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■はじめに<br /> 今年度の試みとして始めた「どこかに鐡」であるが、さっそく第二弾である。<br /> 出発1か月前の日に検索してみたが、やはり北海道の空港が多く出てきてしまう。前回書いた通り北海道は鐡ネタが少ないことと、また4月末の三連休で道東に行く予定があるため、ここはパスである。<br /> さらに多く出てくるのが、広島空港である。第一弾で行ったばかりの空港であるため、こちらもパスである(このシリーズでは、同じ空港には行かない=すでに訪問した空港が選択肢に出た時点で検索し直し、ということにしてある)。<br /> 検索を何回か繰り返し、「青森」「秋田」「北九州」「宮崎」が揃ったところで申し込みを確定させた。第一弾に続いて候補となった青森には津軽鉄道や弘南鉄道があるし、秋田ならば由利高原鉄道がある。北九州にも小さい私鉄や第三セクターがあるし、宮崎ならばJR日南線や、多少こじつけだが肥薩線まで足を延ばしてもよい。<br /> 結果は、青森空港であった。弘前の桜の季節にはちょっと早いが、東北を訪れるのには良い季節であろう。乗るべき鐡ネタも鉄板で揃っており、旅程にも困らない。<br /><br />@金木駅にて

【どこかに鐡2】青森空港編

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2018/04/14 - 2018/04/15

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国電

国電さん

■はじめに
 今年度の試みとして始めた「どこかに鐡」であるが、さっそく第二弾である。
 出発1か月前の日に検索してみたが、やはり北海道の空港が多く出てきてしまう。前回書いた通り北海道は鐡ネタが少ないことと、また4月末の三連休で道東に行く予定があるため、ここはパスである。
 さらに多く出てくるのが、広島空港である。第一弾で行ったばかりの空港であるため、こちらもパスである(このシリーズでは、同じ空港には行かない=すでに訪問した空港が選択肢に出た時点で検索し直し、ということにしてある)。
 検索を何回か繰り返し、「青森」「秋田」「北九州」「宮崎」が揃ったところで申し込みを確定させた。第一弾に続いて候補となった青森には津軽鉄道や弘南鉄道があるし、秋田ならば由利高原鉄道がある。北九州にも小さい私鉄や第三セクターがあるし、宮崎ならばJR日南線や、多少こじつけだが肥薩線まで足を延ばしてもよい。
 結果は、青森空港であった。弘前の桜の季節にはちょっと早いが、東北を訪れるのには良い季節であろう。乗るべき鐡ネタも鉄板で揃っており、旅程にも困らない。

@金木駅にて

旅行の満足度
4.0
  • ■2018.4.14<br /> 羽田へ向かい、予定通り9時55分発の便で青森へ。季節外れの暑さで例年より1週間ほど早く終わってしまった関東の桜であるが、さすが青森はまだまだ寒く、桜で有名な弘前の開花予報はずっと先である。青森空港に着くと、周囲にはまだ雪が残っているくらいであり、かなり肌寒い。<br /><br />@まだ「冬の終わり」

    ■2018.4.14
     羽田へ向かい、予定通り9時55分発の便で青森へ。季節外れの暑さで例年より1週間ほど早く終わってしまった関東の桜であるが、さすが青森はまだまだ寒く、桜で有名な弘前の開花予報はずっと先である。青森空港に着くと、周囲にはまだ雪が残っているくらいであり、かなり肌寒い。

    @まだ「冬の終わり」

  •  11時25分発の空港連絡バスで、弘前へ向かった。そのまま乗り通せば弘前駅に着くが、途中の浪岡で下車した。というのも、今日明日と「津軽フリーパス」を使用する予定であるため、JR浪岡駅でそれを買って使用開始することにより、旅費を若干浮かせるためである。以前にも似たようなパターンで浪岡駅まで来たことがあるため、バス停からの道順も手慣れたものである(ちょっと離れている)。<br /><br />@建物の中に木が生えている

     11時25分発の空港連絡バスで、弘前へ向かった。そのまま乗り通せば弘前駅に着くが、途中の浪岡で下車した。というのも、今日明日と「津軽フリーパス」を使用する予定であるため、JR浪岡駅でそれを買って使用開始することにより、旅費を若干浮かせるためである。以前にも似たようなパターンで浪岡駅まで来たことがあるため、バス停からの道順も手慣れたものである(ちょっと離れている)。

    @建物の中に木が生えている

  •  切符を購入し、待ち時間は併設されている施設(りんごなどの歴史展示)を見て埋め合わせ、12時23分発の列車で弘前に向かった。12時39分、弘前着。<br /> 津軽フリーパスは、津軽地方のJRや弘南鉄道2路線、津軽鉄道の途中まで以外にも、弘前など各都市の路線バスも使用でき、2日間でたったの2,060円である。以前にも1回使用したことがあるが、まるで今回の私の旅程のために存在するような企画切符でもある。<br /><br />@その宣伝

     切符を購入し、待ち時間は併設されている施設(りんごなどの歴史展示)を見て埋め合わせ、12時23分発の列車で弘前に向かった。12時39分、弘前着。
     津軽フリーパスは、津軽地方のJRや弘南鉄道2路線、津軽鉄道の途中まで以外にも、弘前など各都市の路線バスも使用でき、2日間でたったの2,060円である。以前にも1回使用したことがあるが、まるで今回の私の旅程のために存在するような企画切符でもある。

    @その宣伝

  •  駅近くの「虹のマート」で「いがめんち」などを買ったりして、それをほおばりながら中央弘前駅へと歩いて向かった。<br /> この駅に来るのは久々であるが、まだその駅舎が残っているのが嬉しい(建て替える予算もないのだろうが)。津軽鉄道の津軽五所川原駅や十和田観光電鉄の三沢駅(近日解体というニュースも)と並んで、青森で私が好きな駅のうちの一つである。<br /><br />@久しぶりです

     駅近くの「虹のマート」で「いがめんち」などを買ったりして、それをほおばりながら中央弘前駅へと歩いて向かった。
     この駅に来るのは久々であるが、まだその駅舎が残っているのが嬉しい(建て替える予算もないのだろうが)。津軽鉄道の津軽五所川原駅や十和田観光電鉄の三沢駅(近日解体というニュースも)と並んで、青森で私が好きな駅のうちの一つである。

    @久しぶりです

  •  駅舎内では、鉄道ネタの写真展が開催されていたのでそれを見て時間調整をした。いかにも「待合室」という雰囲気であり、雪深い日に来てストーブの前でじっくり待ち続けていれば、それだけで絵になりそうな駅舎である。<br /> 改札が始まったので、ホームへと向かった。<br /><br />@これに乗ります

     駅舎内では、鉄道ネタの写真展が開催されていたのでそれを見て時間調整をした。いかにも「待合室」という雰囲気であり、雪深い日に来てストーブの前でじっくり待ち続けていれば、それだけで絵になりそうな駅舎である。
     改札が始まったので、ホームへと向かった。

    @これに乗ります

  •  地方鉄道にありがちな「東急お下がり」の2両編成は、定刻の13時30分に出発した。車内でも、弘南鉄道をテーマにした写真展が開催されている。<br /> 今日は夜から雨予報であったが、大鰐に向かっている途中で大粒の雨が降り出してしまった。しかし、今日明日は乗り鉄が中心で、途中下車しての観光は少なめであるので、大きな問題はない。<br /> 安定しない路盤をゆらゆらと走り続け、定刻の13時58分に大鰐に到着した。<br /><br />@雨模様

     地方鉄道にありがちな「東急お下がり」の2両編成は、定刻の13時30分に出発した。車内でも、弘南鉄道をテーマにした写真展が開催されている。
     今日は夜から雨予報であったが、大鰐に向かっている途中で大粒の雨が降り出してしまった。しかし、今日明日は乗り鉄が中心で、途中下車しての観光は少なめであるので、大きな問題はない。
     安定しない路盤をゆらゆらと走り続け、定刻の13時58分に大鰐に到着した。

    @雨模様

  •  JRへのホームへ向かい、14時07分の各駅停車で弘前に向かった。こちらは快走し、たったの12分で到着である。<br /> 弘南鉄道弘南線の入口へと向かい、14時30分発の列車に乗り込んだ。列車に掲げられているヘッドマークによると、もう90周年ということである(調べたら昨年到達したとのこと)。<br /><br />@おめでとうございます

     JRへのホームへ向かい、14時07分の各駅停車で弘前に向かった。こちらは快走し、たったの12分で到着である。
     弘南鉄道弘南線の入口へと向かい、14時30分発の列車に乗り込んだ。列車に掲げられているヘッドマークによると、もう90周年ということである(調べたら昨年到達したとのこと)。

    @おめでとうございます

  •  ロングシートの座席に座り、ぼんやりと外を眺め続けた。まばらであった乗客も途中の平賀で半分ほど降り、さらに閑散として14時59分に黒石に到着した。<br /> 初めて黒石に来たのであれば「こみせ通り」などの散策であろうが、それは経験済みである(そもそも今日は雨である)。ということで、フリーパスを使用して虹の湖公園方面に行くことにしている。<br /> 15時15分発の小さなバスに乗り、しばらく揺られて津軽伝承工芸館前で下車した(湖まで行くことも考えたが、今日は雨模様であるため)。こけしなどを見てから、歩いて温湯温泉へ移動して古い温泉宿などの写真を撮ったりした。<br /><br />@泊まるのも面白そう

     ロングシートの座席に座り、ぼんやりと外を眺め続けた。まばらであった乗客も途中の平賀で半分ほど降り、さらに閑散として14時59分に黒石に到着した。
     初めて黒石に来たのであれば「こみせ通り」などの散策であろうが、それは経験済みである(そもそも今日は雨である)。ということで、フリーパスを使用して虹の湖公園方面に行くことにしている。
     15時15分発の小さなバスに乗り、しばらく揺られて津軽伝承工芸館前で下車した(湖まで行くことも考えたが、今日は雨模様であるため)。こけしなどを見てから、歩いて温湯温泉へ移動して古い温泉宿などの写真を撮ったりした。

    @泊まるのも面白そう

  •  路線バス(乗客は私だけ)で黒石駅に戻り、16時50分発の弘南鉄道で弘前へと戻った。<br /> 安食材をスーパーで揃え、駅前の安ホテルに投宿。いつも通りに酔ってから就寝。<br /><br />■2018.4.15<br /> 6時半前にホテルを出て駅に向かい、6時46分発予定の五能線に乗り込んだ。旅気分ゼロの奥羽本線各駅停車用の車両(ロングシート)とは違って、雰囲気満点のボロディーゼルカーである。時間があと数時間遅ければ、「駅弁にビール」と言いたくなる車両である。<br /><br />@いい味

     路線バス(乗客は私だけ)で黒石駅に戻り、16時50分発の弘南鉄道で弘前へと戻った。
     安食材をスーパーで揃え、駅前の安ホテルに投宿。いつも通りに酔ってから就寝。

    ■2018.4.15
     6時半前にホテルを出て駅に向かい、6時46分発予定の五能線に乗り込んだ。旅気分ゼロの奥羽本線各駅停車用の車両(ロングシート)とは違って、雰囲気満点のボロディーゼルカーである。時間があと数時間遅ければ、「駅弁にビール」と言いたくなる車両である。

    @いい味

  •  定刻に出発し、川部でスイッチバックをして五能線の路盤に入って行った。今日も残念な雨模様である。<br /> 五所川原に到着し、すぐ隣にある津軽鉄道の津軽五所川原駅へと移動した。先述した通り、青森県の中ではお気に入りの駅である。<br /><br />@現役

     定刻に出発し、川部でスイッチバックをして五能線の路盤に入って行った。今日も残念な雨模様である。
     五所川原に到着し、すぐ隣にある津軽鉄道の津軽五所川原駅へと移動した。先述した通り、青森県の中ではお気に入りの駅である。

    @現役

  •  待合室内の雰囲気を楽しみつつ、ストーブに当たりながらテレビを見て待ち時間を潰した。出発前になって改札を通り、8時10分発予定の津軽鉄道の車両に乗り込んだ。<br /> 橙色で統一された「走れメロス」号であり、昔は「津軽鉄道の中では新しい車両」というイメージであったが、デビューから20年以上もすると、もうなかなかの古株である。<br /><br />@新型車両…は難しいでしょうか

     待合室内の雰囲気を楽しみつつ、ストーブに当たりながらテレビを見て待ち時間を潰した。出発前になって改札を通り、8時10分発予定の津軽鉄道の車両に乗り込んだ。
     橙色で統一された「走れメロス」号であり、昔は「津軽鉄道の中では新しい車両」というイメージであったが、デビューから20年以上もすると、もうなかなかの古株である。

    @新型車両…は難しいでしょうか

  •  片手で数えられるほどの客を乗せて定刻に出発し、雨の中をのんびりと走って行った。<br /> 津軽鉄道の終点は津軽中里であるが、津軽フリーパスの範囲は途中の金木までである(金木以北は観光要素が薄いからであろうか)。乗車目的であれば最後まで行くが、今日は再訪であるため、金木で降りて観光することにしている。<br /> 8時31分に到着し、街中の寺院などを適当に徒歩観光してから、9時に開いた物産館で買い物をし、その目の前にある斜陽館(太宰の生家)を見学した(津軽フリーパスがあると、入館料も割引になる)。<br /><br />@荘厳な建物

     片手で数えられるほどの客を乗せて定刻に出発し、雨の中をのんびりと走って行った。
     津軽鉄道の終点は津軽中里であるが、津軽フリーパスの範囲は途中の金木までである(金木以北は観光要素が薄いからであろうか)。乗車目的であれば最後まで行くが、今日は再訪であるため、金木で降りて観光することにしている。
     8時31分に到着し、街中の寺院などを適当に徒歩観光してから、9時に開いた物産館で買い物をし、その目の前にある斜陽館(太宰の生家)を見学した(津軽フリーパスがあると、入館料も割引になる)。

    @荘厳な建物

  •  金木駅へと戻り、9時59分の津軽鉄道で津軽五所川原へ。待合室の売店が営業開始していたので、五所川原農業高校の米や、同じく米粉の麺を土産に買い求めた。<br /> それでも時間が余ったので雨の中をしばらく徒歩観光して、11時09分の五能線で弘前に戻った。さて、ここでも普通の観光である。<br /> 100円バス(津軽フリーパス利用可能)で移動し、弘前城公園まで行ってみた。「間違って1本くらい咲いてないか」と思ったが、この寒さ(手袋を持ってこなかったことを後悔するくらい)では、無理であった。<br /><br />@2週間後にはとんでもなく綺麗に(見たことあり)

     金木駅へと戻り、9時59分の津軽鉄道で津軽五所川原へ。待合室の売店が営業開始していたので、五所川原農業高校の米や、同じく米粉の麺を土産に買い求めた。
     それでも時間が余ったので雨の中をしばらく徒歩観光して、11時09分の五能線で弘前に戻った。さて、ここでも普通の観光である。
     100円バス(津軽フリーパス利用可能)で移動し、弘前城公園まで行ってみた。「間違って1本くらい咲いてないか」と思ったが、この寒さ(手袋を持ってこなかったことを後悔するくらい)では、無理であった。

    @2週間後にはとんでもなく綺麗に(見たことあり)

  •  弘前駅方面へバスで戻り、小腹が空いたのでスーパーへ。「らしい」ものがないかどうか探していると、今月から東北6県限定で販売されてネットをざわつかせている「カレーパンサンド」(パンをパンで挟むという無謀な商品)を見つけたので、それにしてみた。<br /><br />@確かに無謀

     弘前駅方面へバスで戻り、小腹が空いたのでスーパーへ。「らしい」ものがないかどうか探していると、今月から東北6県限定で販売されてネットをざわつかせている「カレーパンサンド」(パンをパンで挟むという無謀な商品)を見つけたので、それにしてみた。

    @確かに無謀

  •  13時44分の列車で、浪岡へと向かう(往路と同じく、バス代を安くするため)。14時02分に到着したが、バスの出発まで1時間半以上もある。ということで、予定通り近隣にある道の駅などをぐるっと徒歩で回ることにしている(幸い、雨もほとんど上がった)。<br /> 地下道を通って駅舎とは反対側に出て大きな通りを歩いていると、前方から近づいてくるのは「リゾートしらかみ」ではないか(何回か乗ったことがあるが、今日はお見送り)。ということで、今回の旅の最後の鐡ネタである。<br /><br />@そのうち乗りに来ます<br /><br /><br />*旅行記および私の詳細については以下で。<br />「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

     13時44分の列車で、浪岡へと向かう(往路と同じく、バス代を安くするため)。14時02分に到着したが、バスの出発まで1時間半以上もある。ということで、予定通り近隣にある道の駅などをぐるっと徒歩で回ることにしている(幸い、雨もほとんど上がった)。
     地下道を通って駅舎とは反対側に出て大きな通りを歩いていると、前方から近づいてくるのは「リゾートしらかみ」ではないか(何回か乗ったことがあるが、今日はお見送り)。ということで、今回の旅の最後の鐡ネタである。

    @そのうち乗りに来ます


    *旅行記および私の詳細については以下で。
    「鐡旅」http://www2u.biglobe.ne.jp/~kokuden/tetu.htm

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