2018 GW 新潟と東北の温泉を巡る旅 【１】 雪の奥只見ダムと咲花温泉

2018/04/30 - 2018/05/01

2018年のゴールデンウィーク（ＧＷ）の旅行記です。
新潟経由で東北へ向かいました。
お天気には恵まれませんでしたが、新たな温泉にも入れて
泉質重視の満足な温泉旅でした。

日程
4月30日(月)：自宅ー関越道ー奥只見シルバーラインー関越道ー磐越道
ー咲花温泉(泊)
5月1日(火)：－安田ヨーグルトー出湯温泉(足湯）－
月岡わくわくファーム (ランチ)－雲母温泉(入浴)－
道の駅関川(散策)－道の駅あさひまほろば（温泉＆車中泊）
5月2日(水)：－道の駅あつみ(車中泊続き）－あつみ温泉(入浴)－
鶴岡(朝食）－幻想の森ー四ヶ村の棚田ー肘折温泉(泊)
5月3日(木)：－湯沢横手道路ー大曲ー八津カタクリ館(昼食）－
乳頭温泉郷(泊)
5月4日(金)：－盛岡ー東北道ー一関(昼食)－細倉マインパークー
川渡温泉(入浴)－鳴子温泉(入浴)－
おらだの川公園キャンプ場(泊)
5月5日(土)：舟形若鮎温泉(入浴)－赤湯温泉(入浴＆昼食)－東北中央道
ー高湯温泉(泊)
5月6日(日)：－浄土平(散策)－あだたら渓谷(散策)ー岳温泉(昼食)－
東北道ー自宅

初日、ずっと行ってみたかった奥只見シルバーラインへ
その後は当日予約した咲花温泉一水荘へ！
エメラルドグリーンの素晴らしい温泉に魅了されました。

エリア 咲花・三川・阿賀野川周辺(新潟)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

4月30日(月)
2018年ＧＷの温泉旅初日です。
前半3連休の最終日なので渋滞はなく、関越道の赤城高原ＳＡに到着。
ここからは谷川連峰の眺めが良いです。野生の藤の花も花盛り。

赤城高原サービスエリア 道の駅

ＳＡは散策できる公園があって気持ち良いです。

眺めの良い公園があって昼はピクニックで賑わうのかな。
開放感あってリラックスできます。

前方、谷川連峰が良く見えます。雪を抱いてきれい。

こちらは関越トンネルを抜けた後の雪山の景色。
巻機山かな？

小出ＩＣで関越道を下りて奥只見シルバーラインへ
長いトンネルが続くダムへの道を辿ります。

途中、トンネルから抜け出てほっとします。
日の光に輝く新緑が目に優しいです。

再び長いトンネルに入り、ようやく出口が見えてきました。

発電所が何かの基地のようにそびえています。
ここまで小出ＩＣを出てから約50分かかりました。

下の方にはレストハウスが見えています。

ダムの際にあるターミナル駐車場に到着。

奥只見ターミナル グルメ・レストラン

秘境奥只見と書かれた看板とともにダムの側面を。
この時期、ダムの湖面を見ることは叶いませんでした。

今通ってきたシルバーラインとダムの位置関係が記されています。

とりあえずダムカレーを食べに行きますか。
向かって左のレストハウスに入りました。

流れるダムカレー930円です。
ご飯の下にウィンナーが刺さっていて、それを引き出すと
カレーが放流されます(^^)
かなりスパイシーなカレーでした。

絶賛営業中だった奥只見スキー場に移動してきました。
見渡す限りの山の中、本当に秘境だなと思います。

新緑が芽吹き始めたばかりで雪景色もきれいでした。
電力館も見てないし、ダム本体も見ていないのでまた来なくちゃです。

それでは、また20ｋｍのトンネルに入ります。

真保裕一さんの「ホワイトアウト」を読んでから
奥只見シルバーラインは来てみたかったところでした。
念願かなってトンネル体験できてよかったです。

トンネルから出ると越後駒ヶ岳がよく見えました。
さすがこのあたり随一の名峰とあって堂々としています。

小出ＩＣから関越道に乗り、越後川口ＳＡで休憩。

越後川口サービスエリア 道の駅

ここからの千曲川の眺めが雄大で好きなのです。

その後は休むことなくひたすら北上し、新潟からは
磐越道に入りました。
安田ＩＣで高速を下りて咲花温泉を目指します。

今宵の宿　咲花温泉一水荘に17時過ぎに到着しました。

咲花温泉　一水荘 宿・ホテル

フロントでチェックイン手続きし、貸切露天風呂の予約もして
お部屋に案内していただきました。

フロントから数えると3階にあたる10畳のお部屋でした。
館内バリアフリーではないので、階段昇降に不安がある場合は
予約時に相談した方が良いと思います。

お茶請けはお宿の名前が入ったおせんべい。
こちらのお宿、温泉入浴について色々解説書があって勉強になりました。

早速大浴場へ！
本当にエメラルドグリーンのお湯が満たされています。

左手は源泉かけ流しのやや熱いお湯、右はそこから流れる
ややぬるいお湯です。お湯の湧出口に近づくと硫黄臭がします。
色が美しいだけでなく、弱アルカリ性の美肌湯(pH7.8)です。

夕食は18時半からお願いしました。広間（テーブル席）で
刺身定食をいただきます。
お料理によって宿泊料金が変わるようで、今回は最もリーズナブルな
プラン（一人7000円ちょっと）で予約していました。
お刺身数種とサーモンの煮付け、コシアブラのお浸し、クリーム豆腐
茶わん蒸し、といったヘルシーな内容で美味しくいただきました。
クリーム豆腐は近くにある安田乳業の牛乳でこちらのお宿が作っています。
プルプルなめらかで美味しかった。

21:30、貸切の露天風呂へ向かいます。(30分無料）
フロントで鍵を借りて扉を開けるとお風呂へのアプローチが
ちょっと異空間ですてきです。

この露天風呂が素晴らしく気持ちの良いお風呂でした。
月を見ながら緑のお湯に浸かって、いい温泉に巡り合えたことに
感謝しました。

翌朝、6時半に起きてしまったので温泉街を散歩します。
宿を出るとまず踏切があります。
磐越西線がたまに通ります。男湯からは電車が見えるそうです。
ＳＬが見れる宿として人気なようで、通過時刻が宿に掲示されています。

線路沿いに西に歩いてみます。

5分もかからずに咲花駅に到着。
最近改築されたのかモダンできれいな駅舎でした。
展望スペースもありました。

咲花駅 駅

駅を背にするとすぐに咲花温泉街の入り口です。

温泉街はお宿が数軒と商店があるだけでこじんまり。

阿賀野川に張り出すようにテラスもあったりしてお洒落ですが
あまり活用されてない感じです。夏がメインなのかな？

温泉街も5分くらいで歩けてしまう感じでした。
咲花温泉の中でも唯一山側にある旅館が一水荘です。

最後に踏切を渡ってお宿に戻りました。

朝食は全員広間でいただくようでした。
7:30と8:00の二択でした。
セットされていたのはサバの塩焼き、山菜のおひたし、温野菜のマリネ風
里芋の煮物、サラダ、豆腐、温泉卵です。
ご飯とみそ汁、お茶、安田牛乳は席に着いてから出していただきました。
ヘルシーで美味しい朝食でした。

朝食後もう1度大浴場へ
今朝のお湯は少し白みがかっています。
湧出口からの湯がほんのり硫黄臭で刺激が少なくまれにみる良泉でした。
すっかり魅せられてしまいました。

急遽当日予約したお宿でしたが、素晴らしいお湯と静かな環境に
癒された第1夜となりました。
リピート決定！また来ます。

咲花温泉　一水荘 宿・ホテル