2017/12/22 - 2017/12/24
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Pomfiさん
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にっぽん丸の「食」を楽しみ、洋上から別府のクリスマスの花火をゆったりと鑑賞する、2泊3日のショートクルーズです。冬は空気が澄んでいるためか、花火の色がとても映えます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今年のクリスマスは、恒例の別府の花火を見に行くことに。これで通算4回目です。今回のにっぽん丸は、半年も前の段階ですでにキャンセル待ちが200組以上(全船室数よりも多い!)という大人気でした。金曜日の夕方~日曜日という曜日の並びがよかったからでしょうか?
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12月22日の午後4時前、神戸港に到着。この港は駅(元町駅)から徒歩十数分で行けるので便利です。
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午後4時4分、船内にチェックイン。外は春のような暖かさでしたが、エントランスはちゃんとクリスマスモードです。
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記念撮影の定番スポット(3回中央)の花は胡蝶蘭でした。
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今回の船室はコンフォートステートです。場所は当初のリクエスト通り、3階の右舷の中央付近になりました。
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乗船するや、まずは7階のリドテラスで腹ごなしにハンバーガーとホットドッグを。この1時間後には、夕食が控えていたんですけどね。
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午後5時前、神戸港の日没です。
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デッキでは出港の乾杯のセレモニーが。
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神戸港を離れるにっぽん丸。
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観覧車が青地に白の電光文字で「Merry Christmas にっぽん丸 よい航海を」というメッセージを出して、船を見送ってくれました。
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沖から眺める神戸の夜景には、六甲山から見るのとはまた別な趣があります。
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エレベーターの出入り口にも、ほんのりクリスマスの香りが漂っていました。
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5階の売店の近くの壁には船内アートの数々が並んでいます。
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午後6時から2階の船内レストラン「瑞穂」でクリスマスディナーでした。ここではクルーズ船で世界一周もしたというベテランの船旅人のおばあさん2人と、船のごはん談義に花が咲きました。
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温かいオードブル: ターキーのクネルと野菜のクリーム煮。隣席のおばあさんたちとお話ししているうちに少し冷めましたが、品のよい味でした。
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セコンド: カリフラワーのブラマンジェ 蟹身添え、小蕪のファルス、フォアグラムース・・・だそうです。雪だるまのシェフが面白かったです。
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にっぽん丸特製のパン
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魚料理: 伊勢海老のロティー 甲殻類のソースにて。
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聖護院蕪とライムのグラニテ
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肉料理: ビーフウェリントン 季節の野菜添え、フィナンシェール風ソースにて。クリスマスツリーの形をした人参がなんだか可愛いですね。
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サラダ: 燻製ターキーのサラダ、ピーナツのソースと金柑ドレッシングにて
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デザート: ベリー&チョコのムースとツリーのタルト、フルーツソース添え
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食後のコーヒー(エスプレッソや紅茶も選べます)
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「瑞穂」の中のクリスマスデコレーション。
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これは「瑞穂」の入り口前のようす。
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ディナーのあとは、ドルフィンホールで恒例のカクテルパーティー。アルコールフリーのカクテルもあります。
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カクテルのあとはロシアからやってきた「ボーカデミア」のみなさんによる歌の夕べがありました。
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小さなところも、そこはかとなくクリスマスですねー。
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大きなところもクリスマスしています。
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夜のコンサートのあとは、にっぽん丸名物の「ホースゲーム」がスタート。子供たちもウェルカムのナンチャッテ競馬です。
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ゲームで船内カジノ券(2千ドル分、期限なし)を1万ドル分以上に増やすと景品がもらえます。ゲームをしなくても、5回にっぽん丸に乗れば1万ドル分貯まるので、景品はもらえますけど。
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ゲームのあとは夜食タイム。寝る前なので、食べるのはほどほどにしたかったところですが・・・。
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温かいそうめん。味付けは関西風。
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おにぎりときんつば。これは妻と2人で1皿にしておきました。
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フルーツ。確かお替りをしたような・・・。
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夜食のあとはお風呂に入って、消灯。おやすみなさい。
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12月23日の日の出は午前7時10分でした。冬は夜明けが遅いので、朝日を眺めるのがラクですね。
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目覚めのモーニングコーヒー。場所は確か6階船首の「ホライズンラウンジ」だったと思います。
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午前7時50分、朝食をとりに2階の「瑞穂」へ。
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まずは和朝食のセットを。ごはんは軽めのお粥にしておきました。このあと洋食も食べるつもりなので。
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特製カレー。写真だと大きく見えますが、小皿に軽く取っただけです。味はけっこう日によってバラツキがあり、今回はまあ普通の出来でした。妻によると、2014年5月の神戸/屋久島クルーズのときのカレーは絶品だったそうです。
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野菜はいつも新鮮。
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パンはいつも大満足。
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フルーツは過去も含めてハズレなし。おまけに、いつも切り立てです。
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さすがにお腹いっぱいとなったので、ヨーグルトなどは見るだけ。
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朝食のあとは「船クイズ」(1位には賞品あり)で頭の体操。
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1位の人は11問正解(たぶん12問中)でした。さすが!
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9時すぎ、もうすぐ別府港着岸です。
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9時50分ごろ、別府港に着岸完了。
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港から別府駅にはシャトルバスが出ていました。安全性の高いバスとの認定証が貼ってありました。
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前回訪れた友永パン店はお休みでした。
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おせち料理の材料を求めて地元のスーパーなどを見学。
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目的とは違ったけれど、京都では売ってない面白そうなものは見つかりました。
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別府駅市場も見てきましたが、今回はこれといったものがありませんでした。
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別府駅では「ゆふいんの森号」(昨年の豪雨で日田の鉄橋が流されたため、今は博多から遠回りの小倉経由由布院行き)を見てきました。7年ぶりに見る車両は懐かしかったです。
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迂回ルートのせいか、乗客は少ない感じでした。
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この列車、来年(2018年)こそは是非また乗りたいと思います。
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別府駅で見つけた看板。マジメに描いたものかどうかは分かりませんが、なんだか楽しそうでした。
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外出から戻ったのはにっぽん丸のランチが終了する少し前。妻が先に戻って席を確保してくれたおかげで、滑り込みセーフでした。
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この日の昼食は「瑞穂」のビュッフェです。
今回特に嬉しかったのはグラッシュスープでした。若い頃1年だけ住んでたオーストリアで食べたのと近い味です。料理人には誰か、本場の味を知っている人がいるのでしょうか? -
ミックスサンドと水蛸のマリネ
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きつね蕎麦
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とりそぼろ丼。高校のとき、学食でいちばん人気のメニューがこれでした。
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ミニステーキ、白身魚と野菜のあんかけ
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ラザニアとフライドポテト
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デザートの盛り合わせ
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カットフルーツ
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アイスクリーム
このほか、野菜サラダとアヴォカドもありました。 -
ランチのあとはもう一度船を降りて、臨時出店のおみやげコーナー(といっても3店くらいしか出てませんけど)をちょっと覗くことに。
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出店では別府の観光課の方から耳かきセットを景品にいただきました。また、ここで買った干し椎茸(千円)は身が厚くて味も濃く、おせちの材料に最高でした。また買いたいです。
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椎茸を買ったらすぐ船に戻り、次のイベントへ。
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午後2時45分からラウンジ「海」でアフタヌーンティーの時間に。
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お昼ごはんからまだそんなに時間は経ってないので、ケーキは妻と半分づつにして食べました。夕食前にお腹を膨らますわけにはいきません。
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お茶とケーキのBGMは腕に覚えのあるにっぽん丸の若いスタッフのピアノでした。この人は音大出ではなく、工学部出身とのことです。
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夜は8時から花火があるため、この日の夕食(二交代)は早めにスタート。順番が1回目の私たちは午後5時すぎからでした。今回のメニューは和食です。
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前菜: 鶏松風焼き、ふぐ白子豆腐、銀杏
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お造り: かのやカンパチ、本鮪
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焼き物: 鰆の西京焼き
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煮物: 豚バラ肉のトンボーローと小松菜のジャガイモあんかけ
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小鉢: うるいと烏賊の酢味噌和え
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揚げ物: 桜海老と水菜のすり身揚げ
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ごはん: 栗ごはん
味噌汁: 赤だし -
デザート: ゴールデンパイナップルと水羊羹
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夕食のあとはリドテラスでちょっと紅茶を。
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別府の夜景。もうすぐ花火です。
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午後8時3分、「べっぷクリスマスHanabiファンタジア2017」がついにスタート。今年のクリスマスは奇跡的なほど暖かいので、写真を撮る手も冷たくありません。これはラクです!
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手持ちのデジカメで花火を撮るのはけっこう難しいです。
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この花火を見て、「栗か?」と言ってる人がいました。たぶんベルなんでしょうけど。
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この写真から先は動画のキャプチャーです。こっちのほうが手持ちで撮るよりマシみたいですね。
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花火のフィナーレはかなり華々しく、デッキでは拍手と歓声が沸きあがっていましたした。これ、何回見ても飽きません。
花火は午後8時43分に終了。そしてにっぽん丸は午後9時、神戸に向かって出発しました。 -
クリスマスのイベントはまだまだ続きます。午後9時からはドルフィンホールで若手のフラメンコギタリスト「Don Almas」のお二人による熱のこもったステージがありました。
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午後10時、「瑞穂」で今晩は少し早めの夜食に。
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やきうどん
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お茶漬け
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古代餅
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もちろんフルーツも忘れません。
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余談ですが、今回のクルーズではある部屋のドアがとても賑々しくなっていました。花火前のそのドアの様子は上の写真のとおりです。
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で、花火のあとにかの賑々しいドアを見たら、さらにバージョンアップしていました。
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12月24日は朝7時半すぎに起床。すでに日はだいぶ昇っていました。
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朝の瀬戸大橋です。
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午前8時から朝食。この日も「瑞穂」の和朝食セットとビュッフェにしました。
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ビュッフェからは南瓜のサラダなどを取ってきました。
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にっぽん丸の特製パンも3種類ほど選択。
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もちろんカレーも忘れません。
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今朝はヨーグルトも食べたし。
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カットフルーツはスイカを重点的に取りました。
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たぶんこれは姫路沖。貨物船の向こうに小豆島の福田と姫路を結ぶフェリーが見えます。
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午前9時、ドルフィンホールではにっぽん丸の南京玉簾保存会のメンバーによるオトボケショーがスタート。私はここのショーが大好きです。
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そのあと、ビンゴ大会が始まりました。このクリスマスクルーズは1年のうちで最も「子供たちウェルカム」です。今回は小学生以下の子にもれなく、お菓子か何かのセットのプレゼントもありました。
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ビンゴゲームのあとはリドテラスのショコリキサーで一服。このあとまだ何か食べるつもりなので、ショコリキサーは妻と2人で1つにしました。
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神戸港はもうすぐですが、今日のイベントはまだまだあります。午前10時半からは満席のラウンジ「海」でDon Almasの2人によるフランメンコギター、そして11時15分からはドルフィンホールでロシアの「ボーカデミア」の目バーによるクリスマスソングのコンサートがありました。
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午後1時すぎ、にっぽん丸は明石海峡大橋を通過。
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神戸に着くまであと1時間ちょっとになったところで、私たちはまたリドテラスに行き、ハンバーガーを食べました。
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神戸港到着の約1時間前、「これからにっぽん丸の水先案内人の交代をします」とのアナウンスが。デッキに出てみたら、まず別府から乗ってきた水先案内人のお迎えのボートがきました。
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お仕事の終わった水先案内人がボートに降ります。
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ボートは行きました。
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別なボートがやってきました。
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新しい水先案内人がにっぽん丸に乗り込みます。
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そして2台目のボートも去ってゆきました。
瀬戸内海航路は何度も通っているのに、こういう交替があったなんて今まで一度も気付きませんでした。 -
にっぽん丸の神戸港着岸のわずか30分前である午後2時半、ラウンジ「海」ではアフタヌーンティーの時間が始まりました。
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BGMのピアノは昨日と同じ方で、実は今回、お茶よりもこの方のピアノが聴きたくて妻と私はこのラウンジに来ました。ちなみに、同じことを思う乗客は多数だったようで、昨日もこの日も席はたくさん埋まっていました。
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午後3時、にっぽん丸は定刻どおりで神戸港に着岸。
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ハウスバンドの音楽に見送られて船を降ります。
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午後3時13分に下船。楽しいクリスマスでした。ありがとう、にっぽん丸。
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