2018/04/30 - 2018/05/03
513位(同エリア1723件中)
MIRUKOさん
- MIRUKOさんTOP
- 旅行記55冊
- クチコミ21件
- Q&A回答4件
- 141,561アクセス
- フォロワー10人
屋久島にきて2日目は、縄文杉を見にツアーに参加します。荒川登山口まで行くバスの本数も限られていて、また、GWの混雑で乗れるのかという心配もあり、ペーパードライバーのため知らない土地でレンタカーというのも不安なので、送迎ありのツアー参加にしました。普段運動していないけど、なんとか、歩いて休んで約10時間30分、無事縄文杉を見て帰ってこれました。疲れ果てて、帰りのバスに、デジカメを忘れてきてしまいましたけど。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩 ソラシド エア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前日チェックインの時に翌日の朝食を弁当に変更、昼弁当の注文を済ませておきました。フロントのおじさんのなまりが聞き取れず、本当に注文できたのか不安でしたが。
朝4時にフロントに行き、無事、朝と昼の弁当をゲット。4時に宿に迎えのチャーターバスが来て、乗り込みます。辺りは真っ暗。荒川登山口まで、あちこち宿でお客さんをピックアップして、一時間くらい、途中からうねうねの山道に入りつつ到着。乗り物酔いせず、セーフ。 -
荒川登山口の女子トイレ。ペーパーもあります。男子トイレは反対側。
-
荒川登山口で。朝5時台に弁当を食べて、軽い準備運動をして出発。動いてないので寒く、下は、スパッツ、ジャージ、レインパンツと三枚履き。上は、半袖、フリース、レインパーカーの三枚重ね。直ぐに暑くなり後悔。冷え性だが汗だく、しかし、脱ぎ着する暇もなく、上のレインパーカーを脱いで腰に巻いてもまだ暑い。こんなに着なきゃ良かったと後悔。時折雨交じりの天候を考えると、ジャージとフリースは不要だった。
-
荒川登山口の小屋の中に緑のトロッコが。人命救助の時だけ、レスキューの人が使うのだとか。
-
昭和44年頃?まで使用していた杉木材を運ぶトロッコの線路。線路の中の木道を約8キロ歩きます。
-
荒川登山口から3kmくらいまでの線路内の木道は、昨年作られたものとのこと。それまでは、3km以降から終点まで木道があっただけなので、帰りの最後の3kmはしんどかったとのこと。木道になってないと、線路の枕木の幅がまちまちなので、疲れるのだと。今年で良かった(T-T)
-
木道といっても、線路内を全部覆うわけではないので、足元を見て歩かないと、足を踏み外すことに。猿を探そうとキョロキョロしたり、森を感じなきゃとキョロキョロして、足を踏み外しました。なので、足元見ながらずっと歩いていると肩が凝るし、森を楽しめず。木道は単調でつまらん(-。-;
-
最初のうちは、何度か橋越えがあります。下は巨大な岩がゴロゴロしていて、見るだけでドキドキします。鬼怒川の上流のもっと岩との距離が近いバージョン。
-
線路だけで、横に手すりがないところも。むっちゃ、アドベンチャー。足元に集中するしかない。おしゃべりせず、集中、集中。
ガイドさんによると、過去2人落ちたとのこと。
その日はもう登山出来ないですねと言ったら、それどころではなく、1人は亡くなり、1人は骨折で運ばれたとのこと。背中が寒くなる。 -
線路onlyでない橋は、安心だけど、木道の幅は広いわけではないので、集中は切らさない。
-
5/1は雨の予報だけど、午前中は天気がギリギリもってくれました。霧がかかり幻想的な森になります。自分の頭の中でだけ、もののけ姫の音楽が流れ、一人浸っています。
-
森の様子。荒川登山口を朝6時くらいに出て、縄文杉を見て日帰りで夕方戻ってくるためには、結構道中急がねばならない。155cmの私のコンパスでは、ガイドさんの長いコンパスでの歩みについていくのは楽ではない。ガイドさんはゆったり歩いているように見えるけど、私は気持ち大股早歩きでないと、遅れをとってしまう。なんか疲れてきて、無事着くのか不安を感じつつ、ひたすら、木道を歩きます。木道は、一応登りだと思うのですが、登りと感じないくらいでした。
-
小杉谷のあずまやで最初の休憩。小杉谷集落といって、最盛期は500人くらい住んでいて、住民は昭和44年ころまで林業に従事していたとのこと。トロッコに切った杉の木を積んで運び出していたとのこと。荒川登山口までですら、バスで山道を上がってきたのに、その登山口から約2.6kmも歩いた山の中に集落があり、小学校まであったとは、驚き。
-
大株歩道の看板が見えると、長かったトロッコ道の終点です。
トロッコ道の真ん中にトイレ3つ、トロッコ道の終点にもトイレがあります。いずれもペーパーあり。トイレしたいわけでないけど、この先はトイレがないとのことでトイレに列をなします。10分程度並んだだけだったけど、混雑時、女子トイレは、30分待ち、一時間待ちもあるのだとか。 -
大株歩道から、いきなり山登りが始まります。
-
こんな石道を登って行きます。モンベルの登山靴を履いて、しっかりと掴んで全く滑らないので、安心して進んでいきます。木道より、どの石に次に足を掛けるとよいかなと考えるのが楽しく、飽きない。
-
ウィルソン株に到着。株だけ残る屋久杉の株の中に入ります。人が20人くらい入れるほどの大株です。
株の中は神社のようにお祀りするところもあり、株内に小さな小川も流れます。人がいない方が、何かを感じられるようです。しかし、GW。ハートの写真を撮る順番待ちで、何かを感じる余裕なし。ハートは株内のある場所で撮らないとハートに見えない。無事ハート型の写真をゲット。 -
こんな山道を行きます。足元の石だけを見つめ、森を楽しむ余裕はなし。
ゆっくり写真を撮る暇もなし。ひたすら前進あるのみ。
ポケットに、レモン塩あめ、チョコ、ミニチョコバーなど行動食を詰め込んで、ちょこちょこ口に運びます。こんなに食べないだろうと宿にいくつか残してきましたが、結構食べるのでもっと持ってくれば良かったな。 -
ガイドさんが、お猿発見。しかし、出てくる猿や鹿が減っているとのこと。帰りにガイドさんが、鹿を見つけてくれて、崖下を走る鹿を見ることかできました。写真は間に合わなかったけど。お尻が白い毛で覆われていました。鹿も猿も見れて良かったです。
-
縄文杉を見る全コースが世界遺産なのではなく、世界遺産に入るのは、縄文杉に近い一部の地域とのこと。
-
大きな杉がそびえます。杉だらけの山ですが、花粉症の酷い連れは、全然反応せず、不思議だ、不思議だという。都会と違い、花粉が空気中を舞わずに、土に入るからだと思うが。
以前、和歌山の熊野古道で大きな杉の木に抱きつかせた時は、花粉症が酷くなり、くしゃみ鼻水で大変なことになったけど、屋久島の杉に抱きついても全然平気だった。 -
屋久島は花崗岩から成り、土が少ないとのことで、杉の木の上でいくつもの植物が共生していて、一つの木に12もの別の植物が共生しているものもありました。そうやって工夫して生きていることが、面白いなと思いました。
-
そんないろんな植物が絡まりあった屋久島の森にひときわ目立つつるつる美肌のヒメシャラさんが。ヒメシャラは、共生されるのが嫌だそうで、木の皮を脱皮させて、他の植物が絡むのを防ぐのだとか。幹の太くなったヒメシャラを見て、でも、ヒメシャラは、屋久島が好きなんだと、勝手に思う。
-
4時間半くらい歩いて、ようやく縄文杉に到着。幹の太さは、10人が手を広げて囲むくらいだそう。以前は縄文杉の目の前までいけたけど、根を踏んで縄文杉が痛むので、近づけないようにし、左右と正面に展望デッキをもうけ、そこから縄文杉を見るようになっています。
-
縄文杉の写真がうまく撮れていない。雨が降ってきて、天候も相まって、縄文杉の良さを全く伝えられない写真に(T-T)。
なので、実物を見たことない方は、是非自分で見に行きましょう。 -
別の角度からの縄文杉。それでも良さが伝わらない。屋久島の森では、昔は、杉の木を板にして運んでいたとのことで、木にうねりが多く、使える部分が少ない木は切られず、残されたとのこと。なんだか、人の都合に合わない木は、生き残れたのですね。
-
縄文杉の向かいにある杉の木。枝が一方に伸びようとしていて不思議。光を求めて一方に伸びようとするとのこと。
NHKの番組で屋久島全体をスキャンしたら、縄文杉級の屋久杉がたくさんあったとのこと。縄文杉が屋久島で一番樹齢がある木だというけれど、荒川登山口から縄文杉杉までは一本道。屋久島は、意外に高い山が多く、たくさんの森があるから、まだ発見されてないだけで、もっと樹齢の古い杉があるかもしれないですね。
縄文杉滞在約20分、帰りは、ひたすら来た道を戻ります。帰りは雨が降りましたが、森のトンネルの中を歩くため、それほど濡れず。トロッコ道に出て、森のトンネルのないところでは、折りたたみ傘を使いました。
用心して携帯トイレをたくさん持って行ったけど使わず。
無事午後4時30分頃、荒川登山口に戻ってきました。8人の客を引き連れたガイドさん。ガイドさんが、途中、このペースではダメだとか厳しい言葉をかけ、運動不足気味のわたし達の尻を叩いてくれたので、無事この時間に戻ってこれたと思います。ありがとうございます?。
帰りは着替える間も無く、トイレだけ行ってバスに乗り込み、疲れ果てて、バスにせっかく写真を収めたデジカメを忘れ、翌日取りに行くことに。 -
田代別館に戻り、19:30より夕食。その前に、田代別館の大浴場へ。温泉ではないけど、水の質がよいのか温泉並みに気持ちがよい。建物はちと古いけど、綺麗に清掃された大浴場の湯船に浸かり、雨で冷えた身体を温め、疲れを取る。
夕食のパターンは昨晩と一緒だけど、どのお魚もおいしく、この日はさつま揚げの代わりに、揚げたてのトビウオの揚げ物が出てきました。トビウオもうまし。肉っけがないので嬉しいです。
食事の間に、コインランドリーで今日着た服を洗濯機に入れ、リュックやザックカバーは乾燥室へ。 -
売店で今日の褒美にしろくまアイスを購入。
連れは、乾き物をさかなに、昨日買った焼酎屋久の島で一杯。
明日の白谷雲水峡へのお迎えが来るのは8:30なのでゆっくりできるけれど、疲れ果てて早めに10時前には就寝。
屋久島2日目、無事、縄文杉に会いに行くのミッションを果たして終了。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
MIRUKOさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
29