宝している。 -
【和鉄板ぞろんぱ】 (2023年も参加)
コラボするお酒は、毎年恒例の「白龍」(福井・吉田酒造。もちろん2023年も同じ)。
魚やおばんざいなどの和食が多い中、最初に参加した時からおつまみに「サーロインステーキ」を出して、ドロップキック参戦者を虜にしたお店(私もステーキに感動して、後日予約して再訪した)。
今年ももちろん、「サーロインステーキ」で勝負。
ここは、とにかく人気のお店。
ドロップキック前日には、「去年から来たかったので、わざわざ前乗りした」という名古屋からの女性二人組がいた。
当日も、お店から出てくる人が口々に「美味しかった」と満足気な表情をし、お店の中でも「美味しい」という声が方々で聞かれるという、他のお店では、なかなか見られない光景が繰り広げられていた。 -
お酒を注いでくださったのは、吉田酒造の女性杜氏さん(写真の一番奥の方)。
なんでも、NHKで紹介されたとかで、ドロップキックのために酒蔵見学に行った店長さん(同写真一番手前の方)がこの番組のビデオを見て泣いてしまったそう。
このお店は鉄板焼きのお店で、普段はステーキだけではなく、お好み焼きや焼きそばなどはもちろん、魚料理も抜群に美味しい(刺身だけではなく、日によっては結構凝った料理もあったりする)。 -
【旬・炭火焼 んまい】(閉店)
コラボするお酒は、「一博」(滋賀・中澤酒造。2023年、「一博」は「居酒屋たのしみ」さんとコラボ)。
ドロップキックの主催者(当時)である「馳走いなせや」さんの系列店(「馳走いなせや」さんは2023年も参加。コラボするお酒は「遊穂」)。
19時前に入ったのだが、すでに常連さんたちが盛り上がっている様子だった。
「一博」、かなりパンチの効いたしっかりしたお酒で、イベント用に口当たりの良いお酒や珍しいお酒を提供するお店が多い中、こういう本格的なお酒で勝負する「んまい」さんに感動。 -
【サケホール 益や】(2023年は系列の「益や酒店」が参加。コラボするお酒は「風の森」)
コラボするお酒は、「白木久」(京都・白杉酒造)。
最近、京都のガイドブックやグルメ雑誌に頻繁に登場するお店。
前年までは「益や酒店」でしたが、2018年はこの新店舗での参加。
初めてのお店で、既に酔っていてあまり覚えていないが、「益や酒店」に比べて広く、照明も暗めで、シックでおしゃれなイメージだった。
機会があれば、ゆっくり飲んでみたい(その後、何度か訪問した)。 -
【じじばば木馬亭】 (2023年も参加)
コラボするお酒は、「京の春」(京都・向井酒造。2023年も同じ)。
向井酒造といえば、よくガイドブックなどにも紹介されているが、「伊根満開」という赤米酒が有名で、何年前かのドロップキックでも提供されたことがある。
2018年のドロップキック最北端(去年までは「Ken蔵」さんだった)となったお店は、こちらもガイドブックでおなじみの京都駅近くにある「じじばばdos」の系列店だそう。
もうこの時点で、ドロップキックも残り一時間を切り、私自身もそうとうな酔っ払い状態となっていて、あまり細かい事を覚えていない。 -
【Ken蔵】 (2023年も参加)
コラボするお酒は、「招徳」(京都・招徳酒造。2023年も同じ)で、おつまみは「おもちの揚げ出し風」、しかもおもちはつきたてだそうで、相当な手間が掛かっているのではと思う。
ドロップキック終了まで30分を切っており、カウンターに人はおらず、奥のお座敷からのまばらに声が聞こえる程度で、〆の安堵の雰囲気が漂う感じだった。
このお店もドロップキックでしかお邪魔したことのない(当時)が、かなり人気のお店らしく、例年、「Ken蔵さんには行かなくちゃ」という参加者(特に女性が多いような…)という声が聞かれる。
「Ken蔵」さんを出たのが、終了15分前。
もうそろそろ終わりの時間。
繰り返しになるが、当日大雨の中を参加された方、本当にお疲れさまでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
二条・烏丸・河原町(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
14