2018/04/27 - 2018/04/27
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ruminさん
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二度目のNYC、メトロポリタン美術館を再訪。前回は一日いたけど、まだ見足りない感があったので、二日の予定を組んだ。のだけど、チケット売り場で、「三日間有効」と言われ、急きょ、予定を変更。翌日と翌々日は予定が入っていたが、予定の合間に二時間ほど時間を確保し、合計三日間、通った。結果的には、このようがよかった。一日観るのは、体力的にもきついので、三分割することで、気力・体力ともに分散できた。
前回はアッシリアの石像に感動したけど、今回の感動はモネ。
ちょっと古い本だけど、千住博さんの「ニューヨーク美術案内」を読んで予習しておいたのがいろいろ役に立った。
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うっかりオーディオガイドを借りてしまった。メトロポリタンのオーディオガイドは、対象が少なく、解説内容がよくない。…ことを忘れていた。
去年、ウィーンに行って、オーディオガイド癖がついて、オーディオガイドmustのように思ってしまって…美術史博物館とかシェーンブルンとか、どこもオーディオガイド前提になってて、内容もよかった。それで、つい借りてしまったけど、ほとんど使わず。
まずは、2Fの800番代の絵画コーナーに行く(各部屋に番号が振られている)。有名どころは、800番代にあるので、元気なうちに見ようという作戦。
ハロー、ルノワール。 -
ルノワール、甘い。。。
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こういう風景画、好き。
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ゴッホの「靴」を発見。オーディオガイドを聞くが、「この靴の持ち主がだれかはわかっていません。それはどうでもいいことなのです」とかいう内容。意味のない解説じゃない??
なんでこんな汚い靴の絵を描いたんだろう。。ゴッホって、目の前のものを、ありのまま、描いていたのかも。それとも、何か、インスピレーションが沸いたの? インスピレーション、わからなかったけど。 -
これもゴッホ。ゴッホは弟のテオが送っていた最高級の絵の具を使っていたから、彩色が褪せないんだって。
モネとかゴーギャンは、絵の具の品質にはこだわらなかったそうで、退色してしまっているらしい。今、みている絵の幾つは、描いた当時と違う色彩なのかもね。 -
ゴーギャン。モームの「月と6ペンス」のモデルだよね。おもしろかったけど、どの程度、脚色してるんだろ。
ゴーギャンて人は、絵を描きたから家族を捨てて、タヒチに行ったというより、現実逃避の軽い男だったような気もする。
ゴーギャンの絵が評価されているのは、白人ではなく、有色人種の女性をモデルにした、というところもあると思う。それまでの絵のモデルって、王族、金持ち、白人、だったわけで。 -
この絵を描いても、モデルがお金を払うわけでもなし。どうやって収益を上げていたのか?
あ、こういう見方、よくない? -
あ、モネ。
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にじり寄って、間近で絵の具のテラテラを確認する。
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モネって、晩年はほとんど失明した状態で描いていたそうだ。
んーー、気のせいか、私の見え方もニジニジしてきた。時差ボケで寝不足だし。 -
ゴッホの風景画。
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にじりよって、絵の具のテラテラを確認する。
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雲もテラテラ。ついさっき、描いたみたい。
テオ、いい絵の具を供給してくれてありがとう。長くいい色を楽しめます。 -
ああ、モネのこの絵、前来た時にすごく気に入ったの。
早朝?夕方?の一瞬を描いている気がする。 -
モネ、光の画家。
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これもやはり、あるとき、ある時間のショット。
ユーミンが「私の歌はある瞬間のショットなの」と言ってたけど、この絵も、そう。 -
残念なことに、今回、デジカメを忘れた。。家人から、「部屋の隅にカメラが落ちてたけど?」とSNSが来たけど、そうなの、詰め忘れたの。スマフォでしか撮れなかったことが返す返すも残念なのが、この一枚。
ほとんど白一色になのに、どう、この情感。。これもモネ。 -
ああ、デジカメがあれば。。。
この絵は、今回の感動の一枚だった。立ち去り難くて絵の前をしぱらくウロウロ。 -
これもモネ。
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これね。日本人にはなじみがないけど、イタリアでよく見たなぁ。干し草を丸めて(マ丸くはないけど)、納屋にしまっておいて、一年中使うんだよね。時期になると原っぱにゴロゴロ転がってる。ヨーロッパの人には見なれた風物なんだろう。
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ゴッホの自画像。なんでガラス張りの中にあるかというと
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裏側に別の絵が描いてあるからなの。
ちょっと、ミステリー。 -
自分の耳を切って、人に送ったり、「正気?」と思われる行動もあったようだが、画家の千住博さんは、「ゴッホは狂ってなんかいませんでした。筆づかいを見ると、極めてまっとうな人です」と言っていた。
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この絵は何となくおどろおどろしくて、心が休まらない。
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ああ、テラテラしてるよ。
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これもゴッホ。
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この赤ちゃん、可愛くない…
赤ちゃんを可愛いと思って描いたわけではないと思う。目の前の情景を粛々と描いたって感じ。 -
クリムト発見。
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去年、ウィーンでクリムトをたくさん見て、クリムトファンになった。メトロポリタンで会えて嬉しい。
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この絵のモデルの女性は、2000年まで生きていたのね。1903年に生まれ、9歳の時にこの絵のモデルになった。
1903年ていうと、世界恐慌も、ロシア革命も、第一次大戦も、第二次大戦も、冷戦も、すべて経験したということじゃないの。どんな人生だったのかしら。 -
クリムトもう一枚。
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太眉が流行だった?
クリムトはウィーンのベルヴェデーレにたくさんある。ベルヴェデーレで見てなかったら、この絵もスルーしていたと思う。 -
お、またルノワール。
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ルノワール、甘い。。
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うぬぬ、彼にかかれば、男も甘い。
千住博さんは、「ルノワールの絵の甘さをおもしろくないように思っていたが、嫌なこともどうでもよくなる甘さを楽しく思うようになった」と言っていた。
いやぁ、男をここまで甘く描ける人はそうはいない。 -
800番代シリーズに飽きて(というより、アタマがごちゃごちゃになって)、一休みしようと、地下のカフェテリアに移動。おお、ロバート・リーマンコレクションのところに、千住博さんの本に書いてあった絵を発見。
お、おおきい。。 -
フレスコ画は漆喰を塗って、乾ききらないうちに絵の具を載せるため、よーく見ると、一日分の作業量の境界線が見えるんだって。私にはわからないけどね。
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あ、この絵。ちょっとドキリ。
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ちょっと見、立ちションしているように見えたので、「ええっ」と思ったけど、そうではないみたい。びっくりしたわ。
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奥のロバート・リーマン・コレクションに移動。
あのリーマンブラザーズの昔の社長のコレクション。いったい、どんだけ儲けたのか。。。 -
ああ、こういうの、フィレンツェとかウィーンにたくさんあった。
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こういうのも。
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こういうのも。
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ほんとに好きで集めてたのかね。。
ブローカーに勧められるままに買ってたりしない? いや、コレクションにあまり一貫性を感じなかったので。 -
ほんとに、こういう、宗教画にロバート氏は興味があったのだろうか?
これ系を見るなら、フィレンツェのサンマルコが宝庫。フラアンジェリコの世界。
しかし、このシリーズをメトロポリタンで見れるとは。 -
カフェテリアで休んだ後、カフェテリア近くの中世美術のあたりをうろつく。
ああ、こういうガラス物、大好き。 -
コップの中に絵画が。。。
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1つ、1つ、見る。
この調子では、いくら時間があっても足りない。 -
楽しいから、いいの。
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きれい。。。うっとり見ほれる。
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デザインがすばらしい。。職人技。
どこの職人が、いつ、作ったんだろう。。イタリア?オーストリア?チェコ?
…といっても、これらの国ができたのは、ここ百年内の話だよね? このグラスが作られた頃は、「国」なんて、なかった。 -
どこかの王侯貴族のために作られたものなんだろうけど、どういう経緯でアメリカに渡り、ここにあるんだろう。。
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小物にうっとりした後は、ギリシャ・ローマ美術の部屋に移動。
お、ポンペイの壁画、お久しぶりです。(前回も見た) -
ポンペイに行ったとき、街全体かくすんでいたが、メトロポリタンにあるものは、保存状態良好。現地ではこんなに状態がいいものはなかったよ。
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正確にいうと、ポンペイの隣町のものらしいんだけどね。
二千年前のローマ人のおうちの居間には、こういう壁画があったのね。だまし絵チックでおもしろい。古代ローマ人、ユーモアがあるというか、遊び心があるというか、おもしろい人たちだったように思えてならない。 -
これも、発掘されたもの。
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こういうの、ナポリの博物館で見た。
こういうの庭だか部屋だかに飾っていた人たちって、やっぱり、遊び心のある人たちだったはず。 -
これは、床のモザイク。
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ローマ人て、床にこういうモザイクを作ってたのね。
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ギリシャコーナーに移動。
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あ、私の好きなコップ、見つけた。(前回、とても気に入ったもの)
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だって、見て、これ。中身いれたら、机におけない。自立できないコップなのよ。遊び心、ありすぎでしょ。
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これがコップよ。ギリシャ人、風流というか、凝り性というか、芸術家というか。。。
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こういう、遊び心のあるものを見ると、古代も闇黒だけとは思えない。
奴隷がいたり、セクハラ・パワハラ、児童虐待、人権無視…と今では考えられないような世界だったとしても。 -
だって、これだよ?
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おもしろすぎる。
しかし、よくこんな完全な形で残ってたな。。 -
これは、有名なキューピット。ガイドブックに載っている有名人なんだけど、とっても小さくて、ひっそり飾ってあるので、どうしても見たかったら、案内の人にきいたほうがよいかも。
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何だか、800番代の部屋にモネの絵が少ないような気はしていたが、別々に回っていた同行者が、「リーマンコレクションの地下に企画コーナーがあって、そこに名画がたくさんあった」という。
えっ、見逃してた。地下に移動。 -
「庭園のポートレート」という企画であった。
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なるほど、庭園ね
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わ、ちょっと危なそうな三輪車だけど。
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モネ
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なんと! モネが、モネの庭で絵を描いている動画があった!
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モネは、自分で庭を丹精し、絵を描いた。
描いている様子がすごい。チラっと見て、ぱぱぱ、っと筆を動かす。よくこんな映像、残ってたね。。いやぁ、すごいものを見られて嬉しい。 -
モネの庭(フランス・ジヴェルニー)、いつか行ってみたい。パリから日帰りできるみたいだけど。
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老眼で、世界が滲みつつある今日この頃、モネの絵は私にぴったり。
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しばし、滲みの世界に浸る。
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お、この絵、ここにあったのか(モネ)。二年前は800番代の部屋にあったが。よかった、見逃すところだった。
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この絵は、親戚のおじさまの別荘で描いたそうだ。庭からこの景色が見られるなんて、裕福なお宅だったのね。
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この方がおじさま?
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となりの絵を見て気づいたんだけど
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この新聞を読んでいる紳士、さっきの椅子に座っていたおじさまと同一人物のような気がする。専門家でもないので、単に思っただけだけど!
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花の拡大図。ここまで大きいと、グロい。
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この絵も有名
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うわ、よく見ると、かなり複雑。とても描けんわ。。
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ばっとみると、賑やか
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うわー、よく見るとすごい。。写真みたい
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夢の中のような風景
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昔の人のドレスって、着るのも大変そうだし、着心地悪そう。
現代に生まれてよかった。 -
庭園のポートレート企画、素晴らしかった。
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武器・甲冑コーナーに移動。
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中世騎士の鎧兜は、トリノの王宮ですごいの見てるので、それに比べると小規模だけど、アメリカに来ちゃってるというか、アメリカにこれがあるというのがすごい。
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ヨーロッパでこういう人たちが戦いに明け暮れている頃、アメリカはインディアン(といってはいけないので、ネイティブアメリカン)の世界だったわけで。
ヨーロッパから逃げ出してきた?人たちが、アメリカで石油を掘り当てて大金持ちになって、ヨーロッパの財を買いあさった…とも言える。 -
こういう、アーリーアメリカンの部屋もたくさんあり。
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この絵ね、どのあたりで見たか忘れたんだけど、すごく気に入った。
路地を歩いていると、教会や、お城がちらっと見える、そういうワンショット。 -
今はね、インスタやらFBやら、だれでもアップできて、短い時間で消えていくけど、まあ、そういう手段がなかった時代は絵に描くしかなかったわけで。
作者は知らない人。 -
あーー、こういう絵にも弱い。
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うわー、写真みたい。
こういうのをちまちま見るの、すごく楽しい。 -
いい美術館は、白い壁にはしないんだって。照明も絵自体にスポットライトを当てたりしない。
んー、なるほど。昨日のブルックリン美術館は、壁が白かったり、照明が暗すぎたり、気になるところがあったけど、メトロポリタンは完璧。 -
また好きなタイプの絵を発見。
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よく見ると背景の山も素晴らしいし、日常の小物も描かれている。しばし見入る。
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これも特に有名な絵ではないのかもしれないが
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魚が・・・リアル
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全然見終わらないけど、これでは前回見れなかったものも見れない、と、アメリカ美術のほうに移動。
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部屋の雰囲気も、違う。
アメリカ美術って、アメリカ人が描いた絵? 意味わかってないけど。 -
大きい絵が多い。
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うわ、こりゃまたリアルな絵。
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上流階級のマダム?
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美しい…
一番美しい時は、写真より、絵で残した方がいいかもね。写真だと、「今はどうなってるの」と思っちゃうけど、絵なら「永遠の美」ってすんなり収まる気がする。 -
アメリカ美術のコーナーも、結構、いい絵があった
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これとか
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これとか
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これとか
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これも。
しかも、人は少ない。広すぎて、とてもここまで回る時間がないんだろう。私も一回目は来れなかったもん。 -
今回、前の時に見れなかった、アフリカ・オセアニアコーナーにも行ってみたんだけど、こういう系なの。
モネを見たあと、こういう系を見るのはきつくて、ちょっと見て退散。
…だって、よく見て。これ。 -
前の時に感動した古代中近東美術コーナーに移動。
これこれ、アッシリアの。 -
二つある。
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こんなの、よく、アメリカに持ってきたよ…
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何か持ってる。バック?
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アッシリアって、どんな国だったんだろう。何を信仰していたの? 何が大事だったの? 死後の世界を信じていたの? いや、、羽根があるようなので、何か死後の世界観があったのかと。
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いやぁ…何を考え、何のために、だれがこれを作ったのか、と。
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ようやく、エジプトコーナーに移動。デンドゥール神殿ね。
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ここは二回目なので、まあ、それほど感動はなく。
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窓の外は、春のセントラルパーク。桜が終わりかけ。
三日間通ったので、今回は見残した感はなく帰ってきたのだけど、ちょっと時間を置いたらね、また観たくなってきた。
絵(だけではないけど)は、見るたびに、発見や新しい思いが出てくる。前回と今回は違かったし、今回と次回も違うだろう。
遠いし、お金もかかるので簡単にはいけないけど、何回も行きたい美術館、ほんとに。
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