2018/04/29 - 2018/05/06
693位(同エリア1804件中)
Mayaさん
Day5
エカテリーナ宮殿
マリインスキー劇場でバレエ鑑賞
PR
-
サンクトペテルブルクの朝です。
本日の朝食は、名前忘れたけど具入りクレープのようなもの。
甘い味でおやつにもいけそうなこの食べ物ですが、美味しい!!!
モスクワカップルが «Вкусно(美味しい)!»を連発。
それを聞いて私もイントネーションの感じを覚え、即実践。ロシア語で言ってみました。
ママは嬉しそうだし、まわりもカタコトロシア語ににやにや。微笑ましく映ったと思います(笑)
実はこれ、昨夜のレストランで異国人3名とおしゃべりしていた時に学んだこと。
「日本語でこれってなんて言うの?」と何度か聞かれて、教えると、すぐにおうむ返しします。
それをバカの1つ覚えみたいに日本語の単語やフレーズを思い出しては繰り返すんです。
これを日本語ネイティブとして見ていた時に、とても感じが良かったことに気づきました。
外国語への興味や、即実践してみること、それでコミュニケーションをより良くしてることに感心しました。
逆に私も異国では現地の言葉を聞いて、真似してみるだけで、たいした意味はなさなくても、単語ひとつ外国語で言ってみるだけで周囲の反応が変わる、良くなるかもしれないと考えることができました。
この日から知ってるロシア語を話すようにしました。
Вкусно! と言えばСпасибо と返って来ますし、
Спасибо と言えばПожалуйста と返って来ます。
それがロシア語で会話できたという実感です。
まだまだ口をついて先に出てくるのは英語で、1番簡単な «Да(Yes)» «Нет (No)»が一度も言えませんでした(・・;)
その度に言い換えたり、努力は見せました(笑)
«What’s the.... No. Сто это?»
«Это ◯※✖︎▲◎~»
返って来たロシア語が容赦なくて内容がわからない!は増えますが、都度聞けばいいんです。 -
出ましたСметана(サワークリーム)!
ロシア家庭の必需品。
でも意外と合う、美味しいんですよね。
朝食の時に、昨日あったことを話します。
エルミタージュ美術館は行けたの?と聞かれたので、シマウマとキリンにぼったくられた話をすると、奥様がとても同情してくれました。
モスクワカップルもなにやらロシア語で怒ってくれて、奥様が通訳してくれます。
そんなの違法だ、払わなくていい!と。
いくら払ったの?
どんなことされたの?
周りはどんな感じだった?
とか質問ぜめ。
「私が言わなかったせいだわ、ごめんなさい」と落ち込んでいます。
いやいやいや!本当に私の不注意で‥
こういう時に「自分のせいだったからしょうがない、大丈夫だ」という内容を笑顔(苦笑)で話す日本人に恐らくロシア人の皆様は戸惑ったと思います。
うわー超日本人っぽい‥と自分で凹みました。
思ったことはどストレートに表現していいのに、ロシアにまで来て一体誰に遠慮してるんだい全く。
そして話題が話題だったものでちょっと重たい雰囲気にしてしまいました。
奥様からは、「周りの人に助けを求めなきゃ。警察を探すか、やりとりを見ていた人に、助けてくださいってお願いするべき」と助言をいただきました。
‥その発想が残念ながらすぐにわいて出てこなかったです。おっしゃる通りですね。反省。 -
エカテリーナ宮殿を目指して早めに出発。
するとなにやらメインストリートであるネフスキー通りが騒がしい。
なんか工事してる‥?
しかも通り沿い全面じゃない‥?
え、通行止めじゃない‥!?
しかも重機VOLVOじゃない?(笑) -
なんとネフスキー通り全面通行止め!
ええええええバスもタクシーも入れないじゃん
移動ができないよ
そういう時は言ってよ~!!汗
昨日端から端まで歩いてみてほんとよかった‥
バスに乗ってみたけど、どこで降ろされるか誰もわからず、車内は大声が飛び交う。(ロシア語)
たぶん
これどこ行くの?
〇〇じゃない?
違うよ〇〇だよ
的なやりとりをみんなでしてるんだと思う。
そんなんじゃ外国人はもっとわからんわ^^; -
気を取り直して、地下に向かいます。
地下鉄なら地上の工事の影響は皆無ですから。
サンクトペテルブルクの地下鉄って、マークがVなんですが、よく見るとお洒落なMなんですよね。
メトロのМです。
見慣れるとすぐにあ、メトロだ!ってわかりますよ。
サンクトペテルブルクのメトロ、ぜひ乗ってみることをおすすめします。
理由は、日本と違うところがおもしろいからです。
ポイントその①ドアが開かない
上の写真にも映っていますが、人もいないのにドアが半開きになっていますよね。
これ、風圧です。
メトロの最初の難関は、この風圧に打ち勝ち、ドアを開けて中に入ることです。 -
ポイントその②ホームが地下深い
エスカレーターでホームに下りますが、けっこう長い間エスカレーターで下ります。
時間にして数分でしょうか。
この速度が速くて怖いと言う人もいるようですか、私は特段気になりませんでした。 -
ポイント③切符がメダル
Tokenトークン(英語)だのЖетон ジェトン(ロシア語)だのと呼ばれますが、なんてことはないメダルです。
これをゲットするのが古くさい感じがしておもしろい。
購入方法は、販売機か有人窓口のふたつ。
まとめ買いもできますが、まとめても単価は変わらず、都度買う手間が省けるだけ(笑)
あとは同乗者分をまとめて買うときとか。
チャレンジャーならぜひ受付の方から買ってみることをおすすめします。
窓口がない駅もありますが。
手裏剣のように投げ捨てられたおつりの中から、Mの字がかかれた金色のメダルを見つけた時は「お~!これが!」という嬉しい気持ちになります(笑)
私は一度窓口で買って、「もう勘弁」と販売機でまとめ買いした派です。
あと、このメダルはモスクワでは使えません。
サンクトペテルブルクではメダル方式が残っていますが、モスクワではICカード方式?とにかくメダルはとうに使えなくなっているようです。
このメダルは記念にひとつ使わずに持ち帰りました。
そういう方も多いみたいですよ。 -
これを改札で入れるだけ。
-
ポイントその④水平エレベーター
全部が全部の駅がこうというわけではありませんが、サンクトペテルブルクの一部の駅がこのようなつくりになっています。 -
なにかというと、ホームが上から下まで壁&扉が閉まっていて、電車が扉の位置ぴったりに停車するタイプ。
これがエレベーターの横verのようだといういう理由で水平エレベーターと呼ばれているとか。
エレベーターだと3階だと3階に停まって、扉が開けば乗り降りが出来ますよね。
それを横にした地下鉄バージョン。
これ、並んで電車が来るのを待ちますが、扉が開くまでどんな人が出て来るかわかりません。
上の写真のように扉の真正面で待っていると、ぶつかったり不本意なキスをしてしまったりするおそれがあるかも。というか単純にこわい。 -
お、開きました。
上の写真のように、扉の真正面よりは壁際で待っていた方が安全だと思います(笑) -
ポイントその⑤電車が超高速
乗っていると、急加速してその速度にひやっとした瞬間もありました。
体感なので時速はわかりませんが、1番怖かった時で、「飛行機の着陸後の滑走」時の速度のように感じました。
かなり速いと思います^^; -
路線は数が少なく、M1~M5までの5線のみでわかりやすい。
というように、おもしろいポイントがいくつかありますので、モスクワやサンクトペテルブルクに行かれる皆さんは、記念にぜひメトロに乗ってみてはいかがでしょうか。
このようにメトロに乗って目指していたのは、エカテリーナ宮殿。
タクシーで行くのが1番簡単ですが、せっかくなので自力で行ってみようと決意。
郊外にあるので、乗り継いで行きます。
メトロを降りるまでは簡単でしたが、ここからが難しい。
次はバスに乗ります。
バス停は見つけました。
‥どれに乗ればいいのかわからない。 -
バスターミナル的な場所が、メトロの駅の目の前と、道路を挟んで向かい側と二箇所ある。
とりあえず目の前の方を様子見。
タバコの吸い殻が積み上がって散乱したゴミ箱やトイレの汚さから、急に怖い感じがしてくる‥
サビまくりのこの看板を見つけるまで地下道を行ったり来たりして、バスターミナルをくまなくチェックしてしまいました。
しばらくすると、ここへやって来るのはバスではなく、乗合タクシー(マルシュルートカ)だとわかりました。
初訪の外国人観光客にとって最も難易度が高い乗り物です。
ゴクリ。 -
こういうやつ。
ちっちゃくて汚いバスみたいな(笑)
窓ガラスや外側に黄色く番号が貼ってあります。
これが路線の番号なんだと思います。
ネットで仕入れた情報から、最初それらしい番号の車に乗ってみたら、エカテリーナ宮殿には行かないと言われました。
不安になって運転手に聞いたから判明したこと。
「エカテリーナ宮殿」の現地語(царской селоツァールスコエセロー)を文字で読めて発音できなかったら、きっと自力でたどり着くのは無理だったでしょう。
自力で行きたい方はぜひ覚えてくださいね! -
乗ったらまず運転手に運賃を払います。
後ろの席に座った人のは前の席の乗客にお金を渡して運賃リレーしてるのを何度か見かけました。
停まって人が降りるたびに、どこで降りればいいいいのかわからなかったので、「ツァールコエスィロー?」を連発しまくって、「いやまだだ」とか「着いたら言うから」的なことを言ってもらい、確認や安心の材料にしてました。
けっこう長いこと30分以上は乗ったかな?
着いた。 -
いきなりブルーシート!!!!!
笑った。
工事中のよう。 -
立派な宮殿ですこと。
ドラマとか見てたらもっと気分が高揚したと思います。 -
外国の風景って感じで好き。
お庭や池も広大で贅沢。 -
こういう色使いが外国って感じ。
-
内装だってこんなにかわいい!
-
背の高い木が整列して、巨大迷路のよう。
-
広大な土地を歩いたらすぐ疲れてしまいました。
もったいないくらいあっけなく散策を終了します(笑)
帰り方もわからず、付近をぶらぶら歩いていたら、目の前にマルシュルートカが停まった!
「メトロ?」と聞くとうん、と頷く。
よっしゃ帰れるー!! -
全公共交通機関を制覇した記念に、マルシュルートカの中を撮ってみました。
けっこうお年寄りに席を譲るのね若者の皆さん。
杖ついて明らかに座席が必要と思われる女性が乗って来たので、私も席を譲りました。
もちろん私の席はなくなったので、立っていようと思っていたら。
運転手におまえこっち来いみたいなジェスチャーをされ、言われるがままにしたらなんと運転手の隣の運転席に座らされましたwww
初体験! -
運転席から見る景色。
左隣には運転手。
右側にも誰かわからないけど人が。
目の前には運賃が集まる小銭入れ。
運転手さん携帯で電話しながらけっこうスピード出す出す。 -
私が乗ったのはK342という路線の乗合タクシーだったようです。
無事メトロに着いたので、帰宅を目指します。
メトロに乗っている最中、どこかで寄り道しようと思いつきました。
運賃は一律なので、乗り継げばどこまでだって行けちゃうんです。 -
この路線図を見て、センナヤ駅で乗り換えで、違う路線の地下鉄の駅で降り、いつもと違うところを散歩してみようと思いました。
結論。
乗り換えできませんでした(!)
普通同じ建物の中で乗り換えができると思うじゃないですか。
同じ駅名だけど路線ごとに入口が違う!?
違う建物を目指さないといけない!?
大混乱で、結局元の道を戻って普通に帰りましたとさ。 -
見てこの乱立ぐあい。
一応外出て探しましたが、疲れやすくなっている上に方向音痴で完全に無理でした。 -
途中休憩に使ったローカルなカフェ。
外国人とわかりびっくりしていた。
もさもさして味も薄いし美味しくはない。
安くて満腹になりそうなファストフード。
Сахар 聞き取れて良かったー
Сахар?って言い方変えてもわからない外国人は一生わかんないだろうよ(笑)
せめてsugarレベルの英語はしゃべろうよ~
無事一時帰宅し、今度は夜の予定に備えて身支度。
小綺麗にします。
マリインスキー劇場でバレエを観るのですから。
余裕を持って、開場の1時間以上前に出発!
‥結局2時間弱ずーっとバスに乗ってましたわ。
この大通りの通行止めによる迂回運転。
開演5分前にやっと席を見つけて着席。 -
一階の席は安いこともあってか、すごくカジュアルな装いの人が多かった。
普通にTシャツジーパンスニーカー的な。
すごくびっくりした。 -
私が選んだボックス席は日本人だらけ。
日本人って裕福でいい席取れる人が多いから?
関西弁が聞こえるー‥ -
始まり始まり~
なんかこういうのは写真撮っていいっぽい。
途中休憩があります。
開演前に優雅に飲食している人たちが気になっていたので、私も休憩時間にトライ。 -
イクラのやつ!
これが開演前には売り切れていたので、見つけて即注文。残りも少なかったので念願叶って食べられる時は1人でテンション上がってました。
シャンパンは苦手なのでソフトドリンクで。 -
あれよあれよという間にテーブルも満席になり、私はどうしようと突っ立っていると、なんと私のように1人のアジア人女性が優雅にお食事をされているのを発見。
すかさず相席を申し入れ、ご了承いただきました!
初対面の方とテーブルを挟み向かい合わせで、無言で時を過ごす。
たぶん日本人だったな。
話しかけてもよかったけど、十中八九日本人だと思ったので、変に話しかけるのは遠慮しました。
注文の列を眺めていると、粋な装いのカップルが。 -
きちんと正装して、特別なデートなんだろうな。
こういうClassyなの大好き。 -
2回休憩をはさみながら、3時間もせずにバレエは終了。
衣装も自由で、劇みたい。
モダンなバレエでした。
ブラボー!とかほんとに言うんだね。 -
この悪役の動きに魅了されました。
ダイナミックだけどしなやかで、表現力が豊かな男性でした。
この後はすぐにバスに乗り帰りました。
タクシーだと観光客料金でぼったくられると聞いていたので、来た時と同じ番号の逆方向のバスに乗るだけ。
劇場の目の前から出ています。
バスよかったですよ。
お宿に戻ると、奥様が私を見て驚きます。
ここに来て初めてヘアメイクしてまともな格好してますから(笑)
そしてとっても綺麗と褒めてくれました。
でれー
今日はよく寝れそうです(笑)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Mayaさんの関連旅行記
サンクトペテルブルク(ロシア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
37