2018/03/21 - 2018/03/23
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Pomfiさん
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夫婦で神戸発着の「にっぽん丸」に乗り、屋久島に行く2泊3日のショートクルーズへ。船好きなので旅の重点は往復50時間ちょっとの洋上のくつろぎにほうにありましたが、屋久島(滞在は7時間程度)では白谷雲水狭もしっかり堪能してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- その他
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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3月21日(水・祝)の朝10時ちょっと前、神戸港に到着。
今回の航海(クラブツーリズムのチャータークルーズ)は往路が太平洋ルートとなっていましたが、予報によると高知沖の波は6mクラスとのことでした。夫婦とも船の揺れいは強いので、どんな波なのか、ちょっとワクワクします。 -
今回の船室はいちばん下の1階にあるスタンダードステートです。広さはコンフォートステートやスーペリアステートとまったく同じなのですが、料金はコンフォートステートより1割安く、スーペリアステートよりは2割安くなっています。
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1階の船室は今回が初めてなのですが、他のフロアの部屋より窓の外の海が近いせいか、航海をしている実感がとても湧いてくる場所でした。
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外は風が強く、雨もちょっとあったため、出港のセレモニー(音楽とシャンペンまたはカルピスで乾杯)は7階のリドテラスで行うことになりました。
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午前11時、にっぽん丸はクラブツーリズムの方々のお見送りを受けながら神戸を出発。港を出るとすぐに船長から「大波の太平洋沖を避けて、波の静かな瀬戸内海ルートで屋久島に向かいます。」とのアナウンスがありました。
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出港の乾杯のあとは、いつもの習慣でまずリドテラスのスープ、ハンバーガー、ホットドッグのひとときを。1時間後にはランチが控えていたので、パンもスープも妻と半分ずつにしておきましたけど。
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お昼は2階の「瑞穂」が和食、6回の「春日」は洋食で、この日は洋食のほうに。お腹はさほど減っていなかったのですが、食べることは食べます。メニューは定番のドライカレーでした。
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にっぽん丸のフルーツは常に切り立てのが出るところが嬉しいです。
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「春日」(ディナータイムではスイートとデラックスルームのお客専用)では飾ってある花が他の場所よりお洒落な感じになっているようです。
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ランチのわずか2時間後、ラウンジ「海」でアフタヌーンティーに。もちろんケーキも食べます。
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5階の壁の船内アートコーナー。今回は各地の港を行くにっぽん丸の版画が展示してありました。
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アートコーナーにあった作品のうち、鹿児島と横浜の版画は無料の絵葉書にしてありました。
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神戸出港から約3時間半、風は強いけれど瀬戸内海は静かです。
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1時間前にアフタヌーンティーをしたばかりなのに、もう7階のリドテラスでアイスクリームをちょっと。
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午後3時半ごろ、にっぽん丸は瀬戸大橋を通過。
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午後6時ごろ、「ひょっこりひょうたん島」みたいな島が出てきました。
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夕食前、ドルフィンホールでカクテルパーティーに参加。
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2階のレストラン「瑞穂」の入り口に飾られた花。今晩のディナーはここでフレンチでした。
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飲み物は妻が白ワイン、私は葡萄ジュースです。
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前菜は炙りカンパチのサラダ風仕立て。野菜も新鮮でサクサクです。
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きのこのパイ包みスープ。コクがあっておいしかったです。
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船内で焼いたパン。上質な小麦粉を使っています。
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魚料理はサクラマスのポワレとキャベツの豆乳煮。優しい味です。
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お口直しのグラニテ。
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肉料理は国産牛ヒレのステーキ・シャンピニオンソース。今回のソースはこれまでの約10回のステーキの中で3番目のおいしさでした。
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サラダの味付けは黒酢玉葱ドレッシングでした。
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デザートはアップルマンゴー、苺、ガトーマンダリン、チョップドチョコレートのアイスクリーム。
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食後のコーヒーもいただきました。
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「瑞穂」の中にも花がきれいに飾ってあります。
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夕食のあとはドルフィンホールでマジックショーがありました。その内容は古典系の手品でした。ショーの撮影は禁止なので、天井のシャンデリアの写真だけUPしておきます。
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今日は乗船からすでに5回も何か食べているにもかかわらず、夜食もしっかり食べに行きました。さすがにお腹はそれほど減ってなかったので、いろんなものを妻と半分づつにしましたが。
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夜食のあとは大浴場(そんなに大きくはありませんが)へ。男湯はガラガラでしたが、女性客が圧倒的に多いので女湯のほうはいつもどおり人が多かったそうです。
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航海2日目の朝6時10分、空は晴れて朝日が昇っていました。私はまだ寝てましたけど。
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先に起きた妻は、さっそくクロワッサンをいただきながらモーニングコーヒーに。
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朝8時ごろ、鹿児島沖に出ると外の波はそれなりの感じになっていましたが、船の揺れはわずかでした。私の実感としては、上下に30cm程度の心地よい揺れだったかな、と。
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朝食は2箇所の船内レストランを選べるのですが、私たちはメニューの選択肢が幅広い「瑞穂」のほうにしました。その入り口では、昨日の黄色いバラが白いバラに入れ替えてありました。こまめに花をメンテしているのですね。
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席に着くと、まずは手始めに和朝食のセットをいただきました。
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和朝食セットを食べ終わると、次は洋食ビュッフェを取りに。
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特製カレーは前回(昨年12月)よりもおいしくなっていました。
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今回の朝食もハズレなしでした。
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なお、この朝は食べませんでしたが、「瑞穂」のビュッフェでは卵、ハム・ベーコン類などの品揃えも豊富です。
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にっぽん丸では焼き立てのパンの数々も大変にオススメです。たぶん陸の上のパン屋さんでも、ここまで上質なパンはそうそう作ってないと思いますから。
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午前9時ごろ、屋久島はもう目前に。この島は「月に35日は雨」とも言われるそうですが、この朝の天気は雨かと思うとちょっと晴れ間がのぞいたりする場面もあり、けっこう健闘していました。
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船が着岸する前の午前9時半、リドテラスではにっぽん丸名物の「フランスあんぱん」が焼き上がりました。
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この日の「フランスあんぱん」の中は春の装いの桜餡でした。
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午前10時半、にっぽん丸は屋久島の港に着岸。テトラが壮観な港です。
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この日の午前中は近場の屋久島環境文化センターなどを見学し、その向かい側の物産館やスーパーでたんかんジャムとあごだしなどを買ってきました。
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船に戻ると2階の「瑞穂」でお昼ご飯に。
鶏そぼろごはんのグリーンピースは冷凍や缶詰めではなく、ちゃんと船内で生豆を煮ていました。こだわりの手間ひまですね。 -
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魚は鯖のけんちん焼きでした。
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ランチにはデザートがついていたのに、食後はリドテラスに行ってアイスクリームも。
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ランチとアイスのあとはオプショナルツアーで白谷雲水峡へ。ここは午前中ずっと雨だったそうですが、午後は時々晴れ間になることもあるなど、屋久島にしてはけっこういい天気に恵まれました。
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スタート地点のあたりは私の住む京都でいうなら、貴船みたいな雰囲気でした。遠いところなのに、なんだか親近感のある風景です。
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もっと山奥のほうに入ってゆくと、これまたなんとなく馴染みの場所に似た光景の数々が。「苔寺」と鞍馬寺から貴船に抜ける「木の根の古道」が合体してパワーアップした感じとでもいいましょうか。
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この苔に椿の風情には、法然院の趣があります。
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約2時間のトレッキング、楽しかったです。是非また来たいと思います。
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白谷雲水峡から港に向かうバスの車窓の景色は比叡山から琵琶湖を眺めるのと似ているような・・・。ずっと遠くにはにっぽん丸が小さく見えています。
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午後6時、にっぽん丸は屋久島のみなさんのお見送りを受けながら帰路の途につきました。紙テープが舞います。
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船が出ると、すかさずリドテラスでスープに。
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ハンバーガーとホットドッグも食べました。まあ、今日の午後のお茶の時間は山に行ってたし、夕食までは4時間もあるからいいでしょう。
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夕方、お風呂に入っていたら、夕日がちょっとだけ見られそうな雰囲気に。慌ててお風呂を上がり、デッキに出てかすかな日没を眺めました。
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航海2日目の夕食は瀬戸内の食材の数々を使った和食でした。今回の夕食もいつもどおりいい味だったのですが、その中で特に印象に残ったのは天ぷらです。野菜が新鮮で歯ごたえもよく、さらにコクというか甘みのようなものがあって大変に美味だったのです。
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食前酒: 広島のにごり梅酒
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前菜: 岡山産本ミル貝と筍の木の芽和え、鴨の和風焼き、玉子焼き、もろきゅうです。
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吸い物: 小豆島のオリーブ素そうめん
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お造り: 愛媛産真鯛の昆布〆め、明石の蛸
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焼き物: 鰆の西京焼き・杉板乗せ、徳島産菜の花のお浸しを添えて
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煮物: 徳島産地鶏のつくねと野菜の炊き合わせ
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揚げ物: 瀬戸内野菜の天ぷら
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小鉢: ホタルイカの酢味噌かけ
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ごはん: えんどう豆ごはん
味噌汁: 沢煮庵椀(豚肉、野菜) -
デザート: 愛媛産キウィ、香川産苺、二色最中
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夕食のあとはラウンジ「海」でコーヒーを飲みながらミニコンサートを聴いたりのひとときを。そして夜10時半にはまた夜食に行きました。
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やきそばと豆餅。豆餅といえば京都では出町の「ふたば」が有名ですが、にっぽん丸の豆餅はそれとけっこういい勝負でした。海の上で餡までここまでおいしいのが作れるとはすごいです。
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すいとんもいくらでもお腹に入りそうでしたが、1杯に抑えておきました。
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もちろん、フルーツも忘れていません。
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航海3日目の朝。復路は太平洋ルートで、すっかりいい天気になり、波も完全に静まっていました。
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妻は早起きして朝食前にモーニングコーヒーを。デーニッシュまで食べていました。
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午前8時20分ごろ、私もやっと起床。今日も朝食は「瑞穂」にしました。この日の朝食は1枚の写真に数点づつで以下にUPします。
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朝食を食てから1時間もしなうちに、7階のリドテラスでは「フランスあんぱん」の焼き上がる時間となりました。
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天気がいいと海の色も本当によく映えます。風はやや強いけれど、気温はほどほどに暖かかったし。
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デッキでしばし海を眺めてまったりしたあとは、にっぽん丸名物の「ホースゲーム」で楽しむひとときを。このあと、手品教室にも行ってきました。
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ランチは「春日」の洋食も捨て難かったのですが、やっぱり胃に優しそうな「瑞穂」の和食にしておきました。
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ネギトロ丼
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ごぼう天うどん
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ポークの生姜焼き
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ごまわらび餅
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午後も洋上はいい天気でした。
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最近にっぽん丸の名物になった「オトボケ南京玉簾」。これ、大好きです。
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今回はクラブツーリズムの方がオトボケ役に挑戦してみんなを笑わせました。
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お笑い芸の次には恒例のビンゴゲームがスタート。いちばん不人気な賞品の「かわらせんべい」は、今回もお約束どおり最後まで残っていました。
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ビンゴゲームのあとはリドテラスでショコリキサータイム。妻と2人で1杯にしておきましたけど。
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午後のお茶の時間もちゃんと出席しました。
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午後4時ごろ、にっぽん丸の目の前には神戸港が見えてきました。
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神戸港に着く直前まで、船内ではエンターテイメントがしぶとく行われていました。
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神戸港に着岸の寸前まで、私たちもしぶとくリドテラスでスープを飲み、ハンバーガーを食べておりました。
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唐突ですが、3階の船内記念撮影スポットの花をUPし忘れていたので、ここに載せておきます。
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18時前、にっぽん丸は無事神戸に着岸しました。楽しい船旅でした。
なお、今回はちょっと食べ過ぎて、クルーズ中に体重が約1.5kg増えたのですが、これは思ったより増えてないな、という感じでした。ただし、この3日間で増えた体重を減らすのには今回も2週間かかりましたけど。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mikiさん 2018/08/23 11:08:03
- 流石に食のにっぽん丸ですね
- どれもこれも美味しそうで、涎ものです(笑)
クルーズは19回しておりますが、
まだ私は、にっぽん丸には乗船しておりません。
いつかは!と思っております。
楽しそうな旅行記、ありがとうございました。
- Pomfiさん からの返信 2018/08/25 15:49:25
- RE: 外国船も楽しそうですね。
- すでに19回とはクルーズの大先輩ですね。
私はにっぽん丸以外ですと、飛鳥?にちょっと乗っただけで、外国船はまだです。
外国船にはとても乗りたいのですが、食事は大丈夫なのかが気になっていて、今はまだ実際に乗船なさった方の旅行記をいろいろと拝見中です。
現在わかっている範囲ですと、コスタクルーズのごはんは無理みたい(せっかくイタリア語の旅行会話を覚えたのに残念!)ですが、プリンセスクルーズならいけそうな気がしています。
mikiさんのダイヤモンドプリンセスのレポートは食事の写真とコメントがこまめに記述してありましたので、とても参考になりました。今後のクルーズ旅行記も是非参考にさせていただきます!
にっぽん丸はぜひ一度どうぞ。船はけっこう老体ですが、ごはんは素晴らしいです。
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