バルカン半島鉄道の旅、その３（リュブリャナの街と鉄道博物館）

2018/04/14 - 2018/04/23

ウィーンからアテネまでバルカン半島を鉄道で旅してみよう。ハプスブルク帝国最盛期にウィーンとアドリア海の港町トリエステやリエカと結ばれたゼメリング鉄道でスロベニアにやって来た。首都リュブリャナをぶらり散策、でも一番のお目当ては鉄道博物館なのです。

エリア リュブリャナ(スロベニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: カタール航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ウィーンからほぼ定刻に列車は到着、ホテルにカバンを置いてさっそくリュブリャナの街歩き。

竜の橋 建造物

オーストリアとイタリアの影響か、とっても西洋的な街

残念ながらマーケットはもう閉店モード

フリーマーケット 市場

街並みはとても良い

丘の上のお城に」上がってみましょう

節約しようとゴンドラに乗らなかったことを少し後悔、すごい急坂でした

ようやく丘の上のお城に到着

リュブリャナ城です

リュブリャナ城 城・宮殿

テラスからは町が一望

小さなチャペルも見学できました

再び城下町へ行ってみましょう

街はしっとり落ち着いた雰囲気です

大聖堂の門

聖ニコライ大聖堂 寺院・教会

内部は荘厳な雰囲気

市庁舎前の広場

市庁舎 (リュブリアナ) 建造物

こちらが三本橋

三本橋トロモストヴイエ 建造物

お城のテラスから見えていた広場ですね

プレシェーレノフ広場 広場・公園

振り返ってみると丘の上にお城が見えました

今夜はリュブリャナのコトレット（カツレツ）です

さて翌朝、念願の鉄道博物館へ

鉄道博物館 博物館・美術館・ギャラリー

10時オープンですが、その前に屋外の展示車両を拝見しておきます

野ざらしでかなり痛んでいます

かつてウィーンやドイツ、イタリアへと結んでいた機関車

電気機関車も一両

広い機関庫には転車台もありその一部が博物館になっています

開店時間前でしたが、スタッフの方が親切に入れてくれました

来館者は私一人、ゆっくりと機関庫の中を訪問

かつて活躍した機関車たちが多数

こちらはさび止めの塗装中

機関庫の中には修復中の機関車があり、今まさに修復中の状態が目の前で拝見できます。

こちらは釜の修繕中

古い機関車が蘇ろうとしています

ほぼ修復を終えた機関車はきれいに塗装も施され今にも動きそうです。

現に今も月に一度ほどは動態保存の機関車を転車台まで実走行するそうです

素晴らしく蘇えった機関車たち

こちらは狭軌鉄道の機関車

かなり年代物

どれも素晴らしい

ユーゴスラビア時代とスロベニアのマーク

機関庫の一番奥まで来ました、こちらの機関車が一番古いのでしょう、展示車両にはそれぞれ詳しい説明書きのプレートも用意されていて実に見応えある博物館です

さらに向かいの建物の中には、昔の信号機の設備やポイント切り替えの装置が展示されていました

どれも実際に使用されていたものです、その他にも多くの展示物があり、ほんと見応えたっぷりの鉄道博物館でした。

鉄道開通時からの制服の変遷

開通時からの鉄道運行路線が時代ごとにパネルで

最盛期は多くの路線も今はずいぶんと縮小された模様ですね。ちなみに月曜日は休館です。

鉄道博物館を堪能して駅に戻ってきました

リュブリャナ駅 駅

リュブリャナからザグレブへ向かいます、切符は?９でした

直通列車は14:45までないのですが、国境駅までは前の11:50発の列車でとりあえず行ってみましょう

列車はサバ川沿いに走ります

途中駅にはまた機関車が展示されていた

ウィーンから来た同じ路線をジダニ・モストまで走り、さらにバルカン鉄道旅は続きます・・・・