
2018/05/18 - 2018/05/20
40位(同エリア1605件中)
mishmishさん
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- 旅行記50冊
- クチコミ52件
- Q&A回答0件
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トルコ生活の先輩で、尊敬する姉御肌な友人が企画し、連れて行ってくれた2泊3日カッパドキアの旅。この方、なんとカッパドキア十数回目!の名人級です。メンバーはアンカラから3人、日本から1人、計4人の女子旅。カッパドキア初の私達3人に対して隈なく見どころを伝授してくださいました。
題して、カッパドキアの楽しみ方。私的には、永久保存版です...!
旅のラインナップは以下のとおり。
<1日目>
*旅の栄養補給は、甘ーいバクラワ
*トルコのウユニ塩湖?!
*まずは、カッパドキアを一望できるスポットへ
*岩窟教会のフレスコ画鑑賞
*ワイン片手に夕焼け、夜景観賞
*まさかの韓国料理に舌鼓
<2日目>
*感動体験1:気球に乗る
*感動体験2:乗馬で大奇岩地帯を巡る
*美食ランチとワイナリー
*絶景ドライブ&夕焼け鑑賞
*夕食は名物のテイスティケバブ
<3日目>
*まるでアリの巣!?地下都市探検
*ウフララ渓谷でピクニック♪
以上です。
旅の初めに、カメラを落とし、レンズが歪んでしまいました。そのため、写真がぼやけており、見づらくて申し訳ないです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
1日目5月18日(金)
今回は、本旅を企画してくれた友人の車で移動!
アンカラからカッパドキアまで約3時間ちょっとの距離。カッパドキアまでは各都市から長距離バスが出ていますが、現地ではレンタカーもしくは車のチャーター、あるいはツアーへの参加が便利です。
まずは、アンカラの有名バクラワ屋Hacıbaba(ハジュ・ババ)で、道中のおやつにバクラワを購入します!さすが姉さん、素敵な旅の演出です。
http://www.hacibaba.com/Baklavaci/Index.aspx -
途中、Tuz Gölü トゥズ・ギョル(=塩湖)が見えてきましたので、寄り道です!
トルコのウユニ塩湖みたい...ではありませんか?
恐らく、天候や干上がり具合、写真の撮り方によってはウユニっぽくなります笑。トルコのインスタでもよく登場するスポットです。トゥズ湖 滝・河川・湖
-
トゥズ湖のカフェでチャイを注文しつつ、先程購入したバクラワでエネルギーチャージです。
食べてみるとびっくり!
シロップが甘すぎず、パイ生地がサクサクしてて、とても美味しいです。友人曰く、アンカラで一番美味しいバクラワは、Hacıbabaとのこと。確かに! -
さて、カッパドキアに到着です!
まずやってきたのは、ウチヒサルの城塞。入場料は8リラ。カッパドキアの絶景を一望することができて、旅の始まりにぴったりです。
ちなみに「カッパドキア」はペルシャ語で「美しい馬」の意だそう。(語学学校のイラン人に聞いたら、現代ではなく昔のペルシャ語とのこと)
ネヴシェヒル、ユルギュップ、ギョレメ、アヴァノス、ウチヒサルといった町から構成されています。いずれかの町にホテルを取って、車で大奇岩地帯を観光することになります。 -
360度、今まで見たことのない不思議な地形が広がっています。
見渡す限り、カッパドキア!
一度入ると夢から覚めることのない、テーマパークにいるような気分です。
「ギョレメ国立公園とカッパドキア」として1985年に世界遺産に登録されています。 -
写真の奥の方、雪山が見えますでしょうか。ハサン山だそうです。
カッパドキアは、数億年前にハサン山を含む3つの活火山で起きた噴火によって形成された地形だそうで。火山灰と溶岩が数百メートル積み重なり、凝灰岩や溶岩層となったところが、長い年月をかけて雨や風によって浸食され、固い地層のみが残って生み出されました。こうした奇岩は、妖精が住んでいそうなので「妖精の煙突」とも呼ばれています。 -
まさに自然が作り出した不思議な地形。
手前がウチヒサルの町で、真ん中辺りが私達が滞在するギョレメの町、奥がローズバレーです。
この地には、キリスト教徒が4世紀前後にローマ帝国の弾圧を逃れて移り住み、その後7世紀以降はイスラーム勢力の攻撃から身を隠すため、岩や洞窟をくり抜いて、隠れ住んだと言われています。その頃の岩窟教会や住居、地下都市は現在も残っています。(ただ、この地の歴史は紀元前のヒッタイト時代まで遡ることができます。) -
ランチは、美しい景色が楽しめるパノラマ・カフェで。ここのギョズレメ(トルコ版クレープ)がなかなか美味しかったです。
場所は、たぶんここ。
https://goo.gl/maps/x1u8gzKXKFG2
ウチヒサルからギョレメに向かう途中にありました。
ちなみに、ここで食事中に膝からカメラを落として、レンズが歪んでしまいました。これ以降の写真は、大体左端がぼけています・・・。 -
続いて、ギョレメ屋外博物館にやってきました!
カッパドキアのミュージアムパス(在住者はミュゼ・カルト)で入場可能です。
ここには、美しいフレスコ画が残っている岩窟教会が幾つもあるのですが、どれも写真不可のため、記録には残すことができませんでした。
トルコ語ですが、写真が載っているサイトを幾つか紹介させていただきます。
https://www.kapadokyadayim.com/goreme-acik-hava-muzesi/
https://gezievreni.com/goreme-acik-hava-muzesi/ギョレメ野外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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キリスト教徒達は、異教徒に見つからないように、洞窟の中に教会を作って、美しいフレスコ画を描いて、自分たちの信仰を守ったのですね。
これらの壁画は12~13世紀にかけて作られたものだそう。
イスラーム教で偶像崇拝が禁止されていたためか、壁画に描かれている人物の顔や目が潰れているものが多いのですが、若かりし日のキリストが描かれた珍しい壁画など、ヨーロッパの教会で見る絵画とは違う趣の絵を見ることができます。
中でもカランルク・キリセ(暗闇の教会)は、光が入りにくかったため、とても保存状態が良く、キリストの生涯を描いた美しいフレスコ画を楽しむことができます。
聖母マリアが受胎告知でキリストを授かった際に、夫のヨセフは不貞腐れて、始めは受け入れることができなかったというのは、ここのフレスコ画を見て初めて知りました。我らが姉さんは、キリスト教や聖書の知識もお持ちで、分かりやすく、そして時に面白く(時々妄想が混ざる笑)解説してくださいました。ギョレメ野外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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では、ホテルにチェックインしましょう。
今回お世話になるのは、友人御用達のHoliday Cave Hotel。お部屋のタイプによりますが、今回はツイン、朝食付きで1泊200リラ(4,800円)でした。
洞窟部屋です。内装、可愛いですよね!Holiday Cave Hotel ホテル
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ほんと、センスの良いお部屋ですね。wifiもちゃんと繋がります。
お水、ティーパック、ポットもあります。Holiday Cave Hotel ホテル
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お風呂もとっても広かったですし、使い勝手も良かったです。
スリッパを含め、アメニティも一通りそろっていました。
今回、ポルトガル旅行でもご一緒した友人と相部屋(まさに寝食を共に!)しました。こうして気兼ねなく一緒に旅行ができる友人は貴重ですね。Holiday Cave Hotel ホテル
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これは、ホテルの外観のほんの一部。
ギョレメでも珍しく、プールを完備しており、夏の暑い日は朝・夕に観光して、日中はプールでのんびりといったこともできるそうです。また、地下にはハマム(お風呂)を建設中とのこと。
今回、気球や乗馬体験をしたのですが、友人はすべてこのホテルに手配をお願いしていました。車のチャーターやツアーへの参加など、あらゆることを相談できます。友人とスタッフのやり取りを見て、とても信頼できるホテルだと思いました。オススメです!Holiday Cave Hotel ホテル
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夕暮れ時、友人に連れられて、歩くこと(そしてやや登ること)約30分程。
じゃじゃん!ギョレメの町を一望できるスポットにやってきました。岩と町が融合していて、面白いですよね。カッパドキア、想像以上に、スケールがでかいです。ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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キノコ岩がたくさん。夕日があたって、優しく色づいていきます。
ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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そして景色が、360度インスタ映えするんですよね!
女の子達が色々なポーズで写真を撮り合って(写真を撮る人を撮ったり、後ろ姿を撮ったり)、すぐSNSにアップしていて。昭和な私達は感心しきりでした。
しかも、私なんかは動きやすさ重視の地味なハイキングスタイルだったのですが、可愛いワンピースを着て写真を撮っている子が結構いて。私もおしゃれして来たらよかった!ってちょっと後悔しました。ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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あいにく夕日は沈む直前で雲に隠れてしまいましたが、それでも素晴らしい眺めでした。
ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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というか、途中から夕日鑑賞そっちのけで、地元ワインをボトルで開けてましたので・・・日が落ちても、女子トークは止まらず。
テーマは、軟派な中東男子について、etc.
トルコの観光地はラマダーン中も通常通りで。ワインはパノラマにあるカフェで購入しました。ただ、カッパドキアで働く方々は、断食をされている方が思ったより多かったです。ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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贅沢に夜景も楽しんで、下山です。
ラマダーン月も始まったばかり。綺麗な三日月です。ギョレメ パノラマ 自然・景勝地
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そして、ちょっとお買い物。
カッパドキアを知り尽くした友人と一緒だからこそ、夜も思いっきり楽しめますね。
ギョレメは夜遅くまで観光客で賑わっているので、(一人だと少し不安かもしれませんが)複数名でしたら、夜景鑑賞や夜の散策もオススメです。
ちなみに、この日たまたま入ったDowry Carpetというカーペット屋さんが、説明が面白く、分かりやすくて良かったです。最初の値段設定が高めですが、交渉すれば下がります。
ちなみに私は、「色々話を聞いた上で、買わないと気まずい・・・(だから入らないでおこう)」的な人だったのですが笑、そんな罪悪感は持たずに、「この人たち(お店の人)、暇そうだから話相手になってあげよう」くらいの軽い気持ちでお店に入っても良いんだ、ということを今回学びました。 -
時計の針は21を回っていますが、ここで夕ご飯です。
なんと!韓国料理です!
お豆腐たっぷりチゲ、ビビンバ、プルゴギ、チヂミを注文しました。
Urizip Korean Restaurant
https://goo.gl/maps/SaMfgVpxLK32ウリジップ 韓国料理
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どのお料理も、とっても美味しくて。トルコでこのレベルは素晴らしいと思います!ここの韓国料理を食べに、またカッパドキアに来たいくらいです。
というわけで、「初日からこんなに楽しくてどうしよう!」な1日目が終わりました。ウリジップ 韓国料理
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2日目5月19日(土)
感動体験①は気球です!
朝16時15分にホテルロビー集合。
起きられるか心配で、あまり眠られず・・・しかもラマダーン中なので、夜中の2時頃「一度起きて、サフル(夜明け前の食事)を済ませなさい」の合図の太鼓がドンドコ鳴り響き、余計に眠れず笑。
でも着々と膨らんでいく気球を見て、眠気も吹っ飛びました。
待ち時間に、簡単な焼き菓子とコーヒーが出ました。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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今回、友人にホテル経由で気球を予約していただきました。
金額は130ユーロ。
会社は、Balloon Turca
http://www.balloonturca.com/en/index.html
結論から言うと、驚くくらい安全なフライトでした。フライト前に、キャプテンから注意事項の説明もあり、真剣さが伝わってきました。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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ふわーっとスムーズに離陸。
私達の気球には約28人乗っていました。そのほとんどが中国系の方々。
気球はゆっくりと360度回転しながら、上下に、そして平行に移動していきます。つまり、気球に乗っている人全員が同じ景色を平等に楽しむことができるのです。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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世界遺産の奇岩×牛さん達!
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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岩が近いです!教会の跡でしょうか?
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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「絶景」という言葉がこんなに似合う場所は、人生初めてかも…というくらいの感動。
気球に乗るのは正直怖かったのですが、人生何事も挑戦ですね!(ただ乗っているだけですが。)生きているうちに、こんなに素晴らしい経験ができて良かった、なんて思えるのも久々です。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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この日も色とりどりのたくさんの気球が飛んでいました。
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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イチオシ
残念ながら朝日は拝めませんでしたが、だんだん空が明るくなっていくのが分かります。
たまには、早起きも良いですね。とても贅沢な朝活です。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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ジオラマみたいで可愛いです。
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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最後にレッドバレーの眺めを堪能して、、、
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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前日のギョレメ屋外博物館の真上を通って、気球は着陸態勢に入ります。
気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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トラックの後ろに付けられた台の上に着陸します!
一つの気球を安全に飛ばすために、この町のたくさんの人たちが従事されているのが分かりました。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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約1時間の旅が終わりました。
最後にキャプテンから挨拶があり、シャンパンで乾杯です!
とはいっても、シャンパンのチェリージュース割りです。
感動冷めやまぬ中、ホテルに戻って仮眠を取り、朝食を取って、次のアクティビティに出発です。気球 (バルーンツアー) アクティビティ・乗り物体験
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続いての感動体験②は、乗馬です!
午後は雨が降る予報でしたので、その日の朝のうちに、友人がホテル経由で午前中2時間程度の乗馬を予約してくれました。一人175リラ(約4,200円)です。
トルコのカウボーイ(25歳)が案内してくれます。ほんと、今時の子って感じです笑。
Moonlight Horse Ranch -
約2時間、カッパドキアの絶景を眺めながら乗馬を楽しみました。
車で入れるところには限りがありますので、4輪バギーや乗馬、トレッキングで奇岩地域を巡るのも人気のようです。 -
実は私、乗馬も初めてでしたが、怖がらずに挑戦して本当に良かったです!
最初はお兄さんに紐で引っ張ってもらいましたが、お馬さんがとてもお利口で、途中から紐を離されても、勝手に前に進んでくれました。(それに、友人が手綱の使い方を簡単に教えてくれました。) -
イチオシ
記念撮影タイム!
私の子は、左端の茶色の子。名前は、Karadut(桑の実)。私に似て、食いしん坊です。 -
レッドバレーが見えます。赤色のグラデーションが美しいです。
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途中、お墓も通って。
1時間程経過したところで、チャウシンの村で休憩です。 -
休憩したカフェにいた可愛いわんこ。
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お馬さん達も休憩です。
カウボーイのお兄さん、イケイケな感じなのに、見かけによらず断食中。インスタにアップした動画や写真を色々見せてくれました。
ヒヒーンと前足を上げてる馬の写真や、時代劇のように雪の中を馬で疾走する動画など。
「カウボーイとデートしたら、馬で迎えに来てくれるのかしら」と隣で姉さんの妄想が膨らんでいました。 -
私のKaradutちゃん、とっても食いしん坊で・・・。
特にこの木の花と葉っぱがお気にいり。見つけると、寄り道してむしゃむしゃ食べ始めてしまうんです。
手綱を強めに引いても言うことを聞いてくれず、お兄さんに怒られたり、視線を感じると、走って(友人曰くこれは歩いてる笑)軌道修正。
「良い子、良い子~」ってなぜか日本語で話しかけてなだめる私。この木が両側に生えている通りに来たときは、ゾッとしました笑。 -
青々とした麦畑。
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Karadutちゃん、良い子。遅れないように、皆について行こうね。
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途中、太陽の周りを囲むように、虹の輪っかが二つできていました!
素敵な一日です! -
時間が押していたみたいで、、、食いしん坊のKaradutちゃん、もう一度お兄さんの監視下に入ることになりました。らくちん~
最後はスピードアップで、戻ります~ -
Karadutちゃん
食いしん坊だけど、お利口さんでした。2時間一緒にいただけで、こんなに愛着が湧いてくるって。馬って不思議な生き物ですね。
それにしても、股と内ももが痛い・・・。 -
乗馬でいっぱい運動した(気になった笑)ので、続いてはランチの時間です!
友人オススメのおしゃれなお店。
Ziggy、ユルギュップにあります。
http://www.ziggycafe.com/ズィギーズ カフェ
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1階にある雑貨屋さんも可愛いです。
ズィギーズ カフェ
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カッパドキアらしい景色を眺めながら、お外で食事というのも良かったのですが、雨が降ってきたので、中でいただきました。
一人65リラのセットメニューを注文。
すると、旬のお野菜を使った6種類ものメゼ(前菜)が出てきました。中でも美味しかったのは、フレッシュなグリーンピースの前菜。あとは、そら豆のペーストや茄子を揚げたもの。ズィギーズ カフェ
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温かいメゼとして出てきた、春巻きのようなもの。中には、とろけるチーズとパストラミが入っていました。
ズィギーズ カフェ
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メインはニンニクたっぷりな鶏肉の串焼き!
久々におしゃれなトルコ料理をいただきました。お店の雰囲気もとても良いのでオススメです!ズィギーズ カフェ
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食後はZiggyと同じ通りにあるワインショップを物色。
まず一つ目が、Efendy Wine Houseというお店。
昔からワインづくりが盛んであったカッパドキアには、Turasan(トゥラサン)とKocaba?・(コジャバー)という2大ワイナリーがあります。ここでは、コジャバーのものを中心に様々なワインをテイスティング、購入することができます。
友人曰く、ここで一杯飲んでから、Ziggyに移るという乙な楽しみ方もあるそうです。メモメモ。
日本から来た友人は、桑の実のワインを買っていました。他にも、ザクロのフルーツワインもありました。日本にはなかなかないですよね。 -
二つ目はTurasanというワインメーカーの直売所です。
今回の旅では、Turasanの白ワインを何度か飲む機会に恵まれたのですが、値段も良心的で美味しかったです!
この日の夕食用に2本、自分のお土産用に2本購入しました。トゥラサン 専門店
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ユルギュップ「三人姉妹の岩」×お猫さま
思わず、「接着剤で付けたんですか?」ってコメントしたくなる、不思議な形の岩。
ここからは乗馬では回れなかったところ中心に、友人の運転でカッパドキアの奇岩巡りを楽しみました。 -
続いて、「Love Valley」にやってきました!
カッパドキアあるあるになりつつある?
ナザールボンジュの実がなる木・・・ラブ バレー (愛の谷) 山・渓谷
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ラブ・バレー
ウェディングフォトで人気のスポット。なぜなら岩たちが子宝のご利益がありそうなフォルムをしてらっしゃるからだそうで。
そう言われると、そういう風にしか見えなくなってしまう不思議・・・。
私達は上から眺めましたが、下にはカフェもあるそうです。ラブ バレー (愛の谷) 山・渓谷
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続いて、パシャバーにやってきました。
ラクダのような、動物のような形をしていますね。パシャバー地区 自然・景勝地
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パシャバーの岩は、3本のキノコが連なったような形をしています。
ラブラブなカップルが遠近法で面白そうに写真を撮ってました。パシャバー地区 自然・景勝地
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住居跡でしょうか。
この辺りには修道士が暮らしていたそうです。
教会跡を探していると、歌を歌いながら歩いてくるお父さんとその妻子に遭遇。遺跡に響き渡る美しい歌声。民謡かな?と思ったら、「ベーシキタシュ!」と元気よく拳を振りだしたお父さん。あ、それ、お気に入りのサッカーチームの曲ですね^^;パシャバー地区 自然・景勝地
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ラクダの子供に遭遇。毛がモフモフしてて可愛い・・・!
お母さんにぴったりくっついています。パシャバー地区 自然・景勝地
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続いて、ゼルヴェ屋外博物館にやってきました!
カッパドキアのミュージアムパス(在住者はミュゼ・カルト)で入場可能です。ゼルヴェ屋外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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奇岩が連なる不思議な地形に、無数の住居や教会跡があります。
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ホビットが住んでいそうですね。
ゼルヴェ屋外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ここは教会跡ですね。フレスコ画は消えてしまっていますが、聖堂らしい雰囲気が残っています。
ゼルヴェ屋外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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そして、珍しいことにモスクも。
詳細は不明ですが、ここには30年程前まで実際に人が住んでいたそうです。ゼルヴェ屋外博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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そしてこの日最後は、ローズバレーにやってきました!入場料金2リラがかかります。
ここに売っているドライフルーツやナッツがとても美味しかったです!一番驚いたのが、イチゴのドライフルーツ!甘くて、グミを食べているような弾力がありました。これは珍しいのでお買い上げ!
他にも、杏やイチジクが美味しかったです。
杏の種も初めて食べたのですが、癖のないアーモンドみたいな味で、アーモンドより美味しかったです。ローズ バレー 旧市街・古い町並み
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じゃじゃん!ローズバレー。
美しい夕日が見られることで有名な絶景スポットです。ローズ バレー 旧市街・古い町並み
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特等席をゲットして、ワインをいただきます!
お隣のカップルからチーズの差し入れもいただきました。ローズ バレー 旧市街・古い町並み
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バラ色に染まっていく渓谷。沈みゆく夕日。贅沢です。
ローズ バレー 旧市街・古い町並み
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ギョレメの町に戻ってきました。ここでまたお買い物タイム!
友人オススメのYASTIK’S
http://www.yastiks.com/index.php
キリムやスーザーニー刺繍などの伝統的なテキスタイルからクッションを作っているお店。他にも、お土産になりそうなおしゃれな陶器やマグネットなど、お店の方が商品のデザインを行っており、品揃えもセンスも良かったです。
ギョレメは、町のメインストリートにお土産屋さんが集中していますので、空き時間に散策をすると楽しいですね。 -
21時過ぎにホテルに戻って、夕食をいただきました。
この日はお医者さんの団体からディナーの予約が入っていた関係で、一人45リラでディナーのメニューを用意してくださるとのことでしたので、お願いしました。
レンズ豆のスープに、前菜三種。
そして、TURASANで購入した白ワイン。Emir(エミル)というカッパドキアのブドウの品種を使っていて、賞も受賞しています。やや辛口ですが、美味しかったです。Holiday Cave Hotel ホテル
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そしてメインは、カッパドキア名物の「テスティ・ケバブ」
素焼きの壺で肉や野菜を煮込んだ料理。食べる際に壺の口をパカっと切り開けてくれます。Holiday Cave Hotel ホテル
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中はこんな感じ。野菜と牛肉のトマト煮込み。さっぱりしていて、お肉も柔らくて、美味しかったです!
デザートにはバクラワが出たのですが、これに関しては美味しくなかったです・・・。というか、バクラワはどれも同じと思っていたのですが、蜜の風味等によって、全然変わってくるんですね!初日に美味しいバクラワを食べただけに、その差を歴然と感じました。
朝4時から興奮した2日目。なかなか冷めない興奮に、ついに眠気が勝り、終了です。Holiday Cave Hotel ホテル
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3日目、5月20日(日)
カッパドキアには多くの地下都市が残っていると言われていますが、そのうちの一つデリンクユの地下都市を訪れました。カッパドキアのミュージアムパス(在住者はミュゼ・カルト)で入場可能です。
その歴史は紀元前400年頃の記録まで遡り、一時はキリスト教徒が敵から身を隠すために住んでいたと言われています。ただし、基本的には地上で暮らし、敵の危険を感じた時に地下都市に避難したそうです。
アリの巣のように張り巡らされた地下都市。
記録がほとんどないので、謎は多いままだそうです。デリンクユの地下都市 旧市街・古い町並み
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デリンクユの地下都市は、4万人が暮らしていたと言われており、地下8階まで見学が可能です。アップダウンがあるため、動きやすい服装で行きましょう。
迷路のように住居、キッチン、教会、お墓の跡があります。また地上に繋がる通気口まで。デリンクユの地下都市 旧市街・古い町並み
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外からの侵入を防ぐ丸い石の扉。映画のワンシーンのようですね。
デリンクユの地下都市 旧市街・古い町並み
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ワイナリーの跡。
ここでブドウを潰していたのでしょうか。想像が膨らみますね。デリンクユの地下都市 旧市街・古い町並み
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続いて、友人の車でウフララ渓谷に向かいました。
上から見た渓谷。切り立つような崖です!ウフララ渓谷 山・渓谷
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ウフララ渓谷には4つの入り口がありますが、今回私達は1つ目の入り口から入りました。カッパドキアのミュージアムパス(在住者はミュゼ・カルト)で入場可能です。
ウフララ渓谷 山・渓谷
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全長14kmの渓谷。
1つ目の入り口(YOU ARE HERE)から、⑤のKokar教会を目指して歩きます!
片道約1km程度でしょうか。プチハイキング&ピクニックです♪ウフララ渓谷 山・渓谷
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緑が青々としています。5月ってカッパドキア観光のベストシーズンですね。
ウフララ渓谷 山・渓谷
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確証はないのですが、バラでしょうか。ローズヒップの実のようなものが成っています。
トルコでは、ローズヒップの乾燥した実が安く売っていますので、たくさんの実を煮出してローズヒップティーを楽しむことができます。ウフララ渓谷 山・渓谷
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渓谷にはもちろん川が流れています!(中東の渓谷は乾いていることが多いので・・・)
マイナスイオンたっぷりな川のせせらぎに癒されます。ウフララ渓谷 山・渓谷
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岩を上ったり、下りたり、背の高い草花をかき分けて歩いたり。
ちょっとした冒険気分。ウフララ渓谷 山・渓谷
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ウフララ渓谷もやはり岩をくり抜いて人々が住居とした跡が多く残っています。
ウフララ渓谷 山・渓谷
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そして、教会も幾つかあります。
そのうちのKokar教会に到着です。
ギョレメ屋外博物館ほどではないですが、キリストの生涯を描いた見事なフレスコ画が残っています。ウフララ渓谷 山・渓谷
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十字架に架けられるキリストの絵も残っています。
ウフララ渓谷 山・渓谷
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教会の前にある大きな岩山でランチタイムです!
メニューは前日のランチで残った鶏の串焼きと、朝ギョレメの町で購入したメゼ(前菜)。それをパンに挟んでサンドイッチにしていただきました。
こんな楽しいことを思いつくなんて、姉さん天才的・・・!
行き交うトルコ人も私達のピクニック風景に興味津々のようです。ウフララ渓谷 山・渓谷
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こんな可愛らしい橋も架かっています。
ピクニック後は元の道を戻って、友人の運転で約3時間かけてアンカラに戻りました。
こうして、3日間、女子4人で巡ったカッパドキアの旅も終わりです。
素晴らしいメンバーに恵まれて、伸び伸びと、全身でカッパドキアの絶景を楽しむことができました。連れて行ってくれた友人に感謝感謝です。なんというか、ガイドのレベルを超えた、熟練の技というか、、、旅を楽しむ達人の域に達していると思いました。
今思い出しても、うっとりするような素晴らしい旅でした。ウフララ渓谷 山・渓谷
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お土産に買ってきたTURASANの白ワイン(マスカット)、これがかなりのヒット。
マスカットなので、甘めで飲みやすく、ワインが苦手な夫にも好評。女子受けするお味だと思います。
もっとたくさん買っておけば良かった~と思いましたが笑、アンカラでもワインショップなどに行けば売っていたので(1本35リラ)、定期的に補充したいなと思います。
楽しい女子旅、実はまだまだ続きます!次はイスタンブール編です!
(つづく)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- たらよろさん 2018/06/08 19:26:19
- カッパドキアのバルーン☆
- こんばんは、mishmishさん
カッパドキア十数回の強者、先輩!!
私も行くときはぜひぜひ案内ガイドしてほしいくらい完璧ですね。
なかなか、トルコは自分で企画して行くにはハードル高い国で、
やっぱりツアーで行く人が多いだろうなぁって。
という私も個人旅行で行けるか??といえば、
ちょっと不安だわー
そういう時に強い味方になってくれる素晴らしい先輩だわ。
カッパドキアの気球は本当に綺麗でロマンチックで見てみたいって思うんだけれど、
あっ、乗るのはちょっと怖い(笑)
でも、よく事故の話も聞いちゃうから……
まあ、それを気にしていたら旅ができないといえばそうなんだけれど~。
ホテルもいかにもトルコって感じで可愛いなぁ。
たらよろ
- mishmishさん からの返信 2018/06/12 14:16:11
- RE: カッパドキアのバルーン☆
- たらよろ先輩、こんにちは〜!
カッパドキア旅行記、読んでくださりありがとうございます!
そうなんです、案内してくれた友人がまさに強者で!コーディネート力抜群、そして旅の楽しみ方を知り尽くしていらっしゃる方でした。素晴らしい才能ですよね。
トルコに住んでいる私ですら、カッパドキアはハードルが高くて。車の運転ができれば話は別ですが、自力で現地を回るのは難しいんですよね。ですので、観光の仕方のイメージをわきづらくて。
でも、今回の旅を通して、カッパドキアまでの移動手段とホテルさえ押さえておけば、あとはホテルに依頼してツアーやアクティビティの手配をしてもらえることが分かりました^^v一日車をチャーターしても、200-500リラ程度(ドライバーにガイドを依頼するかで変わってくるようです)らしく、悪くないですよね。
気球、怖いですよね!事故とか危ない話も聞かなくないので。。。私の時は天候も良く、パイロットに恵まれたので良かったですが。パイロットや他のスタッフも真剣そのもので、途中から安心して身を任せられました。ある意味賭けですが、素晴らしい体験でしたよ〜◎
たらよろさんも、ぜひ遊びに来てくださいね!
香港・ホイアン・ダナン旅行記の続きも楽しみにしております♪
mishmishより
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