2017/06/20 - 2017/06/29
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大手旅行会社の「アルプスの大自然を体感するアオスタ・ドロミテ・チロル10日間の旅」に参加。
シーズンは、夏の混雑期前の高山植物が花開く6月を選んで大正解。
お天気も添乗員さんもすばらしく、ハイキングも楽しめました。
これは「その2」で、北イタリアのシルミオーネからチロル地方を通りオーストリアのインスブルックで一日自由行動。
表紙の写真はアルプス山中の古都インスブルック。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
今日の行程は、ミラノのホテルから高速道路でオーストリアのインスブルックだが、途中の名所を観光して行く。
最初は、ローマ時代からの交易都市のシルミオーネ。イタリア最大のガルダ湖65mに面する半島状の港町で、大観光地になっている。
先ず、入口の船着き場から、陽気なパイロットが操縦するモーターボートで半島状の街を一周。 -
今日も朝から快晴。湖が青い。
湖岸には湖水浴をしている人や、釣り人も多い。
半島の先はローマ時代の遺跡(博物館)。
ぼぼ一周回ってスカラ家の城塞の城門前で下船。 -
スカラ家の城塞の見学は、全て徒歩での上り下りになるが、屋上からは眺望が良い。
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町の中は、ブーゲンビリアの花などが真っ盛り。
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半島の先端部分は、ローマ時代のカトウルス遺跡と呼ばれる別荘の遺跡。との割引入場券あり。
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再び高速道路に乗って、チロル地方を目指す。トレンティーノ=アルト・アディジェ州の途中でA22高速を降りて、キウザ(またはキウーザとも発音。Chiusa)の村標高は520mを観光。
ここは中心都市ボルツァーノから北東へ約23km、イザルコ川沿いの谷間にある。
このコースの立ち寄りは、イタリアの小さな村に詳しい企画者の思い入れがこもっている観光地然とはしていない村。
旅行後に知ったのだが、今回参加したコースの企画者は、旅行業協会JATAのツアーグランプリ2017において、企画した「イタリアの小さな村と小さな街めぐり」が観光庁長官賞(海外旅行部門)を受賞している。途中下車地を選ぶにも、美しい小さい村々に対するこだわりを感じる。 -
橋の上からは、広場の小さな教会と、砦、その奥の丘陵の上の修道院につづく山道が望まれる。
「イタリアの最も美しい村」と呼ばれる村は、何と260以上もあるようだが、キウザはその中でも老舗格らしい。幹線鉄道もバスもあるので、個人旅行でも立ち寄り易い。 -
キウザの街は、A22高速道路と鉄道からイザルコ川を渡った対岸の旧街道に沿ってのびる。旧街道の街の入口に駐車場、i 観光案内所、公衆トイレが完備。
年代を感じる細い旧街道を進むと中心に広場と教会があり、山道の起点に砦、中腹に教会、山頂に修道院、山の斜面はブドウ畑。 -
広場の教会からは自由観光になるが、お天気も良く、添乗員さんらは、砦から、10世紀からあるという修道院への山道をひたすら登る。
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修道院まではとても行きつかないが、山道の中腹途中の教会で貴重なフレスコ画を拝観できるのではないか到達したが、残念、休館日で外観の絵のみ。
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この内部を拝観するのは、開館時間に合わせる必要あり。
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しかし、登ったお蔭で、ブドウ畑や谷間の村が良く眺められる。
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こちらはA22高速道路から見たキウザの村。
川を挟んで村の中心街がある。
左端に教会の尖塔、山道の起点に砦、中腹に教会、山頂に修道院という配置が一目で良く分かる。
この先、A13高速道路はアルプスの峠で一番低い国境のブレンナー峠1,375mを越えてオーストリアのイン川沿いの交易都市でチロル州の州都インスブルック574mまで降りる。
ブレンナー峠は、古来イタリアとミュンヘン、ウィーンなど北東ヨーロッパを繋ぐ重要な峠で、ゲーテのイタリア紀行など旅人が楽に越えられる道とされたという。現在の峠道は、ヘアピンカーブなどなく、あっけなく国境の峠を越える。 -
インスブルックの2泊はコンベンションセンター近くのRAMADA TIVOLI ホテル。傾いたデザインが斬新。
以下は、インスブルックでの1日自由行動で、インスブルックカード24時間券を使って、欲張って観光スポットを回った体験から、欲張らない方々も含めて自由行動をなさる皆様の参考になりそうな情報を書いたものです。
全て個人的な見解であり、ドイツ語は全く分からない筆者が誤解した点もあるし、交通機関の運行など変更もあるので、その前提で、ご参考に。 -
インスブルック連泊の中日は、オプショナルツアーでツ-クッシュピーク(2,962mドイツ最高峰)があったが、折角のアルプス山中の古都なので、単独の自由行動で欲張って回ってみた。一人で苦労して歩いたところの記憶は鮮明に残るので、お薦め。
写真の地図の赤線が探訪ルート。この地図は上が北。
①起点のホテル
写真上部のカードが、フロントで買えるインスブルックカード(6/24 6:45発行の24時間券 39ユーロと格安。
②ホテル東側大通りのバス停PacherstraBeからJラインバスで南の展望台Patscherkofelbahnenの
③南のロープウェイ乗り場へ
④展望台
⑤南のロープウェイ乗り場から直通バス
⑥北のロープウェイ乗り場
北の展望台
北のロープウェイ乗り場からケーブルカー終点駅
⑦アルプス動物園前駅、アルプス動物園見学
⑧ケーブルカー王宮前駅
⑨旧市街・黄金の小屋根など
?バス乗り場
⑪ 砦・博物館
⑫ バス停で降りて、スーパーマーケット経由ホテルに帰着 -
ホテル東側大通りのバス停PacherstraBeからJラインバスで南の展望台Patscherkofelbahnenに向かう。9時のロープウェイ運転開始時刻を目指す。
通勤客がメインなのか、平日は10分間隔が、土日は15分間隔。ドイツ語は読めなくても、このくらいは勘で分る。
時刻表の(a)がPatscherkofelbahnen行きで、無印はOlympiaexpress行き。 -
土曜日で8:16発のバスに乗ろうとしたが、混雑する市内縦断のせいか15分ほど遅れて来た。インスブルックカードを提示して無事に乗車。
Jラインの主な行先はOlympiaexpressで、降りたい停留所 Patscherkofelbahnen
はイグリス村から盲腸にように1駅はみ出して、そこが終点のバスもある。
1駅歩く覚悟で運転手に訊いて、初めて分かった。
行先Olympiaexpress行の場合は、イグリス村から急坂を登りPatscherkofelbahnenバス停でロープウェイへの乗り換え客を降ろし、再び路線に戻る運転経路だ。
インスブルックカードなので、券売窓口に寄らずに乗車口に並んだが、ここの自動改札機は古くてインスブルックカードは読み取れない。
券売窓口で提示しなおし、1往復券をもらって改めて並び直し、ゴンドラを1台乗り逃した。
このゴンドラは50年前位の旧式で、中間駅で向かい側の篭に乗り換え、1,952mの山頂駅に。 -
始発は9:00
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駅の周辺は高山植物が多く、順光線でのインスブルック市街と向かいの山々ノルトケッテ連峰はさすがよい眺め。遠くの山には氷河が光る。
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満開直前のアルペンローゼ越しにインスブルックの盆地、北のアルプス連山を望む。
歩いて90分位という山頂を目指す登山客が多いですが、10分で戻り。
④ Innsbrucker Nordkettenbahnenロープウェイ乗り場にバス移動
乗って来たロープウェイを降りて、Jラインのバス停で待つと、行きと反対方向のバスが来て、幸いなことに北の展望台Nordkettenbahnenロープウェイ乗り場まで乗り換えなしで連れて行ってくれる。欲張り観光客には有難い路線。
地元民が親切に、バスの運転席後ろに備え付けの路線図を取って、説明してれた。観光客に親切な街だ。バスは市街地を縦断して北の山麓を登る。 -
⑤ Innsbrucker Nordkettenbahnen人気1位北のハーフェレカー展望台ロープウェイ
終点でバスを降りると、そこがもうロープウェイ乗り場866m。
ここは券売窓口に寄らずに乗車口に並びインスブルックカードで自動改札機OK。自転車を持ち込んで乗る乗客にびっくり(乗換駅からのダウンヒルコースを飛ばして降りて行った)。乗換駅でもう一本に乗り換え。 -
山頂駅はほぼ頂上2,334mで、高山植物とヤギのフンを見ながら10分ほど歩けばピ-ク。周辺をハイキングするトレイルも整備されている。
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周辺をハイキングするトレイルも整備されている。
遊歩道以外を歩くのならば、アルプスなので山靴を。 -
高山植物とヤギのフンを見ながら10分ほど遊歩道を歩けばピ-ク。このルートは歩き易い遊歩道。
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山頂からはインスブルック市街とその向こうに南の連山。
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この時期は、可憐な高山植物が咲いている。これは、ピンクのキーゼル・ポルスターネルケか?
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遊歩道を外れれば雪渓や岩稜で、アルペン的な風景。
南北のロープウェイ展望2つで、インスブルックカード代は十分元を取り、午前中の山の天気が良いうちに2つ見られて大満足 -
中間駅で乗継ぎ、下山すると、⑥ Hungerburg Funicular 近代的なケーブルカーで向かい側が市街地に向かう超現代的な終点駅兼展望台駅舎(駅はこの地下)。
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市街地に向かうケーブルカーは最新式で、線路の傾きが変わっても階段床の車体は傾斜が変わらないという優れもの。
急勾配で、トンネル、鉄橋、単線すれ違いなど、乗るだけでも楽しめる乗り物。 -
⑦ Alpenzoo ケーブルカーで1つ目の駅で途中下車。
人気12位の動物園へは数百メートル歩いて入口。イン川の崖につくられた園内はアップダウンがキツイが、アルプスの動物や鳥などが展示され、動物好きの方には、お薦めだ。
ここもインスブルックカードで入場無料。
動物園入口から旧市街方面へのバスもあるが、ケーブルカーにもう一度乗りたくて戻る。 -
ケーブルカーの終点コングレス駅で下車すると、人気9位の⑧Imperial Palace (Hofburg) 宮廷の裏。
観光馬車など、観光地の風情。
インスブルックカードで博物館等は全て無料。宮廷は大広間の広さと天井画は一見の価値があるというので立ち寄りったが、期待に反しない見ごたえ。 -
人気の⑨旧市街Altstadt von Innsbruck には、人気観光スポットが目白押しで、全部を廻って買い物などしていると、ここだけで一日がかりになる。
先ず広場に面した、ゴールデンルーフ(黄金の小屋根)。
このほかインスブルック 宮廷教会、Dom zu St. Jakob、 Town Tower (Stadtturm)、チロル民俗博物館などあるが、営業時間が長い施設や通りからで見られる施設は、夕刻にもう一度戻って、改めて観光するのがよい。 -
⑩王宮の北東交差点からサイトシーアバス "Sightseer"(通称TSバス)で、やや郊外のSchloss Ambras(アンブラス城美術館)へ。観光客向けの赤いTSバスは、名所めぐりに欠かせない(乗換え不要の)便利な乗り物。
座席には(2年前にはなかったという)日本語音声ガイドのレシーバーもあり、降り損なわない。
一方向だけの循環、40分ごとの運転と合理的なので、降りて、ざっと見るなら次のバス、じっくり見たり、軽食を取るなら80分後のバスに。もちろんインスブルックカードで無料。 -
インスブルックカードなら無料で乗れる、市内循環観光バス路線図(時計まわりの一方向、40分ごと)。
前の地図とは南北が逆なので注意。
右下がしないバスではアクセスが不便なアルハンブラ砦(美術館) -
⑪Schloss Ambras(アンブラス城美術館)
城跡のSchloss Ambrasは、絵画や装飾品が大量に展示されているので、お薦め。
TSバス停から5分ほど歩き、入り口でインスブルックカードを提示。
小さなディパックでも持込禁止のようで、荷物預りで引き換え札を貰い、帰りにチップを払い受け取るシステム。
出口近くにセルフサービスの軽食があり、ゆでソーセージやパン、飲み物があって、TSバスの時間待ちに都合がよい。 -
Schloss Ambras(アンブラス城)で、偶々、結婚式の記念撮影に遭遇。
イタリア人らしい陽気な結婚記念撮影で、よい思い出になる。 -
再びTSバスで郊外の⑫チロルパノラマTirol Panorama (特殊美術館)と、ベルクイーゼルBergisel Ski Jump(人気のシャンチェ、展望台)に移動。
この移動はふつうの路線バスでは大変なようだが、TSバスでは容易。(工事でルート変更箇所もあったが、終点停留所。(ここで時間調整して始発になる。)
バス停の前方がTirol Panoramaチロル義勇兵博物館という360度の壁面に描かれた戦争画パノラマを内側から見るという変わった趣向の展示を鑑賞する。手荷物は有料コインロッカーに入れる(扉の内側にコイン投入口)システム。
その他の展示品も豊富だ。
Bergisel Ski Jumpは展望台を兼ねたジャンプ施設。街の展望はより高い展望台2つに行った行きませんでしたが、見た方は、選手がジャンプ練習をしていて面白かったそう。 -
筆者はスーパーマーケットが土曜日は18時で閉店のため、TSバスを途中下車してスーパーマーケットで土産物の買い物。乗っていれば旧市街に戻れる。体力のある方は、旧市街の残った施設を観光し、夕食を取って、Jラインバスでホテルに戻るコースがお奨め。
以下は、インスブルックカードの充実した機能と特典。
(オーストリア政府観光局サイトより)
『インスブルック市内、イーグルス、ルム、ハル、ムッタースへの公共交通機関乗り放題
ケーブルカー・ロープウエイ(ノルトケッテバーン, パッチャーコーフェルバーン、フンガーブルクバーン), チェアリフト (グルンゲッツァー、アクサメスリーツム) 往復各一回づつ
インスブルック地域の全博物館、アンブラス城、アルペン動物園、スワロフスキー・クリスタルワールド、入場無料
スワロフスキー・クリスタルワールド シャトルバス無料
ベルクイーゼル・ジャンプ台入場無料
サイトシーアバス "Sightseer" 乗車無料
市内徒歩観光のガイドツアー、一日一回参加無料
シティバイク3時間レンタル無料(貸出し所は証券取引所 die Boerse, Leopoldstrasse 4)
カジノでのウェルカムパックの割引、ウェルカムドリンク
観光スポットに設置されたカメラでの写真撮影
ショッピング、チロルの夕べショー、イェンバッハにあるトラッツベルク城などの入場料金割引
シューベルト・シティツアー、ムッッテラーアルムのマウンテンカート、インスブルックの自転車タクシー、ボブスレー体験、ハッピーフィットネス、ショッピング、オリンピアワールド、ナッテラーゼー湖の割引
エッツタールのオールラウンドスポーツ施設Area47の割引
インスブルック・イーグルス・ゴルフ場、オリンピアイーグルス・ゴルフ場、ミーミングゴルフ場の割引』
観光客限定でホテルなどで販売しているが、こんなに安くて、便利な一日券は見たことがない。安さだけでなく、ドイツ語で切符を買う手間がないのは、本当に便利。
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