初エジプトでベタな観光地巡り④　-　ルクソールからアスワンへ

2018/03/23 - 2018/04/01

いよいよ初めてのエジプト旅行に行くことになりました。
カイロ（ギザ）からルクソール、アスワン、アブシンバルと南下していくルートで航空券とホテルは自分で手配したものの個人で動くのがなかなか難しいので現地での行動はほぼ現地ツアーに参加する形になりました。
この日はルクソールからアスワンまで移動しながら南下する半日のツアーに参加しました。

エリア エドフ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

ルクソールのホテルの部屋からの景色。今日もいい天気です。
エジプトの現地ツアーは朝がいつも早め。この日も7時出発です。

この日はルクソールからアスワンまで移動しながらホルス神殿とコムオンボ神殿に立ち寄る半日ツアーに参加しました。
2時間ほどでエドフに着き活気あふれる街中を通っていきます。一方クルーズ船から馬車に乗ってホルス神殿に行くグループがたくさんいました。まだ9時くらいなのにすでに暑い・・
ホルス神殿は紀元前3世紀に着工し、紀元前50年代のプトレマイオス12世時代に完成しました。写真の塔門の幅は79m、高さ36mと巨大です。

ホルス神殿 城・宮殿

近づいていくと早速ホルス神とハトホル女神のレリーフとホルス神の像がお出迎え。

ガイドさんによると中庭のホルス神はエジプトで一番きれいとのこと。人が入らないようにちょっと斜めからのアングル。

中庭に入ると左右には列柱が並び奥には第一列柱室が待ち構えます。

列柱室に入ります。内部もきれいなレリーフが残っていますが・・・

列柱の上部にはまだ色の残った部分があります。

ホルス神とハトホル女神の姿が至るところに出てきます。

至聖所にある船型の神輿を運んでいるとのこと。

レリーフはくっきり。いろんな名前が出てくるので覚えきれません・・・

礼拝堂の中です。船型の神輿のようなものがあります。

回廊を一周しましたが両側にもびっしりレリーフが。圧巻です。戦いや日常生活の様子がレリーフに残されています。このように残すのは世界共通なのでしょうか。

ホルス神殿を離れてコムオンボ神殿に向かいます。
道中はサトウキビの精製工場があるエリアがあり、トラックに山積みになったサトウキビがどんどん運ばれていく光景が見られました。

と思ったら急に山羊の群れが現れたりと飽きない道中でした。

コムオンボ神殿に到着。ホルス神殿の賑わいと比べるとほとんど観光客はおらず静寂に包まれていました。しかし暑さはさらに厳しくなります。
コムオンボ神殿はワニの神セベクとハヤブサの神ホルスを祀っていて庭園や広間、祭壇などが2つ造られた2重構造の珍しい造り、とのことです。

ここのレリーフも保存状態は大変よく一つ一つがとても綺麗です。

頭の装飾から神様だらけのレリーフであることがわかります。旅行の最後の方でやっといくつか分かるようになりました・・・

クレオパトラ7世のレリーフです。髪の毛の部分がとても細かくなっています。

クレオパトラ7世を表すヒエログリフ。いろんな場所で見られます。

かなり見えにくいですがここにもカレンダーがありました。

天井の一部のレリーフにはまだ色が残っていました。

出産シーンのレリーフ。ここのハイライトです。さらに医療用具がいろいろと示されています。ガイドさんに言われなければまったく気づきませんでした。

敷地内にはナイル川の水位を測定するためのナイルメーターがあります。

クロコダイル博物館なるものがありました。ワニのミイラなどが展示されていますが思ったよりも見応えがありました。内部の写真を撮るにはチケットが必要でしたが購入しなかったので写真はありません。

コムオンボ神殿のすぐ脇にはナイル川が流れています。この後アスワンに移動しツアーは終了となりました。

アスワンで宿泊するのはモーヴェンピックホテルです。ナイル川の中州にあるホテルでどの部屋もリバービューになります。予約記録がないなどいろいろ揉めてチェックインするのに30分くらいかかってしまい、スタッフも対応が正直良くなく残念でした。
部屋はまずますの広さでした。

モーベンピック リゾート アスワン ホテル

部屋はアスワンの街の反対側に向きでこの時はまだ穏やかでした。この日の夕食はホテルで食事を済ましましたが、夜になってから強風が吹き出しあまりのうるささにあまりよく眠れませんでした。この荒天が翌日のツアーに影響を及ぼすことになってしまいます・・・