パリで日本人旅行者は

1999/09/01 - 1999/09/15

1990年代にパリに一人で行った。エッフェル塔近くのニッコードパリ(当時)に宿泊した。セーヌ川遊覧とパリの有名なキャバレーでショーを見るオプショナルツアーに参加した。ほとんどが欧米の客だった。キャバレーは一番有名なムーランルージュが満員だったのでホワイトホース(当時)に行った。ダンサーの演技の幕間に司会の方のトークと切り絵などがあり、結構面白かった。
そこでプライドの高いフランス人が日本人をどう思っているのかが垣間見る一幕があった。当時日本はバブルで経済力にものを言わせて欧米の不動産や企業を買収して欧米の顰蹙を買っていた。いまの中国である。
司会が「もし、一ドル札が路上に落ちていたら」という寸劇で各国の人間がどう振る舞うかという寸劇をした。日本人の番になり、眼鏡を掛けてカメラを首をぶら下げた日本人がカメラで一ドル札の写真を撮る様子を演じた。観客はどっと笑い何故か私の方を見た。司会は他の国が一人ひとりなのに日本人は複数で団体でしか観光に来ないとも言った。
今は日本人の観光も多様化し、日本文化も世界中で歓迎されいる。時代の変化を感じる。

エリア パリ(フランス)

キャバレー、ムーランルージュ

セーヌ川のナイトクルーズ

キャバレーのショー

パリ郊外のシャンパーニュ地方の葡萄畑。ここで造られるものだけが、シャンペンといわれる。