2018/03/31 - 2018/03/31
6198位(同エリア9856件中)
目元さん
2018年3月31日まで発売されていた京阪電鉄の「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」。主に滋賀県内の京阪線(石山坂本線と京津線)が乗り降り自由になる1日券です。
これを利用して京都・滋賀観光に出かけました。
湖都古都・おおつ1dayきっぷ桜めぐり その2 は三井寺から始まる午後、日帰り旅行最終記録です。
【午後の目的地】
滋賀「三井寺」「石山寺」「琵琶湖ホテル」
表紙写真は京阪石山坂本線乗車中に撮影した車窓の桜です。
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三尾神社を出てすぐに、三井寺入山受付の小屋があります。この道の途中にある水観寺や、階段の上にある観音堂(西国14番札所)へ行くには近い入口です。
今回利用の「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」は特定の施設で受けられる特典があり、ここ三井寺では大人入山料の割引がありました。 -
階段をどんどん登っていくと、桜の向こうに琵琶湖が見えます。
ちらっと景色を見てまた登るを繰り返して観音堂に到着、とても大きく思えました。
そのエリアでも琵琶湖と桜の眺めがあり、楽しむ人が大勢集まっていました。 -
ところどころにある観音像に手を合わせたり、文化財収納庫併設のショップを見たりしながら歩きます。
桜は見事に咲いていて、たくさんのひとが観賞や撮影を楽しんでいました。 -
ここ三井寺に来ようと思ったのは実はライトアップ期間中だけ提供されるケーキがあると聞き、ぜひ食べてみたいと思ったからです。
提供される場所は大きい通りから小道に入ったところにあり、手持ちの地図には載っていなかったためうっかり通り過ぎそうになりました。 -
「お休み処 ながら茶房本寿院」、落ち着いた佇まいの建物に入ると、中の部屋が畳に椅子テーブルの喫茶になっています。靴を脱いであがるので、歩き疲れた足にはかなり楽。
早速限定の桜チーズケーキセットを注文、お茶はほうじ茶を選択しました。
テーブルにはお茶の淹れ方説明も用意されていて、普段馴染みのない道具でもおいしく飲めるように工夫されていました。 -
桜チーズケーキはふんわりとしておいしい!
ほうじ茶は滋賀県の朝宮茶でした。香ばしく深く、味わっていると観光中ということを忘れてのんびりしてしまいます。
このお茶を注いだときのうつわがまた美しく、素敵でした。
たぶん、このうつわもお茶と同じく信楽のものだと思います。 -
お茶と甘味で元気が出たのでまた敷地内を散策します。
満開の桜が目につきますが、ひっそりとシャクナゲが咲いていました。
こちらもかわいらしく、綺麗です。 -
唐院の三重塔です。
パンフレットには1601年に寄進とありました。もともと奈良のお寺の塔と書かれていたのですが、ここまで運んで立て直したということなのでしょうか? すごい。
塔は桜と一緒が絵になるようで、何人ものひとがカメラを構えていました。 -
三重塔すぐ近くにある橋です。この向こうに看板が立っており、映画『るろうに剣心』と『武士の献立』がそれぞれの画像とともにこの場所で撮影されたことの説明がされていました。
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橋を渡ってまっすぐ進むと、孔雀園がありました。
施設のはじめには孔雀と密教との関係がわかるように孔雀由来が取り付けられています。
孔雀を見たのは久しぶりで嬉しく撮影、繁殖期には早いので羽根を広げることはありませんでした。 -
霊鐘堂です。中に、梵鐘があります。奈良時代の鐘だそうです。
弁慶が比叡山から投げ捨てたという話があって、その時の傷などが鐘に残っているとのこと。
しかしこの鐘だいぶ大きいです、かなりの重量だと思います。弁慶力持ちですね…。 -
仁王門です。お寺の入口としてはこちらの方がわかりやすいと思います。
入山した場所三尾神社の横からそのまま北に行ったところがこの写真の門の向こう側になります。
門にたどり着く前に、湧泉(天智・天武・持統天皇の産水)が涌き出ている閼伽井屋を見たり、総本堂である金堂でお参りをしたりと動きました。ただ、すぐ近くにある三井の晩鐘を見落としました。近江八景のひとつだそうです。 -
だいぶ道を戻ってきました。三井寺別所、微妙寺です。
春の有料イベントとして「桜ビーズブレスレット制作」が紹介されていたので、参加したいと探してきました。看板や案内などは無かったので、見つけることができてラッキーでした。
中に入ると西陣織で織られた布が掛けられています。仏像を模した品のようです。平たいはずなのに立体的に見え、実物のご本尊ではないとしても厳かで有難い雰囲気がありました。 -
ブレスレット制作を終え、外観の写真を撮っていると「ぷおおーーー」というほら貝の音が聞こえました。
修験者が? と思い聞こえた方へ行ってみると彼がいました。三井寺のキャラクターのようで、身体に「べんべん」と書かれた札を留めています。
ほら貝吹くところを見ましたが、力強く上手に鳴らしていました。
三井寺を守るために日々境内を巡回しています、と公式サイトにありました。
ちょうど巡回に会えてよかったです。 -
入山した入口から出て再び琵琶湖疎水です。
次の目的地まで急ぐ途中、船が走っていたので撮影。
覆うような桜と細い疎水を行く疎水船です。 -
三井寺駅から電車に乗り、石山坂本線の一番目である石山寺駅まで来ました。
かかった時間は20分ぐらい。
三井寺で予定より長く滞在していたので、ここから急ぎ足で歩きます。石山寺駅 駅
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左に見えるのは瀬田川です。
川沿いに立つたくさんの桜がきれいでした。 -
到着! 大本山 石山寺です。
紫式部が参籠して、源氏物語の着想を得たということでもよく知られている場所だと思います。
写真の東大門をくぐると参道には桜が並んでいました。石山寺 寺・神社・教会
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ここでも「湖都古都・おおつ1dayきっぷ」による特典がありました。
きっぷの提示で拝観料割引を受け、進んで行くとこの看板が。
今回この催し「石山寺と紫式部展 石山寺と百人一首 源氏物語から藤原定家へ」を見ようと訪れたのですが、入館は午後3時45分までと書いてあります。
この時、閉館5分前。
急いだのですがさすが石山というか坂と階段が多く大変、豊浄殿にたどり着いたときにはCLOSEDの看板が掛かっていました。 -
せっかくなので、豊浄殿の外観だけでもと坂の下から撮影。
催しを見ることができなかったのは残念ですが、間に合ったとしても閉館まで残り時間は15分ぐらい。少ない時間では展示をさらっとやり過ごすしかなくもったいないので、かえって良かったのかもしれません。 -
本堂でお参りした後、見下ろす形で硅灰石を撮影。手前のごつごつした大きな岩の部分になります。天然記念物だそうです。
階段を上がってきて目の前にしても大きいなと思いましたが、上から見てもやはり迫力ある大きさの石だと思います。 -
月見亭、後白河天皇行幸の際に建てられたとのこと。
夜に月を美しく眺めて過ごす場所なのかなと思います。
しかし春の昼間は桜に彩られて華やかでした。
この後は第一梅園薫の苑で桜を眺め通りながら下り、石山寺駅へと戻りました。 -
何回か乗り換えで利用した、びわ湖浜大津駅の改札口です。
ここで降りて、最後の目的地琵琶湖ホテルへ向かいます。びわ湖浜大津駅 駅
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駅から歩いて少し、船が見えます。大津港の観光船乗り場です。
疎水船を見た後なのですごく大きな船に思えました。大津港 名所・史跡
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途中ポケモンGOをしていたらここまで10分以上かかりましたが、駅から歩道橋を使えばもっと早く到着できると思います。
琵琶湖ホテルです。 -
このホテルのバーベルラーゴではオリジナルのカクテル「百人一首カクテル」があると聞き、日帰り旅行の締めくくりにと訪れました。
この日まで提供されていたのは第2弾のカクテル4種類。翌日からは第3段が始まるとのことで人気の様子が伺えました。琵琶湖ホテル 宿・ホテル
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バーカウンターの前に広がる窓からは空と琵琶湖が見えます。棚にはたくさんのお酒が並んでいました。
注文したのは「しのぶ恋」と名付けられたカクテルで、写真のとおり平兼盛の歌を基に考案された品。
シャーベット状のいちご味、ウォッカが大変良く合っている品でした。
ホテルからはJR大津駅(JR京都駅から2つめの駅)へのシャトルバスがあるので帰りは安心。
ゆっくり味わってから帰宅の途につきました。
百人一首、滋賀県といえば近江神宮や蝉丸神社。
最初に天地天皇陵を訪れたことからも参拝したかったのですが、1日ですべては無理がありました。
またいつか訪れたいと思います。Bel Lago グルメ・レストラン
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