センチュリーロイヤルホテル【夏の北海道vol.1/小樽/伊勢鮨/かま栄/鮨処有馬】

2018/08/06 - 2018/08/07

こんにちは。
思いかえせば高校の修学旅行は「初夏の北海道周遊5泊6日」という贅沢なものでした。
あれから17年…？？ ひさしぶりの北海道は「真冬の北海道延泊覚悟の4泊5日」…(しかも出張)。

まあその、前乗りしてルスツで遊んでいたやつが何を言うか、ってなところですが、それでもやはり消化不良の感は否めず。
よし夏にプライベートで行こう、と画策。レンタカーを借りず、公共交通機関のみで、ゆったりと札幌・小樽で食いだおれることにしました。

※基本、ゆる旅なのでそんなに歩きませんw

□新千歳空港 → 小樽 → 札幌 〈札幌泊〉

★伊勢鮨
★ルタオ
★かま栄
★鮨処有馬

■センチュリーロイヤルホテル宿泊

エリア 小樽(北海道)

4月の沖縄旅以来、4か月ぶりの神戸空港。
でもわたしは気づいてしまった。意外と神戸空港ってアクセスしづらい…。

時間があったので、珈琲店で休憩。

飛行機は定刻通りの離着陸で、無事に新千歳に到着しました。

新千歳から小樽までは、快速エアポート1本で行けるのですが…。
1本ずらしてでも指定席券を買って、指定席に乗ればよかったです。

でもねえ、札幌の鮨屋を18時に予約していたので、時間的にはぎりぎりだったのですよね。やむをえず自由席車両に乗りこみましたが、んまあ～すごい人・人・人。

そもそも北海道を電車で移動することがはじめてなので、いまいち勝手がわかりません。こりゃもう少しちゃんと小樽で時間とれるようにスケジュールを組むべきでした。

小樽に着くまえに疲弊する^^

しかし中国人・韓国人・ベトナム人・タイ人観光客の多いこと多いこと。
まるで外国に来たみたいです。

興味はありませんが、一応撮っておく…。

何にせよ、風情のある駅舎で気に入りました。

心なしか、電車到着・出発のアナウンスも落ち着いているように聞こえます。

小樽乗り換えで、ここからまた余市積丹や倶知安方面へ旅立っていくのですね。

次は積丹に行ってみたいなあ。

駅舎にはランプがずらり。
冬の夕刻などはいっそう風情がありそうで、レンタカーを使わないのならまた小樽再訪もありですねえ。

次は小樽で1泊かなあ。

窓から吊られたランプごしに、遠く海が見えるのが何よりも素敵です。

朝から何も食べていないなか、快速エアポートの人いきれに揉まれてちょっと気分が悪いくらい。

若鶏の半身揚げを食べようか、滝波食堂の海鮮丼を食べようか、色々と迷っていましたが、なんだかんだでもう12時過ぎ。

ホテルでちょっと休憩しようと思うと、16時過ぎには札幌に戻っていたいから…等々考えると、なんだよ今回も小樽滞在2.3時間じゃん！！笑 あほだ！！笑

…よし、駅ナカの『伊勢鮨』、いま2人支払いを済ませたぞ！いまだ…！

ということで、立ち食い鮨『伊勢鮨』(本店はちゃんと着席できます)に飛びこみました。

とりあえずおまかせ6貫をお願いします。

かんぱち・まぐろ。

美味しい！！
やっぱりわたし美味しいお鮨があれば生きていける！！

握り手さんが1人しかいないので、やや時間がかかりますが、ちゃんと1貫1貫仕事をされていて、満足の味わいです。

イカ・サーモン。

帆立・北寄貝。

…うーん、もう少し食べたい。

中とろ・ぼたんえび。

そい・中とろ・にしん。

飛びこみでぱっと入った立ち食い鮨が、想像以上にちゃんと美味しかったのでテンション上がります。

ごちそうさまでした！

さあ、ちょっと散策しましょう。
お土産も買いたいので。

駅を出ると、眼前にゆるやかな坂道、そして海が。
なにより嬉しい快晴の空。

こんなに晴れるとわかっていたら、積丹ブルーを見に行ったのになあ！

姉妹都市に北海道を感じます。
そうだよねえ。ロシアだよねえ。

駅前には昼から呑める良さそうなお店もあったり。

半年前に来たときは、曇天の雪道だったのですが、今日は素晴らしく爽やかな夏景色！

そしてなにより大事、「めっっっちゃすずしい」！！

関西は35℃、36℃が当たり前の毎日だったというのに、ここでは10℃以上もすずしい。ていうか電車のなかより外のほうがすずしい！笑

住みたい><

でも数日前まではとっても暑かったんだそう。

それでも31℃、32℃だって。
なんということでしょう。

北一硝子にも立ち寄ったり、
地酒を親戚に送ったり、
短い時間でけっこう色々見ましたが、ほとんどお土産買うだけで…。

ルタオにも行きましたが、でも札幌や空港にも店があるのがわかっているので、生菓子系はほとんど買わず。

たくさんの人がテラスでお茶をしています。
ほんと、テラスでお茶するのに最高の気温です。

寒くもなく、暑くもなく、気持ちのいい風が吹き、空は青くて海が近い。
素敵！

ちゃんと歴史的建造物だってあるんだけれど…。

あのぉ…気づきました？
小樽に来ているのに、小樽運河の写真1枚もない…。

わかってる。
どうせわたしはそんなもん。

かま栄の本店は大勢の人で賑わっていたうえ、駅前まで戻る散策バスの時間があわなかったので、しかたなく駅前ビルのかま栄でパンロールを購入。

ほかにもやりたいこと、行きたいところ、色々あったのですが、まあいいでしょう。わたし、間違いなくお鮨のためだけに近いうちに北海道に行く気がしますし。

次回に持ち越しね。

さて、札幌に戻ります。
指定席で…(でも小樽始点なので、これは先頭で待ちさえすれば指定席料金使う必要ないと思います)

けっこうきれい。
電車そのものはかなり古そうなのですが。

そういえば北海道はとにかく手動のドアが多くって難儀しました。

パンロール。
思ったよりもパン感がなかったけれど、普通に美味しいもんです。
ボリュームたっぷり、おやつがわりに半分こ。

ホテルは札幌駅地下直結です。地上からも行けますが、行きは地下から行ってみました。手動ドアが多くて、スーツケースを持ったままの移動はけっこう大変。

ホテル地下の飲食店、フロアに漂うにおい、ものすっごい昭和感があります。
だってカレー屋さんの看板、黄色の背景に「印度」って。
ホテルフロントは2階。こちらはちょっと時代が進んで、平成中期感。

今回はエクスクルーシヴフロア/ハリウッドツインのお部屋にしてみました。
お土産屋さんの1000円券・ウェルカムドリンクチケット・バー割引券がついています。さらに一休の割引クーポン10000円分、ポイント即時利用の6000円分で、2名2泊44000円。

結論、おなじプランでなら再訪ありだなって。かなり快適に過ごせましたよ。

鍵は可愛いこんなタイプ。
部屋は最上階18階で、廊下に面して透明のドアが1枚、そこからちょっとしたアプローチがあって、そこではじめて部屋のドアがあるという感じ。うまいこと特別感を出してますね。

ベッドルームとリビングは、こんな感じで分けていました。

ベッドはややかため、枕も2種類の予備がありました。
バスローブ、パジャマ(ワンピースタイプ)も。

枕元のスピーカーはBOZE、就寝時はごくごく小さな音で有線のクラシック音楽をかけて。即落ち爆睡でした^^

マッサージチェアもあります。
が、残念ながらフットマッサージ機能はありません。

フットマッサージ機能をつけてくれたらなあ。
観光客は喜ぶと思いますよ。足疲れているものね。

2人で過ごすのにはじゅうぶんな広さ。

まるで家みたい。

ミニバーは無料です。ちゃんと翌日には補充されていました。
ちゃんとサッポロクラシックもあるよ～♪

コンプリ水以外にも、ちゃんと冷え冷えの水が2本。

おつまみも。

んでまたグラスがちょっと凝ったデザインで、かわいらしい。

部屋飲みにもじゅうぶん。
こりゃ観光客でなくとも、しっかりゆったりホテルステイを楽しめる部屋だなあと。

今回のように寝るだけの拠点にするには、ちともったいないなあというくらい快適なお部屋でした。

北ビュー。

なのでテレビ塔なんかは見えません。
でもほどほどに高さがあるので、圧迫感もないし、窓も横に広いので開放感があります。

ロクシタンのアメニティなど、しっかり揃っていました。
ありがたいことです。
こちらもちゃんと補充があります。

ただシンクはやや浅く、顔を洗うたびに水がはねます。
もう少し大きく深いシンクだと嬉しいんだけれどなあ。

スチームナノケアも置いてありました。

石鹸もロクシタン。

ちなみにお風呂場には、ロクシタンの入浴剤が置いてありました。
ロクシタンで、あんなキューブ型の入浴剤なんて出していたの？
知らなかったです。

お手洗いにもちゃんと洗面があって、タオルも備えられています。

ややトイレの蓋が開くのが遅いですが笑、全自動です。

ドライヤーもけっこうしっかりしたのが。
ま、わたくし先日に髪をばっさりいったので、ドライヤー要らずなんですけれど。

さて、お部屋探検を終えてしばらく休憩したところで、フロントから電話。
頼んでいたタクシーが来たようです。

1階に降りて、タクシーで夕食場所へ向かいます。

場所はすすきの。
狸小路商店街のすぐ南側、雑居ビルの4階に『鮨処 有馬』があります。

一番乗りでした。
お酒は『北斗随想』を。ここのところまったくお酒を飲んでいないので、控えめにね。12,000円のコース一択、座席は記憶が正しければカウンター9席です。

移転してきてから2人で握っていたようですが、半年前にそのスタッフがお辞めになったとかで。テーブル席はいまは機能していないように見えました。

酒肴6品・握り8貫のコースです。

柳蛸のつまみ。
とにかく美味い。

大和蒸し。
大和芋の下に、海鮮がたっぷり隠れています。

美味い。
なんてやさしいお出汁の味なの。

つぶ貝(肝を添えて)。

わたし貝はあまり好きではないのですが、美味しかったです。
肝がまた劇的に美味い(語彙のなさ…)

日本酒セーブするのが大変！

梅ぼし、ガリ、ともに美味い！
爽やか、口のなかがすっきりします。

もうここらへんから、食べるたびに美味しさに震えています。

松川鰈でばふんうにを包んだもの。お出汁のジュレをかけて。

蝦夷あわび。
肝ソースの美味しいことといったら！

煮あわびなので、これまたとんでもなく柔らかい。

毛蟹・いばらがにの内子を和えたもの。

大将が「ちびちび食べるのをおすすめします」って。

日本酒がすすむよねえ～。

ここから握り。

ひらめ。

とろ。

こんな美味しいとろはじめて！

北寄貝。

ぼたんえび。

生きたまま火を入れたの。
あまさが際立つ1貫。

今日のいちばんは、このにしんかな。
エシャロットが下に隠れているんだけれど、これがまあ、相乗効果で。

こんなに美味しいにしんははじめて。
根室花まるで食べたにしんも美味しかったし、伊勢鮨で食べたにしんも美味しかったけど、それでももう、比べようがないです。ひっくりかえるほど美味い。

ムラサキウニ。
バフンウニとはまた違った美味しさ。とろける美味さです。

今日にばんめの1貫。
きんき。

皮と肝を添えて。

あっっまいの。も～これだけ10貫とか余裕でいける。

ぼたんえびの頭！
お出汁のでた美味しいお味噌汁。

ますのすけ。
キングサーモンでシメです。

あ～美味しかった。
わたしこれだけのために札幌まで飛べる^^

ニッカのおじさんを横目に、ゆっくり歩いてホテルに帰ります。パフェとか入る余地ないです。

おかしいなあ。シメパフェ、シメラーメン、いろいろ食べたいもの考えてきたんだけれど…。

しっかし、すずしいので歩いていても気持ちがいいです。
寒いくらい！

今日は鮨にはじまり鮨に終わる1日でした。なんて幸せなんだろう。

このあとホテルのバーで、ウェルカムドリンクチケットを使ってミモザをいただき、1日終了です。有線のクラシック聴きながら気持ちよく爆睡しました。

この旅行記へのコメント （4）

• あーななちゃんさん 2018/08/21 21:27:39

  羨ましいー(*´∀`)♪

  NAMMYさん こんばんは♪
  今回も楽しく拝見させていただきました。
  
  さすがNAMMYさんですね。美味しそうなお鮨が満載で、私もお鮨が大好きなので、見ているだけで嬉しくなっちゃいました。
  
  5月に出張で札幌に行ったとき、同僚の１人がお鮨は。。。と言うので、なくなくアキラメて回転寿司でガマンとなりました。ぐすん。だからとっても羨ましい〜。
  
  実は私は出張のときに、ご褒美に美味しいお鮨を食べることにしているんです♪旦那様にバレちゃうから旅行記にアップはしていませんが。 だからNAMMYさんとお鮨の話ができるのが嬉しくって(一方的でスミマセン（´ 3｀))
  
  岡山の松寿司さん、博多の鮨香坂さんと鮨かんびさん、がとっても美味しいんです。いつか機会があったら、ぜひ行ってみてくださいね。
  札幌から話が離れてしまって、メンゴメンゴ(←古い)
  
  また美味しい＋素敵なホテルステイの旅行記を、楽しみにしています。
  あーなな

  NAMMYさん からの返信 2018/09/02 10:52:33

  お鮨いいですよね〜！

  こんにちは！お返事が遅れました、申し訳ありません。
  
  そうなんですよね〜お鮨って写真見てるだけでもテンション上がっちゃう。
  でも北海道って、回転寿司でもじゅうぶん美味しくないです？わたし根室花まる大好きなんですよね〜(笑)
  札幌は『鮨処有馬』リピありです！ほかにも評価高いところはあるんだけれど、ここがいちばんリーズナブルかも〜♪
  
  ちなみに八月中旬に博多行きました(笑)
  で、『鮨香坂』さんは考えていたんですが、時間が読めなかったので仕方なくカジュアルな下町風寿司屋に行って、ちと失敗しました…。香坂さんは行ってみたいです！博多は『安吉』でしたっけ。めちゃ評価高いですけど、どうなんでしょうねえ。
  
  私も旅行記楽しみにしていま〜す♪

• サロブラさん 2018/08/21 11:52:39

  またもや飯テロにあいました

  こんにちは！
  毎度ながら素敵なホテルステイ＆食巡りされてらっしゃり羨ましい限りです！
  北海道ってなんであんなに美味しいんですかね。
  お陰で寿司屋に駆け込みたくなりました…かんぱち、サーモンとっても美味しそうです(´；ω；`)

  NAMMYさん からの返信 2018/09/02 10:48:20

  ほんと北海道最高です！(笑)

  こんにちは。
  お返事が遅れて申し訳ありません。
  
  今回の北海道はとにかく「鮨うまい」の一言に尽きます。
  帰宅してからもうすぐ1か月が経ちますが、ほぼほぼ鮨のことしか覚えていません(笑)
  
  食欲の秋ですね♪
  お互いに美味しいものをいっぱい食べて、いっぱいリフレッシュできることを願いましょう！(笑)