
2018/04/08 - 2018/04/08
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koumeさん
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京都御所はすでに数年前から通年公開されていますが、4月4日~8日の5日間は「宮廷文化の紹介」と銘打って貴族が出入りした宜秋門を入場門とし、普段は非公開の調度品や人形などが展示されるほか、雅楽(7日)や蹴鞠(8日)の宮廷古儀の実演を行われました。
そんな京都御所を8日の日に参観してまいりました。
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宜秋門から入るとすぐにある御車寄。
公卿をはじめ高位の貴族などが参内した際に儀式や天皇との対面のために使用した玄関。 -
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諸大夫の間。正式な御用で参内した公家や将軍家の使者の控えの間。
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新御車寄。
大正4年(1915)、大正天皇の即位礼が紫宸殿で行われるのに際し、馬車による行幸に対応する玄関として新設。 -
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紫宸殿を取り囲む紅い柱と白壁の回廊に各流派の生け花が飾られていました。
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左奥に見えるのが月華門。
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こちらは健礼門。
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御所内から見たものです。
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建礼門のさらに内側にあるのがこちらの承明門。
奥に紫宸殿の威容が見えます。 -
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紫宸殿。
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右下に見えるのは左近の桜。
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紫宸殿は京都御所においてもっとも格式の高い正殿で、明治、大正、昭和三代の即位礼もこの建物で執り行われています。
慶応4年(1868)の「五箇条の御誓文」発布の舞台でもあります。 -
奥に見えるのは高御座でしょうか。
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左に見える木が右近の橘。
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紫宸殿の裏手に回ります。
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そこに建っていたのが清涼殿。
この建物は平安時代中期(10世紀頃)から天皇の日常のお住いとして定着した御殿で、政事・祭事の重要な儀式もここで行われたとのことです。 -
紫宸殿から続く渡り廊下の下を潜る通路。
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随分低い。
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見えてきたのは小御所。
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小御所は、江戸時代には将軍や大名などの武家との対面や儀式に使用されたとのことです。明治維新の際には、将軍の処置を決める「小御所会議」が行われた場所です。
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小御所の北側に建つ御学問所。
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慶長18年(1613)に清涼殿から独立した御殿。御読書始めや和歌の会が行われたとのことです。
慶応3年(1867)ここで明治天皇が親王・諸臣を引見され「王政復古の大号令」を発せられました。 -
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さらに北側奥に向かいます。
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こちらにあるのが御常御殿。
清涼殿内にあった常御所が天正18年(1590)に建物として独立したものとのことです。天皇のお住いとして使われたものですが、神器を納める剣璽の間もあるようです。 -
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こちらは御常御殿の南側にある御三間と呼ばれるところのようです。
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建物の見学をひととおり終えたところにあった桜。
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残念ながらほとんど散っておりました。
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此処からは蹴鞠の様子です。
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いよいよ始まりという頃になって急に空の様子が怪しくなりました。
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なんとか開始に先立つ儀式が始まりましたが、雨が降れば中止にせざるを得ないとのお話がありました。
鹿皮を2枚縫い合わせた毬は雨にも強いようですが、皆さんの衣装が雨に濡れると大変だということのようです。 -
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幸いなことに儀式が進むにつれて黒雲も姿を消しました。
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いよいよ演技が始まりました。
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蹴鞠にも流派があるようでこちらの皆さんは8人で行うようです。
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一般的に想像される以上に皆さんお上手なんですよ。
当然のことでしょうが。 -
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蹴鞠は勝敗のつかないスポーツといわれていますが、敢えて言うならば優美さ、優雅さを競うスポーツでしょうか。
そういう観点からすればフォーメーション(円陣)の形が崩れない方が良いのかもしれませんが、体勢を崩しながら間一髪で毬を蹴り上げるスリルも楽しみです。 -
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早く落ちてきてよ。
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落ちてきた。
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どなたか蹴って頂戴よ。
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おっとっと。
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華麗なリフティング
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これも地上すれすれでした。
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ベンチ内に。
ファウルボールといったところです。 -
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おっとあぶない。
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足が届かず。無念。
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このあたりからメンバーが少し交代。
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落ちてしまった毬。少し寂しそう。
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スライディングアタック。
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女性も見事な毬さばき。
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あわやオーバーヘッドキック。
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皆さん疲れも知らず楽しそう。
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これも見事にクリア。
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毬が場外方向に。
いつまでも見飽きない蹴鞠でした。
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