2018/03/31 - 2018/03/31
2372位(同エリア6938件中)
ONMKさん
次男が京都の大学に合格した。自宅が兵庫県なので、家を出て下宿することになった。3月最終日、家族全員で新生活の準備に上洛した1日の記録。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
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朝6時に家族4人で兵庫県の自宅を出発した。大家さんに、この日は花見の観光客で渋滞するから早めに来られた方が良いですよと言われたのだった。おかげで渋滞には巻き込まれずに8時には東山三条の下宿に到着した。三条通もまだ車の通りはスムーズで、人通りもまばらである。
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さて作業開始である。ひとり暮らしと言えども、ひと通り必要最小限の物を揃えるだけでもかなりの荷物になる。
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4人総出で新生活の準備に取りかかる。とにかく住める状態にしないと。梱包を解き、家具を組み立てていく。
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ガスコンロの背面はクロスの壁紙なので、油で汚れてもいいようにアルミ箔を貼り付ける。このあたりはお母さんならではだね。
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途中、山科のホームセンターであらかじめ注文していたベッドを取りに行ったりして、めいめいが黙々と準備にいそしむ。休憩がてら、合格祝いをいただいた親戚にお礼をするため、すぐ近くの和菓子屋に出かけた。
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その和菓子屋は平安神宮に向かう神宮道沿いにあり、屋号は平安殿という。
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いかにも京都の老舗といった店構えだが、入り口は開けっ放しになっており、入りやすい。ここで和菓子の詰め合わせを発送してもらった。
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束の間、すぐ近くの白川沿いをそぞろ歩く。川の水は澄んでいて、満開のしだれ桜が絵になる。こんな所に住めるなんて羨ましいくらいだわ。
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昼食をとる暇もなく作業に没頭していたので、平安殿で買ってきたこの時期限定の桜大福でひと息つく。ほのかにピンク色がかった餅にかぶりつく。大福ならではの柔らかな食感と仄かな香りが絶妙だった。
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作業に没頭した結果、どうにかこうにか住める状態になった。
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いつのまにか日が傾いてきた。
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そろそろ別れの時が来たようだ。当たり前のように続いてきた4人の暮らしが今日で終わる。あっけなかった。18年間、本当に色々な事があった。でも今振り返ってみると、あっという間だったような気がする。特に高校の3年間は、部活と塾で家にいる時間が少なかったもんなあ。別れ際、次男の顔が心なしか寂しそうに見えたのは親の欲目なのか・・・
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今日から3人と1人の新生活がはじまる。お互い早く慣れないとな。また帰って来たら4人で香川にうどんを食べに行こな。
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