GWカンボジア一人旅：トンレサップ湖と湖に浮かぶ村

2018/05/02 - 2018/05/07

東南アジア好き、遺跡好きにも関わらず、なぜかこれまで一回も訪れたことのなかったカンボジア。
休みの日数的にも気分的にもいい感じだったので、やっと行ってきました。
１都市滞在で、全日程ともシェムリアップに宿泊しました。

＊この日は、トンレサップ湖の半日ツアーに参加してきました。

＝＝旅程＝＝
5/2 移動（関空-ハノイ-シェムリアップ）
5/3 アンコール遺跡めぐり
5/4 ベン・メリア
5/5 プリア・ヴィヘア
5/6 トンレサップ湖、移動（シェムリアップ-ハノイ-関空）
5/7 帰国
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エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝食がついていないプランなので、早朝からやっている食堂でヌードルスープをいただきます。
ソクサン通りとシヴォタ通りがクロスしたところの角にあって、地元民も利用している様子。
一杯3ドルと、地元民と比べるとボラれている感がありますが、なかなか美味しいです。

前日のうちに、宿泊しているゲストハウスでトンレサップ湖の半日ツアーを申し込んでいました。
8:00頃に宿からピックアップされ、一度ツアー会社のオフィスに降ろされました。その後、他のエリアに停まっていた旅行者を集めて、改めてバスに乗り込みます。
お値段は、バス・ボート・英語ガイド・飲料水すべて含めて15ドル。

コンクリートの道路を抜け、赤土の道を抜け、ひどい凸凹のかろうじて道、な場所を抜け、約1～1.5時間でボート乗り場に到着します。
乗り物酔いする人には過酷な道のりかもしれません。

ボートがずらっと、かつ無造作に並んでいます。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

ボートのサイズ感はこんな感じ。
人が歩くとぐらりと揺れます。
この中の一艘に、ツアー客7名が乗りこみます。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

ガイドさんや船頭さんを含めて、10人くらいがボートに乗っていることになります。
足をきゅっと折り曲げて、クルーズ開始です。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

エンジンがかかり、ブーーンという音と振動とともに進んでいきます。
この棒にエンジンがくっついており、出発、到着のとき以外は、基本これで操縦をしているようでした。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

物見やぐら…？

トンレサップ湖 滝・河川・湖

と思ったら、どの民家もさっきの櫓的なもの以上に高所にあります。
Floating Villageだと紹介されていましたが、雨季に入る前の今は、水に浮かぶ村というよりは空に浮かぶ村です。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

細い木を組み合わせてつくられた橋。
ボートでその下をくぐっていきます。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

人様のお家を写真撮影するのは、若干気がひけるのですが…。
上空の居住スペースへ上るために、これまたお手製の梯子がかけられています。
一段一段の幅が大きいですが、小さい子も何てことないようにスイスイ上っていきます。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

さっきの橋より、かなり頼りない感じ。
これまた人々は何てことないように、むしろ子供たちは駆け足で楽しそうに渡っていきます。
見ているこちらがハラハラします。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

ごみがすごい。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

教会がありました。
教育機関も高校までしっかりあるようで、ガイドさんは、不便に見えて意外と生活はしっかりしているんだと教えてくれました。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

集落が途切れ、ジャングルクルーズのようになってきました。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

森を抜け、視界が開けました。
トンレサップは東南アジアで最大の湖だそうです。
周辺に暮らす人の主産業は、水産業と農業。
乾季は農業の比率が大きくなるとのこと。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

湖と空の境が曖昧で、ひとつづきに見えます。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

水上レストランにやってきました。
ひとテーブルにツアー客が集められ、ガイドさんが湖とこの辺りの暮らしについて説明してくれました。
一通り話終えたあとは、「何か食べてもいいし食べなくてもいいし、とりあえず自由で」とゆるく解散。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

特に集合時間も知らされず、おのおのリラックス。
看板犬は、特別客に媚びることなくボーっと座っています。
ガイドさんは魚料理を食べ始めました。
なんて平和な空間だこと。

メニューを見せてもらいましたが、水上価格だったのでオーダーせず。

湖のど真ん中の、レストランからの景色。
いい意味で、なーんにも大したものが見えない。
音も、ボートを横切る音くらいしか聞こえない。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

行ったことないけれど、ウユニ塩湖ってこんなイメージ。
湖の水は濁っていて、澄んだ海の絶景とはまた違うけれど、これはこれでとても素敵な景色でした。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

白鳥ボードがいくつかありました。
この広大な湖で、このボードが移動手段として実際に使われているのでしょうか？ちょっとそこまで、というチャリンコ感覚なのかもしれません。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

トンレサップ湖 滝・河川・湖

水上にもちゃんとお祈りする場所がありました。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

来た道（湖）をそのまま戻るのかと思ったら、途中の岸で降ろされました。
村の中を歩かせてもらえるようです。
船を修理している男性たちがいました。

トンレサップ湖 滝・河川・湖

雨季には、湖の面積が3倍以上になるというから驚き。
毎年のようにこんな水位の増減があって、家が壊れたり流されたりしないのが不思議です。
柱の木はあまり加工されていないようで、本当に切ってきた木をそのまま使っているような感じ。
独自の技術があるのでしょうか。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み

干しエビ。
近くを歩くと、ふわーっと美味しそうな香りがしてました。
すぐそばを普通にトラックや人が通るので、衛生的にはちょっと不安。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み

このお家は、踊り場に鉢植えが並べられていて可愛かった。
でも、このくらいの高さだと、雨季には沈んでしまうような感じもします。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み

WISH LIST。
経済的な面では、日本の豊かさと比べてはいけないんだろうなあ。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み

フルーツもお肉も売っている、ワゴン販売。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み

雨季に来たら、まったく違う村の様子が見られるはず。
遺跡メインのカンボジア観光で、時間があれば来てみようくらいの感覚でしたが、特殊な環境で暮らす人々の生活の一部に触れ、良い経験ができました。

コンポンプルック 旧市街・古い町並み